facebook

【2024】PhotoshopのAIの使い方は?作成した画像は商用利用できる?

Photoshopの最新バージョンには、AIを活用した便利な機能が搭載されています。このAI機能を活用することで、画像編集やデザインの効率が大幅に向上します。

では、具体的にPhotoshopのAI機能はどのように使えばよいのでしょうか。また、作成した画像は商用利用できるのでしょうか。

本記事では、PhotoshopのAI機能の使い方や生成した画像の商用利用の可否について解説します。

PhotoshopのAIでできること

PhotoshopのAIはさまざまな用途で使用できます。以下は、PhotoshopのAIでできることの一覧です。

機能名 詳細説明
背景の拡大 画像の背景を既存の背景と馴染むように拡大できます。
オブジェクトの追加 既存の画像に対して新しいオブジェクトを追加します。
オブジェクトの削除 不要なオブジェクトを選択して削除し、周囲の背景で自然に馴染ませます。
オブジェクトの置き換え 指定したオブジェクトをほかのものに置き換えます。

AIを扱うのに特別なスキルは必要ないため、プロのデザイナーだけでなくPhotoshop初心者の方でも、操作性に慣れることで問題なく使いこなせるでしょう。

PhotoshopのAIで背景を拡大する

バナーなどに使いたい画像があったとしても、背景に余白が少なくロゴや文字を入れられない場合などに便利な使い方です。
PhotoshopのAIで背景を拡大する方法について見ていきましょう。

1.画像を開く

フォルダーから対象の画像をPhotoshopのワークスペースにドラッグ&ドロップして画像を開きましょう。今回は、木と芝生の画像を使っていきます。

2.切り抜きツールで範囲を広げる

切り抜きツールで範囲を広げる

画像が開けたら、ツールバーから切り抜きツールを選択して、画像の範囲を広げます。
数値で指定する場合は、オプションバーからサイズを入力しましょう。

感覚的に広げたい場合は、画像の四隅に表示されているボックスをドラッグで広げて拡大してください。

また、切り抜きツールの詳しい使い方については、以下のトリミングを解説した記事にして紹介しています。
上手にトリミングするコツについて紹介しているので、ぜひこちらもあわせてご覧ください。

【2024】Photoshopのトリミング方法4選!上手にトリミングするコツも紹介

3.広げた範囲に生成拡張を適用する

広げた範囲に生成拡張を適用する

オプションバーから塗りを「生成拡張」にし、「生成」ボタンをクリックしましょう
すると、広げた範囲に生成機能が適用され、ソフトが自動で元画像に合った背景を生み出してくれます。

PhotoshopのAIで背景を拡大する_完成図

今回の画像のケースでは、芝生と青空のエリアが違和感なく広がりました。

PhotoshopのAIでオブジェクトを生成する

テーブルの上に果物を追加したい場合や、空に飛んでいる鳥を追加したい場合など、既存の画像に新しくオブジェクトを生成したいケースもあるでしょう。

そのような用途にも生成AIは活用できます。PhotoshopのAIでオブジェクトを生成する方法について見ていきましょう。

1.画像を開く

フォルダーから対象の画像をPhotoshopのワークスペースにドラッグ&ドロップして、画像を開きましょう。
今回は、夜空と夜景の画像に綺麗な星空を追加していきます。

2.選択範囲を作成する

選択範囲を作成する

続いて、オブジェクトを生成したい部分に選択範囲を作成しましょう。今回は、クイック選択ツールで夜空の部分のみを選択しました。

使用するツールは、元画像やどの範囲に生成したいかによって使い分けるようにしましょう。

3.プロンプトを入力する

プロンプトを入力する

どのようなオブジェクトを生成したいのかを伝えるために、プロンプトを入力していきます。
画面上に表示されているコンテキストタスクバーから「生成」ボタンをクリックして、プロンプトを入力しましょう。

今回はシンプルに「星空」と入力しました。プロンプトを入力できたら、ソフトに処理が走り、夜空に星空が描画されます。

PhotoshopのAIでオブジェクトを生成する_完成図

星空を追加することで、一般的な夜景の画像が幻想的な雰囲気に変わりました。

PhotoshopのAIでオブジェクトを削除する

画像に不要なオブジェクトが映り込んでいる場合もAIで削除が可能です。
PhotoshopのAIでオブジェクトを削除する方法について見ていきましょう。

1.画像を開く

フォルダーから対象の画像をPhotoshopのワークスペースにドラッグ&ドロップして、画像を開きましょう。
今回は、机の上のコーヒーカップを削除します。

2.選択範囲を作成する

選択範囲を作成する

不要なオブジェクトであるコーヒーカップを囲むように選択範囲を作成します。このとき、丁寧に範囲を作るよりもなげなわツールでざっくり囲む方が自然な削除がしやすいでしょう。

3.生成する

生成する

範囲が作成できたら、プロンプトを入力せずにそのまま「生成」ボタンを押しましょう。
プロンプトを入れないことで、範囲内のオブジェクトを削除できます。

しかし、画像によっては新たなオブジェクトが生成されてしまうケースもあるので、そのような場合はプロンプトに「削除」と入力する必要があります。

それでもうまく削除ができない場合は、選択範囲を調整するなどいろいろと試行錯誤をしてみてください。

PhotoshopのAIで画像を置き換える

既存のオブジェクトをほかのオブジェクトに変換する方法です。PhotoshopのAIで画像を置き換える方法について見ていきましょう。

1.画像を開く

フォルダーから対象の画像をPhotoshopのワークスペースにドラッグ&ドロップして、画像を開きましょう。
今回は、机の上に置かれたスケジュール帳をカメラに置き換えていきます。

2.置き換えたい箇所を選択する

置き換えたい箇所を選択する

続いて、画像内で置き換えたい箇所であるスケジュール帳の周りに選択範囲を作成します。なげなわツールでざっくりと選択しましょう。

3.プロンプトを入力する

プロンプトを入力する

プロンプトに置き換えたい物のキーワードを入力して生成します。
スケジュール帳に変わってカメラが生成されました。

PhotoshopのAIで画像を置き換える

結果が気に入らない場合は、何度も生成を行うことでさまざまなバリエーションの結果を確認できます。
また、同様の手順でオブジェクトをイラスト風に変更することも可能です。

イラスト風に変える際は、クイック選択ツールやオブジェクト選択ツールで丁寧に範囲を選択し、プロントに「イラスト風」や「水彩画」などのキーワードを入力しましょう。

すると、オブジェクトを背景とは一味違った雰囲気にできるので、ぜひこちらも試してみてください。

また、Photoshopではオブジェクトの置き換えだけでなく、画像の一部の色の置き換えも可能です。
以下の記事ではツールや色調補正を使って色の置き換えをする方法について解説しているので、ぜひこちらもあわせてご覧ください。

Photoshopで「色の置き換え」を行う手順!色を変更する方法についても解説

PhotoshopのAI機能をマスターするなら

Photoshop基礎セミナー講習

Photoshopのスキルを効率的に身につけるなら、独学よりも講座を受講してプロに教えてもらうのがおすすめです。
Photoshop基礎セミナー講習なら、Photoshopの基本的な機能であるテキストの編集や色調補正の方法から、スマートオブジェクトを使用したモックアップの作成まで幅広く学べます。

また、講座では講師とコミュニケーションがとれるので、最新のAI機能についての質問もできるでしょう。
さらに、リアルタイムでフィードバックを受けられるため、個別の疑問点や技術的な課題も即座に解決できます。

Photoshop初心者の方は、ぜひPhotoshop基礎セミナー講習でプロになるための知識を学んでみてください。受講後は、趣味での使用から仕事での活用まで、幅広い場面でPhotoshopを使いこなせるようになるでしょう。

スケジュール/お申し込みはこちら

Photoshopで使えるAIは商用利用できる?

Photoshopで使えるAIは商用利用できる?

Photoshopで使えるAIは商用利用が可能です。

商用利用とは、ビジネスの商業活動によって利益を生み出すことを意味します。例えば、Photoshopの生成AIで作成した作品を販売することは商用利用に当たります。

従来の生成AIはインターネット上の画像やイラストを無断で学習データに使用し、著作権のある作品と似た画像を生成してしまうという問題がありました。

しかし、Photoshopの生成AIはAdobeが提供する画像素材配信サービス「Adobe Stock」を学習元にしているので、著作権侵害の恐れがありません。そのため、生成された画像は自由に商用利用ができます。
ただし、ベータ版で生成した画像は商用利用ができない点には注意が必要です。

PhotoshopのAIでよくある質問

PhotoshopのAIでよくある以下の質問について見ていきましょう。

  • 生成できる数に限りはある?
  • 生成が完了するまでに時間がかかるのは不具合?
  • プロンプトは日本語に対応している?
  • 生成AIが導入されたバージョンは?
生成できる数に限りはありますか?

Creative Cloud コンプリートプランを利用している場合、月間に生成できるのは1,000回までです。生成塗りつぶしや生成拡張を行うごとに回数が消費され、残数が0になってしまうと生成を完了するまでのスピードが低下してしまう恐れがあります。

しかし、回数は1ヶ月でクリアされるため、一度使い切ったからといって今後常に動作が重くなるわけではありません。

生成が完了するまでに時間がかかるのは不具合ですか?

生成AIは出力が完了するまでに数秒〜数十秒の時間がかかります。そのため、AIをストレス少なく使用するためには、ある程度のパソコンのスペックや快適なインターネット回線が必要です。

また、月間の生成クレジットを使い切って、動作に制限がかかってしまっている可能性も考えられます。
使用しているクレジットの数はAdobeのアカウントページから確認できるので、一度チェックしてみるとよいでしょう。

プロンプトは日本語に対応していますか?
プロンプトは日本語に対応しています。わかりやすい言葉で感覚的に入力しましょう。
生成AIが導入されたバージョンはいくつですか?
Photoshopの生成AIは、バージョン25.0から実装されています。バージョンが不足している場合は、バージョン25.0以上にアップデートすることで使用できるようになります。

PhotoshopのAIについてのまとめ

今回は、PhotoshopのAIについて紹介しました。Photoshopの生成AIを活用することで、高いスキルを持っていなくても短時間で高品質な画像が作成できるようになります。

また、Adobeが提供する画像素材配信サービス、Adobe Stockを学習元としているため、生成される画像は著作権侵害のリスクがなく、安心して商用利用できるのも魅力です。

ただし、ベータ版で生成した画像に関しては商用利用ができないため、ベータ版を使用している方は注意が必要です。PhotoshopのAI機能をうまく活用して、作品作りに励んでみてください。

Photoshop基礎セミナーの詳細はこちら

PhotoshopのAIの使い方は?作成した画像は商用利用できる?
最新情報をチェックしよう!