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無料で使える3DCADのフリーソフトを比較してみました!【2021年度版】

皆さんこんにちは大塚です。
フリーで使える高機能な3DCADがあるのはご存知でしょうか?
今回はその中でも代表的な5つの3DCADソフトウェアの機能と概要をまとめてみました。
今後、3DCADソフトを使ってものづくりや設計をしたいとお考えの方は参考にしてみてください!

無料で使える3DCADの特徴

従来、数百万円していた3DCADソフトウェアですが、3Dプリンターの普及によって個人でもものづくりができるようになってきた影響もあり、無料で高機能な3DCADがCADメーカーから提供されるようになってきました。
有償版よりも機能が制限されているものもありますが、趣味で3Dプリンターのデータを作るのはもちろん、業務で使うことができるフリーの3D CADもあります。
また、Autodesk者が開発しているFusion 360の様に、非商用利用や学生であれば全ての機能を無料で使える3DCADもあり、無料で幅広いジャンルのものづくりが楽しめるようになってきました。

無料で使えるフリー3DCAD比較表

Fusion 360
(非商用利用)
OnShape DesignSpark
Mechanical
FreeCAD SketchUp
Free
Creo
Elements/Direct
Modeling Express
ソリッド
サーフェス・自由曲面
アセンブリ △(上限あり)
図面
履歴
インポート 33種 30種 10種 40種 18種 10種
エクスポート 11種 10種 10種 31種 19種 6種
プラグイン機能
CAD以外の機能 レンダリング、
アニメーション、
CAM、CAE
CAE アニメーション
対応OS Windows(64bit), Mac フルクラウドのためインターネットがつながればOK Windowsw Windows, Linux, Mac Windows(64bit), Mac Windows

 

Fusion 360

Fusion 360


まず一番最初におすすめしたいのが、Autodesk社が提供しているFusion 360です。
Fusion 360は、3DCADのモデリング機能に加えて、3DCAMやレンダリング、解析、アセンブリ、2次元図面などの機能が搭載されています。
機械部品設計に強い「パラメトリックモデリング」と自由曲面に強い「スカルプトモデリング」に対応しているのでこのソフト一つでデザインから設計までができます!
Fusion 360の製品ページはこちら

Fusion 360 の最新情報の発信をチェック!

データはクラウド上で管理されているため、チーム内でのデータ共有がしやすく、複数人での同時作業がしやすくなっています。
また、上書き保存した際に、古いバージョンが自動でバックアップされたり、作業履歴がデータ保存されるのも嬉しい機能ですね!

Fusion 360は、商用利用の場合は有料ですが、非商用使用であれば企業でも無料で使用できます。
さらに、有料ではありますが価格自体はかなりお手頃です。
従来は数百万円した3DCADですが、Fusion 360は年間56,000円(税別)、月額7,000円(税別)ですべての機能を利用することができます。
また、学生や教育機関、非営利団体、スタートアップ企業であれば無料で使うことができます。

Fusion 360はCADソフトとしてもかなり優秀で、導入している企業も多数ありますので、求人を探したい時にも無料でCADスキルをつけるならもってこいのCADソフトウェアです。
無料で練習ができ、仕事でも利用できる一番おすすめのCADソフトになります!

Fusion 360

Fusion 360のスペック

機能 ソリッド・サーフェス・自由曲面のモデリング、アセンブリ、図面作成、履歴、プラグイン、レンダリング、アニメーション、CAM、CAE
対応OS Windows(64bit)、Mac
インポート拡張子 wire、dwg、iam、CATProduct、dxf、iges、prt、obj、asm、g、neu、3dm、sat、sldprt、step、stl、skp 他 計33種
エクスポート拡張子 dwg、ipt、dxf、fbx、igs、obj、sat、smt、step、stl、skp
URL https://bizroad-svc.com/fusion360/

Fusion 360 ライセンスの種類

前記の通り、Fusion 360には商用ライセンスの他に、学生やスタートアップ企業向けに無料ライセンスがあります。
無料試用版ライセンスは、商用ライセンスと比べ機能に制限があります。

商用ライセンス 1年間ライセンス:56,000円(税別)
3年間ライセンス:157,000円(税別)
無料ライセンス 無料ライセンスを利用する場合は、以下の条件があります。
スタートアップ企業向け
● 従業員数 10 名以下、年間総収益 10 万ドル未満の企業 親会社を含む
● Autodesk Fusion 360 コミュニティでストーリーを共有できる企業
● 1年契約。更新には承認が必要
個人利用向け
● 個人による非商用目的のデザインプロジェクト、または自宅での非商用目的の製造
スタートアップ企業向け
● 学生、教育者、教育機関

高機能3DCAD Fusion 360を安く購入する方法

今なら、期間限定キャンペーンでFusion 360を定価よりも安く購入することができます。

さらに、学習用のテキスト教材と学習用データもセットで付いているので、Fusion 360をすぐに使えるようになります。
Fusion 360購入ページはこちら

この機会をお見逃しなく!

Fusion 360 の使い方を学ぶ方法 ~セミナー受講のおすすめ~

Fusion 360の使い方を一から学びたい方はセミナー受講もおすすめです!
以下、AUTODESK社公認の「Fusion 360 入門セミナー」の詳細です。

受講スタイル 会場受講/ライブウェビナー(リモート受講)/Eラーニング
日数 2日間(13:00-17:30)
料金 25000円(税別)~
持ち物 Fusion 360がインストールされたパソコン
URL https://3d-printer-house.com/3dcad-campus/

OnShape:PTC社


次ににおすすめしたいのが、フルクラウド3DCADソフト「OnShape」です。
OnShapeは、基本機能を無料で使えるフルクラウド3DCADソフトですので、アカウント情報の登録だけですぐ使い始めることができます。

OnShapeは無料版と有料版がリリースされていますが、無料版でも基本的なCAD機能に制限なく利用することができます。ただし作成して保存したデータは、すべてOnShapeのパブリッククラウド上にアップロードされるため、世界中の誰でも検索し、閲覧することができるようになります。

作成したデータを他人に見られたくない場合には、有料版を使用する必要が出てきますが価格自体はかなりお手頃です。
従来は数百万円した3DCADですが、OnShapeは年間でスタンダードが161,500円(税抜)/年、プロフェッショナルが226,100円(税抜)/年です。機能の違いは「Onshapeのおすすめセミナーを紹介!3DCADを学ぶならセミナーでhttps://cad-kenkyujo.com/2020/07/13/onshape-seminar/」をご確認下さい。

無料版で操作感を試してみて、仕事のニーズや好みに合うようならば有料版に切り替えるというのが一般的な流れです。無料で練習ができ、仕事でも利用できるおすすめのCADソフトになります!

OnShapeのスペック

機能 ソリッド・サーフェス、アセンブリ、図面作成、履歴
対応OS フルクラウドシステムのため、インターネットが使用できれば良い
インポート拡張子 dwg、iam、CATIA v4/v5/v6、dxf、iges、obj、neu、3dm、sat、sldprt、step、stl、他 計30種
エクスポート拡張子 dwg、ipt、dxf、igs、sat、step、stl、他 計10種
URL https://www.onshape.com/ja/

OnShape ライセンスの種類

前記の通り、OnShapeには無料ライセンスの他に、スタンダードライセンスとプロフェッショナルライセンスがあります。

有償ライセンス スタンダードライセンス:161,500円(税別)
プロフェッショナルライセンス:226,100円(税別)
無料ライセンス 無料ライセンスを利用する場合は、以下の条件があります。
●作成データの公開

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DesignSpark Mechanical

DesignSpark Mechanical

履歴の無いソリッドモデリングの3DCADです。

商用利用も含めて初期費用無料で使用できます。
他のCADにデータを渡すためのエクスポート機能、2次元図面作成機能を使用する場合、有償のモジュールを購入する必要があります。
低スペックPCでも動作し、コマンド数が非常に少ないため、操作方法のトレーニングや専門知識がなくても簡単に使用できるのが特徴です。
同じシリーズの電気設計用CAD「DesignSpark Electrical」、プリント基板設計用CAD「DesignSpark PCB」と組み合わせる事で基盤設計から筐体設計まで行えます。

DesignSpark Mechanical

DesingSpark Mechanicalのスペック

機能 ソリッド、アセンブリ、図面作成(有償)、プラグイン
対応OS Windows
インポート拡張子 RSDOC、ECADファイル(IDF、IDB、EMN)、OBJ、SKP、STEP (読み取りのみ)、STL、TXT、JPG、BMP、PNG
エクスポート拡張子 RSDOC、AMF、DXF、OBJ、3D PDF (ファセットのみ)、SKP、STL、XAML、JPG、PNG
価格 無料
※エクスポート拡張:99,800円、2次元製図機能:99,800円、両オプション一括購入:124,700円

FreeCAD

FreeCAD

履歴のあるソリッドモデリングの3DCADです。
オープンソースのため、開発途中というスタンスで、個人利用・商用利用ともに無料で使用できます。
カスタマイズ性が高く、他のソフトとの連携やスクリプト操作、機能拡張が可能で、応力解析もできます。
モデリングはインストール時からできますが、アセンブリや図面などの機能は拡張機能として自身でインストールする必要がある場合があり、初心者にとっては使い方の習得に時間がかかるかもしれません。

FreeCAD

FreeCADのスペック

機能 ソリッド、アセンブリ、履歴、プラグイン、CAE
対応OS Windows、Linux、Mac
インポート拡張子 3ds、obj、dwg、dxf、brep、bms、dat、svg、xlsx、inp、unv、、nc、、iges、iv、oca、step、stl、svg 他 計40種
エクスポート拡張子 amf、obj、dwg、dxf、svg、unv、nc、iges、iv、oca、step、stl、obj 他 計31種
価格 無料

SketchUp Free

SketchUp Free

履歴のないサーフェスモデリングの3DCADです。
Freeは無料版(商用利用禁止)ですが、Pro版を購入すると営利目的での利用が可能となります。
拡張機能が多く配布されています。

建築や教育現場を始めとして多く利用されています。モデリングレンダリングアニメーションなどを行えます。
プラグインを活用すると、多くの用途に使用できます。

SketchUp Free

SketchUp Freeのスペック

機能 サーフェス・自由曲面のモデリング、プラグイン、アニメーション
対応OS Windows(64bit)、Mac
インポート拡張子 SKP、DWG、DXF、3DS、DAE、DEM、DDF、IFC、IFCZIP、KMZ、BMP、JPG、PNG、PSD、TIF、TGA、STL、PDF(*Macのみ)
エクスポート拡張子 3DS、DWG、DXF、DAE、FBX、IFC、KMZ、OBJ、WRL、XSI、STL、PDF、EPS、BMP、JPG、TIF、PNG、DWG、DXF
価格 無料(非商用利用)
※Pro版:118,000円(商用利用可/税別)

Creo Elements/Direct Modeling Express

Creo Elements/Direct Modeling Express

ソソリッドモデリングとサーフェスモデリングに対応した履歴の無い3DCADです。
商用利用の可否は明記されておらず、不明です。
有償版のCreo Elements/Direct Modelingは、他のCADにデータを渡すためのエクスポート機能、レンダリングやシートメタルパーツなどの設計機能が追加されます。
無償版では、1つのアセンブリファイルに60パーツまでの上限もあります。
ライセンスはオンラインが必須で、72時間ごとにインターネット接続によるライセンス確認が必要です。
元が高価な3次元CADの機能制限版なので、スケッチ機能やモデリング機能はプロ向けの高機能が備わっています。

Creo Elements/Direct Modeling Express

Creo Elements/Direct Modeling Expressのスペック

機能 ソリッド・サーフェス・自由曲面のモデリング、アセンブリ(上限あり)
対応OS Windows(64bit)、Mac
インポート拡張子 pk2、bd2、se2、env、iges、step、mi、dwg、dxf、igs 他 計10種
エクスポート拡張子 pk2、se2、env、stl、wrl、jpg
価格 無料
※有償版Creo Elements/Direct Modeling:1,192,000円

無料で使える3DCAD比較まとめ

フリーの3DCADならやはり一番はFusion 360がオススメです!
無料で使えてここまで高機能な3DCADは他にはないかとおもいます!本当にオススメなのでダウンロードして使ってみてください!

無料で使える3DCAD
無料で使える3DCAD

3DCADとは

3次元空間上に3Dモデルを作成するソフトウェアで、2次元図面が主体の設計では難しかった様々な問題を解決するために発展を遂げてきました。
3D CADは大きく分類すると「ワイヤーフレーム」、「サーフェース」、「ソリッド」の3種類に分けられ、それぞれ特徴が違っています。
簡単に説明すると以下の通りです。

ワイヤーフレーム

線のみで構成される為、軽量高速に描画ができます。
ただし、線だけなので色や影などの表現はできません。

サーフェース

線で囲まれた閉じた領域を1つの面と見立て、面にも色が付けれられる為、立体の表現も格段に上がりますが、中身は中空なので、体積や質量の計算はできません。

ソリッド

サーフェースの外観だけでなく、中身の情報も持つため、質量、体積の計算も可能であり、また断面形状の表現も可能となっており、実際のモノの表現としては一番近いものになります。
ただし、持てる情報は多くなるため、データ量も大きくなります。

3DCADの資格として認知度の高い「3次元CAD利用技術者試験」について

3次元CAD利用技術者試験は、一般社団法人コンピューター教育振興協会が主催する、機械・製造系の3次元CADの基礎知識と技能を問う試験です。
3次元CAD利用技術者試験の他に、CADの初学者を対象とした「2次元CAD利用技術者試験基礎」と「2次元CAD利用技術者試験基礎(2級・1級)」があります。
CAD利用技術者試験の総受験者は、現在までに延べ58万人以上います。
「3次元CAD利用技術者試験」の受講者の想定レベルは、機械系・製造系の3次元CADシステムを利用して、主とした設計・製図業務に従事し、半年以上の実務経験、または半年以上の就学経験を有する方を想定しています。
3次元CAD利用技術者試験の問題傾向と対策が気になという方はこちらの記事「3次元CAD利用技術者試験はいつ?3次元CAD利用技術者試験の問題傾向と対策をご紹介」が参考になるのでチェックしてみてください。

 

無料で使える3DCADまとめ

フリーCADと呼ばれる無料で3DCADが手軽に利用できるようになった現在では、3DCADのデータの用途も幅広く利用できる状況となり、例えば3Dプリンターや、レーザーカッターなどのデータを個人が簡単に作成できるようになってきています。

今回は無料で使用できる3DCADの機能や有料版の価格をご紹介しました!
無料で使用することができるので初心者の方でも始めやすいと思います。
是非みなさんも自分にあったフリーCADソフトを見つけてみてください!

無料で使える3DCADのフリーソフトを比較してみました!
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