画像編集ソフトとして人気の高いPhotoshopですが、利用するには料金が必要なため、解約したいと考える方もいるでしょう。Photoshopを使わなくなった場合でも、解約をしなければ料金が請求され続けるため、放置せずに手続きを行うことが重要です。
本記事では、Photoshopの解約方法を4STEPで解説しています。解約前に確認しておくべき注意点や、おすすめのタイミングも紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
Photoshopの解約に関する注意点
Photoshopを解約する前に、以下の2つの注意点を確認しておきましょう。
- 解約金が発生する場合がある
- アンインストールだけでは不十分
申し込んだプランによっては解約金が請求される場合や、手続きがきちんとできておらず支払いが継続される可能性があります。それぞれ解説するので、解約手続きに進む前にチェックしてください。
①解約金が発生する場合がある
Photoshopを含むAdobeのサブスクリプションサービスを解約する際は、契約の種類やタイミングによって解約金が発生する可能性があります。
Photoshopは買い切りではなく、料金を支払うサブスクリプション形式で、料金プランは大きく分けて以下の3つです。
- 月々プラン、月々払い
- 年間プラン（月々払い）
- 年間プラン（一括払い）
月々プランは基本的にいつでも解約が可能で、解約金は発生しません。解約の手続きを行えば次回以降は料金を請求されず、利用も終了します。
しかし、年間プランの場合は注意が必要です。年間プランは上述のとおり、月々で料金を支払う「年間プラン（月々払い）」と、1年間の利用料をあらかじめ一括で支払う「年間プラン（一括払い）」に分かれています。
そのなかでも、年間プラン（月々払い）を途中で解約した場合、残りの契約期間に対して解約金が発生します。なぜなら、1年間利用することを前提に、リーズナブルな価格で提供されている料金プランだからです。
具体的には、契約残存期間に対して料金の50％が請求されてしまいます。例えば、Photoshopを契約して6ヶ月後に解約する場合、残りの6ヶ月分の半分の料金が解約金として発生するので注意してください。
また、年間プラン（一括払い）は解約金が請求されないものの、途中で解約しても契約期間の残りの金額は戻ってきません。もしも4ヶ月しか利用していない場合でも、残りの8か月分が返金されるわけではないため、覚えておきましょう。
なお、記載している情報は2024年8月時点のため、解約金に関する規定が変更されている可能性があります。解約前には必ず、公式サイトの最新情報をご確認ください。
②アンインストールだけでは不十分
Photoshopを使用していたデバイスからアンインストールするだけでは、解約手続きが完了したことにはなりません。
アンインストールは、ただ単にPhotoshopのソフトをコンピュータから削除する行為であり、サブスクリプション契約を終了させるわけではないからです。
Photoshopを解約するためには公式サイトにアクセスして、手続きを踏む必要があります。解約手続きを行わないまま放置すると、プランによっては契約が自動更新されて料金が請求され続けるため、気を付けてください。
このように、解約をしたい場合はアンインストールだけでなく、公式サイトから手続きを必ず行うようにしましょう。
なお、Photoshopについて詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
Photoshopの解約方法
Photoshopの解約方法は、以下の4STEPでできます。
- Adobeアカウントにログインする
- 「プランを管理」をクリックする
- 「プランを解約」を選択する
- メールを確認する
操作自体は簡単にできるため、注意事項を確認した後に解約を希望する方は、さっそく手続きを進めましょう。
STEP①Adobeアカウントにログインする
まずは、Photoshopを契約しているアカウントにログインします。Adobeの公式サイトからログイン画面を開き、メールアドレスやGoogleアカウントなど、事前に登録した方法でログインしてください。
STEP②「プランを管理」をクリックする
AdobeIDでログインしたら、画面上部にある「プランと支払い」から、Photoshopの「プランを管理」をクリックします。
もしも、管理画面の中にPhotoshopが表示されていなければ、別のAdobeアカウントでログインしている可能性があります。Photoshopを契約したアカウントでログインできているか、再度確認してください。
STEP③「プランを解約」を選択する
「プランを管理」をクリックしたら、「プランを解約」または「自動更新の停止」を選択してください。続いて、Photoshopを解約する理由が問われるため、該当する選択肢をクリックします。
解約理由にチェックをつけたら、画面右下にある「続行」を押しましょう。以上で、Photoshopに関する解約の操作自体は終了です。
STEP④メールを確認する
STEP①～③の手順を終えたら、Adobe Creative Cloudから解約の手続きが完了したという確認メールが届きます。メールの内容をチェックして、内容に間違いがないかどうか確認してください。
Photoshopの解約に関する手続きは、上記の4STEPで可能です。解約自体はスムーズにできるため、手順に従って操作してください。
Photoshopを解約するおすすめのタイミング
Photoshopを解約するおすすめのタイミングは、月々プランと年間プランで異なります。
月額プランは解約金が発生しないため、あなたの好きなタイミングで解約するとよいでしょう。途中で解約しても返金はされませんが、その月の契約期間の終わりまで継続して利用できます。
年間プラン（月々払い）と年間プラン（一括払い）で契約している場合は、契約更新月の直前に解約するのがおすすめです。
前述のとおり、年間プラン（月々払い）は早期に解約してしまうと解約金が発生するため、気を付けてください。
なお、年間プランを途中で解約した場合、年間プラン（月々払い）はその月の請求期間の終わりまで、年間プラン（一括払い）は契約期間まで継続して利用できます。
Photoshopを解約するか迷ったら？
Photoshopを解約するか迷った場合の対処法を2つ紹介します。コストが原因で解約を考えている方や、使い方がわからずに利用をやめようか悩んでいる方は必見です。解約に踏み出せない方は、参考にしてください。
無料の代替ソフト探す
Photoshopを解約しようか迷っている場合は、無料で利用できる代替ソフトを探すのも1つの方法です。無料の画像編集ソフトもいくつかリリースされており、個人的に画像編集を楽しみたい方や、基本的な機能だけで十分な場合は、検討するとよいでしょう。
例えば、GIMPはPhotoshopと似た無料ソフトで、画像の切り抜きやサイズ変更、レタッチなどが可能です。機能が豊富なため最初は戸惑うかもしれませんが、使いこなせると便利な画像編集ソフトです。
操作方法は簡単でありながら、プロのようなデザインを作成したい方には、Canvaがおすすめです。テンプレートが用意されているので、デザインに苦手意識を持つ方でも、高品質な画像をスムーズに作成できます。
ただし、Photoshopにしかない魅力的な機能もあるため、いきなり解約するのはおすすめしません。無料ソフトを試して必要な機能が揃っているかを確認し、問題ないと判断してから解約しましょう。
CanvaとPhotoshopの違いは、こちらの記事で詳しく解説しています。おすすめな人の特徴も紹介しているので、ぜひご覧ください。
使いこなせるように勉強する
Photoshopを使いこなせずに解約しようと悩んでいるのであれば、操作方法を勉強してみるのも1つの方法です。
多機能なため最初は使い方に戸惑うユーザーも多いですが、一度習得してしまえばスムーズに画像編集ができるようになります。ここでは勉強方法を2つ紹介するので、どちらが良いかチェックしてください。
独学で習得する
YouTubeや書籍を活用すれば、独学でPhotoshopを習得することが可能です。上記のように基本操作を丁寧に解説している動画はあるため、視聴しながら一緒にPhotoshopを動かしてみるとスキルを習得できます。
もしくは書店に立ち寄って、Photoshopの使い方を解説している書籍を購入するのもよいでしょう。初心者から上級者向けまで、さまざまなレベルのテキストが発売されているので、自分に合ったものを選んでください。
独学は費用を抑えながら、自分のペースで学べるのがメリットです。しかし、操作方法が分からなかったり、思うように勉強が進まなかったりして、挫折する可能性がある点に注意してください。
講習に申し込む
独学で習得できるか不安な方は、講習に申し込むのも1つの手段です。効率よくスキルを身につけられるので、効率よく覚えたい方に向いています。
なかでもおすすめのセミナーは、BIZROADのPhotoshop基礎セミナー講習です。概要を以下の表にまとめたので、ご覧ください。
| 講習名 | Photoshop基礎セミナー講習 |
|---|---|
| 受講形式 | 会場受講・ライブウェビナー・eラーニング |
| 受講期間 | 2日間 |
| 料金（税込） |
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未経験の方でも、2日間でPhotoshopの基本から応用までマスターできる講習です。実務にも活かせる内容のため、仕事でPhotoshopを活用したい方にも向いています。
講師から直接教わりたい方には会場受講が、自宅から学びたい方にはライブウェビナーやeラーニングがおすすめです。
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Photoshopの解約のまとめ
Photoshopを解約したい場合は、Adobeの公式サイトにログインして手続きを行ってください。解約は4STEPですぐにできるため、難しくありません。
しかし、年間プラン（月々払い）で契約している場合は、残りの期間に応じて解約金が請求されるため、注意が必要です。年間プラン（一括払い）も残りの期間分の料金は返金されないため、覚えておきましょう。
Photoshopを解約するか迷う場合は、ほかの代替ソフトを探すか、スキルを身につけて使いこなせるようになるとよいでしょう。
なかでもBIZROADのPhotoshop基礎セミナー講習は、初心者の方でも2日間でPhotoshopをマスターできます。短期間で使いこなせるようになりたい方は、以下のボタンから詳細をご確認ください。
