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【2024】E資格の講座の値段はいくら?取得に必須のJDLA認定プログラムの値段を比較

E資格は、ディープラーニングに対する理解度を証明する資格です。
E資格を受験するためには、JDLA認定プログラムを試験日の過去2年以内に修了している必要があります。

では、JDLA認定プログラムの各講座の値段はいくらくらいなのでしょうか?

今回は、E資格の受験資格を満たすために必要なJDLA認定プログラムの講座について、各講座の値段を比較しながら紹介していきます。
現在ディープラーニングに関わる業務に従事されている方や、E資格の取得を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

E資格とは

E資格とは、ディープラーニングの理論を理解し、適切な手法を選択して実装する能力や知識を有しているかを認定する資格です。ここでは、概要について詳しく解説していきます。

E資格の受験資格と受験費用

E資格の受験資格は、JDLA認定プログラムを試験日の過去2年以内に修了している必要があります。E資格の受験費用は次のとおりです。

受験費用(税込)
一般 33,000円
学生 22,000円
会員 27,500円

JDLA認定プログラムとは

E資格の受験資格には、JDLA認定プログラムを試験日の過去2年以内に修了している必要があります。

JDLA認定プログラムとは、一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)が実施する教育プログラムです。プログラム認定を目指す教育事業者からの申請に基づき、その教育プログラムが、JDLAが定める最新のシラバスの内容を網羅しているか等を審査し認定しています。

E資格対応のJDLA認定プログラム講座を徹底比較

ここでは、E資格対応のJDLA認定プログラムについて、おすすめの講座を紹介します。

講座によって学習期間や受講費用が異なるため、自身に合った講座を選ぶようにしましょう。
また、各講座の受講費用の比較を下表にまとめましたので検討の参考にしてみてください。

講座名 企業名 受講形式 / 料金(税込)
E資格対策ディープラーニング短期集中講座 AI研究所
  • 会場・オンライン
    138,600円
  • eラーニング
    76,780円
全人類がわかるE資格講座 株式会社AVILEN
  • オンライン
    149,600円
E資格 for Global AI Engineer 株式会社zero to one
  • オンライン
    35,750円
AIエンジニア育成講座(E資格講座) 株式会社Present Square
  • オンライン
    78,100円
  • ライブ
    215,600円
ラビットチャレンジ Study-AI株式会社
  • ラビットチャレンジ
    3,300円+入会金22,000円
E資格対策講座 株式会社アイデミー
  • eラーニング
    327,800円
E資格対応パッケージプラン講座 エッジテクノロジー株式会社
  • 動画受講
    229,900円
ディープラーニングハンズオンセミナー 株式会社キカガク
  • オンライン
    165,000円
現場で使えるディープラーニング基礎講座 スキルアップAI株式会社
  • eラーニング+ライブ配信
    165,000円
  • オンライン
    55,000円
DL4E Deep Learning for Expert
ディープラーニング基礎講座(E資格対応版)
NABLAS株式会社 オンサイト or オンライン
料金問い合わせ

  • 法人研修
  • 集合研修
AIエンジニアリング講座+E資格対策講座 株式会社STANDARD オンライン(法人特化)

  • 富士通
    394,000円
  • 東芝
    435,600円
Deep Learning 入門(JDLA E資格対応) 株式会社すうがくぶんか オンライン
24,500円/期
(122,500/5期一括)
実務で使えるディープラーニング講座 株式会社Fusion One
  • eラーニング
    98,000円
大学院ディープラーニング講座 中部大学 大学院 工学研究科 中部大学に所属する学生向けの講座
深層学習/Deep Learning 基礎講座 東京大学 松尾研究室 東大生と他大学の希望者のみの講座
※一般募集は無いため受講不可

E資格対策ディープラーニング短期集中講座(AI研究所)

E資格対策ディープラーニング短期集中講座は、AI研究所が運営するJDLA認定プログラムです。

受講方法は対面・オンライン・eラーニングの3種類から選択可能です。
eラーニングであれば最短4日間、対面・オンラインであっても1ヶ月間の受講でE資格の受験資格が取得可能です。他社の講座では、短期間であっても修了に3ヶ月程度は要するため、短期集中型でE資格の受験資格を取得したい方におすすめの講座です。

また、他の講座と比較して受講料が割安であり、対面・オンライン・eラーニングのいずれの受講方法でも、約20万円以内で受講可能です。
さらに、割引キャンペーンを行っている期間もあり、対面・オンラインは138,600円、eラーニングは76,780円で受講できます。

全人類がわかるE資格講座(株式会社AVILEN)

全人類がわかるE資格講座は、株式会社AVILENが運営するJDLA認定プログラムです。

大手を中心に法人でも100社以上の導入実績があるプログラムで、オンラインに特化した学習システムを採用しています。スマートフォンからも受講できるため、空き時間や移動時間にも効率的に学習することができます。

同講座では、前提知識として、応用数学・統計学・Pythonの基礎知識を必要とします。
そのため、基礎知識に不安がある方は、オプションで追加が可能な基礎講座セットの受講をおすすめします。

E資格 for Global AI Engineer(株式会社 zero to one)

E資格 for Global AI Engineerは、株式会社 zero to oneが運営するJDLA認定プログラムです。
同講座では、完全オンラインの受講形式により、機械学習やディープランニングに関する知識を、基礎から実践まで網羅的に学ぶことができます。

また、わかりやすいオンデマンド形式のビデオ教材が魅力の一つであり、E資格の試験合格だけではなく、実践で活かすための基礎を習得できます。

AIエンジニア育成講座(株式会社 Present Square)

AIエンジニア育成講座は、株式会社 Present Squareが運営するJDLA認定プログラムです。

元々はAIを活用した交通量調査や異常検知サービスなどの事業を行っており、2021年1月にE資格認定事業者に登録されました。講座内容は、初学者のサポートを徹底しており、文系人材の方でも基礎から安心して学ぶことができます

また、資格取得後のアフターケアも充実しており、法人向け・個人向け講義を開催しています。

ラビットチャレンジ(Study-AI)

ラビットチャレンジは、Study-AIが運営するJDLA認定プログラムです。
同講座は、法人用講座である「ラビットチャレンジ:現場で潰しが効くディープラーニング講座」を個人向けプログラムとして提供しています。

入会金22,000円、月額料金3,300円と業界最安値の受講料です。
ただし、講座内容に関しては必要最低限の内容となっているため、初学者の方やじっくり学習を進めたい方にとっては不向きでしょう。

講座の受講に際しては、まずはウェブ上で「AI実装検定A級」試験を受けます。
AI実装検定A級試験に合格することで、ラビットチャレンジを受講する知識レベルがあると認定され、その後のJDLA認定カリキュラムに進むことができます

講座受講時点でE資格合格レベルの知識・経験を有している方にとっては、費用を抑えて受験資格を得ることができるためおすすめです。

E資格対策講座(アイデミー)

株式会社アイデミーのE資格対策講座は、アイデミーが運営するJDLA認定プログラムです。
短期集中型の講座により、前提知識がなくても機械学習に関連する数学の基礎やPythonの入門から学習が始まるため、機械学習が初めてという方でもスムーズに勉強を進められる講座となっています。

また、Aidemy Premium(アイデミープレミアム)のE資格対策コースは、専門実践教育訓練給付金制度の対象です。給付金申請の基準を満たしている場合、受講料の最大70%の給付金を得られる可能性があります。

E資格対応パッケージプラン講座(エッジテクノロジー)

E資格対応パッケージプラン講座は、エッジテクノロジーが運営するJDLA認定プログラムです。
E資格の取得を目指す方を対象に、Python数学講座、機械学習講座、ディープランニング講座の3講座がパッケージになったコースです。

機械学習に特化した講座、実務経験が豊富な講師のサポートや講義により、E資格試験の合格率は74%と高い合格実績があります。また、E資格の予想問題集と解説動画も用意されているため、試験本番に向けたより実践的な対策をすることができます。

ディープラーニングハンズオンセミナー(株式会社キカガク)

ディープラーニングハンズオンセミナーは、株式会社キカガクとMicrosoftが開催するJDLA認定プログラムです。

同講座は、受講者数45,000名以上、受講企業500社以上の実績があります。
ディープランニングに特化した内容となっており、ディープランニングの原理から実務レベルの実装・チューニングに関する知識を10日間のスケジュールで学んでいきます。

E資格対策動画 やE資格事前確認テストも教材に含まれているため、E資格の受験対策としてもおすすめの講座です。

現場で使えるディープラーニング基礎講座(スキルアップAI株式会社)

現場で使えるディープラーニング基礎講座は、スキルアップAI株式会社が運営するJDLA認定プログラムです。同講座では、ディープランニングの基礎や原理から学び始め、ディープランニングに必要なプログラミング言語をマスターすることを目標としています。

受講者側の前提条件として、プログラミングと数学・統計に関する一定の知識を必要としますが、その分受講費用を抑えることができます。

DL4E Deep Learning for Expert ディープラーニング基礎講座(NABLAS株式会社)

DL4E Deep Learning for Expert ディープラーニング基礎講座は、NABLAS株式会社が運営するJDLA認定プログラムです。

同講座は、高度な技術者の養成を目的としており、演習中心のコンテンツとなっています。
理系大学レベルの高等数学や基礎的な機械学習の知識、Numpy/Scipyを利用したPythonのコーディング経験がある方を対象としており、他のJDLA認定プログラムと比較しても難易度は高めとなっています。

また、同講座の最終課題では、講座を通して習得した技術を用いて、各受講者の業務の課題解決を行うプロジェクトを行います。取り組んだ課題解決のレポートを作成し、コンペティション形式で発表を行うことで、学習した知識や技術の活用方法をより深く理解することができます。

AIエンジニアリング講座+E資格対策講座(株式会社STANDARD)

AIエンジニアリング講座+E資格対策講座は、株式会社STANDARDが運営するJDLA認定プログラムです。同講座は、法人向け講座であるため個人は受講することができません

講座内容は、即戦力のあるAIエンジニアになるために必要な機械学習・ディープランニングの手法について学んでいきます。E資格の取得だけではなく、実務でAIエンジニアとして開発業務に従事する方にもおすすめの講座です。

Deep Learning 入門(株式会社すうがくぶんか)

Deep Learning 入門は、株式会社すうがくぶんかが運営するJDLA認定プログラムです。
同講座では、ディープラーニングのアーキテクチャ学習に関する基本的な知識から学び始め、普遍性定理や誤差逆転播法といった重要なトピックを中心に理解を深めることを目標としています。

E資格の受験資格を得るためには、本講座と別に、「Pythonで学ぶ機械学習入門」の2講座を修了する必要があるため注意が必要です。

実務で使えるディープラーニング講座(株式会社Fusion One)

実務で使えるディープラーニング講座は、元々はIT技術者の育成やシステムの開発を行う株式会社Fusion Oneが運営するJDLA認定プログラムです。
既存事業で培ったノウハウが講座内容に反映されており、実務で役立つ実践的な知識を学ぶことができます。

同講座は定員15名の少人数対面方式の講座となっているため、気軽に質問することができる点も魅力の一つです。講師との対話によって理解を深めることができます。

大学院ディープラーニング講座(中部大学 大学院 工学研究科)

大学院ディープラーニング講座は、中部大学に所属する学生向けの講座です。
そのため、一般の方は受講できないので注意が必要です。
JDLAでは、優れたAI技術者の育成を目的として、大学や高等専門学校を中心に講座の認定にかかる費用を無償化しています。

同講座は、JDLA認定プログラム認定費用無償化制度を利用した第1号案件となります。

深層学習/Deep Learning 基礎講座(東京大学 松尾研究室)

深層学習/Deep Learning 基礎講座は、東京大学の松尾研究室にて行われている、東京大学の学生と他大学の希望者のみの講座です。そのため、一般の方は受講できないので注意が必要です。

同講座は、ディープラーニング技術と人材の育成に取り組むことを目的としています。
ディープランニング技術に関する研究会を通じて、教育・セミナー・開発を行っています。

E資格の受験対策講座の選ぶポイント

ここまでは、E資格の受験対策講座について、受講費用を比較しながら紹介しました。

E資格の受験対策講座は数多くあり、費用だけではなく学習期間や学習形態もさまざまです。
ここでは、E資格の受験対策講座の選ぶポイントについて3つ紹介していきましょう。

E資格受験対策講座選びのポイント1.費用

E資格の受験対策講座を選ぶ1つ目のポイントは「費用」です。

E資格の受験対策講座は数多くあり、受講費用も安価なものから高額なものまで幅広い価格帯となっています。前述した価格比較を参考に、自身の予算と照らし合わせて受講する講座を選ぶとよいでしょう。

また、 教育訓練給付金制度の対象となっている場合、最大で受講料70%の補助を受けられる可能性があるため、自身が対象となっているかどうかも事前に確認するようにしましょう。

E資格受験対策講座選びのポイント2.学習期間

E資格の受験対策講座を選ぶ2つ目のポイントは「学習期間」です。

JDLA認定プログラムの学習期間は、数日で終わる講座から数ヶ月に及ぶ講座まで幅広いです。
ある程度の前提知識がある場合、短期集中型の講座を受講し最短合格を目指しましょう。

一方、前提知識はあるけれどじっくり学習したい場合や、初学者で前提知識がない場合は、長期コースで基礎から確実に理解を深めると良いでしょう。

自身の知識・経験や試験までの期間を勘案して、最適な講座を選択するようにしましょう。

E資格受験対策講座選びのポイント3.学習形態

E資格の受験対策講座を選ぶ3つ目のポイントは「学習形態」です。

JDLA認定プログラムには、対面講義・オンライン講義・eラーニングなど、幅広い学習形態が選択できます。

「対面で講義を受けた方が集中できる」「オンラインを活用して隙間時間で学習したい」など、自身の受講環境や要望を勘案して、効率良く学べる学習形態を選択するようにしましょう。

E資格の講座の値段はいくら? まとめ

E資格の受験資格を満たすために必要なJDLA認定プログラムの講座について、各講座の値段を比較しながら紹介しました。

E資格の受験資格には、JDLA認定プログラムの講座を修了している必要があります。
JDLA認定プログラムを提供する企業はさまざまですが、費用面・学習期間・学習形態に着目して自身に最適な講座を選択するようにしましょう。

今回紹介したおすすめの講座を参考に、E資格の取得にぜひ挑戦してみてください。

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