世界の約42.2%のWebサイトで使われるWordPressは、ネット集客に強く企業マーケティングでも人気です。しかし、いざサイトを制作しようとすると「自作すべきか、制作会社に依頼すべきか」で迷う方も多いのではないでしょうか。
本記事では、WordPress制作の「自作」と「外注」を深く比較するために、初心者向けの制作手順と、厳選したおすすめの制作会社7選をそれぞれ詳しくご紹介します。
「Webサイトから新規受注を増やしたい」と考えている製造業・建築業の担当者の方は、自社に合った制作方法を選ぶ際の参考にしてください。
参照:Usage Statistics and Market Share of WordPress, April 2026
WordPress制作とは?
WordPress(ワードプレス)制作とは、世界シェアNo.1のCMSを活用し、企業の公式サイトや情報発信サイトを構築することです。
WordPressは自由度の高いカスタマイズ性とSEO(検索エンジン最適化)への強さを兼ね備えていることから、多くの企業が「Web集客の基盤」として活用しています。
WordPressとSTUDIO・Wixとの比較
WordPressの制作を検討する際、比較候補に挙がるのが「STUDIO」や「Wix」といったツールです。まずは、比較表でそれぞれの特徴を把握しておきましょう。
なお、WordPress自体は無料ですが、別途500円程度のサーバー代が必要です。
| 項目 | WordPress | STUDIO | Wix |
|---|---|---|---|
| 主な特徴 |
|
|
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| 月額費用 | 無料 | 590円/月〜 | 1,300円〜 |
| 保守管理 | 自己対応 | 運営に依頼 | 運営に依頼 |
| データ移設 | 可能 | 外部ツール必要 | 不可 |
選び方の決め手に迷ったら、以下の基準で選んでください。
- WordPress:長く運営し、集客の柱(資産)にしたい
- STUDIO:デザインにこだわり、管理の手間をゼロにしたい
- Wix:手軽に今すぐ使える「名刺代わりのサイト」が欲しい
「将来的にサイトを拡張したい」「データを自社で守りたい」と考えるなら、やはりWordPressでの制作がおすすめです。
WordPress制作の全体フロー
続いて、WordPress制作の簡単な流れを確認しましょう。WordPress制作は、サーバー会社がドメイン取得やインストール、SSL設定を代行するケースもあります。
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| サーバー契約 | Webデータ保管用サーバーの準備 |
| ドメイン取得 | サイトURLの決定・独自ドメインの取得 |
| WordPressインストール | WordPressの利用環境の構築 |
| SSL設定 | サイトとユーザー間の情報を暗号化 |
| 初期設定 | タイトル・URL形式・言語などの設定 |
| 投稿作成・公開 | ブログ記事・お知らせの追加と運用開始 |
WordPressの基礎から実践まで身につくセミナー
「WordPressの制作は思ったより複雑」と不安を感じた方は、短期間でサイト制作から公開まで学べるWordPressセミナーもおすすめです。インストールやドメイン取得といった準備段階からステップ形式で学べるため、初心者の方でもスムーズに制作できます。
WordPress制作の自作・外注の比較ポイント

WordPressは自作と制作会社の選択に迷ったときは、予算と重視する内容、担当者のスキルで決めましょう。例えば、コスト優先なら自作ですが、一方で、HTMLやデザイン知識がないとトラブル時に自社で対応できず「サイトが止まるリスク」をはらんでいます。
こうしたリスクや運用まで見据えた制作判断をするため、ここではそれぞれの特徴がわかる比較表を作ってみました。
| 比較項目 | 自作(内製化) | 制作会社(外注) |
|---|---|---|
| 費用 |
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| 維持費 | サーバー代 | 保守費用等(外注先による) |
| スピード | 急な修正を即反映できる | 反映までにタイムラグが出る |
| 品質・技術 | 担当者のスキルに依存 | 標準化されたプロ品質が担保 |
| 時間 | 制作に時間がかかり本業を圧迫 | 丸投げでき本業に集中できる |
| ノウハウ | 社内に運用ノウハウが蓄積 | ノウハウが自社に残りにくい |
| 継続性 | 担当者の異動・退職で止まるリスク | 組織的サポートで安定して継続 |
| セキュリティ対策 | 自社で担当 | 総合サポートの一環 |
WordPress制作はコストを抑えることに目が行きがちですが、大切なのは公開した後の「継続性」です。制作方法に迷ったときは基本に立ち返り、なぜサイトを作るのかを考えましょう。
WordPress制作による集客効果を正しく実感し、企業の利益や成長に反映させるためにも、制作方法を総合的に比較して選ぶことが重要です。
自社での運用を検討されている方は、以下の記事でセキュリティ対策について学んでおきましょう。簡単にできる対策も紹介しているので、WordPressの制作が初めての方でも安心して活用できます。
WordPress制作の6ステップ
では、はじめに自社でWordPressを制作したい初心者の方に向けて、制作手順を6ステップで解説します。
①レンタルサーバーを契約
まずは、WordPressで制作したコンテンツを保存するレンタルサーバーを契約します。一般的には、Xサーバーやロリポップ、さくらインターネットなどがあり、これらのサービスを使うと「クイックインストール」で簡単にWordPressをインストールできます。
②独自ドメインの取得
次の制作ステップでは、独自ドメインを取得しましょう。ドメインはインターネット上の住所で、「https://」のすぐ後ろに続く部分(google.comなど)を指します。ドメインは「サイトの顔」なので、サイト名に合う覚えやすい文字列を選びましょう。
サーバーとセットで申し込めば、費用が無料になるケースもあります。設定も一括で進められるため、手間を省きたい初心者の方に最適です。
③SSLの設定
ドメインを取得したらSSLを設定してください。SSLは通信を暗号化し、盗聴や改ざんを防ぐ仕組みで、この設定によりURLが「https」になります。セキュリティ向上だけでなく、検索順位にも影響するため、制作時には必ず設定しておきましょう。
自分で制作する場合、サーバーの管理画面「ドメイン/SSL」のドメイン一覧から行います。なお、特に理由がなければ、2〜3分で完了する「サーバーの自動SSL設定サービス」がおすすめです。
④WordPressのインストール
続いて、WordPressをインストールしましょう。こちらも、サーバーの「WordPress簡単インストール」を使えば、初心者でも数分でセットアップできます。完了後は、設定した「ユーザー名(またはメールアドレス)」と「パスワード」で管理画面へログインしてください。
⑤初期設定
ログインが完了したら、まずは以下ような項目の基本設定を行います。
- サイト名・キャッチフレーズの設定
- デザインテーマの導入
- 便利なプラグインの追加・有効化
- セキュリティ強化のためのパスワード変更
初期設定の項目は多岐にわたり、進める順番に厳格な決まりはありません。しかし、その後の制作をスムーズに進めるためにも、早めに済ましておきましょう。
⑥コンテンツを作成・公開
続いて、通常の投稿記事の他、会社概要やサービス紹介などの固定ページを作成します。WordPressには画像やテーブル(表)、リスト機能など、コンテンツを整える機能が充実しているので、これらを活用して魅力的な記事を制作しましょう。
公開したい記事ができたら、ページ右上にある「Publish」ボタンを2回クリックして記事を公開します。その後の修正は編集ページで行い、編集後に「更新」ボタン を押せば制作は完了です。
企業サイトの核となる「固定ページ」の作り方は、以下の記事で解説しています。操作手順を画像付きで紹介しているので、ぜひ一緒に手を動かしながら固定ページを制作してみてください。
WordPress制作初心者が失敗しないコツ
WordPress制作初心者の方は、「設定の複雑さや保守の手間に戸惑う」というケースも少なくありません。ここでは、WordPress初心者の方が、制作時に失敗しないコツをお伝えします。
| 失敗しないコツ | 具体的なアクション |
|---|---|
| 一社で契約する | 紐付けミスを避けるため、ドメインとサーバーは同じ会社で契約 |
| 作業を減らす | 契約時に「かんたんセットアップ」を選び、インストールを自動化 |
| 安全を守る | ログイン直後に「SSL化(https設定)」を行い、サイトの保護を確保 |
| 記事を区別する | ブログは「投稿」、固定情報は「固定ページ」と用途ごとに変更 |
| プラグインを絞る | 本当に必要なプラグインだけを導入し、不具合や動作低下を防止 |
| 保守管理する | 定期的なアップデートやバックアップ体制を初期段階で構築 |
| ハッキング対策をする | パスワードを複雑にして、ユーザー名の漏えいを防御 |
WordPress制作は、基本ステップを守り、失敗しないコツさえ押さえておけば、初心者でもスムーズに導入できます。
ただし、高度なカスタマイズや機能拡張には専門知識が必要なため、状況に応じてプロの外注も視野に入れましょう。次章では、制作会社へ外注する場合の比較ポイントとおすすめ制作会社を見ていきます。
WordPress制作会社の比較ポイント
では、制作会社への依頼を検討している方に向けて、「どの会社を選べば失敗しないのか」を判断するための比較ポイントを紹介します。
| 比較項目 | チェック内容 | 比較の根拠 |
|---|---|---|
| 実績・事例 | 業種の一致・大手導入数 | 類似課題解決能力を証明し、効果を担保するため |
| 担当・制作者の質 | 専門性・直接対応の有無 | 技術者の質がサイトの評価・実績に直結するため |
| マーケティング支援 | SEO・DX・分析の有無 | 「作って終わり」の赤字資産にさせないため |
| 保守・セキュリティ | 保守サービス継続率 | 脆弱性による「サイト停止」を避けるため |
WordPress制作を外注する際、公開後の運用や成果に直結するサービスであるかを確認しましょう。あわせて、実績や導入事例を確認して、ビジネスパートナーとしての信頼性も確保しておいてください。
おすすめのWordPress制作会社7選
続いて、WordPressの制作を依頼できるおすすめの制作会社を7選ご紹介します。
| 制作会社名 | 実績・対象企業 | 特徴・人材の質 |
|---|---|---|
| Digital Identity |
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| wp.make |
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| インスパイアデザイン |
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| モノクス |
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| WordPress制作工房 |
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| Acsport |
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| MOTOKI合同会社 |
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WordPress制作会社の料金は、企業ごとの要望に合わせたオーダーメイドでの制作が基本で、相場は「30万〜100万円」から「300万円以上」です。
特に、製造業・建築業では、図面データの掲載方法や施工実績ページの構成などで工数が大きく変わるため、制作費用は高めに見積もっておいたほうが良いでしょう。まずは自社の目的を明確にしたうえで見積もりを依頼することが重要です。
WordPressの自作と制作会社で迷ったら?
WordPress制作で自作か外注か迷ったときは、短期間で実践力を身につけられるWordPressセミナーの活用も一つの方法です。
WordPressの制作スキルは自作だけでなく外注時にも必要です。例えば、発注側が基本を理解していないと、制作会社との意思疎通が難しくなり、「修正の繰り返しでコストが増えてしまった」となりかねないからです。本セミナーでは、
- WordPressの基礎知識・UIデザイン
- レスポンシブ対応
- SEO対策やECサイト構築
- 総合的なWebサイトの構築
- 高度なセキュリティ対策
のような幅広い内容をハンズオン形式で学べます。「自作・外注」のどちらであっても、WordPressの基本的な知識・制作スキルは必ず役に立ちます。ビジネスサイトを成功させるうえでも、十分に価値のある投資といえるでしょう。
セミナー名 WordPressセミナー 運営元 GETT Proskill(ゲット プロスキル) 価格(税込) 29,700円〜 受講期間 2日間 受講形式 対面(東京・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング
WordPressの制作でよくある質問

最後は、WordPress制作に関するよくある質問を5つご紹介します。
WordPressの制作についてまとめ
WordPressの制作において、「自作か外注か」で迷う声は多く耳にします。外注は「スキル不要」と思われがちですが、納得のいく成果を得るには、発注側にも相応のスキルが求められます。
WordPressの制作の基礎から応用までを網羅的に習得できるセミナーを活用すれば、自作・外注どちらを選択する場合でも「自社でサイトをコントロールできる土台を築く」ことが可能です。