本業とは別に副収入を得たいと考えて、WordPressの副業に興味を持った方も多いのではないでしょうか。WordPressの副業は、パソコンとインターネット環境があれば自宅で完結するため、非常に高い人気を集めています。
しかし、「未経験からでも本当に稼げるのか」「月5万円や月10万円を得るにはどのくらいの作業が必要なのか」と不安に感じることもあるでしょう。結論から言うと、正しい手順でスキルを学び、案件の難易度を段階的に上げていけば、未経験からでも月5万〜10万円の副収入を目指すことは十分に可能です。最初は単価の低い作業からスタートし、徐々に制作系やカスタマイズ案件へステップアップしていくことが成功の鍵となります。
本記事では、WordPressで受注できる主な副業案件や必要なスキル、効率的な案件獲得のロードマップについて詳しく解説します。WordPressの副業で着実に収入を得たいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
WordPress副業の主な仕事内容
WordPressの副業案件は、必要なスキルの深さや難易度によって大きく3つの種類に分けられます。
- 入稿作業(未経験者・初心者向け)
- Webサイト構築(経験者・上級者向け)
- 既存サイトのカスタマイズ(中級者向け)
それぞれの具体的な仕事内容と、求められるスキルのレベル感について詳しく解説します。
①入稿作業
入稿作業は、作成済みのテキストや画像をWordPressの管理画面から登録・編集する副業案件です。文章の装飾や画像のアップロード、見出しタグの設定を行い、記事を読みやすいWebページとして公開できる状態へ仕上げます。
難易度は最も低く、プログラミング知識は不要です。文字入力や標準的な管理画面の操作ができれば即座に対応できます。マニュアルが用意されている案件も多いため、副業の第一歩として未経験者が実績作りに取り組むのにも最適です。
案件によっては単なるデータ入力だけでなく、記事作成そのものを合わせて担当する場合もあります。
なお、副業に役立つWordPressの基本的な使い方については以下の記事で解説しています。初期設定から学びたい方はあわせてご覧ください。
②Webサイト構築
Webサイト構築は、新規でWordPressを用いたWebサイト全体を立ち上げる副業案件です。既存の有料・無料テーマを設定してデザインを整える案件から、デザインカンプをもとにオリジナルテーマを一から開発する高度な案件まで幅広く存在します。
この仕事は難易度が高く、HTMLやCSSのコーディング技術に加え、PHPの基礎知識やサーバー・ドメインの設定スキルも求められます。初心者にとってはハードルが高いものの、高単価な案件が豊富にあるため、副業で大きな収入を目指す方には欠かせない分野です。
本格的にWebサイト制作スキルを習得して案件を獲得したい方には、WordPressセミナーの受講がおすすめです。実践的なコーポレートサイト制作やレスポンス対応などを体系的に学ぶことができます。
③既存サイトのカスタマイズ
既存サイトのカスタマイズは、すでに運用されているWordPressサイトのレイアウト変更や機能追加を行う副業案件です。テーマの設定変更やプラグインの導入といった簡易的な作業から、テーマのコードを直接書き換える専門的な作業まで含まれます。
難易度は中級程度であり、既存コードを解読して不具合を出さずに修正するPHPやCSSの知識が求められます。一から全体を構築する案件よりは作業負担が少ないため、基本スキルを身につけたあとのステップアップとしておすすめです。
なお、具体的なカスタマイズ手順や注意点については以下の記事で詳しく解説しています。知識を深めたい方は参考にしてください。
WordPress副業の収入相場と案件単価
WordPressの副業で得られる収入は、対応できる作業内容やスキルレベルによって大きく異なります。未経験から始めやすい作業代行から、専門スキルが必要なWebサイト制作まで、案件ごとの単価相場を押さえておくことが大切です。
主なWordPress副業案件の単価相場は以下のとおりです。
| 仕事内容 | 報酬相場 | 必要なスキルの目安 |
|---|---|---|
| 記事入稿・コンテンツ更新 | 1件あたり 1,000円〜5,000円 | 基本的なWordPress操作 |
| 既存テーマでのサイト構築 | 1件あたり 50,000円〜150,000円 | HTML/CSSの基礎、テーマ設定知識 |
| オリジナルテーマ制作・カスタマイズ | 1件あたり 100,000円〜300,000円以上 | HTML/CSS、PHP、JavaScript |
| サイトの保守運用・管理代行 | 月額 10,000円〜30,000円(継続) | セキュリティ対策、バックアップ知識 |
副業で稼ぐための案件組み合わせ例
目指す収入額に応じて、こなすべき案件の量や種類が変わります。
月5万円を目指す場合
初心者や副業を始めたばかりの段階では、記事入稿作業や更新代行で実績を作りながら、小規模なサイト制作を月に1件受注するのが現実的です。例えば、1件数千円の入稿案件を数件こなしつつ、5万円程度の簡易なWebサイト構築案件を1件完了させることで月5万円を達成できます。
月20万円を目指す場合
月20万円以上の高収入を目指す場合は、HTML/CSSやPHPのスキルを活かしたサイト制作やカスタム案件を中心に受注する必要があります。5万円〜10万円ほどのサイト制作案件を毎月2〜3件こなすか、オリジナルテーマ構築などの高単価案件(1件15万円〜20万円)を1件受注しつつ、定期収入となる保守運用案件を複数組み合わせることで達成できます。
WordPress副業で高収入を得るために必要なプログラミング言語
WordPressの副業で高収入を目指すなら、プログラミング言語の習得が欠かせません。扱うことのできる言語が増えるほど、難易度の高い高単価案件を受注できるようになります。
まずは各言語の優先度と難易度の目安、対応できる案件の違いを押さえておきましょう。
①HTML/CSS

HTMLとCSSは、Webサイト制作の基本となる言語です。学習の優先度が高く、プログラミング初心者でも比較的短期間で身につけやすい特徴があります。
| 言語 | 役割 |
|---|---|
| HTML | Webページの骨組みを作る言語。タグを使ってテキストや画像、リンクなどを配置する。 |
| CSS | Webページの見た目を整える言語。カラーやフォント、レイアウトなどを設定する。 |
HTML・CSSは、Webサイトを一から制作する副業案件では必須となるスキルです。また、既存のWordPressテーマのカスタマイズを行う際もコードの修正が必要になるため、基礎知識は確実に身につけておきましょう。
初心者向けの入稿作業であっても、HTML/CSSを理解していればレイアウト崩れなどの不具合にスムーズに対応でき、クライアントからの信頼向上につながります。
②JavaScript
JavaScriptは、Webサイトに動的な表現や機能を加えるための言語です。難易度は中程度ですが、習得することで表現の幅が大きく広がります。
スライドショーやハンバーガーメニュー、ポップアップ表示など、現代のWebサイトでよく使われるギミックを実装する際に用いられます。JavaScriptを扱えると、デザイン性の高いWebサイト制作案件に応募できるようになり、案件単価の上昇が期待できます。
③PHP
PHPは、WordPress本体やテーマ、プラグインの動作を制御している主要なプログラミング言語です。学習難易度は高めですが、高収入を得るためには最も重要な言語といえます。
PHPを理解すると、以下のような高単価案件に対応できるようになります。
- 完全オリジナルのWordPressテーマ制作
- プラグインのカスタマイズや独自機能の追加
- 既存サイトのシステムエラー修復や仕様変更
これらの案件は1件あたり10万円〜30万円以上の高単価になるケースが多く、WordPress副業で本業レベルの収入を目指すのであれば、ぜひ習得したい言語です。
WordPressの副業案件を探す方法
WordPressの副業を探すなら、以下の方法がおすすめです。
- クラウドソーシングサイトの案件に応募する
- 求人サイトに登録する
- SNSで案件を探す
それぞれの特徴や、案件を獲得するためのポイントを見ていきましょう。
クラウドソーシングサイトを利用する
WordPressの副業を始めるなら、クラウドソーシングサイトを利用するのがおすすめです。代表的なサービスには、クラウドワークスやランサーズがあります。
クラウドソーシングサイトは、仕事を依頼したい企業や個人と、仕事を受注したい人をつなぐサービスです。案件を条件ごとに絞り込めるため、自分のスキルや希望する報酬に合った副業案件を探しやすいでしょう。
また、サイト内でチャットや報酬のやり取りが完結するので、安心して案件に取り組めるのもメリットです。
初心者がクラウドソーシングで最初の1件を獲得するには、プロフィールの充実が欠かせません。これまでの学習歴や扱えるスキル(HTML/CSS、PHPなど)、稼働可能時間を詳しく記載し、丁寧で迅速なコミュニケーションを心がける姿勢をアピールしましょう。
求人サイトを利用する
副業案件を扱う求人サイトで、WordPressの仕事を探す方法もあります。代表的な求人サイトは以下のとおりです。
| 求人サイト | WordPressの副業案件数 | 特徴 |
| 求人ボックス | 約1,600件 | 2,000万件以上の掲載求人件数。 |
| Indeed | 約190件 | 毎月の新規掲載求人数が110万件以上。 |
求人サイトでは企業が募集している案件が中心となるため、個人間取引と比べてトラブルが起こにい点がメリットです。継続案件や長期契約の仕事も見つけやすいでしょう。
SNSで案件を探す
SNSを活用して、WordPressの副業案件に応募する方法です。直接やり取りをして受注ができるため、手数料などが発生しない点がメリットです。
ただし、仲介会社を挟まない直接契約にはトラブルのリスクもあります。未払い防止のために業務内容や納期、報酬額、修正回数を明記した「契約書」や「発注書」を事前に交わすことが重要です。また、相手のアカウントの運用実績や発言内容を事前にしっかり確認し、信頼できる相手かどうか見極めましょう。
WordPress副業のスキルを高める学習方法
WordPressの副業を行うなら、実践的なスキルの向上が不可欠です。スキルを高める主な学習方法は以下のとおりです。
- 書籍を使って基礎知識を身につける
- 自作サイトを作りながら実践力を養う
- 講座で効率的に学ぶ
それぞれの学習方法について詳しく見ていきましょう。
書籍を使って基礎知識を身につける

WordPressを基礎から学ぶなら、書籍を活用する方法がおすすめです。WordPressに関する書籍は数多く出版されており、基本操作からサイト制作まで体系的に学べます。
また、比較的コストを抑えられるうえ、自分のペースで学習を進められるのもメリットです。初心者の方は、まず書籍で基礎知識を身につけてから実践に進むと理解しやすいでしょう。
自作サイトを作りながら実践力を養う
知識だけを身につけた状態で、いきなり副業案件を受注するのは簡単ではありません。そのため、基礎を習得したら、実際に自分でWordPressサイトを制作しながら、実践力を養うことが大切です。
案件獲得率を高めるには、自作サイトを「ポートフォリオ」として公開するのが効果的です。架空の店舗サイトやコーポレートサイトを制作し、使用したテーマや対応可能なカスタマイズ内容、デザインのこだわりなどをまとめておくと、クライアントに自身のスキルを分かりやすく提示できます。
講座で効率的に学ぶ

WordPressのスキルを短期間で習得したいなら、講座の利用がおすすめです。独学と講座受講にはそれぞれ特徴があります。
| 学習方法 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 独学 | 費用を安く抑えられる・マイペースに学べる | 疑問解消に時間がかかる・挫折しやすい |
| スクール・講座 | プロに質問できて効率的・短期間で実践力が身につく | 受講費用がかかる |
講座なら、プロから直接指導してもらえるため、疑問点をすぐ解決しながら効率的にスキルアップできます。
特に、WordPressセミナーでは、WordPressを使ったサイト制作から運用の方法までをハンズオン形式で学べます。実際に手を動かすカリキュラムなので、知識だけでなく実践力が養われます。
また、講座では複数ジャンルのサイト制作の方法を学べるため、幅広い案件への対応力も身につくでしょう。
セミナー名 WordPressセミナー 運営元 GETT Proskill(ゲット プロスキル) 価格(税込) 29,700円〜 受講期間 2日間 受講形式 対面(東京・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング
WordPressで記事を入稿する方法
初心者がWordPressで副業を始めるなら、入稿作業の代行案件がおすすめです。実際にどのような流れでWordPressで記事を入稿するのかについて見ていきましょう。
①投稿を開く
まずは、WordPressの管理画面へログインし、記事を作成する画面を開きます。左側にあるサイドメニューから「投稿」を開き、「投稿を追加」をクリックしましょう。

すると新規記事を作成するための編集画面が表示されます。
②タイトル・本文を入力する

タイトルは、「タイトルを追加」と書かれた項目に記入してください。続いて、タイトル下のブロックを選択して、本文を入力していきます。
Enterキーを押すと次のブロックに移動するので、段落を分けながら文章を入力していきましょう。
③見出しを設定する
見出しは、見出しブロックを使用することで適用できます。見出しをつけたいブロックを選択したら、ブロック上部に表示される「段落」のアイコンをクリックして、「見出し」を選択しましょう。

見出しの大きさは、「H2」と書かれたところをクリックすることで自由に変更できます。
④画像を挿入する
記事に画像を入れる場合は、画像を入れたい段落で左側にあるブロックインサーターから「画像」をクリックしましょう。「アップロード」をクリックし、挿入したい画像を選択することで、画像が記事内に反映されます。

また、画像を挿入した後は、右側にあるブロックメニューの「コンテンツ」から代替テキストを入力しておくことで、SEO対策にもつながります。
⑤装飾を行う
重要な部分を目立たせたい場合は、文字の装飾を活用しましょう。装飾したい文字をドラッグで選択し、上部のバーから下向き三角のアイコンをクリックし、「ハイライト」を選びます。

ハイライトでは、「テキスト」から文字のカラー、「背景」から文字の背景色を変更可能です。なお、利用できる装飾機能は使用しているテーマやプラグインによって異なります。
⑥アイキャッチ画像を設定する
記事のクリック率を高めるには、アイキャッチ画像の設定は欠かせません。まず、右側の投稿メニューから「アイキャッチ画像を設定」をクリックします。

次に、「ファイルをアップロード」から「ファイルを選択」をクリックして、画像をアップロードしましょう。すると、メディアライブラリに画像が追加されるので、代替テキストを入力して「アイキャッチ画像を設定」をクリックしてください。
⑦記事を投稿する
記事の内容を確認し、問題がなければ画面右上の「公開」をクリックします。

公開ボタンを押せば、記事がWebサイト上へ反映されます。なお、副業案件では公開前にチェックが入ることが多いため、それぞれのルールに沿って対応しましょう。
未経験からWordPress副業を始めるロードマップ
未経験からWordPressを使った副業で稼げるようになるには、順序立ててスキルを身につけ、段階的に案件の難易度を上げていくことが大切です。ここでは、ゼロからスタートして高収入を目指すための4つのステップを解説します。
1.基礎知識の習得と自作サイト制作
まずはWordPressの基本的な使い方や構造を理解しましょう。実際にレンタルサーバーを契約し、自分でドメインを取得してWebサイトを開設してみるのが一番の近道です。テーマの設定、プラグインの導入、ブロックエディタを使った基本的な操作を一通り体験しておくことで、実務への理解が深まります。
2.ポートフォリオの作成
案件に応募する際、自分のスキルを証明するための「ポートフォリオ(実績集)」を用意します。自作したWebサイトやブログ記事の入稿実績、対応可能なデザインや機能を分かりやすくまとめておくことで、クライアントに安心して発注してもらえるようになります。
3.初心者向け案件(入稿など)への応募と実務経験
ポートフォリオが完成したら、クラウドソーシングサイトなどを活用して実際の案件に応募します。はじめはハードルの低い「記事入稿代行」や「簡単なテキスト・画像の修正」といった案件からチャレンジし、クライアントとのやり取りや納品までの実務の流れに慣れていきましょう。
4.高単価案件(制作・カスタマイズ)へのステップアップ
実務経験を積みながらHTML/CSSやPHPなどのWeb制作スキルを並行して学び、新規サイト構築やデザインのカスタマイズ、既存サイトの修繕といった高単価案件へ挑戦します。対応できる作業範囲を広げることで、案件単価が一気に上がり、副業での収入を大きく伸ばすことができます。
WordPressの副業についてまとめ
今回は、WordPressで受注できる副業の仕事内容や必要なスキル、案件の探し方などについて解説しました。WordPressの副業には、記事の入稿作業からWebサイトの構築まで幅広い案件があり、スキルに応じて選べるのが魅力です。
まずは、書籍や講座で基礎知識を身につけてから、実際に気になる副業案件に応募してみてください。