WordPressを使って、ウェブサイトや記事を作成したいと考えている方も多いでしょう。しかし、独学でWordPressのスキルを習得することにハードルを感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで本記事では、WordPressの基本情報から7つの勉強方法、勉強の進め方、WordPress初心者が勉強すべきポイントについて解説します。
あわせて初心者が抱きやすいWordPressを勉強する際のよくある疑問に回答し、おすすめのWordPressセミナーも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
記事を読めば、自分に合ったWordPressの勉強方法と、何から順番に勉強すればよいかがわかります。
WordPressの勉強は独学できる?

WordPressは、初心者でも独学で勉強できます。理由は次の3つです。
- 管理画面がわかりやすい
- HTMLなどの専門知識がなくてもサイトを作れる
- 利用者が多く、本・記事・動画など教材が豊富にある
- 無料テーマや練習用の環境を使えば、比較的費用をかけずに試せる
さっそく、WordPressの基本やWordPressで何ができるか、独学向けの勉強方法、勉強のポイントを見ていきましょう。
WordPressを独学で習得する方法については、【2026】WordPressは独学で習得できる?おすすめの勉強方法と初心者向けロードマップを解説を読んでみてください。
WordPressとは?勉強前に知りたい基本
WordPressは、ウェブサイトやブログを簡単に作成・管理できるオープンソースのプラットフォームです。専門的な知識がなくても直感的な操作でサイト構築が可能で、世界のウェブサイトの約4割(40.1%、W3Techs・2026年10月時点)がWordPressで作成されています。
日本国内のCMSのシェアにおいても8割以上とユーザーが多く、多くのウェブサイトがWordPressで作成されています。
2026年5月には最新のメジャーバージョン「WordPress 7.0」が公開されました。WordPressを勉強する際は、最新バージョンに対応した教材を選びましょう。
参考:W3Techs「WordPressの利用統計と市場シェア」
参考:W3Techs「日本語をコンテンツ言語として使用するウェブサイトにおけるコンテンツ管理システムの分布」
参考:WordPress.org「Version 7.0」
WordPressを勉強するとできること

WordPressは、ウェブサイトやブログの作成・管理を可能にするコンテンツ管理システム(CMS)です。ウェブサイト構築に必要な基本機能から、高度な機能まで用意しています。
専門知識がなくても、テーマやプラグインを組み合わせるだけでウェブサイトを作成できるため、WordPressは特に初心者が利用しやすいサービスといえるでしょう。
WordPressを勉強すると作れるウェブサイトの種類
WordPressで作成できるウェブサイトは以下のとおりです。
- ブログ(個人、企業)
- ホームページ
- ポートフォリオサイト
- ECサイト
- コーポレートサイト
- メディア系サイト(情報発信)
個人向けのブログから企業のコーポレートサイトまで、幅広いジャンルのウェブサイトを作成できます。
WordPressの勉強でわかる基本機能
WordPressの基本機能は、以下のとおりです。
- 記事の執筆・投稿
- 画像や動画の追加
- 固定ページの作成
- 階層構造の設定
- 外観のカスタマイズ
WordPressは基本機能だけでもウェブサイトや記事を作成できる点が魅力でしょう。
WordPressの勉強でわかるカスタム性
WordPressの プラグインを活用するとより目的に特化したウェブサイトを作成できます。
プラグインを追加して機能を拡張すると、以下のようなカスタマイズが可能です。
- SEO対策
- SNS連携
- お問い合わせフォームの設置
- 会員制機能の実装
- EC(電子商取引)機能の追加
- セキュリティの強化
WordPressをセミナー等で学習すると、基礎からECサイト構築まで実践的なスキルを短期間で身につけられるでしょう。
WordPressの勉強方法7選

ここでは、WordPressの効率的な勉強方法を解説します。
各勉強法の概要について表にまとめましたので、まずはご覧ください。
| 勉強方法 | 費用 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| ①WordPressを 実際に動かして勉強する |
無料、有料両方あり |
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| ②WordPressのセミナーや勉強会に参加する | 数千円~数万円(無料のものもあり) |
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| ③WordPressの本で勉強する | 2,000円~数千円程度 |
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| ④WordPress関連の記事で勉強する | 無料 |
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| ⑤WordPress関連の動画で勉強する | 無料(※一部有料コンテンツもあり) |
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| ⑥WordPress勉強方法についてSNSで情報収集する | 無料 |
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| ⑦WordPress関連の学習サイトで勉強する | 無料~月額数千円程度 |
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それぞれの勉強法を見ていきましょう。
①WordPressを実際に動かして勉強する
WordPressを実際に動かしてみることは、効果的な勉強方法の1つです。WordPressはどの機能も直感的に操作できるようデザインされているため、動かして感覚をつかむ練習をおすすめします。
まずは無料テーマを使い、簡単な個人ブログの作成を目指してみましょう。その過程で、テーマやプラグイン、管理画面の使い方など、操作のイロハが身についてくるでしょう。
②WordPressのセミナーや勉強会に参加する

WordPressを勉強する上で特に効果的なのは、セミナーや勉強会に参加する方法です。
セミナーや勉強会では、初心者から中級者まで様々なレベルに合わせた講座が用意されており、専門家から直接指導を受けられるため貴重な勉強の機会です。
おすすめは初心者からでも、在庫管理などが難しく感じられがちなECサイトも、「売れるECサイト」として制作するなど、実践的な課題で学べるWordPressセミナーです。
実践力の習得に注力した短期集中プログラムで受講形式も選べるため、忙しい方でもWordPressを効率よく勉強できます。
| セミナー名 | WordPressセミナー |
|---|---|
| 運営元 | GETT Proskill(ゲット プロスキル) |
| 価格(税込) | 29,700円〜 |
| 受講期間 | 2日間 |
| 受講形式 | 対面(東京・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング |
③WordPressの本で勉強する
WordPressの本で勉強するやり方は、初心者におすすめの方法の1つです。
専門書を活用すれば、基礎から応用まで順序立てて学習できるため、知識の抜け漏れを防ぎながら全体像を把握しやすくなります。
WordPress 7.0の公開後は画面が変わった部分もあるため、発売日が新しい本を選ぶと安心です。
まずは書店やオンライン書店で評価の高いWordPress入門書を1冊選び、実際にWordPressを動かしながら読み進めてみるとよいでしょう。
④WordPress関連の記事で勉強する
ウェブ記事による勉強のメリットは、無料で必要な知識をピンポイントで学べる点にあります。
ウェブ記事でWordPressを勉強する際は、まずは自分がどこがわからないのか把握してから、検索して該当記事を探しましょう。WordPressはバージョンが更新されるため、参考にするウェブ記事は、可能な限り更新の日付が新しいものを選ぶことが大切です。
⑤WordPress関連の動画で勉強する
動画で勉強する方法は、視覚的に操作画面を確認しながら学べるため、テキストだけの学習よりもイメージがつかみやすく理解が深まりやすい点が魅力です。
WordPressの使い方を発信しているYouTubeチャンネルには、以下のようなものがあります。
- (株)ウェブロード
- アキユキ / Web制作チャンネル
- ウェブビジチャンネル
- 金子晃之
- mikimiki web スクール
どのチャンネルもわかりやすくWordPressの使い方を解説しており、初心者の勉強のサポートになるでしょう。
⑥WordPress勉強方法についてSNSで情報収集する
SNSを活用した情報収集も、WordPressを勉強する上で効果的です。XやFacebookなどのSNSでは、WordPressに関する最新情報やトレンドを素早くキャッチできます。
「#WordPress」のようなハッシュタグを検索したり、専門家のアカウントをチェックすることで、初心者でも質の高い情報にアクセスできるのが魅力でしょう。
⑦WordPress関連の学習サイトで勉強する
オンラインの学習サイトを使えば、WordPressを初級から順番に体系立てて勉強できます。代表的な学習サイトは以下のとおりです。
- Learn WordPress(WordPress.org公式の無料学習サイト)
- Udemy(講座ごとに購入する動画学習サイト)
- Schoo(月額制のオンライン授業)
まずは無料の講座で基礎を固め、足りない部分を有料講座で補うと、費用を抑えながらWordPressの勉強を進められます。
WordPressの勉強で初心者が押さえるべきポイント

WordPress初心者の場合、優先的に勉強すべきポイントがあります。
- WordPressの構造を勉強する
- WordPressのエディタを勉強する
- WordPressのプラグインを勉強する
- WordPressのテーマを勉強する
どのポイントもWordPrWordPressでは重要になりますので、それぞれ見ていきましょう。
①WordPressの構造を勉強する
WordPress初心者にとって、WordPressの構造を理解することは基本となります。
WordPressの環境を支える要素には、以下のようなものがあります。
- HTML/CSS:ページの構造とデザインを決める言語
- サーバー:サイトのデータを保存して公開する場所
- ドメイン:サイトの住所となるURL
各要素の役割を理解することで、ウェブサイトの構築だけでなく発生しうるトラブルへの対処もしやすくなるため、土台として勉強しておきましょう。
HTML/CSS
HTML/CSSは、WordPressのテーマやプラグインに使用されている言語で、HTMLはウェブページの構造を定義し、CSSはデザインを担当しています。
そのため、HTML/CSSを理解して扱えるようになると、より細かなカスタマイズやデザインの調整ができるようになります。
サーバー
サーバーは、WordPressで作成したウェブサイトのデータを保存する箱のような役割を果たす機能です。具体的には、以下の役割を担っています。
- データの保存と提供
- インターネットへの接続
- ユーザーの要求に応じた情報提供
- WordPressソフトウェアを実行する環境の提供
初心者の方なら、サーバーを「WordPressのデータを保存し、インターネット接続にも必要な機能」と考えると覚えやすいでしょう。
ドメイン
ドメインは、ウェブサイトのアドレス(住所)であり、誰が運営するウェブサイトか明らかにする上で重要な機能です。ドメインの種類には以下のようなものが挙げられます。
- .com
- .net
- .jp
- .co.jp
- .info
- .xyz
- .blog
- .store
また、ドメインには無料のものと有料のものがあり、有料ドメインの取得費用は年間1,000〜5,000円程度です。
なお、レンタルサーバー事業者ごとにドメインの費用は異なっており、加えてどのドメインの種類かによっても費用が変わってきますので注意してください。
②WordPressのエディタを勉強する
WordPressの記事作成画面には、クラシックエディタとブロックエディタの2種類があります。
WordPress 5.0以降はブロックエディタが標準となっていますが、クラシックエディタも公式プラグインで使えるため、好みに応じてエディタを選べます。
クラシックエディタ
クラシックエディタは、シンプルで直観的に操作でき、初心者でもすぐに記事などが作成できます。 WordやGoogleドキュメントなどに近い操作感なので、文字入力や画像配置が簡単なのが大きな特徴でしょう。
また、HTMLやCSSのコードを直接編集しやすく、熟練者にとってカスタマイズがしやすい点もクラシックエディタの魅力です。
ブロックエディタ
ブロックエディタは、要素ごとに専用のブロックを設置し、それぞれのブロックを個別に編集しながら記事などを作成するエディタです。
慣れるとドラッグ&ドロップでブロックを移動させてカスタムしたり、複雑な仕組みや動きのあるコンテンツを直観的に配置できるようになります。
熟練者向けの高度なカスタマイズも可能で、カスタムブロックを作成することにより、ウェブサイトや記事をより目的に合わせたデザイン・仕組みにもできます。
③WordPressのプラグインを勉強する
プラグインは、WordPressの機能を拡張するためのツールであり、ウェブサイトをカスタムする上で欠かせない機能です。
プラグインの詳しい情報については、以下の記事で解説しています。
④WordPressのテーマを勉強する
テーマは、WordPressで作成するウェブサイトの外観や構造といったデザインと機能を決める機能です。テンプレートとして用意されているテーマを導入することで、デザイン性の高いウェブサイトを簡単に作成できる点が魅力です。
テーマには有料・無料の2種類があり、どちらを選ぶかはウェブサイトに必要な機能によって変わります。初心者の場合、まずは無料テーマを試してみることをおすすめします。
実際に操作しながら機能を確認し、自分のニーズに合ったテーマを探してみましょう。
WordPressの勉強の進め方4ステップ
勉強方法とポイントがわかったら、次の順番でWordPressの勉強を進めてみましょう。
1.練習用のWordPressを用意する
Localなどでパソコン内に練習環境を作ってみてください。
2.無料テーマで基本操作を覚える
練習環境ができたら、投稿・固定ページ・メニュー・プラグインの追加など、基本操作を一通り試してみましょう。
3.好きなサイトを模写する
好きなサイトを見つけ、手本にします。そして同じ見た目を再現できるよう、デザインの組み方を工夫してみましょう。
4.オリジナルサイトを公開・運用する
あなたのドメインとサーバーを用意し、自分のサイトを公開して更新を続けます。
まずはステップ1〜2で操作に慣れ、ステップ3〜4で実践力を伸ばすのが、WordPressの勉強を挫折せずに続けるコツです。
WordPressの勉強についてよくある質問

最後に、WordPressの勉強に関するよくある疑問について回答します。
WordPressは無料でも利用できますが、本格的な利用には有料プランや関連サービスの費用が必要となる場合があります。WordPress.comの無料プランと有料プランでは、使える機能や制限に違いがあります。
それぞれの特徴について表にまとめました。
| WordPress.org(無料) | WordPress.com(無料) | WordPress.com(有料) | |
|---|---|---|---|
| 費用 | 無料 | 無料 |
※いずれも年払い時の月額・税別 |
| 必要なもの |
|
なし | なし |
| プラグイン | 利用できる | 利用できない | 利用できる |
| テーマ | 利用できる | 利用できない | 利用できる |
| 独自ドメイン | 利用できる | 利用できない | 利用できる |
| サポート | なし | あり | あり |
また、WordPressの有料プラン以外に必要な費用については、以下の記事で詳しく解説しています。
参考:WordPress.com「料金プラン」
オワコンではありません。W3Techsによると、2026年10月時点でも世界のウェブサイトの約4割がWordPressで作られており、CMSの中で最も多く使われています。
シェアは2025年をピークにやや下がっていますが、2026年5月には「WordPress 7.0」が公開されるなど開発も続いています。ブログやホームページを自分で作りたい方にとって、今から勉強しても十分に役立つスキルです。
参考:W3Techs「WordPressの利用統計と市場シェア」
参考:W3Techs「日本語をコンテンツ言語として使用するウェブサイトにおけるコンテンツ管理システムの分布」
参考:WordPress.org「Version 7.0」
記事の投稿やテーマの変更といった基本操作は直感的にできるため、初心者でも難しくありません。ただし、デザインの細かな調整やオリジナルテーマの制作にはHTML/CSSやPHPの知識が必要で、難しく感じる場面もあります。
まずは本記事の4ステップで基本操作から始め、わからない部分はWordPress.orgの日本語フォーラムやセミナーで質問すると挫折しにくいでしょう。
WordPressの勉強方法についてまとめ
初心者がWordPressを勉強する際は、完全な独学ではなく、必要に応じて専門家に質問できる環境を用意することが大切です。
実際にWordPressを動かしながら、本・記事・動画・学習サイトなどで勉強するようにし、併せてSNSやWordPress.orgのフォーラム、セミナーや勉強会などで専門家からレクチャーしてもらえる環境を作るとよいでしょう。
WordPressは着実に学べば誰でもウェブサイトを作成できるようになりますので、焦らず一歩ずつ学ぶ姿勢を持つことが大切です。