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【2025】WordPressでできることは?作れるサイトの種類も解説!

サイト制作の定番として知られるWordPressですが、実際できることにはどのようなことがあるのでしょうか。

本記事では、WordPressでできることや作れるサイトの種類について解説します。
また、クオリティの高いサイトを作るために必要なスキルや、WordPress学習に役立つおすすめ書籍も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

WordPressとは?

WordPressとは、Webサイトを簡単に作成・管理できるオープンソースのCMSです。専門的なプログラミング知識がなくても、直感的な操作でWebサイトの構築ができます。

できることが多いことから個人ブログから企業のコーポレートサイトまで幅広く利用されており、世界中のWebサイトの40%以上がWordPressで作られているといわれています。

WordPressでできること

WordPressでできることは、主に以下の6つです。

  1. サイトを簡単に構築できる
  2. HTMLの知識がなくてもページを更新できる
  3. テンプレートを使っておしゃれなサイトを作れる
  4. デザインのカスタマイズを自由に行える
  5. プラグインで機能の拡張ができる
  6. 複数人で管理ができる

これらのWordPressでできることについて見ていきましょう。

できること①サイトを簡単に構築できる

WordPressは、プログラミングの知識がなくてもサイトを簡単に構築できるCMSです。
インストール作業や初期設定もシンプルで、サーバーとドメインを用意すれば、初心者でも短時間でサイトを立ち上げられます。

また、管理画面は直感的に操作できるデザインとなっており、記事の公開も容易です。
ブログやポートフォリオ、企業サイトなど、あらゆるジャンルのサイト構築に適しています。

できること②HTMLの知識がなくてもページを更新できる

WordPressでは、HTMLのコーディング知識がなくても、簡単にページを更新できます。
管理画面には、文字の装飾や画像の挿入などができるエディターが用意されており、一般的な文書作成ツールと同じ要領で作業を進められます。

これにより、企業の広報担当者や個人のブロガーなど、専門知識を持たない人でも日々の情報発信をスムーズに行えるのが魅力です。

できること③テンプレートを使っておしゃれなサイトを作れる

テンプレートを使っておしゃれなサイトを作れる

WordPressには、多数の無料・有料テンプレートが用意されており、それらを利用するだけでおしゃれなサイトを簡単に作成できます。
テーマには、業種や目的に特化したデザインが揃っているため、ユーザーは気に入ったテーマを選ぶだけでプロフェッショナルな仕上がりを実現可能です。

テーマはインストール後すぐに使用でき、いつでも違うテーマに変更も可能です。
このテンプレート機能により、デザインに自信がない方でも、WordPressならクオリティの高いサイトを短期間で構築できます。

できること④デザインのカスタマイズを自由に行える

WordPressは、テンプレートの利用に加え、デザインのカスタマイズが自由に行える柔軟性を持っています。専門的な知識がなくても、管理画面からコードを触らずに配色やレイアウトを変更可能です。

さらに、CSSの知識を持っていれば、テンプレートを自分好みに改変し、完全オリジナルのデザインを作ることもできます。
これにより、個人の趣味ブログから企業のブランディングサイトまで、目的に応じたサイトを自在に構築可能です。

できること⑤プラグインで機能の拡張ができる

プラグインで機能の拡張ができる

WordPressの強みのひとつは、プラグインを利用することで、簡単に機能を拡張できる点です。
SEO対策やセキュリティ強化、フォーム作成など、多岐にわたるプラグインがWordPressでは提供されています。

プラグインのインストールや設定は管理画面から数クリックで完了するため、専門的な知識は不要です。
必要な機能を追加することで、自分のサイトをより便利で魅力的なものにできるでしょう。

できること⑥複数人で管理ができる

WordPressでは、複数人でのサイト管理も容易です。管理者、編集者、投稿者といったように役割を設定することで、権限に応じた操作を割り当てられます。

これにより、例えば企業サイトでは、担当者が記事を投稿し、管理者が公開前に確認するといったワークフローを構築できます。

また、各メンバーの操作ログを記録することで、誰がどの作業を行ったのかを把握しやすい点も便利です。

WordPressで作れるサイトの種類

WordPressで作れるサイトの種類

WordPressでは、主に以下のようなサイトを作成できます。

  1. ブログ
  2. ECサイト
  3. コーポレートサイト

これらのサイトの特徴について見ていきましょう。

サイト①ブログ

WordPressはシンプルな形式のブログから専門的な情報を発信するブログまで、さまざまなタイプのブログを作成できます。
操作性に優れた管理画面を活用すれば、記事の投稿や編集が直感的に行えます。

また、投稿スケジュールの管理機能やコメント機能も充実しているため、効率的にコンテンツを配信可能です。
さらに、プラグインを使ってSEOに強い設計にできるため、検索エンジンでの上位表示を目指す方にも最適です。

サイト②ECサイト

WordPressでは、専用のプラグインを利用することで、オンラインショップの構築もできます。カート機能やクレジットカード決済機能など、ECサイト運営に必要な機能の導入が可能です。

特に、コストを抑えてスタートできることから、個人事業主や小規模なショップに適しています。
また、カスタマイズ性が高いため、独自のデザインや機能を簡単に追加できるのも魅力です。

サイト③コーポレートサイト

WordPressは企業向けのコーポレートサイト作成にも最適です。おしゃれなテンプレートを活用すれば、短期間で高品質な企業サイトを構築できます。

製品やサービスの紹介、採用情報の掲載、問い合わせフォームの設置など、必要なコンテンツを手軽に追加できる柔軟性があります。

さらに、レスポンシブデザインに対応しているため、スマートフォンやタブレットでも快適にコンテンツを閲覧可能です。
加えて、サイト制作のコストパフォーマンスが高い点も、多くの企業がWordPressを選ぶ理由の一つです。

クオリティの高いWordPressを作るために必要なスキル

WordPressでできることを増やしたいなら、以下のスキルがあると望ましいです。

  1. HTML/CSS
  2. JavaScript
  3. PHP

これらのスキルについて見ていきましょう。

スキル①HTML/CSS

HTML/CSS

HTMLとCSSは、Webサイトの構築やデザインを行うための基本的なスキルです。HTMLはWebページの構造を作成し、CSSはその見た目を整える役割を果たします。

WordPressではテーマをカスタマイズする際、HTMLとCSSの知識があると、より自由度の高いデザインが可能です。

例えば、テキストの色、フォント、画像のサイズなどを柔軟に調整できます。既存テーマから自分なりのアレンジを加えたい場合は、HTMLやCSSのスキルが重要です。

スキル②JavaScript

JavaScriptは、Webサイトに動的な機能を追加するためのスキルです。
ボタンをクリックしたときのアクションやスライドショー、ポップアップ表示など、ユーザー体験を向上させるインタラクティブな要素を実現できます。

さらに、JavaScriptのライブラリである「jQuery」を活用すれば、コード量を抑えつつ効果的な動きを実装できます。
特に、訪問者の目を引くアニメーションの導入は、サイトのクオリティを高める際に役立つスキルです。

また、JavaScriptの使い方について知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
JavaScriptでサイトにスライドショーを実装する方法を解説しています。

JavaScriptでできることを知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

【2025】JavaScriptでスライドショーをつくる方法!おすすめのライブラリも紹介

スキル③PHP

PHPは、WordPressの基盤となるプログラミング言語で、サーバーサイドで動作します。動的なWebサイトを構築するために欠かせないスキルであり、WordPressテーマやプラグインの開発にも利用されます。

例えば、独自のテーマを作成したり、投稿一覧をカスタマイズする際にはPHPの知識が必要です。また、WordPressに機能を追加する際にも、PHPを理解していると柔軟に対応できます。

クオリティの高いWordPressサイトを構築するうえで、PHPは重要なスキルです。

また、PHPについてより詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。PHPでできることや、WordPressでよく使うPHPの記述について解説しています。

【2025】WordPressで使用されるPHPとは?よく使う記述やおすすめの書籍を紹介

WordPressの学習におすすめの書籍

WordPressでできることを増やしたいなら、以下の書籍がおすすめです。

  1. 1冊ですべて身につくWordPress入門講座
  2. HTMLサイトをWordPressにする本

これらの書籍の特徴について見ていきましょう。

書籍①1冊ですべて身につくWordPress入門講座

1冊ですべて身につくWordPress入門講座

引用:Amazon

本書は、Webサイト制作をゼロから始めたい初心者や、コードを書かずにWordPressを使ってサイトを作成したい人に向けた入門書です。
わかりやすい説明が評価され、2025年1月現在でシリーズ累計35万部を突破しています。

内容は、Webサイト制作の基礎知識からWordPressの基本操作、テーマの使い方までを体系的に学べる構成となっています。
さらに、サンプルデータがダウンロードできるので、自分のパソコンで実践しながら学習を進められるのも魅力です。

著者 Mana
出版社 SBクリエイティブ
発売日 2022年3月23日

書籍②HTMLサイトをWordPressにする本

HTMLサイトをWordPressにする本

引用:Amazon

本書は、HTMLで作成したオリジナルデザインのWebサイトをWordPressに変換し、運用可能な形で公開するまでのプロセスを学べる実践書です。
Webデザインスクールの講師陣が執筆しており、初心者がつまずきやすいポイントを踏まえたわかりやすい解説が特徴です。

独立やキャリアアップを目指すWeb制作者に役立つ内容で、Figmaデータや完成済みのWordPressデータなど、多くの特典も付属しています。

さらに、テンプレートファイルや最低限のコード一覧などの付録も充実しています。章ごとに具体的なページの作成方法が詳細に紹介されているため、学びながら確実にスキルを習得できる一冊です。

著者 久保田 涼子、西原 礼奈、阿諏訪 聡美
出版社 ソシム
発売日 2023年8月26日

WordPressでできることのまとめ

今回は、WordPressでできることについて紹介しました。WordPressは、サイトを簡単に構築できるだけでなく、HTMLの知識がなくてもページの更新が可能で、初心者にも扱いやすいのが特徴です。

また、テンプレートを活用すれば、おしゃれなサイトを手軽に作成でき、デザインのカスタマイズやプラグインによる機能拡張も自由自在です。さらに、複数人での管理機能があるため、チームでの運用にも適しています。

このように、WordPressには多くのできることがあります。WordPressの導入を検討している方は、まず目的に合ったテーマやプラグインを選び、必要なスキルを少しずつ学ぶことで、理想のサイトを作成できるでしょう。

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