WordPressのパーマリンクは、ユーザーの実用性やSEOにもかかわるため、サイトを立ち上げた段階で設定しておく必要があります。しかし、パーマリンクには多くの種類があり、どれを選べばよいか迷っている方もいるでしょう。
本記事では、WordPressのパーマリンクの意味や、設定変更のやり方などを解説しています。また、パーマリンクの種類別の特徴や3つの注意点なども紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
WordPressのパーマリンクとは?
パーマリンクとは、各Webページに設定されるURLのことです。ドメインとスラッグを組み合わせて、ページごとに異なるURLが割り当てられます。
パーマリンクは、インターネット上でページの在処を示す住所のような役割を持っています。そのため、ユーザーがページへアクセスしたり、検索エンジンがページを認識したりする際にも重要な要素です。
パーマリンクとスラッグの違い
パーマリンクとスラッグは混同されやすい用語ですが、それぞれ意味が異なります。両者の違いを下記の表にまとめてみました。
| 用語 | 内容 |
| パーマリンク | ドメインを含めたWebページのURL全体 |
| スラッグ | ドメインの後ろに付けるページ固有の文字列 |
例えば、「https://test-site.com/wordpress-permalink」というURLのケースでは、「https://test-site.com/wordpress-permalink」がパーマリンク、「wordpress-permalink」がスラッグです。WordPressではページごとにスラッグを設定することで、それぞれ固有のパーマリンクが作成されます。
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WordPressでパーマリンクを変更するやり方
パーマリンクは、管理画面から簡単に設定できます。設定手順は下記のとおりです。
- サイドメニューの「設定」から「パーマリンク」を開く

- 「共通設定」の「パーマリンク構造」からお好みのパーマリンク設定を選ぶ

- 画面下部の「変更を保存」をクリックする
設定できるパーマリンク形式は全6パターン存在しますが、基本的には「投稿名」がおすすめです。投稿名を利用すると、URLから記事内容をイメージしやすくなるため、読者にとってわかりやすいパーマリンクを作成できます。
WordPressのスラッグを変更するやり方
WordPressでスラッグを設定するには、投稿の編集画面から操作を行います。
- サイドメニューの「投稿」から「投稿を追加」を選択する

- 右側の投稿メニューにある「スラッグ」の値をクリックする

- ページ内容に合った文字列へ変更する

スラッグを設定して記事を公開すると、入力した文字列がURLとしてアドレスバーに反映されます。
また、WordPressには、パーマリンク以外にもサイトマップ作成やパンくずリスト作成、スパム対策など、効果的なSEO対策があります。下記の記事では、WordPressでサイト運営をするうえで押さえておきたいSEO対策を紹介しているので、ぜひこちらもあわせてご覧ください。
WordPressのパーマリンク6種類の特徴
WordPressでは、下記のようにさまざまな形式のパーマリンクを設定できます。
- 基本
- 日付と投稿名
- 月と投稿名
- 数字ベース
- 投稿名
- カスタム構造
それぞれでURLの構造が異なるため、サイトの目的に合わせて選択することが大切です。これらの形式の特徴について見ていきましょう。
①基本
基本は、WordPressの初期状態で設定されているパーマリンク形式です。URLにはWordPress側が自動で割り当てたID番号が使用されるため、投稿ごとに任意の文字列を指定できません。
URLを見ただけでは記事内容を判断できないため、ユーザーの実用性やSEOの観点から利用されるケースは少ないでしょう。
②日付と投稿名
日付と投稿名は、記事の公開日と投稿名を組み合わせてパーマリンクを作成する形式です。公開日時がURLに含まれるため、記事の公開時期を把握しやすいメリットがあります。
情報の鮮度が重視されるニュースサイトやメディアサイトで採用されることが多い設定です。
一方で、古い記事が新しい情報へ更新されてもURL上の日付は変わらないため、更新日との矛盾が生じるのが懸念点です。また、投稿日を見直すことでパーマリンクも更新できますが、それまで積み上げてきたSEO評価もリセットされてしまいます。
③月と投稿名
月と投稿名は、公開した年と月、投稿名を組み合わせる形式です。URLは「年/月/タイトル/」のような構造になるため、記事が公開された時期を大まかに把握しやすいのが特徴です。
基本的には、「日付と投稿名」と同じデメリットがあります。また、スラッグが重複したケースでは、末に「-2」や「-3」などの連番が自動で付与されます。
④数字ベース
数字ベースは、「archives」の後ろに数字が自動で付与される形式です。URLが短くシンプルになるほか、数字で管理されるためスラッグの重複によるバッティングが発生しないメリットがあります。
一方で、個別変更できず柔軟性が低い点や、記事内容を推測しにくい点はデメリットです。
⑤投稿名
投稿名は、記事別に設定したスラッグをURLとして使用する形式です。記事内容に合わせたパーマリンクを設定できるため、ユーザーにも内容が伝わりやすくなります。
SEO対策としても効果的なことから、ブログやコーポレートサイトなど、多くのサイトで採用されています。
⑥カスタム構造
カスタム構造は、任意のルールでパーマリンクを作成できる形式です。日付や時刻、投稿名などを自由に組み合わせてURLを設定できます。
また、ECサイトやショッピングサイトでは、商品カテゴリ名を含めたURL構造にするためにカスタム構造が利用されることもあります。WordPressのサイト構成に合わせて柔軟にURLを設計できる点がメリットです。
ただし、運用方針次第ですが、運用開始前にURL設計を決めておく必要があるため、基本は投稿名形式で始めるのがベストです。
WordPressでパーマリンクを設定する際の3つの注意点
WordPressでパーマリンク設定を調整する際は、下記の点に注意が必要です。
- 後から変更しない
- 日本語を使わない
- 単語の区切りはハイフンを使う
これらの注意点について見ていきましょう。
①後から変更しない
パーマリンクは原則、記事公開後に変更してはいけません。公開後にパーマリンクを変更すると、検索エンジンから別ページとして認識されてしまい、これまで蓄積したSEO評価へ影響が出ます。
さらに、ほかの記事や外部サイトからリンクされている場合、パーマリンクの変更によって要求されたWordPressページが存在しないことを意味する404エラー(404 Not Found)が発生してしまいます。被リンクの効果も引き継がれないため、パーマリンクは公開前に確定しておき、後から変更しないことが大切です。
また、SNSでのシェア回数やいいね数もリセットされてしまいます。
②日本語を使わない
スラッグには、日本語ではなく英単語を使用するのがおすすめです。日本語を設定すると、ブラウザや環境によってはURLに文字化けが発生します。
例えば、「http://samplesite.local/タイトル/」という日本語を含んだURLを設定した場合、下記のように変換されるケースがあります。
「http://samplesite.local/%e3%82%bf%e3%82%a4%e3%83%88%e3%83%ab/」
このように文字化けの発生によって意味のない文字列が生成されるとパーマリンクが長くなり、URLを見ただけではページ内容を判断しにくくなります。
また、WordPressでは、パーマリンク以外にも初期で設定しておきたい項目がいくつかあります。下記の記事でWordPressの初期設定を解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
③単語の区切りはハイフンを使う

スラッグ内で複数の単語を使用する場合は、ハイフン「-」で区切るようにしましょう。区切り文字としてアンダースコア「_」も使用できますが、Googleではハイフンの利用が推奨されています。
アンダースコアではなくハイフンで区切ることで、ユーザーや検索エンジンが単語の区切りを認識しやすくなるため、SEO効果が高まります。
また、「permalinksetting」のように単語を区切らずに並べるのも避けましょう。可読性が低下し、読者が内容を理解しにくくなります。
WordPressでパーマリンクを編集できない原因
WordPressでパーマリンクを編集できない場合は、WordPressの設定が原因であるケースが多いでしょう。例えば、「基本」や「数字ベース」など投稿名を含まない設定を選択している場合、WordPress側が自動でスラッグを設定するため、投稿画面で任意編集はできません。
パーマリンクを自由に指定したいケースでは、投稿名が含まれる設定にしましょう。
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WordPressのパーマリンクについてのまとめ
今回は、WordPressのパーマリンクについて紹介しました。パーマリンクは、ユーザーの実用性やSEOにも影響を及ぼします。
そのため、WordPressでサイトを公開する前に適切な形式を選択し、後から変更しないように運用することが大切です。WordPressでサイトを運営している方は、ぜひ本記事を参考にパーマリンク設定を見直してみてください。




