WordPressをインストールしたはいいが、なにから始めてよいかわからないという方も多いでしょう。WordPressには設定項目が多数あり、それぞれ優先順位も異なります。
本記事では、WordPressでしておきたい初期設定を11個紹介しています。ぜひ本記事を参考に初期設定を行い、WordPressの運用を本格的に始めてみてください。
WordPressで初期設定を優先する理由
WordPressの初期設定は、サイト運営を始める前に優先して行うことが大切です。初期設定を後回しにすると、後から設定を変更した際に不具合が発生する可能性があるためです。
また、セキュリティ設定が不十分なままWordPressの運用を開始すると、不正アクセスやスパム被害などのトラブルにつながる恐れもあります。安心してサイト運営を行うためにも、初期設定は早い段階で整えておきましょう。
WordPressで必ずチェックしたい初期設定
WordPressを運営するうえで、必ずチェックしておきたい初期設定は以下のとおりです。
- SSL設定
- パーマリンク設定
- テーマ設定
これらの初期設定について見ていきましょう。
①SSL設定
SSL設定とは、データ通信を暗号化し、セキュリティを高めるための技術です。URLが「http」ではなく「https」から始まるのが特徴です。
SSLが未設定のサイトは検索エンジンの評価が下がりやすく、検索上位に表示される可能性が低くなります。そのため、WordPressを運用するうえで、SSL設定は優先的に行いたい初期設定といえます。
なお、レンタルサーバーの簡単インストール機能でWordPressを導入した場合は、あらかじめSSLが初期設定されていることが一般的です。しかし、未設定の場合はサーバー側とWordPress側の両方で設定が必要です。
設定方法はサーバーごとに異なるため、公式のマニュアルを確認しながら進めましょう。
②パーマリンク設定
パーマリンクとは、各ページごとに設定するURLのことです。パーマリンクを後から変更すると、以下のようなデメリットがあるため、早めに設定しておきましょう。
| 影響 | 説明 |
| 元のリンクからアクセスできなくなる | 既存のリンクが無効になるため、記事に貼っていた内部リンクをすべて修正する必要が生まれる |
| SEOに影響する | URLが変わることで新しい記事とみなされ、評価が0からになってしまう |
パーマリンクの設定方法は以下のとおりです。
- 管理画面のサイドメニューにある「設定」から「パーマリンク」をクリックする

- パーマリンク構造から好みの形式を選択する

- 「変更を保存」をクリックする
一般的には「投稿名」を選択するのがおすすめです。投稿名なら、自分で記事内容が分かりやすいURLを設定できるため、ユーザーにとって親切な設計となります。
③テーマ設定
テーマ設定は、WordPressサイトのデザインを決める要素です。初心者の場合、WordPressでデザインを一から作るのは簡単ではありません。
しかし、テーマを導入することで専門的な知識がなくてもおしゃれなサイトを作成できます。テーマは後から変更することもできますが、レイアウトが崩れたり、これまで設定していた機能が無効化されたりする可能性があります。
そのため、初期設定でテーマを選んでおくことが大切です。テーマの設定方法は以下のとおりです。
- サイドメニューの「外観」から「テーマ」をクリックする

- 「テーマを追加」ボタンをクリックする
- 右上の検索窓からテーマを検索する
- 「インストール」をクリックする

- 「有効化」をクリックする
また、WordPressにどのようなテーマがあるのか知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。無料・有料別におすすめのWordPressテーマを紹介しています。
WordPressでしておくとよい初期設定
以下は、WordPressでしておくのをおすすめする初期設定です。
- WordPressの更新
- サイトのタイトル・キャッチフレーズの設定
- 不要な記事の削除
- カテゴリーの追加
- サイドバーの設定
これらの初期設定について見ていきましょう。
①WordPressの更新
WordPressの本体やテーマ、プラグインのアップデートがある場合は、初期設定で更新を行って最新の状態にしましょう。更新を行わずに放置すると、セキュリティリスクが高まる原因になります。
更新はサイドメニューの「更新」から行います。

初期設定のときだけでなく、定期的に確認してその都度更新をすることが大切です。
また、WordPressを使ったサイト構築の方法を知りたい方は、WordPressセミナーがおすすめです。WordPressセミナーでは、WordPressのカスタマイズ方法を重点的に学習できます。おしゃれなサイトを作るためのスキルを身につけられる講座なので、ぜひチェックしてみてください。
セミナー名 WordPressセミナー 運営元 GETT Proskill(ゲット プロスキル) 価格(税込) 38,500円〜 開催期間 2日間 受講形式 対面(東京)・ライブウェビナー
②サイトのタイトル・キャッチフレーズの設定
サイトのタイトルとキャッチフレーズを初期設定しておくことで、ユーザーに対して、どのようなサイトかを一目で伝えられます。
サイトのタイトルとキャッチフレーズの設定方法は以下のとおりです。
- サイドメニューの「設定」から「一般」をクリックする
- 「サイトのタイトル」と「キャッチフレーズ」を入力する

- 「変更を保存」をクリックする
初期設定として忘れないうちに変更しておくとよいでしょう。
③不要な記事の削除
WordPressをインストールすると、初期設定で「Hello World!」と「サンプルページ」という2つの記事が公開されています。これらはサンプルとして用意されているため、運用を始める前に削除しておきましょう。
投稿記事の削除手順は以下のとおりです。
- サイドメニューの「投稿」から「投稿一覧」をクリックする
- 対象の記事にカーソルを合わせて「ゴミ箱へ移動」をクリックする

- 「ゴミ箱」タブを開き、「完全に削除」をクリックする
固定ページの削除手順は以下のとおりです。
- サイドメニューの「固定ページ」から「固定ページ一覧」をクリックする
- 対象のページにカーソルを合わせて「ゴミ箱へ移動」をクリックする
- 「ゴミ箱」タブから「完全に削除する」をクリックする

不要な記事を削除しておくことで、サイトの構成を整理できるので、初期設定で対応しておくとよいでしょう。
④カテゴリーの追加
カテゴリーは、記事をテーマごとに分類するための機能です。初期設定で扱う内容ごとにカテゴリーを作成しておくことで記事が整理され、ユーザーの導線もよくなります。
カテゴリーの追加方法は以下のとおりです。
- サイドメニューの「投稿」内にある「カテゴリー」をクリックする
- 「カテゴリーを追加」にある「名前」の欄にカテゴリー名を入力する
- 「スラッグ」にカテゴリーを識別するためのURLを設定する

- 「カテゴリーを追加」をクリックする
スラッグは、カテゴリー名に対する半角英数字で設定しましょう。
⑤サイドバーの設定
サイドバーには初期設定で不要なウィジェットが表示されていることが多いため、WordPressで運用を始める前に整理しておきましょう。不要な情報が多いとユーザーの導線が分かりづらくなり、離脱の原因になる可能性があります。
サイドバーで不要なウィジェットを削除する方法は以下のとおりです。
- サイドメニューの「外観」から「ウィジェット」を選択する

- 不要な項目を選択し、「削除」をクリックする
必要な情報だけを配置することで、サイト全体が見やすくなります。
余裕があれば行いたいWordPressの初期設定
優先順位は高くありませんが、余裕があればしておきたいWordPressの初期設定は以下のとおりです。
- プラグインの導入
- お問い合わせフォームの導入
- プライバシーポリシーの作成
これらの初期設定について見ていきましょう。
①プラグインの導入
プラグインを導入することで、WordPressにさまざまな機能を追加できます。例えば、SEO対策や画像の軽量化、セキュリティ強化など、サイト運営に役立つ機能を簡単に拡張できるのが特徴です。
プラグインの導入手順は以下のとおりです。
- サイドメニューの「プラグイン」から「プラグインを追加」をクリックする
- 検索窓から導入したいプラグインを検索する
- 「今すぐインストール」をクリックする

- 「有効化」をクリックする
プラグインはいつでも追加できるため、初期設定というよりは、必要になったタイミングで入れるとよいでしょう。
また、WordPressのおすすめプラグインを知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。SEOに強いものからセキュリティ用のものまで幅広く紹介しています。
②お問い合わせフォームの導入
WordPressにお問い合わせフォームを設置しておくと、ユーザーからの質問や要望を受け付けられるだけでなく、仕事の依頼につながる可能性もあります。そのため、余裕があれば初期設定として導入しておくのがおすすめです。
導入方法としては、プラグインを利用するのが一般的です。プラグインを使用すれば、専門的な知識がなくても簡単にお問い合わせフォームを設置できます。
③プライバシーポリシーの作成
プライバシーポリシーとは、個人情報の取り扱い方針を示すページのことです。個人ブログであっても設置が必要である場合が多いため、初期設定の段階で作成しておきましょう。
WordPressでは、固定ページとしてあらかじめプライバシーポリシーページが用意されています。内容を編集することで、そのまま利用できます。
プライバシーポリシーの作成方法は以下のとおりです。
- サイドメニューの「固定ページ」から「固定ページ一覧」を選択する
- 「プライバシーポリシー」にカーソルを合わせて「編集」をクリックする

- インターネット上で公開されているひな形をコピー&ペーストし、必要な箇所のみ編集する
編集ができたら「公開」ボタンをクリックして投稿しましょう。
WordPressの初期設定でよくある質問
WordPressで初期設定を行う際によくある質問をまとめました。回答とあわせて見ていきましょう。
初期設定での導入がおすすめのプラグインには、お問い合わせフォームを作成できる「Contact Form 7」や、サイトマップを作成できる「Google XML Sitemaps」などが挙げられます。
ほかにも、画像を軽量化できる「EWWW Image Optimizer」や、文字化けを防止するための「WP Multibyte Patch」など、おすすめのプラグインはさまざまあります。必要性の高いものは初期設定のうちに導入しておくのがおすすめです。
初期設定では、無料で使えて高機能なCocoonがおすすめです。Cocoonは国内でも利用者が多く、SEO対策や表示速度の最適化など、ブログ運営に必要な機能があらかじめ備わっています。
デザイン性や機能性をさらに追求したい場合は、有料テーマの導入もおすすめですが、初期設定では無料で使えるテーマから始めてみるとよいでしょう。
WordPressの初期設定についてのまとめ
今回は、WordPressの初期設定について紹介しました。初期設定はトラブルなくWordPress運営を進めるうえで重要です。
特に、SSL設定やパーマリンク設定、テーマ設定などは後から変更するとWordPressに大きな影響が出る場合があるため、早めに対応しておきましょう。これからWordPressを始める方は、ぜひ本記事を参考に初期設定を整えてみてください。










