facebook

Photoshopのショートカットキーを一挙紹介!スムーズな作業を実現し効率化を目指そう!

Photoshopには数多くの機能が搭載されていて、ツールバーやメニューから呼び出すことができます。ただ、使用頻度が高い機能は、ショートカットキーで呼び出したほうが手軽です。
では、どのようなショートカットキーがあるのか、カスタマイズや保存の方法と一緒に確認していきましょう。

Photoshopの基本的なショートカットキー

Photoshopの基本的なショートカットキー
それではさっそく、Photoshopのショートカットキーをご紹介していきます。
まずは、Photoshopを使用する上でほぼ必須となる、基本的なショートカットを見ていきましょう。

「取り消し」(Ctrl + Z)(Command + Z)

Photoshopを使用する上で、出番が非常に多いのが「取り消し」機能です。描画や削除など、ひと通りの作業をなかったことにできます。
連続して使用することも多いため、ショートカットを活用したほうが良いでしょう。基本的には、特に制限なく操作を取り消せます。

「やり直し」(Shift + Ctrl + Z)(Shift + Command + Z)

「取り消し」の操作をなしにする形で、ひとつ先の段階まで進めることができるショートカットです。「取り消し」を選択した後で、元の状態に戻したいときに使います。
また、ショートカットを使用する場合、取り消しをしすぎてしまうミスが発生する恐れがあります。そのようなときにも、このショートカットを活用しましょう。

「コピー」(Ctrl + C)(Command + C)

選択した範囲や図形を、コピーすることができるショートカットです。同じデザインを複製する作業をする際に、高い頻度で使用します。

「ペースト」(Ctrl + P)(Command + P)

「コピー」と組み合わせて使用することが多いショートカットです。コピーしたものを、同じワークスペースや別のドキュメントに貼り付けることができます。

「上書き保存」(Ctrl + S)(Command + S)

作業をしているドキュメントを、上書き保存できるショートカットです。
Photoshopでは、誤って閉じてしまったり、停電などでパソコンが落ちてしまったりしたときのために、こまめに保存をしなければなりません。
ショートカットを活用すれば、習慣的に上書き保存ができるでしょう。

「自由変形」(Ctrl + T)(Command + T)

画像の拡大や縮小、傾きなどの変形を行う機能です。画像加工の中でも使用する頻度が高いため、ショートカットを使えるようになっておいたほうが良いでしょう。

ツールの切り替え(U、V、Lなど)

Photoshopで使用するツールは、ショートカットで切り替えられます。原則として使用するのはひとつのキーのみで、「U」で長方形ツール、「V」で移動ツール、「L」でなげなわツールなどに切り替えられます。
使用頻度の高いツールを覚えておくと、スムーズな作業をしやすいでしょう。

Photoshopの応用のショートカットキー

Photoshopのショートカットは、種類が非常に多いです。その中から、応用的な使い方ができて、使用頻度が高いものをご紹介します。

「レイヤーの移動」(Ctrl + ]、Ctrl + [)(Command + ]、Command + [)

Photoshopで使用するレイヤーを移動させられるショートカットです。
「 ] 」の場合はレイヤーが上、「 [ 」を選択すると下に移動します。高度な画像編集を行う際に、使用頻度が高いです。

「レイヤーの結合」(Shift + Ctrl + E)(Shift + Command + E)

表示されているレイヤーを、全てひとつのレイヤーとしてまとめることができます。
作業の仕上げとしてレイヤーをまとめたり、少数のパーツを整理したりするなど、出番が多いです。

「キャンバスサイズの変更」(Ctrl + 「+」、Ctrl + 「-」)(Command + 「+」、Command + 「-」)

作業を行っているキャンバスのサイズを変えられるショートカットです。
「+」で拡大、「-」で縮小されます。細部の確認や全体把握など、活用する場面は多いです。

行間の変更(Alt + ↑、Alt + ↓)(Option + ↑)(Option + ↓)

Photoshopで複数行に分かれいてる文字を使用するときに、その行間を変更することができます。
行間を狭くしたい場合は「↑」、広くするのであれば「↓」を選んでください。

字間の変更(Alt + ←、Alt + →)(Option + ←)(Option + →)

行間の変更と同様に、文字を使用する場合に活用することが多いショートカットです。
「←」で文字通しの隙間を狭め、「→」で広げることができます。

Photoshopのショートカットキーをカスタマイズする方法

Photoshopのショートカットキーをカスタマイズする方法
Photoshopのショートカットは、初期設定では不十分な場合があります。そのようなときは、カスタマイズで設定の変更やショートカットキーの追加をすると良いでしょう。
その方法を、おすすめのカスタマイズと一緒に解説します。

まずは「キーボードショートカット」を開く

まずは、「編集」メニューから「キーボードショートカット」を選択してください。
そうするとダイアログボックスが開き、スクロールメニューで機能が一覧表示されます。
その中から、カスタマイズしたい機能を選択します。左上のプルダウンメニューを変更しながら、任意の機能を見つけてください。

既存のショートカットキーをカスタマイズには

カスタマイズでは、すでに何らかのショートカットが設定されているものに、別のショートカットを設定できます。
  1. 一覧から、カスタマイズしたい機能を選びましょう。
  2. そうすると、既存のショートカットキーが表示されるはずです。その状態で、新しいキーを入力します。
  3. 最後に「確定」ボタンを押せば、設定がカスタマイズされた状態で上書きされます。

新規ショートカットキーを追加する場合

初期設定されていない機能を選択した場合も同様に、最初に一覧から機能を選択します。

  1. そして、任意のキーの組み合わせを入力しましょう。
  2. その後、「ショートカットを追加」を選択すれば、新しく設定可能です。

もし、既存のショートカットと同じキーの組み合わせが使われている場合、警告が出るため、別のキーに変更しましょう。

おすすめのカスタマイズショートカットキー

初期設定でショートカットキーがない機能の中で、以下の機能は使用頻度が高いため、カスタマイズで追加したほうが良いです。
  • 「整列」(左端揃え、右端揃え、上端揃え、中央揃え)
  • 「反転」(垂直方向、水平方向)
  • 「スマートオブジェクトに変換」
  • 「レイヤースタイル」(コピー、ペースト、削除)
いずれのショートカットキーも、既存のものと被らないように、「Shift」キーと「Ctrl」または「Command」キーの組み合わせを使用することをおすすめします。
そして、上下左右は頭文字の「U」「D」「L」「R」を使用するなど、わかりやすさを重視した文字と組み合わせるようにしましょう。

Photoshopのショートカットキーを保存する

Photoshopでカスタマイズしたショートカットは、セットとして保存しておくことが可能です。保存しておいたセットがあれば、パソコンを新調した際に、カスタマイズをしたショートカットを簡単に移行できます。
また、万が一Photoshopの設定がリセットされてしまった場合の、バックアップにもなります。そのため、カスタマイズをし終わったら、保存するようにしたほうが良いでしょう。

ショートカットを保存する方法

  1. まずはカスタマイズ時と同様に、「編集」から「キーボードショートカット」を選択し、ダイアログボックスを開いてください。
  2. そして、右上にある、ショートカットキーの保存アイコンを選択しましょう。ゴミ箱の横にあるアイコンです。
  3. そして、名前を付けると保存は完了です。再使用時にすぐ見分けられるよう、わかりやすい名前を付けてください。

Photoshopの基礎をしっかり学ぶ方法

Photoshopの基礎をしっかり学ぶ方法

Photoshopを基礎からしっかり学びたいという方には、セミナーの受講をおすすめします。
Photoshop基礎セミナー講習では、Photoshopのさまざまな機能を経験豊富なプロの講師がレクチャーします。

実戦形式で学ぶため初学者の方でも2日間で実務で使えるレベルの知識が習得可能となっております。
ぜひこの機会にPhotoshop基礎セミナー講習を受講し、Photoshopのスキル向上を目指してみてください。

スケジュール/お申込みはこちら

Photoshopのショートカットキーでスムーズな作業を実現

Photoshopのツールバーやメニューで機能を呼び出す場合、マウスでの操作となるので、若干時間がかかる上に操作ミスをするリスクも高いです。
そのような時間ロスやミスを防ぎたいのであれば、ショートカットを活用してください。自分好みにショートカットをカスタマイズをすれば、スムーズな環境を実現できるでしょう。
Photoshopのショートカットキーを一挙紹介!覚えて効率化を目指す!
最新情報をチェックしよう!