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イラストレーターで画像を埋め込む方法!一括埋め込みやできない時の対処法

ポスターやチラシにイラストや写真を取り入れる時に、イラストレーターを使いたいという人もいるでしょう。ですが、画像を埋め込む時にはどういった手順を踏めばいいのでしょう。
もし、埋め込みがうまくいかなかったらどうすればいいのでしょう。

Illustrator基礎セミナーで手っ取り早く学習するのもありですが、ここではイラストレーターで画像を一括で埋め込む方法について詳しく解説します。

イラストレーターで画像を埋め込む方法

まずは基本的な画像の埋め込み方法を押さえておきましょう。
イラストレーターでは、画像を配置しただけだとまだリンク状態です。
画像の正しい埋め込み方法を知る事で、画像ファイル削除などのトラブルが防げます。

ファイルから画像を選択

ファイルから画像を選択

メニューから、まずは「ファイル」を選択します。
「配置」という項目を探しクリックしてから、保存されたデータの中から使いたい画像を選択します。

チェックを外す

画像を埋め込む前に、確認しておかなくてはならない場所があります。
左下を見ると、そこにはリンクのチェックボックスがあります。
ここにチェックが入れてあると、リンク配置になってしまいます。
画像を埋め込みたい時には、必ずチェックを外すようにしましょう。

配置をクリック

配置をクリック

リンクのチェックを外したら、「配置」と書かれた場所をクリックします。
これで、画像を好きな場所に取り入れる事ができます。

画像を埋め込む時には、リンク配置を選択する人もいます。
そこで、リンク配置の方法についても解説します。

リンクパネルを開く

リンクパネルを開く

ウィンドウから「リンク」をクリックすると、リンクパネルが表示されます。

画像を選択

好きな画像を選択し、「画像を埋め込む」をクリックするだけで画像を取り込む事ができます。

画像を一括で埋め込む方法

イラストレーターで複数の画像を埋め込みたい時には、一括で行う方法を覚えておくと便利です。ここでは、画像を一括で埋め込む方法について詳しく解説します。

リンクパネルを開く

一括で埋め込むためには、リンクパネルから行うと便利です。
メニューからウィンドウを開き、リンクをクリックします。

画像を選択する

Shiftキーを押しながら、使用したい画像を全て選択します。
人によっては、アートボード上の画像を埋め込みたいという人もいるでしょう。
そこで、アートボード上から一括で画像を埋め込む方法についても紹介します。

画像を一括選択する

Ctrlキーを押しながら、使用する画像を選択します。

「埋め込み」をクリック

画像を選択したら、後はコントロールパネルの「埋め込む」をクリックするだけです。

埋め込み配置とリンク配置は違う?

イラストレーターには、埋め込み配置とリンク配置があります。
この2つを同じ方法と考えている人もいますが、実は大きな違いがあります。
一括で画像を埋め込む前に、まずはこの2つの違いを知っておく事が必要です。

埋め込み配置とは

埋め込み配置というのは、イラストレーターで作成し保存した画像を表示させる方法です。

イラストレーターのファイルと一体化しているため、いつでも好きな時に取り出す事ができて、画像の詳細な部分まで綺麗に表示させる事ができます。
また、トラブルが起きづらいため安心して作業できます。

ですが、画像埋め込みの場合は、データが大きくて重くなってしまいます。
そのため、動作がゆっくりに感じてしまう可能性があります。
埋め込み配置を選択した時には、作業時間についても検討するといいでしょう。

リンク配置

リンク配置というのは、イラストレーター外に保存されている画像を取り入れる方法です。

データが小さくて軽いため、扱いやすく感じます。また、元の画像を修正や変更すればすぐに反映されます。短時間で編集したい時にはメリットと感じます。

ですが、画像データを上書きしてしまった場合には希望する画像が埋め込まれない可能性もあります。リンク配置で画像を埋め込む時には、データの扱い方に気をつけましょう。
埋め込み配置かリンク配置か、どちらの方法で画像を一括埋め込みするかで迷った時には、それぞれの特徴や欠点を踏まえて選ぶといいでしょう。

イラストレーターで画像の埋め込みが上手くいかない場合の対処方法

使いやすいイラストレーターですが、時には画像の埋め込みがうまくいかない事もあります。
そこで、想定されるトラブルの対処法について解説します。

色が違う

色が違う

イラストレーターで画像を埋め込んだ時に、色が違うという事もあります。

その原因は、カラー設定の時に問題があった場合です。
作業用のカラー設定と配置する画像のカラープロファイルが異なっていると、色が変化してしまう可能性があります。その時には、編集から「プロファイルの変換」をクリックします。後は、作業用のカラーと同じ色にすれば解決します。

それでも色が違う時には、画像がRGBで作成されている可能性が高いです。
RGBで作成された画像は、CMYKカラーモードのドキュメントに埋め込むと色が変化します。
画像をCMYKに変換してから、再び配置しましょう。

サイズが違う

サイズが違う

一括埋め込みをした場合、サイズが変わってしまう事もあります。
そんな時には、画像を1つずつ丁寧に埋めていくようにしましょう。

また、透明色を含んでいる画像の場合もサイズが変わってしまう可能性があります。
この時には、読み込みオプションで「複数のレイヤーを1つの画像に統合」を選択すると埋め込みがスムーズに行えます。

背景が白い

背景が白い

背景が白くなったという場合は、背景のレイヤーが透明になっていない事が考えられます。
印刷をする前に、メニューの表示から「透明グリッドを表示する」を選択し確認するようにしましょう。

画像の埋め込みができない

画像の埋め込みができない

画像の埋め込みができなかったら、焦ってしまいます。
そんな時には、画像にロックがかかっているかどうかをチェックしておきましょう。イラストレーターでは、画像にロックをかける事ができます。これで、画像を動かす事ができなくなります。

ですが、ロックがかかったままでは埋め込む事もできないのです。
そんな時には、メニューから「オブジェクト」を選択します。
後は、「すべてをロック解除」をクリックするだけです。

また、画像はロックされていない場合はレイヤーパネルを確認してみてください。
レイヤーパネルでロックされていても、画像は動かなくなります。
レイヤーパネルのロックを解除すれば、画像を自由に埋め込む事ができます。

画像を読み取る事ができない

画像を読み取る事ができない

リンク埋め込みをしようとしたら、画像がうまく読み取れなかったという事もあります。
そんな時には、リンク切れが考えられます。画像ファイルの名前を変更したり保存先を変えた場合、更には画像そのものを消去したという事が考えられます。

リンク切れを防ぐためには、パッケージ機能を使うという方法もあります。
パッケージ機能を使えば、画像ファイルをコピーしまとめる事が可能です。
事前に行っておけば、リンク切れになる事はありません。
画像をリンク埋め込めする時には、ファイルの扱い方に十分に気をつけましょう。

イラストレーターで画像を埋め込みをしよう まとめ

イラストレーターでは、複数の画像を一括で埋め込み活用する事ができます。
画像配置とリンク配置の選択によっては違いもあるため、確認してから使用するようにしましょう。
また、色が違うなど上手くいかない時もあるため対処法を事前に知っておく事も大切です。

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