巧妙化・多様化するサイバー攻撃は、生成AIの悪用例、ランサムウェアの猛威など、もはや大企業や特定組織だけの問題ではなくなってきました。とはいえ、サイバー攻撃は目に見えないため、現在、どこで、どのような攻撃が起きているのか実感しにくいのも事実です。
そこで本記事では、サイバー攻撃をリアルタイムで可視化できるサイトを14選ご紹介します。無料で使える人気ツールを厳選したので、セキュリティ対策を強化したい企業様は、ぜひ参考にしてください。
サイバー攻撃リアルタイム可視化サイトとは?
サイバー攻撃リアルタイム可視化サイトとは、世界中のネットワーク上で発生しているサイバー攻撃の状況を、地図上にリアルタイム表示する無料コンテンツのことです。
これらは、一般的にアニメーションとして描画される可視化エンジンによって実現されており、まるでサイバー空間を俯瞰して観察しているような感覚が得られます。
サイバー攻撃をリアルタイムで確認できるサイトの特徴
サイバー攻撃をリアルタイムで確認できるサイトは、一般的に次のような特徴があります。
- 世界地図を背景に、攻撃の軌跡が線や矢印で表示
- 攻撃元と標的の国・地域がリアルタイムで特定
- 使用されている通信プロトコルやポート番号も表示
- アニメーション仕様で動的視覚体験を提供
- 最新のサイバー攻撃情報がライブ配信のように常時更新
ダークネットとサイバー攻撃リアルタイム可視化サイトの関係
サイバー攻撃をリアルタイムで可視化できるサイトは、ダークネットと呼ばれる特殊な観測空間から得られたデータをもとに、最新攻撃の動向を集積・分析しながらその場で視覚的に表現しています。
ダークネットとは、実際には使用されていないIPアドレスの空間のことです。通常、未使用のIPアドレスに通信(パケット)が届くことはありませんが、ウイルスの拡散や不正アクセスなどを目的としたサイバー攻撃は、無差別にネットワークへアクセスを試みるため、使われていないIPにも大量の通信を送ります。
この「あり得ないはずの通信」を観測するダークネットは、「どこから、どこに攻撃が行われているか」にも代替できます。つまり、サイバー攻撃可視化サイトは、「インターネット上の不審な動きを検知する空間」ともいえるダークネットの特性を活用したシステムなのです。
セキュリティリスクを回避しエクセル業務を効率化する
多様化するサイバー攻撃が深刻化する現代において、属人化しがちで煩雑なエクセル業務は、組織にとって無視できないセキュリティリスクです。急務ともいえるエクセル業務の「見える化」は、エクセル業務を効率化するための実践ガイドを参考にするとスムーズに実現できます。
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サイバー攻撃をリアルタイムで可視化する無料サイト14選
では、サイバー攻撃をリアルタイムで可視化する無料サイトを14選ご紹介します。これらのサイトで公開されている情報から、国内および海外のサイバー攻撃のリアルタイム速報をぜひご確認ください。
まずは、各サイトの概要をまとめた一覧から見てみましょう。
サイト名 | 提供元 | 表示内容 | 形式 | 日本語対応 |
サイバー脅威マップ | Kaspersky | 3D地球儀+攻撃種別表示 | 地図 | 可 |
NICTER | NICT | 平面+立方体表示 | 地図 | 可 |
Digital Attack Map | Google Ideas、Arbor Networks | DDoS攻撃の流れ表示 | 地図 | 不可 |
ライブ脅威マップ | Check Point | 線を使った攻撃可視化 | 地図 | 不可 |
X-Force Exchange | IBM | 色分けマップ+リスト | 地図 | 可 |
ワールドワイドアタック-ライブ | SonicWall | 攻撃線と円で表示 | 地図 | 不可 |
サイバー脅威ホライズン | NETSCOUT | 線と点で表示 | 地図 | 可 |
Cyberthreat Real-Time Map | Bitdefender | 赤線で攻撃表示 | 地図 | 不可 |
Cyber Attack Map | TALOS | ホットスポット表示 | 地図 | 不可 |
LIVE BOTNET THREATS WORLDWIDE | SPAMHAUS | 活動レベル別に表示 | 地図 | 可 |
Hacking Attack Attribution Map | Threatbutt | 線+音で表示 | 地図 | 不可 |
アウトブレイク脅威マップ | Fortinet | 攻撃種類・深刻度別 | 地図 | 可 |
ワールドクラスの脅威追跡 | SophosLabs | 3種の脅威区分 | 表 | 可 |
脅威情報リスト | Cloudbric | 1日一回更新 | 表 | 可 |
①サイバー脅威マップ
Kasperskyが提供するサイバー脅威マップは、世界のサイバー攻撃状況をリアルタイムで確認できるサイトです。画面上には、サイバー攻撃の種類が色分けで表示され、3D空間で動く地球儀と共に、様々な国の情報が速報形式で次々に表示されます。
主な特徴
- 攻撃の種類(マルウェア、ランサムウェア、スパムなど)を色分けで識別
- 各国・地域別の攻撃状況の詳細データを閲覧
- 過去1週間・1ヶ月の統計を国別・検知名別に切り替え可能
- 3D表示と平面表示の切り替え対応
- 日本語を含む10か国語に対応
②NICTER
NICTERは、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が運営するサイバー攻撃をリアルタイムに可視化・分析できるサイトです。平面上の画面「Atlas」では、全方位360度から攻撃状況を確認でき、一時停止して特定箇所を詳細に把握することも可能です。
主な特徴
- 世界各国からの攻撃パケットを地図上にリアルタイムでアニメーション表示
- ポート番号が大きいほど(対数的に)、パケットの軌道の高さも上昇
- 時間単位(5分、1時間、1日)の攻撃統計データをグラフ表示
- 3ヶ月前までさかのぼれる攻撃元Top10の国別ランキング
- Atlas(世界地図表示)とCube(3D立方体表示)の2種類の可視化モード
③Digital Attack Map
Google IdeasとArbor Networksが共同開発したDigital Attack Mapは、世界中で発生しているDDoS攻撃をリアルタイムで追跡・可視化するサイトです。画面では、攻撃元と標的を結ぶ光線が世界地図上に立体表示され、攻撃の種類や送信先ポートなどワンクリックで変えながら速報を確認できます。
主な特徴
- DDoS攻撃の発信元と標的国をリアルタイムに線で接続して表示
- 攻撃の規模(帯域幅)や種類を色分けで視覚的に識別
- 「大規模攻撃」「珍しい攻撃パターン」「複合」の3つの表示切替
- 攻撃の詳細情報(種類・送信元・ポート期間・宛先港)を表示
- 日別の攻撃統計データをグラフ形式で確認
④ライブサイバー脅威マップ
Check Pointが提供するライブサイバー脅威マップは、世界のサイバー攻撃活動をリアルタイムで表示するサイトです。画面上のマップには、国名も日本語表記され、サイトを開くと、「この日の攻撃数は470万回」のように、リアルタイムの攻撃回数も速報形式でわかります。
主な特徴
- マルウェア、フィッシングなど攻撃タイプ別に色分け
- HTTP経由などの攻撃内容をリアルタイムで表示
- 直近の攻撃傾向を時系列グラフで表示
- 最も標的にされている国や業界分野(教育、政府、医療など)を表示
- 前日の攻撃率が最も高い国をランキングで表示
⑤X-Force Exchange
IBMが運営するX-Force Exchangeは、悪質アクティビティをリアルタイム表示するマップ型サイバー攻撃サイトです。画面上には「過去1時間の悪意のあるアクティビティ」の攻撃件数、攻撃件数が速報として明示されます。地図上の国は色分けされ、活動の多い地域もリアルタイムで把握できます。
主な特徴
- スパム、コマンド&コントロールなどの種類別に分類表示
- 国名、IPアドレス、攻撃種別をリスト形式で確認可能
- 攻撃の発生地点が地図上に色分け表示
- ブラジルや中国など、特定地域のアクティビティが強調される構成
- 直近1時間内の件数と攻撃タイプの分布が画面下に表示
⑥ワールドワイドアタック – ライブ
SonicWallのワールドワイドアタック – ライブは、サイバー攻撃の発生元と標的場所を地図上でリアルタイム速報で伝えるサイトです。攻撃の状況は、色分けされた円と線によって視覚的に表現され、画面を切り替えることで、マルウェアをはじめとする様々な脅威の詳細な分析情報も確認できます。
主な特徴
- リアルタイムの攻撃経路が色分けされた線で明示
- 主要な攻撃タイプ(侵入、マルウェア)と検出数の内訳を提供
- TOP3攻撃発生国(米国、ドイツ、オーストリア)とその件数を表示
- TOP3攻撃標的国(英国、インド、米国)とトラフィック量を表示
- TOP3攻撃者IPアドレスとその攻撃回数を一覧表示
⑦サイバー脅威ホライズン
NETSCOUTが提供するサイバー脅威ホライズンは、世界のDDoS攻撃をリアルタイムで観測できる無料のサイバー攻撃可視化サイトです。地図上では、DDoS攻撃状況が線と点で表示され、各国の上にマウスを移動すれば、画面を切り替えることなく詳細な速報をチェックできます。
主な特徴
- DDoS攻撃の発生地点と標的を線で可視化
- マップ上の点のエリアはすべて詳細まで表示可能
- 無料登録で過去トレンドの分析が可能
- 地域別のISPなどの攻撃統計も表示
- 専門家の見解資料のダウンロードに対応
⑧Cyberthreat Real-Time Map
Bitdefenderが提供するCyberthreat Real-Time Mapは、世界中のサイバー攻撃をリアルタイム速報で伝えるサイトです。地図上では、攻撃の発生源と標的が赤い線で結ばれ、攻撃と連動してライブアタック状況が表示されます。
主な特徴
- サイバー攻撃の発生地点と標的を赤線で可視化
- リアルタイムの攻撃履歴を時系列で表示
- 攻撃タイプと発生国・標的国の詳細情報を提供
- 国別の攻撃統計とホットスポットを一目で確認可能
⑨Cyber Attack Map
TALOSが提供するCyber Attack Mapは、世界中のスパムとマルウェア送信元をリアルタイムに伝えるサイトです。地図上では、脅威の種類ごとに色分けされたホットスポット(オレンジ色がスパム、緑色がマルウェア)で発生地点の集中度が一目で把握できます。
主な特徴
- スパムとマルウェアの送信元を色分けして地図上に表示
- 国別の脅威送信ボリュームをスケール表示(4〜10)
- Top10スパム送信元とマルウェア送信元の国・組織一覧を提供
- 送信元数の表示量をスライダーで調整可能
⑩LIVE BOTNET THREATS WORLDWIDE
SPAMHAUS TECHNOLOGYが提供するLIVE BOTNET THREATS WORLDWIDEは、ボットネットの活動状況をリアルタイムに可視化できるサイトです。地図上には、マルウェアに感染し、サイバー攻撃の制御に利用されるサーバーやIPアドレスの場所が、レベルに応じて異なる色の点で表示されます。
主な特徴
- ボットの活動拠点を地図上に点で表示(最も激しい場所は黄色)
- コマンド&コントロール ボットネットサーバーの場所も表示
- 過去24時間のアクティブボット総数を表示
- 感染ホスト数が多い国、ワーストISPをリアルタイムでランキング
⑪Hacking Attack Attribution Map
Threatbuttが提供するHacking Attack Attribution Mapは、インターネットハッキング攻撃を、独特な視覚表現でリアルタイムに示すサイバー攻撃可視化サイトです。地図上には、赤い線とポップな音で攻撃経路がアニメーション表示されます。
主な特徴
- 攻撃元と標的は白い丸で示され、線が動くことで攻撃の流れを表現
- 画面下部に攻撃情報がテキスト形式でスクロール表示
- グローバルな攻撃の動きを俯瞰的に表示
- シンプルかつレトロなインターフェース
⑫アウトブレイク脅威マップ
Fortinetが提供するアウトブレイク脅威マップは、上位のターゲット国・産業のサイバー攻撃速報をリアルタイムで伝えるサイトです。攻撃の種類や深刻度に応じて色分けされたアイコンが表示され、リアルタイムで活発な攻撃の発生地点やその種類を把握できます。
主な特徴
- IPS攻撃、ボットネット活動、マルウェアの感染状況を色区分
- 上位の標的国・産業の攻撃件数をランキング形式で記載
- 過去24時間以内の上位の攻撃を表示
- 攻撃の種類、発生元、時刻などをリスト形式で表示
⑬ワールドクラスの脅威追跡
SophosLabsのワールドクラスの脅威追跡は、マルウェア、スパム、Webの脅威の状況のリアルタイム速報を一覧表示する無料サイトです。現在の脅威レベル、悪意のあるWebリクエストもサイト上ですぐにチェックできます。
主な特徴
- サイバー攻撃の種類に応じて色分け
- 静止画面上で把握するシンプルなインターフェース
- ブロックされたマルウェアの数値が表示(1,000エンドポイントあたり)
- マルウェア、スパム、ウェブの現在の種類・脅威数値を表示
⑭脅威情報リスト
Cloudbricが運営する脅威情報リストは、世界56ヶ国、65万以上のサイバー攻撃情報を一覧でリアルタイムに表示するサイトです。表の中の「IPv4」をクリックすると、脅威スコアなどの詳細情報をチェックできます。なお、このサイトの更新は毎日午前10時です。
主な特徴
- マップ形式ではなく一覧表でリアルタイムのサイバー攻撃情報を紹介
- 脅威スコア、危険度、攻撃ドメイン数、発信国などの詳細を表示
- Malicious IPアドレス、フィッシングURL ハッカーウォレットの3項目から確認
- 最新の脅威スコア上位10件をまとめて表示
- 情報提供者には、検証後にCLBKトークンを付与
そもそもサイバー攻撃とは?
ここでは、サイバー攻撃について分かりやすく解説しましょう。
サイバー攻撃とは、インターネットや通信ネットワークを通じてコンピューターシステムに不正侵入し、データの窃取・改ざん・破壊やシステムの停止などを引き起こす犯罪行為です。
インターネットにつながるすべてのものがターゲットとなり得るため、個人、企業はもちろん、ときには国を巻き込むこともあります。
サイバー攻撃に強い国
サイバー攻撃に対する強さは国によって異なります。ここでは、サイバーセキュリティの評価指標であるGCI(Global Cybersecurity Index)のデータから「サイバー攻撃に強い国トップ5」を挙げてみました。
- シンガポール
- アメリカ合衆国
- マレーシア
- オマーン
- エストニア(日本は11位)
上位の国は、法的、技術的、組織的、能力構築、協力といった5つの柱においても、軒並み高いスコアを獲得しています。つまり、特定の分野だけでなく、サイバーセキュリティに関わる複数の側面で高い水準を維持していることが「サイバー攻撃に強い国」の条件なのです。
参照:「Global Cybersecurity Index」
サイバー攻撃の種類
「サイバー攻撃」という言葉は、単一のものを指すわけではなく、攻撃の目的、対象、用いられる手法によって、多種多様な種類が存在します。ここでは、主要なサイバー攻撃の種類を5つのカテゴリに分けて表にまとめてみました。
カテゴリ | 攻撃の種類 | 内容 |
特定型 | 標的型攻撃 | 特定の組織や個人を狙い、マルウェアを送り込み侵入 |
ランサムウェア | 感染端末のデータを暗号化し、復号を条件に金銭要求 | |
サプライチェーン攻撃 | 取引先や関連企業のシステムを経由して大手企業に侵入 | |
詐欺型 | フィッシング | 本物を装った偽サイトやメールで個人情報を搾取 |
サポート詐欺 | 偽エラー画面で騙し、偽サポートへ誘導し金銭を請求 | |
脆弱性型 | XSS | サイトに悪意あるスクリプトを埋め、閲覧者情報を搾取 |
ゼロデイ攻撃 | 公開前ソフトやテスト段階のOSの脆弱性を突く | |
サーバー負荷型 | DDoS攻撃 | 複数端末から大量のアクセスを実行し、サービスを停止 |
パスワード突破型 | 総当たり攻撃 | あらゆる文字列の組み合わせを試してパスワードを突破 |
以下の記事は、サイバー攻撃の種類について解説しています。また、実際にサイバー攻撃を受けた場合にどのような状態になるのかも説明しておりますので、サイバー攻撃の脅威に備えるために、ぜひご一読ください。
以下の記事は、個人情報漏洩事例を複数ピックアップして紹介しています。北海道産地直送センターや東京ガスの子会社など、サイバー攻撃によって情報漏洩した事例も紹介していますので、今後のセキュリティ対策の教訓としてぜひご一読ください。
サイバー攻撃をリアルタイムで可視化するメリット
続いて、サイバー攻撃の状況をリアルタイムで可視化するメリットについて見てみましょう。
- 脅威を目で見て実感できる
- 具体的な対策が見えてくる
- 必要な知識やスキルが明確になる
①脅威を目で見て実感できる
サイバー攻撃をリアルタイムで可視化するメリットは、今起きている脅威を強く実感できることです。例えば、攻撃の発信元や規模を動的に示すと、目に見えないサイバー攻撃の現場感を赤裸々に伝えるため、閲覧者は攻撃の脅威を肌で感じます。
こうした「可視化」はセキュリティリテラシー向上を促すきっかけ作りに貢献し、さらに、視覚的なデータは経営層への説明時に「投資の必要性」を伝える材料として説得力を持ち、予算確保にもつながりやすくなります。
②具体的な対策が見えてくる
サイバー攻撃をリアルタイムに見ることで、攻撃のパターンや狙われやすいポイントが明確になり、現在必要な対策が具体化します。例えば、ゼロデイ攻撃のように特定の脆弱性を突く攻撃が多いときは、クラウド型WAFの導入が有効と判断できるでしょう。
また、DDoS攻撃や総当たり攻撃が多い場合、ネットワーク監視やログ分析といった防御手段が必要です。今現在必要な対策がリアルタイムに伝わることで、外部サービスの選定や比較検討もスムーズに進みます。
③必要な知識やスキルが明確になる
可視化されたリアルタイムのサイバー攻撃は、対策に必要な専門知識とスキルが具体的に分かります。例えば、不審なファイル暗号化が頻発する場合、ランサムウェア対応の知識と迅速な復旧スキルが必要です。
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サイバー攻撃をリアルタイムで可視化するサイトの見方
最後に、本記事の冒頭で紹介したKasperskyのサイバー脅威マップを例に、サイバー攻撃をリアルタイムで可視化するサイトの見方をステップごとに解説します。
サイバー脅威マップの見方
- 「Kaspersky サイバー脅威マップ」にアクセス
- 画面の中心に表示されている世界地図は、サイバー攻撃の発生源や標的の地理的な分布
- 地図上に表示される様々な色の線やアイコンは、異なる種類のサイバー脅威を表示
- 画面左側には、BAD(ボットネット)、RMW(ランサムウェア)など、9種類の判例が表示
- マップには、リアルタイムで行われている全攻撃を色分けして表示
- RMW(ランサムウェア)のみの攻撃を見る場合、画面下部の「RMW」以外のアイコンをクリック
- マップにはRMW(ランサムウェア)を示す青のみが表示
サイバー脅威マップはリアルタイムで動作しているため、一時停止したい場合は画面上で左クリックしてください。データとして一覧表でサイバー攻撃にリアルタイム状況を閲覧したい場合、「画面上部の統計データ」を開きましょう。
サイバー攻撃のリアルタイム可視化サイトについてまとめ
リアルタイムでサイバー攻撃を可視化できるサイトを使えば、今この瞬間どの国からどのような攻撃が発信され、どこが狙われているのかが一目で分かるため、脅威の全体像がつかみやすくなります。
自社のセキュリティ対策に不安を感じる企業様は、まず一度、サイバー攻撃のリアルタイム可視化サイトにアクセスしてみてください。攻撃の様子をリアルタイムで目にすることで、セキュリティ対策の必要性を強く実感できるでしょう。
