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【2024】クラウドの安全性は信頼できる?発生するリスク一覧と対処法を紹介

Web上でデータを楽に管理できるクラウドサービスですが、安全ではない部分も多いと説明されているニュースがありました。そして中には、普段からプライベート・仕事で使用している方も多いでしょう。しかし、本当に安全なサービスなのか不安な方もいるはずです。

今回は、クラウドの安全性について詳しくご紹介します。
また、発生する恐れのあるリスクや、信用できない場合の対処法も解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

クラウドとは?

クラウドとは?の概要

クラウドとは、プライベートやビジネスで利用するサービス・ツールをネットワーク経由で利用する形態のことです。

これまで、サービスやツールを利用するためには、専用のソフトウェアをパソコンにインストールしなければなりませんでした。一方でクラウドは、ネット環境に接続するだけでサービス・ツールを活用できます。

クラウド経由でサービスを利用できるため、安全性が高さが魅力です。
地震といった災害があっても、クラウドを提供しているサーバーが別にあるため、BCP対策など企業の安全性を守るために活用できます。

クラウドの種類

今回、クラウドの安全性についてお話しするにあたって理解しておきたいのが、クラウドサービスにはいくつか種類があるということです。

参考として、プライベート・ビジネスで活用されているクラウドの種類と、その安全性を3つ紹介します。

SaaS

SaaSとは、クラウド経由でアプリケーションサービスを利用する形態のことです。
サービスに登録すれば、開発済みのアプリケーションを即座に利用できます。
参考として、SaaSとして提供されているクラウドサービスを以下にまとめました。

  • Google提供のドキュメント・スプレッドシートなど
  • Microsoft提供のOffice 365ソフトなど
  • サイボウズ提供のグループウェアなど

プライベートで活用されているのはもちろん、業務用のクラウドサービスが豊富です。
安全性にも優れており、アプリケーションの削除・紛失・更新ミスを回避できます。

PaaS

PaaSとは、クラウド経由で開発環境を利用できる形態のことです。
SaaSで提供されているアプリケーション開発のためのOSやハードウェアが揃っています。
参考として、PaaSとして提供されているクラウドサービスをまとめました。

  • Amazon提供のAWS(Amazon RDS・Amazon Aurora)など
  • Microsoft提供のAzure(Azure Database・SQL Database)など

開発で重要なツールであるため、安全性の高いツールを使いたい場合におすすめです。
またクラウド管理ですので、場所を問わず安全性を維持しながら開発できます。

IaaS

IaaSとは、クラウド経由でサーバー・ネットワークを活用できる形態のことです。
安全性の高い仮想サーバーを使って、PaaSといった開発環境を構築できるほか、カスタマイズ性に優れています。参考として、IaaS提供のクラウドサービスをまとめました。

  • Amazon提供のAWS(Amazon EC2・ELB )など
  • Microsoft提供のAzure(Virtual Machines・Load Balancer)など

遠隔地にあるサーバーを使いながら環境を構築できるので、安全性の高さが魅力です。
ただし、カスタマイズ性が高いため、クラウドサービスの活用には専門知識が欠かせません。

また、クラウドインフラの活用を検討している方は、以下の記事がおすすめです。
仕組みや導入方法をわかりやすく解説しています。

クラウドインフラの仕組みは?導入方法やメリットを解説

クラウドの安全性は信頼できる?できない?

クラウドの安全性・セキュリティについて

結論として、クラウドの安全性は信頼できます。
なぜなら、大手企業によって安全にクラウドが管理されているからです。

例えば、クラウドサーバーが設置された施設は抜群のセキュリティ体制が整えられています。
また、最新のサーバー等が導入されているため、自社でサーバーを管理するよりも安全性に優れているのがポイントです。

さらに、もし提供されているクラウドサーバーに問題が起きても、すぐに改善・復旧してくれます。以上より、さまざまな面から見ても安全性の高さを証明できるのが魅力でしょう。

ですが、上記の安全性を維持できるのは万全な対策があるからこそです。ニュース記事の中でも、どれだけリスクを最小化できるかが重要だと記述されているので、次項で説明するリスク項目もあわせてチェックしてみてください。

もしAWSのクラウドサービスを使ってインフラ構築を始めたい方は、以下のセミナーがおすすめです。

クラウドの安全性を損なうリスク一覧

自社管理よりも安全性に優れるクラウドですが、ニュースでは次のように記述されています。

クラウドは“楽”だが“完璧な安全”はない

引用:MONOist「宮田健の『セキュリティの道も一歩から』」

なぜ安全はないと言われているのか、参考に安全性に影響するリスクを一覧としてまとめました。

安全性を損なうリスク リスクの概要
第三者からの攻撃 DDoS攻撃、EDoS攻撃など、悪意のある大量のデータを送り込まれると安全性に劣る
安全キーの紛失 クラウド管理のパスワード紛失により、管理情報の流出などが起きて安全性を損なう
自然災害によるクラウド被害 地震や水害等によって、クラウドサーバー施設が被害に遭い、安全性を損なう
設定ミスによる情報漏洩 すぐにアクセスされてしまうセキュリティミスにより、大切な情報を漏洩してしまう
リソース不足 サービスの複数人利用や、サービス利用者の大量アクセスによってサーバーダウンし、安全性を損なう

クラウドを利用すれば安全性を確保できると思われがちですが、何も対策しなければ安全性を損なうリスクが生まれます。

クラウドは、管理を楽にする便利なサービスですが、完全なる安全性を確保できる訳ではありません。またニュースでも、クラウドを安全に感管するためには、事前にリスクを把握しておくべきだというように記述されています。

安全なクラウド運用を実現するためにも上記のリスクを理解しておきましょう。

クラウド・オンプレミスの安全性を比較

仮想サーバーを使ってデータを管理できるクラウドとは別に、自社で直接サーバーを運用するオンプレミスというデータ管理方法があります。では安全な管理を実現するためには、どちらを導入すべきなのでしょうか。

参考として、クラウド・オンプレミスの安全性の違いをまとめました。

比較項目 クラウド オンプレミス
安全性の高さ クラウド提供者の性能に依存するが、管理の手間がかかりにくい 安全性を自社でカスタマイズできるが、継続的な管理が必要
データの保管先 クラウド提供者が管理する施設 契約したデータセンター
カスタマイズ性 カスタマイズ性に劣る 自社独自でカスタマイズできる
運用コスト 初期費用がかからないが、従量課金制として費用が必要 初期費用がかかり、カスタマイズ、拡張のたびに追加費用が発生

以上より、安全性の高さを見るのなら「クラウド<オンプレミス」という関係が成り立ちます。ただし、オンプレミスは管理に手間がかかるのも事実です。

クラウドサーバーの費用、運用の手間を減らしたいのなら、バックアップサービスなど、クラウドサービスとは別に「安全性向上のツール・サービス」を組み合わせるのが最適だと言えます。

またクラウドにはパブリッククラウド・プライベートクラウドといった種類があります。以下の記事で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

パブリッククラウドとは?プライベートクラウドとの比較や活用シーンを紹介

クラウドの安全性を損なうサイバー攻撃の事例

クラウドの安全性を損なうサイバー攻撃

チェックしたニュースによると、サイバー攻撃は「システムに正攻法で侵入してくる」と記述されています。ですが正攻法で侵入された場合、どのような被害を受けてしまうのでしょうか。

参考として、これまでに発生したクラウドセキュリティの事例をまとめました。

クラウドサービスに預けていたデータの消失

総務省が公開しているセキュリティ被害の事例のひとつに、クラウドサービスに保存していたデータが消失したという事例があります。

トラブル発生時、クラウドサービスを利用していた会社は、レンタルサーバーに重要データを保存していました。しかし、管理を委託していた会社でバックアップが取られておらず、サイバー攻撃によって重要データが消失してしまいます。

データの復旧もままならず、重要データを復旧できません。
結果として安全性を損ない、クラウド利用者は途方に暮れることとなりました。

他人のIDで不正アクセス

総務省が公開しているサイバー攻撃の事例として、顧客に成りすまして登録データを持ち去るという問題が起きています。

管理者としてアクセスされて、登録されていた個人情報が何万件も流出してしまいました。
個人情報の流出は、安全性を大きく損なう問題です。
クラウドを活用する際には、セキュリティ対策を実施し、安全性のをおすすめします。

クラウドの安全性向上に役立つ3つの対策

クラウド利用の安全性を高めるためには、あらかじめ対策を理解し、運用前に反映することが重要です。参考として、安全性の向上に欠かせない対策を3つまとめました。

データの暗号化

クラウドサービスの不正アクセスを防止するためには、以下の対策が必要です。

  • SSLによる暗号化
  • ネットワーク制限
  • 多要素認証

送信されるデータが複雑に暗号化されていれば、簡単に不正アクセスされなくなります。
安全性の向上にもつながり、長期的なクラウドサービスの提供が可能です。

脆弱性の検知・改善

サイバー攻撃による被害を避けたい場合には、利用するクラウドサービスの脆弱性を検知し改善に取り組むことが重要です。参考として、脆弱性の改善方法をまとめました。

  • セキュリティ診断の実施
  • セキュリティソフトの導入

サイバー攻撃を受ける場合、クラウドサービスではなく利用者のパソコン等から侵入されるケースがあります。攻撃されやすい入り口をガードするためにも、安全性向上のために脆弱性を検知できるツール等を導入しましょう。

クラウドデータのバックアップ

クラウドに保存しているデータの紛失を防止したいのなら、バックアップサービスを利用して安全性を高めるのがおすすめです。

クラウドサーバーだけでなく、別の場所にバックアップを取得しておけば、もしものトラブルが起きてもすぐにデータを復旧できます。また、自然災害等の影響でトラブルが起きても、早急に改善できるのがポイントです。

中には、クラウドサービスをバックアップ場所として利用している方も多いでしょう。
しかし、より安全性の高いバックアップ環境を整えたいのなら、バックアップのバックアップを確保してみるのも効果的です。

クラウドの安全性についてまとめ

クラウドはネットワーク経由で利用できる便利なサービスです。
ただし、安全性・セキュリティ性に劣る部分もあります。
また、実際に安全性を損なうリスクが発生しているのも事実です。

もし安全性の高いクラウドサービス運用を実現したいのなら、ニュースで説明されていたように、事前にリスクを理解して対策を講じることをおすすめします。暗号化やバックアップの取得により、もしものトラブルに対応できるので、クラウドサービス契約に合わせて実施してみてはいかがでしょうか。

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