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ChatGPTの使い方!できることや注意することも解説

話題になっているChatGPTですが、まだ使ったことがない人もいるのではないでしょうか。
「便利と言われているけれど実際どのように使うのか分からない」という人も多いです。

今回はそういう人のために、ChatGPTができることや使い方などを詳しく解説していきます。

ChatGPTはどんなことができる?

それではChatGPTができることをいくつか解説していきます。

会話

ChatGPTができることの1つとして会話が挙げられます。

以前にもAIと会話できるようなツールはありましたが、ChatGPTは仕組みが違います。
一般的な会話ツールはあらゆる質問に対応できるように、予め大量の回答を用意しておくという手法が取られていました。
そのため、用意されていない質問に対しては不自然な回答になってしまうこともあります。

一方ChatGPTは、質門に対してAI自身が自分で考えて回答を行っています。
そのため、まるで人間と話しているような自然な会話ができるのです。
例えば「友達と喧嘩してしまったけれどどうすればよい?」のような回答にも、しっかり答えてくれます。

プログラミング

AIとの会話が注目されているChatGPTですが、プログラミングをすることもできます。
例えば「PHPを使ってコードを書いて」とChatGPTに投げかけると、適切なコードを書いてくれます。ChatGPTを上手く使えば、簡単なプログラミングを任せたり、やり取りをしながらコードの書き方を勉強したりといったことができるわけです。

他には、プログラムのエラー箇所を指摘してもらうといった使い方もされています。
ChatGPTに何かプログラムを打ち込んだ後、問題点や改善方法などを質問すると、コードを間違えている箇所や正しいコードを教えてくれます。
この機能がかなり正確ということで、プロのエンジニアの間でも話題になった程です。

様々なデータ処理

ChatGPTは、データ処理を行うことも可能です。例えば、ChatGPTに

  • 「土屋 年齢20歳」
  • 「田中 年齢25歳」
  • 「吉田年齢22歳」

などと打ち込み、「表形式で整理して欲しい」と投げかけると、名前と年齢を表形式で整理してくれます。さらに、整理してもらったデータを基に、平均年齢を割り出すといったことも可能となっています。
この機能を用いれば、関数の作成やスプレッドシートの作成など、自分でやると手間がかかるデータ整理を、すべてChatGPTに任せることができます。

色々な情報を教えてもらう

調べ物をする時にも、ChatGPTは大活躍してくれます。
例えば何か面白い動画を見たいと思った時は、ChatGPTに「面白い動画が見れるサイトを教えて欲しい」と質問すると、YouTubeやTikTokなど様々な動画サイトを紹介してくれます。

他にも天気やグルメなど、様々な情報を問いかければ適切な答えが返ってきます。
調べたい情報があるけれど、検索の仕方が分からずなかなか希望する情報が見つからないという時は、ChatGPTを活用しましょう。

 

※ChatGPT Plusでできること

有料版では、以下のような機能が追加され、より快適に使用することができます。

  • 共有リンク機能
  • Bing連携強化
  • チャット履歴オフ
  • Webブラウジング
  • サードパーティのプラグイン機能

ChatGPTの基本的な使い方を紹介!

ChatGPTの基本的な使い方

ChatGPTを使うためには、アカウントを登録しておく必要があります。

まずは公式サイトにアクセスし、「TRY CHATGPT」という項目をクリックしログインしましょう。
まだアカウントを登録していない場合は、「Sign up」をクリックして、メールアドレスとパスワードの設定を行います。

メールアドレスの登録が済むと、OpenAIからメールが届きます。
メールに記載されている「Verify email address」をクリックすると、名前や電話番号などを記入する欄が表示されるので、必要事項を記入してください。GoogleやMicrosoftのアカウントを持っている場合は、そのアカウントでログインすることも可能です。

アカウントの登録が済んだら、ChatGPTの画面を開き、質問したい内容を入力すればAIが回答してくれます。チャット欄に何かを入力し、AIに回答してもらうというのがChatGPTの基本的な使い方になります。
英語で入力すると英語で、日本語で入力すると日本語で回答が返ってるので、言語を気にする必要は特にありません。
質門だけではなく、「暇している」「お腹が空いた」など、何気ない会話にも返答してくれます。
まずは思いついた言葉をどんどん入力してChatGPTの機能を試してみましょう。

ChatGPTの高度な活用法!

翻訳作業を任せる

ChatGPTは、100以上の言語に対応しています。

日本語はもちろん中国語や韓国語などにも対応しており、対応言語は随時追加されているので、翻訳作業をする時に活用することができます。
例えば海外の本を読んでいて分からない文章があった時、ChatGPTにそのまま入力し、「日本語に翻訳して」「韓国語に翻訳して」などと投げかければ、指定した言語に翻訳してくれます。
仕事でメールや書類を翻訳したい時などにも役立つでしょう。

様々な例文を作成する

ChatGPTは、文章の作成能力が高いというのも特徴です。

仕事上、取引先に送る謝罪メールの文章をどうすればよいか迷っている時、お祝い事の手紙を送る時の文章が思いつかない時などに、ChatGPTを活用することができます。
「謝罪用のビジネスメールを教えて」、「御礼状の例文を教えて」のように問いかけるだけで、例文を作成してくれます。

APIと連携させる

ChatGPTは単体でも様々なことに役立ちますが、APIと連携されることでより高度な使い方ができます。
例えばChatGPTを開発したOpenAIが公開している「GPT-3」というAPIを用いれば、スプレッドシートやLINEなど他のシステムと連携することが可能です。
LINE上でレシピを提供してくれるチャットボットや、SEO対策用の文章を生成してくれるツール、簡単に文章を翻訳できる英会話ボットなども作られています。

ChatGPTを使う時の注意点

ChatGPTを使う時の注意点

ChatGPTを使う際に注意した方がいいことを確認しておきましょう。

情報が正しいかどうかは分からない

様々な質門に回答してくれるChatGPTですが、すべての情報が正しいとは限りません
様々な情報を取り込んで学習したものを、人間の会話のように喋るChatGPTですが、情報の正確性が担保されているわけではないので、間違った情報も含まれています。
ちょっとした調べ物や、相談をする時に使う程度であれば問題ないですが、仕事上で使う場合などは本当に正しい情報かどうか自分自身で確認しておく必要があります。

倫理上問題がある回答には注意

ChatGPTは人間を模倣して様々な回答を行うものですが、あくまでAIです。
人間の感情まで完璧に模倣しているわけではないので、発言の中には倫理的に不適切なものもあります。例文を聞いて参考にする場合などは、不適切な文章になっていないか注意しなければなりません。

個人情報を含むような質門はしない

ChatGPTは、ネット上にある情報や入力された質門の内容などから学習し、様々な回答を行うようなシステムになっています。
そのため、個人情報を含む質門をしてしまうと、他のユーザーに情報が漏れてしまうリスクがあります。
他の人に知られてはいけない会社の機密情報や個人情報などは、入力しないようにしましょう。

ChatGPTは誰も簡単に使える!

ChatGPTは、アカウント登録さえしてしまえば、質門を投げかけるだけで簡単に使える便利なツールです。知りたい情報を得たり、文章を作成してもらったり色々なことに使えるので、活用してみましょう。

ただし、すべての情報が正しいとは限らない、個人情報の漏洩には注意するなど、気をつけて使う必要があります。

アイデア次第で使い方の幅が広がるChatGPT

ChatGPTはプライベートはもちろん、仕事でも大活躍してくれるツールです。
表の作成をChatGPTに任せる、ビジネスメールの例文を考えてもらうなど、ChatGPTを上手く使えば業務効率もアップするでしょう。
アイデア次第で色々な使い方ができるので、まだ使ったことがない人は一度試してみてはいかがでしょうか。

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