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IT 【2025】新しいサービスおすすめ10選!面白いアプリや企業が考えるアイデア例を一覧で紹介

【2025】新しいサービスおすすめ10選!面白いアプリや企業が考えるアイデア例を一覧で紹介

インターネットとAIの進化により、ビジネスのあり方や日々の暮らしも大きく様変わりしました。その背景にあるのは、斬新な視点や発想から生まれた新しいサービスの数々です。

この記事では、注目の「新しいサービス」のおすすめ10選をご紹介します。ビジネス支援型、デジタル・IT型など、3つのジャンルに分けてお伝えするので、ぜひこの機会に企業のアイデアが光る新しいサービスをチェックしてみてください。

新しいサービスとは?

新しいサービスとは、最新技術や斬新なアイデアを元に、顧客の求める価値を提供するビジネスモデルです。近年は、生成AIを主とした技術革新が加速し、ユーザーニーズは「情報を探す」から「意図を理解してもらう」方向へとシフトしています。

Googleも新しいサービスに着手

このようなトレンドに対応するため、Googleは米国で、AIが対話形式で質問に答える新しい検索機能サービス「AIモード」を展開しました。複雑な質問にも回答するこの仕組みは、従来の「Google検索によるリンク一覧表示」そのものを覆す可能性を秘めています。

このサービス誕生の背景にあるのは、Google検索トラフィックが22年ぶりに減少したという事実です。大手企業が続々と生成AIを活用した新機能を打ち出す中、「ググる」もまた新たなステージへの第一歩を踏み出しています。

新しいサービスの種類

ここでは、一般的に新しいサービスといわれる種類とその概要をまとめました。

サービスの種類 特徴・内容 主な領域・代表例
サブスクリプション 月額など定額で利用するサービス 音楽配信、動画配信、ソフトウェア
シェアリング モノや場所を他人と共有して利用 カーシェア、民泊、レンタルスペース
アプリ アプリを通じて日常や業務を効率化 決済アプリ、健康管理アプリ、ナビアプリ
生成AI活用 生成AIを活用した新サービス創出 AIアナウンス、AIコンテンツ制作
オンライン完結 全サービスをオンラインで完結 ネットバンキング、オンライン買取
ビジネス支援 人材、技術、戦略など全サポート DX研修、人材マッチング、EC支援
個人間取引 ユーザー同士が直接売買 フリマアプリ、クラウドソーシング
サステナブル志向 環境配慮や社会課題の解決に貢献 リユース、脱プラ製品、エシカル消費支援

以下の記事は、「電気自動車に空中ディスプレイを導入する」という画期的サービスを紹介しています。まだ検証段階ですが、おそらく未来のモビリティ体験を大きく変えていくことでしょう。詳しくは以下の記事をご参照ください。

空中ディスプレイを電気自動車に導入!実用化の最新動向や導入が期待されている業界とは?

ビジネス支援系の新しいサービス4選

ビジネス支援系の新しいサービス4選

近年、生成AIやITの飛躍的な進化と浸透に伴い、これらを活用したビジネス支援型の新しいサービスが続々登場しています。まずは、これらの最新技術を活用し、ビジネスの課題解決に貢献するする新しいサービスを4つご紹介しましょう。

サービス名 ジャンル 概要
GETT 製造・建築業向け総合支援 7つのサービスでDX推進を一括サポート
広報AI AI活用の広報支援 掲載率72%の自動プレスリリース生成
定額デザインオフィス マーケティング支援 サブスク型SNS運用・コンテンツ作成
invox炭素会計 脱炭素経営支援 AIの温室効果ガス排出量算定システム

①GETT

株式会社VOSTが提供する「GETT」は、製造・建築業に特化した総合力で、企業の未来を拓く新しい技術支援サービスです。

GETTの最大の魅力は、お客様が抱える幅広い課題に対し、わずか一度の相談で解決策を提案できる点です。具体的には、以下のような7つのサービスで企業の課題解決に貢献しています。

  1. テックスキルの習得(実践的セミナーで社内全体のスキルアップを促進)
  2. 業界特価の人材育成(DX推進に必要な人材育成を5分野から提供)
  3. テック人材の採用(企業ニーズに合わせた技術者とのマッチング)
  4. 開発・コンサル(DXプロジェクトの推進や技術導入を支援)
  5. 販路拡大(成果報酬型で、効果的なリード獲得を実現)
  6. 設備投資・拡張(業務効率化につながるAI・IT設備導入をサポート)
  7. テックメディア(多彩なメディアで技術情報のトレンドを発信)

株式会社VOSTは、これまでに10,000社以上の企業に対して人材育成を行っており、CADやプログラミング、資格取得など、実務に直結した教育コンテンツで企業のDX推進を強力にバックアップしてきました。

人材育成から技術導入、販路拡大まで、現場を支えるあらゆる課題をまるごと解決できるのが「GETT」です。製造・建築業界の明日を変える選択肢として、ぜひ一度ご検討ください。

②広報AI

専門AI開発のメタリアルは、2025年2月20日に新サービス「広報AI」を発表しました。これは、ビジネス系メディアで掲載率72%を実現する自動プレスリリース生成AIで、以下のような画期的な機能を備えています。

  • 話題性・社会性・新規性など6つの評価軸で作成
  • 複数のAIが対話形式でリリース文を生成
  • 人間並みに魅力的なタイトル・文章を自動で構築
  • 共感ポイントや読み手の興味を引く切り口を発見

広報AIは、文章作成からメディア戦略までをトータルサポートし、広報担当者が直面しがちな「メディアの多様化」「掲載基準の厳格化」といった課題を、まとめて解決してくれます。

③定額デザインオフィス

株式会社IIPが提供するサブスク型デザインサービス「定額デザインオフィス」は、月額定額料金でSNS運用・マーケティングをサポートします。一貫性のあるデザインで企業のブランディングに大きく貢献し、2025年2月には以下のような新しいサービスが追加されました。

  • デザインやバナーの構成をプロが作成
  • SNS運用状況を月次レポートで詳細に分析
  • メディアサイトのSEO解析レポートを月次で提供

これら新サービスにより、きめ細やかで柔軟な支援がさらに強化され、デジタルマーケティングにおける社内のリソースやスキル不足の課題解決に貢献しています。

④invox炭素会計

「すべての事業者が脱炭素経営に取り組む社会を」掲げる株式会社invoxは、新サービス「invox炭素会計」を2025年5月19日にリリースしました。地球温暖化対策の取り組みが各業界で進む中、AIの力で以下のようなサポートを提供しています。

  • 会計データや請求データからAIが排出係数を推測
  • 判断が難しいスコープ3の算定をスムーズに実現
  • 業務効率がアップする「invox受取請求書」との併用
  • 算定から目標設定、削減、情報公開までトータルサポート

さらに、グリーン調達やカーボンクレジットを活用したオフセット支援まで対応し、環境に配慮したサステナブルな取り組みでも注目されています。

デジタル・IT系の新しいサービス4選

デジタル・IT系の新しいサービス4選

デジタル化社会の浸透に伴い、これらの技術を自社で活用し、新たなサービスを提供している企業も増えてきました。続いて、デジタル・IT型の新しいサービスを4つご紹介しましょう。

サービス名 ジャンル 概要
LINEアプリ コミュニケーションプラットフォーム 多彩なLINEアプリサービスを展開
ぐるっとAI見積り 引越し見積もり スマホ撮影で引越し料金を自動算出
IKIRU AI葬儀ナレーション作成 心に残る葬儀原稿を瞬時に自動生成
SEL-LIVE オンライン出張買取 ビデオチャット活用の遠隔買取

①LINEアプリ

LINEヤフーは、2025年5月20日・21日開催のビジネスイベント「Hello Friends W!th LINEヤフー」で、企業とユーザーの新しい関係性を築く以下のようなサービス群を発表しました。

  • オリジナルのLINE絵文字をユーザーに提供
  • スマホをかざすだけのLINE Touch(2025年10月以降)
  • 顧客情報のカルテ管理、従業員間の引き継ぎ機能追加
  • ミニアプリを見つけやすくするLINEミニアプリホーム
  • 生成AIとの連携でメッセージ作成

池端CEOと二木CPOが語った「そのつながりには次がある」というメッセージの通り、LINEヤフーは、新しいサービスを通じて企業とユーザーのより良い関係性構築を目指しています。

②ぐるっとAI見積り

引っ越しサービスで有名なアート引越センターは、2024年5月21日に業界初のアプリ「ぐるっとAI見積り」をリリースしました。これは、引越し準備の煩わしさ解消を目的としており、以下の様な特徴で話題を集めています。

  • スマートフォンで部屋を撮影するだけでOK
  • AIが自動で引越し料金を算出
  • 24時間いつでも見積もり依頼OK
  • 撮影した部屋がリアルタイムで3Dモデルに変換

従来の訪問や電話による見積もりは、荷物を一つずつ確認する手間がかかりましたが、「ぐるっとAI見積り」なら、スマホで部屋を撮影するだけの簡単操作で完了します。ゲーム感覚で楽しめる3D化機能も注目です。

③IKIRU

株式会社ビアンフェ.のAI葬儀ナレーション原稿作成システム「IKIRU」は、2024年4月1日に新バージョンをリリースしました。小規模・低予算でも、心に残るパーソナルなセレモニーを演出したい。そんなご遺族・葬儀社の願いを、AIが以下のような機能で叶えます。

  • ご遺族がスマホから直接入力するだけの簡単操作
  • 入力後わずか1~2分で原稿が完成
  • 納得いくまで簡単に修正・編集が可能
  • ナレーションと会葬礼状(一人称)を自動生成

この新しいサービスは、「言葉」が持つ温かさと、故人への尊厳を大切にする新しい葬儀の形を提案します。ちなみに、現在感情を込めた音声読み上げ機能も開発中です。

④SEL-LIVE(セルライブ)

株式会社マクサスは、2022年以降「SEL-LIVE(セルライブ)」という出張買取サービスを展開しています。特に、ビデオチャットを活用してリアルタイムに査定を行う「遠隔買取」という、以下のような新しいスタイルが注目を集めています。

  • 画面越しでもプロの査定士が細部までしっかり確認
  • 買取額はその場で提示納得できないときはキャンセルもOK
  • 買取後は自宅に集荷訪問・現金受け渡し
  • 査定・搬送・梱包まですべて無料

「買取店に行く時間がない」「出張買取でスタッフが訪問するのはちょっと…」というユーザーニーズに着目した新しい買取サービスです。

オンラインで遠隔からリアルタイムにつながれるサービスでは、「見守りサービス」も注目を集めています。以下の記事は、見守りサービスを新しい視点で実現するスマートリングを紹介していますので、ぜひ新しいサービスの一つとしてご一読ください。

見守りサービスとして世界初!JDIがスマートリングを活用した健康管理サービスを提供

エンタメ・レジャー系の新しいサービス2選

エンタメ・レジャー系の新しいサービス2選

最後に、エンタメ・レジャー系の新しいサービスを2つご紹介しましょう。

サービス名 ジャンル 概要
神戸須磨シーワールド公式アプリ 水族館体験アプリ デジタルで充実の水族館体験
foodable 家電と食のサブスク 家電レンタル×厳選食材セット

①神戸須磨シーワールド公式アプリ

2024年6月にオープンした「神戸須磨シーワールド」の公式アプリは、来館前の準備から館内での体験、帰宅後の振り返りまで、水族館の楽しみをトータルでサポートする新しい形のサービスです。具体的には、以下のような機能を搭載しています。

  • 入館チケットや年間パスポートの購入・表示
  • 体験プログラムの最新スケジュールの確認
  • 現在地がすぐ分かる館内マップ機能

2025年3月26日には「生きもの図鑑」機能が追加され、水族館にいる生きものの特徴や生態を写真付きで閲覧できるようになりました。来館前の予習や、見学後の復習にも活用できる新しいサービスです。

②foodable

パナソニックが提供する「foodable(フーダブル)」は、家電×食の魅力を楽しむサブスクサービスです。キッチン家電レンタルと厳選食材がセットになった新しい目線のサービスで、2022年には以下のようなコースも追加されました。

  • おうちでご褒美ごはん体験
  • おうちで初めてのおいしく腸活体験
  • おうちではじめてのパン職人体験

このサービスは、コロナ禍の在宅時間増加でニーズが高まり、現在も銘柄米×パナソニック最新炊飯器などのサブスクサービスを展開し、食の体験を豊かにするエンタメ目線の新しいサービスで注目を集めています。

新しいサービスを成功させるためのポイント

新しいサービスを成功させるためのポイント

新しいサービスは数多くありますが、ただ「新しい」というだけでは成功につながりません。新しいサービスを生み出し、成功するためには、利用者の心に届き、課題を解決し、継続的に愛されることが必要です。

以下では、新しいサービスを成功に導く3つのポイントを解説しましょう。

  1. 明確な差別化ポイントを持つ
  2. ユーザー体験を重視する
  3. 新しい技術を「人のため」に活用する

①明確な差別化ポイントを持つ

似たようなサービスがあふれる今、選ばれるためには「独自の目線」が必要です。例えば、製造・建築業に特化した「GETT」は、一度の相談で7つのサービス提案が受けられるという画期的サービスを提示しています。

これは、「DX推進の道筋がつかめない」「複数のサービスを利用するのは面倒」という現代企業が抱きがちな悩みにダイレクトに届きます。つまり、「こういうサービスが欲しかった」という潜在ニーズを引き出し、形にすることが成功に直結するのです。

②ユーザー体験を重視する

新しいサービスにどのように魅力的な機能があっても、「利用しにくい」と思われた時点でユーザーからは選ばれません。例えば、従来の買取査定を「自宅のビデオチャットで対応する」に変えたサービスが支持されたのは、査定に要する手間を徹底的に排除したためです。

また、訪問前の準備から利用中のサポート、帰宅後の楽しみまでを一つのアプリで完結させた体験型アプリも注目されています。「どうすれば利用者が迷わず、気持ちよく使えるか」を突き詰めることが、新しいサービス成功への第一歩といえるでしょう。

③新しい技術を「人のため」に活用する

AIやITといった新しい技術を導入するときは「人の暮らしをどれだけ豊かにできるか」という点も問われます。例えば、AIエージェントが人間のように対話し、共に魅力的なタイトルまで作り出すサービスは、結果として高いメディア掲載率につながりました。

技術はあくまで課題解決のための道具であり、それ自体が目的ではありません。新しいサービスを考える上で大切なのは、「この技術で、誰のどんな不便が解消されるのか」を明確にすることです。

新しいサービスについてまとめ

デジタル化社会の加速化とともに、新しいサービスが続々誕生し、ユーザーの価値観、そしてビジネスのあり方も大きく様変わりしています。

この動きは現在過渡期であり、今後さらに加速し進化していくと予測されます。時代の波に乗るためにも、この機会に新しいサービスに目を向け、積極的にビジネスチャンスを掴んでいきましょう。

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