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動く看板付き自動車が登場!移動式の動画看板が今までにない広告活動を実現

オリジナル自動車の開発・販売を展開するビッグウェーブホールディングスが、新たに「動く看板」として動画看板を搭載できる自動車を発表しました。動く看板が登場すると、今後広告活動にどのような変化が起きるのでしょうか。

今回は、動く看板が発表されたニュースをもとに、導入するメリット・デメリットや広告活動の変化について深掘りします。またビッグウェーブホールディングスが提供する面白いオリジナル自動車についても紹介しているので、広告事業を検討する参考にしてみてください。

動く看板付きのオリジナル自動車が登場

動く看板付きの自動車が登場
出典:ニュースイッチ公式サイト

自動車買取事業やオリジナル自動車事業を展開するビッグウェーブホールディングスが、広告活動用として、動く看板付きの自動車を開発しました。

自動車はトラックタイプであり、荷台の両面に動画を映す発光ダイオード(LED)ディスプレイを取り付けてあります。走行中に映像・音声を流せることから、移動式の広告として提供がスタートする予定です。

また動く看板は、映像だけでなく静止画を流せます。
ビッグウェーブホールディングスでは、今後の予定として次の活用方法が検討されている状況です。

走行中は静止画、駐車時は動画を流す。消費税抜きの価格は800万円から。発売後は浜松市内などで試験的に走行する予定。

引用:ニュースイッチ「両側面に大画面…『動く看板』投入、ビッグウェーブHDが応用したノウハウ」

ビッグウェーブホールディングスが提供するオリジナル自動車一覧

ビッグウェーブホールディングスは、今回紹介する動く看板としての自動車のほかに、次のような自動車を提供しています。

オリジナル自動車 概要
オリジナルキッチンカー 内装を自由にデザインできる(飲食店経営者向け)
子育て世代の外出応援バス 授乳室・おむつ変えスペース用のバス(イベント施設向け)
分煙マナーバス 移動式禁煙設備を搭載したバス車両(イベント設備向け)

広告として役立つ自動車はもちろん、イベント会場で活躍する自動車を提供しているのがビッグウェーブホールディングスの強みです。今回新たに登場した動く看板は、イベント会場の枠を超え、日常的な広告活動に役立つとして企業からの注目を集めています。

ちなみに動く看板といった広告活動は、事業再構築補助金の対象になると言われています。
詳しくは以下の記事をチェックしてみてください。

【2024】事業再構築補助金とは?対象となる経費や必要書類・手続きの流れ

動く看板付き自動車のメリット

動く看板を導入するメリット

動く看板付き自動車の登場により、今後、広告活動で大きな変化が生まれていくと予想されます。動く看板に期待されているメリットをまとめました。

通行者の目につきやすい広告を宣伝できる

動く看板付きの自動車は、道のある場所ならどこでも走行できるのがメリットです。

広告と言えば、建物などに設置して宣伝するのが一般的ですが、その場の近くに行かなければ見向きもされません。対して動く看板付きの自動車なら、通行者がいつでも目に入る場所を移動できます。

今までにない広告手段として人の目につきやすいことはもちろん、夜でもディスプレイに移された明るい画面を表示できるのが魅力です。映像と音声で人を引く付けやすくなることから、紙媒体の広告よりも宣伝効果を高めやすいと言えます。

静止画・動画を使って宣伝できる

動く看板は、静止画・動画を使い分けて表示できるのがメリットです。

例えば、走行中は静止画をディスプレイに表示させて文字や画像を見てもらえるほか、停止中は映像を流して通行人の目を引き付けることができます。

自動車を用いた広告と言えば、静止画1つをトラックの荷台などに貼り付けるだけでした。
対して動く看板付きの自動車なら、複数の静止画を表示できるほか、動画を表示できます。

宣伝する選択肢が増えることはもちろん、トラック程度のサイズに表示できる広告媒体なら、好きな場所に届けられるのが魅力です。

広告掲載料をカットできる

動く看板付きの自動車を導入すれば、中にある看板や建物の広告掲載スペースに必要だった広告掲載料をまるごとカットできます。

通常、広告を掲載するためには場所を借り、継続的な利用料を支払わなければなりません。
例えば、毎月1万円の広告掲載料が必要なら、年間12万円必要です。
また掲載する数によって金額が倍増していきます。

対して動画看板付き自動車なら、1台導入するだけで複数の広告を表示できるのが魅力です。
広告掲載料の負担が大きいとお悩みなら、ビッグウェーブホールディングスの動く看板付きの自動車を導入してみてはいかがでしょうか。

もし売れる営業活動や広告戦略に興味をお持ちなら、オンラインセミナーを受講してスキルアップを目指すのがおすすめです。例えば、次のようなセミナーに参加してみるのはいかがでしょうか。

動く看板付き自動車のデメリット

動く看板のデメリット

動く看板付き自動車には複数のメリットがある一方で、導入におけるデメリットがいくつかあります。今後広告活動として動く看板付きの自動車の導入を検討している人は、ネックになりやすいポイントをチェックしておきましょう。

燃料代・電気代がかかる

動く看板付き自動車は、以下の費用が継続的にかかることに気を付けなければなりません。

  • 走行する際にかかる「燃料代」
  • ディスプレイに静止画・映像を映す「電気代」
  • 車両メンテナンス費用

利用すればするだけ費用がかかることを含め、現在利用している広告掲載料との金額差を検討しておくことが重要です。動く看板付きの自動車は、日没で暗くなる時間帯に用いるのが一般的であるため、特に電気代が高額になりやすいことに気を付けましょう。

日中の広告活動に使いづらい

動く看板付き自動車は、ディスプレイを使って静止画・映像を流すため、日差しが強い次の時期・タイミングでは使いづらいのがデメリットです。

  • 夏の明るい時期
  • 日差しの強い時間帯
  • 天気が晴れの日

ディスプレイは陽の光を反射しやすい性質を持っています。
角度によってはディスプレイ画面が真っ白に見えてしまうため、画面に表示された広告が見えづらくなるのがネックです。

動く看板付き自動車は陽が沈んだ後の利用に適しているため、利用方法によっては、外壁などに用いる広告と併用する必要があるかもしれません。

導入コストが高額である

動く看板付き自動車は、トラックタイプの自動車購入からスタートしなければなりません。
つまり、自動車購入という高額な費用がかかることに気を付けてください。

ビッグウェーブホールディングスによると、1台当たり800万円(税抜)前後での販売が予定されています。参考として、動く看板付き自動車に搭載されている設備を整理しました。

  • 電源バッテリー(蓄電池)
  • LEDディスプレイ
  • 音響機材
  • データ管理システム

上記の費用がすべて込みになった価格であるため、通常の自動車よりも高額です。
継続してかかるランニングコストと、広告効果を比較したうえで導入を検討するのが良いでしょう。

動く看板付き自動車の検討ポイント

動く看板付きの自動車の導入について興味がある方向けに、広告活動という視点から見る検討ポイントを整理しました。確実な広告宣伝効果を生み出せるツールになるのか、参考にしてみてください。

導入企業が増えるたびに宣伝効果が増減する

動く看板付き自動車は、まだ数が少ないほか目新しさのある宣伝方法です。
よって、動く看板付き自動車を導入した初期は、大勢の通行人の目を引くこととなるでしょう。

ただし、動く看板付き自動車の認知度が高まり導入する企業が増えだすと、伝活動が飽和状態になるかもしれません。

例えば、同じ道路に難題もの動く看板付き自動車があると、情報過多となり、通行人から広告を見てもらいにくくなります。導入企業は増えだしたら、新たなルート開設や競合他社と異なる宣伝スタイルの検討が必要になると覚えておきましょう。

導入エリアが制限される

動く看板付き自動車を導入する際に気を付けたいのが、どのエリアで自動車を走行させるのかというポイントです。例えば、次の点を検討しておかなければうまく宣伝効果を生み出せないかもしれません。

検討ポイント 宣伝の傾向
人口 人口が少ないエリアだと広告効果が低い
居住者ニーズ ベッドタウンでの個人向けサービス・商品の宣伝は効果が薄い
年齢層 高齢者層の多い地域で若者向けサービスの宣伝には意味がない
条例 まちづくりの条例により動く看板付き自動車が進入できないエリアもある

広告として掲載するサービス・商品ごとに対象者やニーズが異なります。
あらかじめ対象者の情報を分析しておかなければ、想定していた宣伝の目標値を満たしにくいことに気を付けてください。

掲載できる広告が制限される

動く看板付き自動車は、手軽に購入・利用できる商品やサービス、もしくはECサイトを通じて購入できる商品などのほうが宣伝効果を高めやすいのが特徴です。

対して、地域限定のサービスや、特定の場所でしか購入できない商品の場合、即効性が低く広告効果が高まりにくいと言えます。

もし動く看板付き自動車を導入する予定なら、事前に自社商品・サービスとの相性を検討しましょう。場合によっては紙や外壁を使った広告のほうが効果を生み出せる可能性もあるので、事前分析が欠かせません。

動く看板の提供がスタート

ビッグウェーブホールディングスの動く看板付き自動車はもちろん、大型トラックを使った動画看板の車両が続々と街中を走行しています。

夜間帯はディスプレイの明かりで目につきやすいことから、通常の広告よりも高い広告効果を期待できると言えるでしょう。

今後トラックだけでなくさまざまな形式の動く看板付き自動車が登場すると予想されるため、自社に最適な宣伝方法がないか動向を探ってみてはいかがでしょうか。

またデジタル上での宣伝を実施したいなら、デジタル展示会のプラットフォームを導入するのがおすすめです。詳しくは以下の記事をチェックしてみてください。

デジタル展示会プラットフォームの選び方とおすすめを紹介!

動く看板についてまとめ

今回、ビッグウェーブホールディングスが発表した動く看板付き自動車について紹介しましたが、すでに販売がスタートし、街中で数多くの車両が走行しています。

また通常の走行だけでなく、イベント会場などに設置して宣伝できるのも動く看板の魅力です。
新たな宣伝方法を検討している方がいるのなら、この機会に動く看板の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

動く看板のアイキャッチ
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