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【2026】SOLIDWORKSの特徴7選!他CADソフトとの違いや操作を学ぶ方法も解説

「SOLIDWORKSの特徴は?」「他のCADソフトとは何が違う?」と気になっている方も多いでしょう。

SOLIDWORKSは、部品の3Dモデリングから組立設計、2D図面の作成まで対応する3次元CADソフトです。設計変更に対応しやすく、設計データを検証・共有する機能も備えていることが特徴です。

本記事では、SOLIDWORKSの主な特徴と他CADとの違い、基本操作を学ぶ方法について解説します。

SOLIDWORKSとは?

SOLIDWORKSとは?

出典:SOLIDWORKS

SOLIDWORKSは、ダッソー・システムズが提供する、機械部品や製品の設計に用いられる3次元CADソフトです。立体的な部品を作るだけでなく、複数の部品を組み合わせる設計や、製造に必要な2D図面の作成まで対応できることが特徴です。

SOLIDWORKSの特徴を知るには、以下の3種類のデータと、それぞれの役割を押さえると分かりやすいと思います。

データの種類 役割
部品 一つの部品の形状や寸法を設計
アセンブリ 複数の部品を組み合わせ、位置関係などを確認
図面 部品や組立状態を2Dで表し、寸法などを伝える

また、モデルの寸法や作成履歴を使って設計を変更できる特徴もあります。例えば、部品の幅や穴の直径を変更するときに、元の設計を編集しながら形状を調整するといった内容です。

SOLIDWORKSの価格と特徴

ここからはSOLIDWORKSの価格とライセンス別の特徴を紹介します。商用のSOLIDWORKS Designには、3つのパッケージがあります。SOLIDWORKSの基本的な設計機能に加え、上位パッケージほど設計支援や検証の機能が増えることが特徴です。

パッケージ 価格 主な特徴
Standard 528,216円/年
  • 部品・アセンブリのモデリング
  • 2D図面作成
  • クラウドでの共有・データ管理など
Professional 602,952円/年
  • 標準部品ライブラリ
  • 写実的なレンダリング
  • コスト見積もりなど
Premium 854,952円/年
  • 配管・配線のルーティング
  • 部品・アセンブリの線形静解析
  • 時間ベースのモーション解析など

出典:SOLIDWORKS

例えば、SOLIDWORKSで部品と図面を作成したい場合は、Standardの特徴が要件に合うかを確認します。一方、標準部品の活用やレンダリングまで行いたい場合はProfessional、配管・配線や上記の解析も必要な場合はPremiumがおすすめです。

以下の記事では、SOLIDWORKSの概要をはじめ、機能の特徴も紹介していますので、あわせてご覧ください。

【2026】SOLIDWORKSとは|基本操作画像解説と機能・価格・無料版の違いと選び方!

SOLIDWORKSの特徴7選

SOLIDWORKSの特徴7選

SOLIDWORKSの特徴は、部品の形状を作成するところから、組立・図面作成・設計の検証まで対応できる点にあります。ここでは、SOLIDWORKSの特徴を7つ紹介します。

  1. 寸法や作成履歴を使ってモデルを変更できる
  2. 複数の部品を組み合わせて製品の構造を確認できる
  3. 3Dモデルと2D図面を連動させられる
  4. 板金や溶接構造などの設計に対応している
  5. 干渉チェックや解析を設計の検証に活用できる
  6. 設計データの共有や管理に対応できる
  7. AIで図面作成や操作・設計の支援を受けられる

①寸法や作成履歴を使ってモデルを変更できる

SOLIDWORKSの特徴の一つが、寸法や拘束関係によって形状を管理する「パラメトリック設計」です。作成後も寸法を変更し、形状を調整できる点が特徴です。

例えば、穴付きプレートを作成した場合、次のような変更に対応できます。

  • プレートの幅を100mmから120mmに変更する
  • 穴の直径を5mmから6mmに変更する
  • 穴を中央に配置する関係を設定し、幅の変更後も中央を維持する

また、SOLIDWORKSでは、押し出しや切り取りなどの操作を「フィーチャー」として積み重ね、その作成履歴を管理。後から特定の操作に戻って編集できることも、SOLIDWORKSの特徴です。

②複数の部品を組み合わせて製品の構造を確認できる

SOLIDWORKSには、複数の部品を組み合わせる「アセンブリ設計」に対応している特徴があります。プレートや軸、ボルトを配置し、製品全体の構造を画面で確認できるのも特徴です。

部品同士の位置関係は、「合致」という条件で設定します。例えば、穴と軸の中心をそろえる、面同士を接触させる、一定の距離を空けるといった関係を定義する仕組みです。

組み合わせた状態で位置や動きを検討できる点は、製品として成立するかを考えるうえで、価値のある特徴だと考えます。

③3Dモデルと2D図面を連動させられる

SOLIDWORKSは、作成した3Dモデルから2D図面を作成できることも特徴です。部品・アセンブリ・図面が関連付けられているため、モデルの変更を図面にも反映できます。

SOLIDWORKSは、部品の外形や穴径の変更に図面ビューも追従する特徴があります。

作業場面 役立つ特徴
部品の形状を図面にする 3Dモデルから必要な方向の図面ビューを作成できる
部品の寸法を変更する モデルの変更を図面にも反映できる
製造担当者に設計を伝える 図面に寸法や注記などを加えて情報を整理できる

SOLIDWORKSのこの特徴は、設計変更を繰り返す場面で役立ちます。モデルと図面の整合性を保ちやすくなり、変更箇所の反映漏れを減らすことにつながるためです。

④板金や溶接構造などの設計に対応している

SOLIDWORKSは、板金部品や溶接構造など、製造方法を踏まえた専用の設計機能を備えるのが特徴です。作りたい製品に合わせて機能を選べることも、SOLIDWORKSの特徴と言えるでしょう。

設計対象 活用できる機能の例 製品の例
板金部品 板厚・曲げ半径などの設定、曲げた形状と展開形状の確認 金属製のカバー、筐体、ブラケット
溶接構造 鋼材を使った構造の作成、カットリストによる部材情報の整理 装置の架台、フレーム

例えば、金属板を曲げたカバーを設計する場合、SOLIDWORKSでは板厚や曲げの条件を設定し、展開した形状も確認できます。溶接構造では、部材情報をカットリストに整理できる特徴もあります。

⑤干渉チェックや解析を設計の検証に活用できる

SOLIDWORKSは、作成したモデルを設計の検証に活用できることも特徴です。例えば、部品同士が重なっていないかを調べたり、設定した荷重による変形や応力を解析したりできます。

ただし、干渉チェックと解析は、特徴や確認内容が異なります。

  • 干渉チェック→部品同士が同じ空間を占めていないか
  • 線形静解析→設定した条件での応力や変形など

SOLIDWORKSの干渉認識の特徴は、重なった部分を視覚的に表示できる点です。複雑な組立品でも、問題がある箇所を見つける手がかりになります。

⑥設計データの共有や管理に対応できる

SOLIDWORKSには、設計したデータを関係者と共有し、変更履歴を管理できる「Cloud Services」という機能があります。リンクでのデータ共有や、ブラウザ上での確認・マークアップに対応する点が特徴です。

例えば、製品のカバー形状について営業担当者や顧客と相談する場合、3Dモデルを見ながら確認できれば、「どの面を変えるか」「どの部分が気になるか」を共有しやすくなります。

私がおすすめしたいSOLIDWORKSの特徴は、設計者以外とのやり取りにも役立つ点です。設計変更の内容が伝わりやすくなれば、確認の往復を減らすことにもつながると考えます。

⑦AIで図面作成や操作・設計の支援を受けられる

SOLIDWORKSでは、AIを活用した作業支援も特徴の一つになっています。図面の自動生成や対話型の設計支援、ファスナーの認識など、CADの作業中に利用できる機能が用意されています。

AI機能 主な支援内容・特徴
図面の自動生成 指定した規格・テンプレートなどに基づく2D図面の生成
AURA 設計やプロジェクトに関する質問への対応、関連資料の参照、技術文書などの要約
LEO モデルの問題診断や、マクロ生成などの作業支援
AIファスナー認識 条件に合うボルト・ナット・座金を認識し、合致の追加を支援

例えば、SOLIDWORKSのAIファスナー認識は、部品をアセンブリに挿入する際の合致設定を支援します。ただし、対象となる部品の形式や形状などに条件があります。

SOLIDWORKSのAIの特徴と活用術は以下の記事で解説していますので、あわせてご覧ください。

【2026】SOLIDWORKSはAIで自動化できる?図面生成・マクロ・生成AIの活用方法

SOLIDWORKSと他のCADソフトの特徴を比較

SOLIDWORKSの特徴を理解するには、他のCADソフトと比較し、自分が行いたい作業に合うかを確認するのも1つの方法です。ここでは、SOLIDWORKSと似た特徴を持つ3つの製品と比較します。

  1. Autodesk Fusion
  2. Autodesk Inventor
  3. FreeCAD

①Autodesk Fusion

Autodesk Fusionは、CAD・CAM・CAE・電子回路・基板設計を一つの環境に統合していることが特徴です。SOLIDWORKSとFusionは、どちらも部品設計や図面作成に対応しますが、比較するときは加工や基板設計まで扱う必要があるかを確認しましょう。

私なら、設計後の作業も書き出し、各CADの特徴を比較します。SOLIDWORKSとFusionの年間料金には差がありますが、必要な追加機能や学習費用まで含めると、判断しやすくなると考えます。

比較項目 SOLIDWORKS Autodesk Fusion
金額 528,216円〜 116,600円/年
※1年契約の場合
特徴 モデルと図面の連動、AIによる作業支援 設計と加工データの連携、図面作成の自動化

②Autodesk Inventor

Autodesk Inventorは、機械設計・図面作成・シミュレーションに対応する3次元CADです。SOLIDWORKSとInventorには、板金やフレームなどの機械設計を支援する機能があり、対応する作業に共通点が多いという特徴があります。

例えば、幅や高さが異なる装置を繰り返し設計する場合は、InventorのiLogicで、寸法や構成をルール化できるか確認するとよいでしょう。SOLIDWORKSも、コンフィギュレーションやマクロなどの特徴を踏まえ、効率化を比較します。

比較項目 SOLIDWORKS Autodesk Inventor
金額 528,216円〜 444,400円/年
※1年契約の場合
特徴 部品・アセンブリ・図面を連携させ、板金や溶接構造などを設計 機械設計に加え、板金・フレーム・配管などの設計に対応

③FreeCAD

FreeCADは、無料で使える点が特徴のオープンソース3次元CADです。SOLIDWORKSと同様に、寸法や作成履歴を使って形状を変更するパラメトリックモデリングに対応しており、図面作成や3Dプリント用データの出力にも活用できます。

SOLIDWORKSとFreeCADの特徴を比較するなら、作りたいものを完成させ、必要な形式で出力するところまで試すことが大切です。

比較項目 SOLIDWORKS FreeCAD
金額 528,216円〜 無料
特徴 部品・組立・図面作成から、設計の検証やデータ共有まで対応 無料・オープンソースで、部品設計や図面作成などに対応

SOLIDWORKSの特徴・操作を学べるおすすめセミナー

SOLIDWORKSの特徴を理解し、実際の操作まで身に付けたい方は、「SOLIDWORKSセミナー」がおすすめです。基本操作からモデリング・図面作成・アセンブリ設計・応力解析まで、手を動かしながら学べることが特徴です。

個人的におすすめしたいのは、形状を作った後の「設計変更と図面の連動」まで学習できる点です。加えてハンズオン形式なので、SOLIDWORKSの特徴である設計変更のしやすさや図面との連動を、実際に操作しながら確かめられるのは嬉しいポイントです。

カリキュラムでは、応力解析の条件設定から設計変更・再解析まで学び、各機能の特徴や使う目的を把握できます。

セミナー名SOLIDWORKSセミナー講習
運営元GETT Proskill(ゲット プロスキル)
価格(税込)45,100円〜
受講期間2日間
受講形式対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング

SOLIDWORKSの特徴についてのまとめ

SOLIDWORKSは、寸法や作成履歴を使ったモデルの編集、アセンブリ設計、3Dモデルと2D図面の連動に対応する3次元CADです。板金・溶接構造の設計や干渉チェック、データ共有に加え、AIによる作業支援もSOLIDWORKSの特徴として挙げられます。

SOLIDWORKSの特徴を比較するときは、作りたいものと必要な作業を整理し、各プランの料金や搭載機能を確認しましょう。料金は少し高めではありますが、機能も豊富にあるので、使いこなせれば費用対効果は高いと思います。

SOLIDWORKSの特徴7選!他CADソフトとの違いや操作を学ぶ方法
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