こんにちは!キャド研です。
今回は、SOLIDWORKS(ソリッドワークス)の初心者に向けて、独学で学ぶための方法について説明していきます!
ソリッドワークスを独学で覚えようとしても、なかなかスムーズに覚えられない方は多いのではないでしょうか。
実際、ソリッドワークスは複雑な設計もできるため、実務レベルの技術を覚えるのには長期間かかります。ですが、要点を抑えて学んでいけばしっかりしたスキルが身につきます!
ソリッドワークスとは
数ある3D CADソフトの中でも、世界トップのシェア数を誇るソフトが「ソリッドワークス(SOLIDWORKS)」です。
名前自体は聞いたことがあるけど、実際どのようなソフトでどんな特徴があるのか知らない方は多いのではないでしょうか。
では、3D CADソフト「ソリッドワークス」について特徴やどんなソフトなのかご説明していきます。
世界中で人気の3次元CAD/解析ソフト
ソリッドワークスは、世界中の企業で人気の3次元CAD/解析ソフトです。
主に機械設計用に開発された3D CADソフトですが、現在では
- 自動車部品の設計
- 精密医療機器の設計
- 産業用機器の設計
- 建築業界
などのさまざまな分野、企業でたくさんの人に使用されています。
ソリッドワークスには、基本的な3次元モデリング機能だけでなく、製品に動きをつけるアニメーション機能やDWG・DXFなどの2D CADデータとの互換性も高いのが魅力です。
そんな3D CADソフト「ソリッドワークス」には主に3つの特徴があるので、次の項目で説明していきます。
ソリッドワークスの3つの特徴
ソリッドワークスが世界中の企業で使用されているのには、3つの代表的な特徴があるからです。
- ソフトが低価格
- 互換性が高い
- 操作性がよく初心者も扱いやすい
上記3つの特徴です。
では、それぞれの特徴を簡単に説明していきます。
【ソフトが低価格なので導入しやすい】
ソリッドワークスのソフトは、ライセンス価格¥1,138,500円〜¥1,824,900円で導入できます。
通常の3D CADソフトは、ライセンス価格で平均¥2,000,000円ほどかかる場合が多いです。
その点、ソリッドワークスは半分ほどの価格で買えるので、導入コストを抑えることができる特徴があります。
【互換性が高いのでデータの送受信がスムーズ】
ソリッドワークスは互換性が高く、他のCADデータを中間ファイル通すことなく読み込める特徴があります。
そのため、クライアントが違うCADソフトを使っていても、データのやり取りがスムーズに可能です。
【操作性がよく初心者も覚えやすい】
操作性がいいため、初心者の方でも基本的な操作を覚えやすいのがソリッドワークスの特徴になります。
アニメーション機能や2Dデータをもとに3次元モデルを作成する「フィーチャー機能」などを実装しており、設計が非常にしやすいです。
また、日本でも多くの企業がソリッドワークスを採用しており、初心者に向けた講習会なども開催されています。
ソリッドワークスを独学で学ぶ方法4選
ソリッドワークスを独学で学ぼうとする場合、主に4つの方法が挙げられます。
- テクニカルサポートサービスの利用
- 書籍
- WEBサイト
- YouTube
上記4つのを組み合わせながら、学んでいくと独学でもある程度の操作方法をマスターできるでしょう。
では、それぞれの方法について解説しつつ、独学をおこなう際に気をつけるポイントについても説明していきます。
ソリッドワークスのテクニカルサポートサービスの利用
独学で学ぶ場合、ソリッドワークス社の公式HPにある「テクニカルサポート」を利用するのがおすすめです。
操作方法でわからない点や、設計中におきたバグの対処法などをサポートしてくれる機能になります。公式サイトが公表しているので情報の信憑性も高く、わかりやすいです。
ソリッドワークスの書籍を読んで勉強する
ソリッドワークスを独学で学ぶ場合、書籍を使っていくのも重要な学習方法になります。
書籍は情報量が非常に多く、情報の質も高いので、ソリッドワークスの扱いについて細部まで記載されています。
設計中にわからない部分があると、手元にある書籍ですぐに調べることもできるでしょう。
書籍を選ぶ際のポイントとしては、
- わかりやすい画像が多く挿入されている
- 実際に製品モデルを作りながら解説されている
上記2つのポイントはしっかりと確認しておくのがおすすめです。
練習問題なども載っていると、独学する際には非常に役に立ちます。
また、書籍を読むだけではソリッドワークスを覚えることはできません。
実際にモデルを作成しながら、わからない部分を書籍で確認していくような流れで学習すると、技術が身についていくでしょう。
SOLIDWORKSについて学ぶ際におすすめの本はこちらの記事にて紹介しております。
WEBサイトを使って学び方を覚えていく
ソリッドワークスの操作方法や機能を紹介しているWEBサイトを使って、覚えていく方法もあります。
WEBサイト上には、初心者の方でもわかるように操作画像を用いて解説しているサイトもあり、非常にわかりやすいです。
また、ソリッドワークスの操作でわからない部分をYahoo知恵袋などに投稿するのもおすすめです。
回答をすぐに提案してくれるので、独学をする際には非常に便利です。
WEBサイトでソリッドワークスを覚えていく際のポイントとして、正しい情報を取捨選択する必要があります。
WEB上はさまざまなサイトが存在しているなかで、自分が作りたいモデルに合う情報を選別して学んでいきましょう。
YouTubeを見てソリッドワークスを学ぶ
最近では、YouTubeを使って操作を覚えるのもおすすめの方法になります。
YouTubeなら、動画で操作方法がわかるので初心者の方には非常にわかりやすいです。
ソリッドワークス公式のチャンネルもあるため、画像ではわかりにくい複雑な操作もイメージがしやすいでしょう。
SOLIDWORKSを効率的に学ぶためには、セミナー受講が効果的です。
以下の記事では、おすすめのSOLIDWORKSセミナーの価格や内容を比較しながら、セミナーを受けるメリットや選び方について詳しく解説しておりますのでご参考にしてください。
SOLIDWORKSの参考動画
SolidWorksの初期画面から、長方形を描きながら基本操作をレクチャーしてくれています。
他にも基礎的な使い方の動画が沢山投稿されていますので参考にしてください。
独学に限界を感じたらセミナーがおすすめ!
ソリッドワークスの独学に限界を感じた場合、「SOLIDWORKSセミナー講習」を利用するのがおすすめです。
「SOLIDWORKSセミナー講習」は、2日間でソリッドワークスの操作を業務レベルで覚えられるセミナーです。
画面の操作方法から3次元モデルへのアニメーション設定、アセンブリ設計など、実践方式ですぐに使える操作方法を詳しく教えてくれます。
短期間で、設計変更やアセンブリ設計、図面作成など業務で必要なコマンド知識をひとつひとつ十分に把握することができるおすすめのセミナーです!
テキストと動画を見ながらオンラインで学べるので、ソリッドワークスの独学に限界を感じた方はぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
SOLIDWORKSセミナー講習の概要
受講スタイル | 会場/ライブウェビナー(リモート受講)/eラーニング |
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日数 | 2日間(10:00-17:30) |
料金 |
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URL | https://bizroad-svc.com/solidworks/ |
SOLIDWORKSを独学で学ぶ方法まとめ
今回は、3次元CAD/解析ソフトのソリッドワークスを独学で学ぶ方法についてご紹介しました。
ソリッドワークスは、製造業や建設業など幅広い分野で使われている3DCADソフトです。
世界でトップシェアを誇るソフトなので、一度覚えてしまえばさまざまな業務に活かせます。
ソリッドワークスを独学で覚える際には、実際にモデルを作りながら学んでいくのが大切です。
わからない部分があればその都度調べて学んでいくと、いつの間にかソリッドワークスをマスターできているでしょう。
記事を参考に、書籍やサポート機能を上手に使って、ソリッドワークスを独学で覚えていきましょう。
独学に限界を感じた方、ソリッドワークスの使い方を一から学びたい方はSOLIDWORKSセミナー受講がおすすめです!
