Illustratorを独学で学びたい人はたくさんいます。そんな時に役立つのが、ノウハウについて書かれた書籍です。
ですが、たくさん販売されていてどの本を購入したらいいのかわかりません。
そこで、ここではIllustratorの勉強におすすめの本を7選紹介します。理想の世界を描くのに大いに役立つでしょう。
Illustratorを本で学ぶ際のポイント
Illustratorを本で学ぶ場合は、適切な本を選ぶことが重要です。まずは、選ぶ際に重視した方が良い以下の3つのポイントを解説していきます。
- レベルに合った本を選ぶ
- 目的に合った本を選ぶ
- 最新バージョンに対応しているか確認する
ポイント①レベルに合った本を選ぶ
まず、自身のレベルを正しく把握することが重要です。自分が初心者なのか、それとも既に経験があるのかを理解することで、適切なレベルの教材を選ぶことができます。
Illustratorの本は初心者向けの入門から、上級者向けの応用まで、幅広いレベルの本があります。自分に合ったレベルの本を選ぶことが無駄な時間を避けて効率的にスキルを向上させるポイントとなります。
ポイント②目的に合った本を選ぶ
次に、Illustratorで何をしたいのか具体的な目標を考えることが重要です。目的に合った本を選ぶことで、より効率的にスキルを身につけることができます。
Illustratorはロゴのデザイン、イラストの制作、印刷物の作成など、さまざまな用途に使われます。自分がIllustratorを使って何をしたいのかを明確にすることで、その目的に向かって学習することが可能となります。
ポイント③最新バージョンに対応した本を選ぶことが望ましい
最新バージョンであるIllustrator CCに対応した教材を選ぶことも大切です。Illustratorは定期的にバージョンアップが行われており、新機能が追加されています。最新のバージョンに対応した教材を使用することで、最新の機能や操作方法を学ぶことができます。
ただし、基本操作を学ぶ上ではバージョンの違いはあまり影響しませんので、必ずしも最新版である必要はありません。
以上のポイントに留意することで、Illustratorを本で効果的に学ぶことができるでしょう。
こちらの記事にて、Illustratorを学ぶのにおすすめな参考書を初心者から上級者に分けて紹介しております。ご参考にしてみてください。
Illustratorのおすすめ本7選
それでは早速Illustratorが学べるおすすめの書籍を紹介していきます。
1.初心者におすすめ「デザインの学校これからはじめるIllustratorの本」
Illustratorになりたいけれど、何から勉強したらいいのかわからないという人におすすめなのが、「デザインの学校これからはじめるIllustratorの本」です。
基礎中の基礎から教えてくれる書籍で、図解もたくさん載っているのでわかりやすいです。
操作方法が画像つきで紹介されているのため、パソコンが苦手という人も短期間で技術を身につける事が可能です。
イラストを描くだけでなく、名刺やポストカードなどの作成方法も学べますし、ブログのタイトル画像を効果的にデザインする事も可能です。仕事だけでなく、プライベートにも役立てられます。
Illustratorを使いこなす事が難しいと感じるのは、機能がたくさんあるからです。あまりにも多いため、どこから学んだらいいのかわからないのです。ですが、1度基本を身につけてしまえば後は特別に難しい事ではありません。
「デザインの学校これからはじめるIllustratorの本」は、Illustratorにまだ触れた事がない人にこそ必要な本です。本選びで失敗する人の多くは、利用目的に合っていない事です。ビジネスで使いたいのに、専門的な技法が少なかったら活かせません。
また、プライベートで使いたいのに難しい技術ばかりでは困ってしまいます。この本が様々な人に適しているのは、使用目的が違っても役立つ情報が満載された本だからです。
2.プロの技が学べる「Illustrator10年使える逆引き手帖」
Illustratorとしての基本だけではなく、プロの技も習得したいという人におすすめの書籍が、「Illustrator10年使える逆引き手帖」です。
必要な箇所は、目次や検索を使えばすぐに見つかるので、途中でわからない事があった時にも役立ちます。
初心者だけではなく、基礎を身につけた中級者が更に技術を向上させたいという時にもピッタリです。表現したいデザインがあるのに、なかなかうまくできないという人にとって、まるで辞書のように使える「Illustrator10年使える逆引き手帖」は最適な本です。
プロがどのような手順で作成しているのかがわかるため、基本だけではなく高度なテクニックも学べます。できたら、Illustratorを仕事で活かしたい。
自分のデザインをもっとレベルアップしたいという時に、「Illustrator10年使える逆引き手帖」は道標になってくれます。
3.デザインのバリエーションを増やしたいという時には「ILLUSTRATORおいしいネタ辞典」
デザインでの悩みのなかには、ついついワンパターンになりがちだという事があります。Illustratorの基本を身につけても、そこから技術を発展させるというのは独学ではかなりハードルが高いものです。
バリエーションを増やしたい時におすすめの書籍が、「ILLUSTRATORおいしいネタ辞典」です。
使用されているサンプルを参考にすれば、おしゃれで効果的なデザインが完成します。雑誌やウェブなどで多く見かけるデザインやパターン、カジュアルなイラストなどもあるので、仕事やプライベートですぐに使いたいという時にも役立ちます。
少ない手順で使い回しがしやすいデザインがたくさんあるため、難しい操作が苦手という人にもピッタリです。Illustratorの操作について書かれた本はたくさんあります。どの本が自分に合っているのかわからないと選ぶのが困難です。
「ILLUSTRATORおいしいネタ辞典」は、Illustratorの基本的な技術だけでなく、デザインに必要な事も教えてくれる本でもあります。デザインのスキルをもっと上げたいという人にピッタリです。
4.幅広い内容が学べる「仕事で一生使えるIllustratorトレーステクニック」
地図の作成だったり、建造物のデザインには様々な技法が必要です。特に、曲線を描くペジェ線画はかなりの技術を要します。
「仕事で一生使えるIllustratorトレーステクニック」では、特にこのペジェ線画に特化しているため、仕事で図形を使用する時には強い味方になってくれます。
ペジェ線画をマスターしたいけれど、なかなか自由自在に表現できないという人もいます。そのため、デザインをする時にはかなりの悩みの種となってしまうのです。ですが、この本にはそんな悩を解消してくれるアドバイスがたくさんあります。
ペシェ線画の基本だけではなく、応用的なトレース技術まで学べるため自分の理想を自由自在に表現できます。ワッペン風の個性的なアイコンを作成したり、和風なロゴなど個性的なデザインが作成できるので仕事の幅を広げる事が可能です。
仕事でIllustratorを使用したいという時には、様々な技法だけではなく多彩なデザインが必要になります。「仕事で一生使えるIllustratorトレーステクニック」には、線や塗りだけではなく漫画風の明るいポップなデザインも可能なので、ポスターやウェブデザインですぐに活用できます。
短時間でデザインレベルをアップしたい人にとって、わかりやすく効果的な方法を教えてくれる本でもあります。
5.表現の幅を広げたい時に「Illustratorの超速テクニック」
Illustratorに備わっている機能は様々あります。ですが、それらを効率的に使いこなす事はかなり難しいものです。
もっとIllustratorを使いこなしたい、幅広い表現がしたい時におすすめの書籍が「プロの現場で使われている超速テクニック」です。
Illustratorは、とても使いやすいのですが難しく感じる事もたくさんあります。たとえば、ロゴやイラストのデザインをしていて、効果的な加工ができないか悩む人もいるでしょう。
Illustratorを始めたばかりの人とプロの違いはどこにあるのでしょう。そこには、使い方に大きな差があるからなのです。
「Illustratorの超速テクニック」では、プロが日頃から使用している技術やテクニックがたくさん詰まっています。方法さえわかれば、これまで難しいと感じていた技術も簡単に感じられるようになります。
「文字加工」や「図形描画」など作業内容から気軽に検索できるので、わからない事や悩んでいる時にはすぐに解決する事が可能です。
こちら記事では、Illustratorで文字を入力する方法や編集をする方法について詳しく紹介します。Illustratorの文字編集について知りたいかたはご一読くださいませ。
6.スキルアップを目指すなら「今日から役立つアイデアを満載!Illustrator魔法のレシピ」
Illustratorのスキルをアップさせたいという時におすすめの書籍が、「今日から役立つアイデアを満載!Illustrator魔法のレシピ」です。
基本的な操作はもちろん、プロが応用しているテクニックなどが解説してあるため、Illustrator初心者から、操作に慣れた中級者まで活用できます。
Illustratorを効果的に使えないという悩みのなかには、設定に問題がある場合もあります。この本では、効率を上げられる設定方法や効果的なテクニックまで幅広く丁寧に解説しています。
描画の基本からブラシの使い方まで細かく教えてくれるため、建物をデザインする時にはピッタリです。また、興味を引く文字の配色や綺麗に仕上げるテクニックも満載です。
Illustratorを隅々まで使いこなしたい。自分の理想のデザインを形にしたいという時に役立つ本です。基本の操作は覚えたけれど、まだまだ使いこなせていない。
スキルを上げたいけれど、どうしたらいいのかわからないという人にとって、「今日から役立つアイデアを満載!Illustrator魔法のレシピ」はまさに痒い所に手が届くような便利な本です。
7.スキルアップを目指すなら「Illustrator 10年使える逆引き手帖」
Illustratorを触ってみたいけど、操作方法がわからないという方におすすめなのが「Illustrator 10年使える逆引き手帖」です。
汎用的な操作方法から、ワンランク上のプロの技までを、目的別にまとめた大人気のIllustratorの逆引き本です。初心者の方でも確実に操作できるように、全手順を丁寧に解説しています。
Illustratorを自由自在に操作できるようになるためには操作方法に加えて、応用できるようになることが重要です。こちらの書籍では詳しい手順解説に加えて、各ダイアログの項目説明や、操作理由も丁寧に解説されています。
最新のIllustrator CCやMacのみならずWindowsにも対応していることも魅力的です。
Illustratorを効率的に学べる講座
Illustratorは独学で習得することは可能ですが、独学や本だけですと挫折することもあります。そこでおすすめなのが、講座を受講することです。
今回ご紹介するBIZROADのIllustrator基礎セミナーは、Illustratorのスキルをわずか2日間で基礎知識だけでなく、実務で活用できる応用的なスキルを習得できます。
さらに、オンラインでの受講も可能なので、自宅から通えない地方在住の方でも気軽に参加できるのが魅力です。
Illustratorの学習が独学や本だけでは難しかったり、スキルを迅速に身につけたい方は、ぜひIllustrator基礎セミナーの受講を検討してみてください。
数あるIllustratorおすすめ本の選び方
Illustratorに関する書籍はたくさんあります。ですが、どれが自分に合っているのか探すのは至難の業です。
おすすめから自分に合った本を選ぶためには、まずは自分のレベルに合っているのか、使用目的に最適かを考える事です。