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【2026】イラストレーター画像切り抜き5つの方法をわかりやすく!クリッピングマスクだけじゃない?!

Adobeが提供するベクター編集ツールであるイラストレーターでは、複数の方法で画像の切り抜きを行えます。切り抜きができると画像を好きな形でデザインに取り入れることが可能です。

しかし、実現したいデザインに合わない方法で切り抜きをしてしまうと、粗が出たり、時間がかかってしまったりします。本記事では、イラストレーターで画像を切り抜きする5つの方法を解説しています。使用用途ごとに分けて解説しているので、自分が行いたい切り抜き方法を確認してみてください。

イラストレーターで画像を切り抜きする5つの方法

イラストレーターには、以下のようにさまざまな切り抜き方法があります。

  1. 特定部分の切り抜き・サイズ調整したい場合
  2. クリッピングマスクで好きな形に切り抜きたい場合
  3. 思い通りの形に切り抜きたい場合
  4. 画像を文字の形に切り抜きたい場合
  5. 図形同士を切り抜いて複雑な形状を作りたい場合

用途別に最適な方法をまとめたので、一つずつ確認していきましょう。

方法①:特定部分の切り抜き・サイズ調整したい

画像の不要な部分を削除したい場合や、サイズを調整したい場合の方法です。まず、切り抜きたい画像を選択します。

続いて、上部のオプションバーにある「画像の切り抜き」ボタンをクリックしましょう。

「画像の切り抜き」ボタンをクリックする

すると、画像の周囲にバウンディングボックスが表示されるので、この枠をドラッグして切り抜く範囲を調整してください。位置やサイズを確認し、問題がなければオプションバーにある「適用」ボタンをクリック、もしくはEnterキーを押しましょう。

「適用」ボタンをクリックする

これで、指定した範囲以外の部分が削除され、必要な部分だけが残ります。

方法②:クリッピングマスクで好きな形に切り抜きたい

イラストレーターでは、クリッピングマスクを使うことで画像を思い通りの形に切り抜きできます。まず、楕円形ツールや長方形ツールなどのオブジェクト作成ツールを選択し、切り抜きたい範囲をドラッグで描画してください。

切り抜きたい範囲をドラッグで描画する

例えば、正円で切り抜きたい場合は、Shiftキーを押しながら画像の上をドラッグしましょう。次に、画像と正円を両方選択した状態で、上部のオブジェクトメニューにある「クリッピングマスク」から「作成」をクリックするか、右クリックのメニューから「クリッピングマスクを作成」を選択します。

「クリッピングマスク」から「作成」をクリックする

これで、描写した正円の形に画像が切り抜かれます。

正円で画像が切り抜かれる

また、一度作成したクリッピングマスクを解除したいケースでは、上部のオブジェクトメニューにある「クリッピングマスク」から「解除」をクリックするか、右クリックのメニューから「クリッピングマスクを解除」を選択してください。

切り抜いた画像をオブジェクトのサイズに合わせて保存する方法

クリッピングマスクで切り抜いた画像を、その形にぴったり合うサイズで保存したい場合の方法です。上部のオブジェクトメニューにある「アートボード」から「選択オブジェクトに合わせる」をクリックすることで、切り抜きした画像サイズにアートボードが自動調整されます。

「選択オブジェクトに合わせる」をクリックする

続いて、上部メニューのファイルにある「書き出し」から「Web用に保存」をクリックします。「最適化ファイル形式」をJPEGやPNGなどから選び、「保存」ボタンから任意のフォルダーに保存しましょう。

また、クリッピングマスクを使った切り抜きは、イラストレーターでデザイン作成をするうえで欠かせない操作の一つです。Illustrator基礎セミナーでは、そんなクリッピングマスクを使ってアイコンを作る方法について学べます。

ほかにも、タイポグラフィックやバナー、カタログなどの作成方法も学習できます。独学ではイラストレーターの習得が難しいと感じている方は、ぜひ以下のリンクから詳細をチェックしてみてください。

方法③:思い通りの形に切り抜きたい(ペンツール使用)

クリッピングマスクは、オブジェクトだけでなく、自由な形状でも切り抜きができます。ペンツールを選択し、切り抜きたい部分の輪郭に沿ってパスを作成してください。

ペンツールでパスを作成する

クリックでアンカーポイントを作成しながら、形状に合わせてドラッグで曲線を描画していきましょう。最後は始点と終点のパスをつなげて、クローズパスにしてください。

続いて、画像とパスを同時に選択します。後は、オブジェクトの形で切り抜きする際と同じ方法でクリッピングマスクをかけましょう。

クリッピングマスクをかける

また、イラストレーターのクリッピングマスクについてより詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。編集方法や応用方法などについて解説しています。

イラストレーターでクリッピングマスクする方法やできない理由を解説!解除方法や応用も紹介

方法④:画像を文字の形に切り抜きたい

イラストレーターでは、文字の形に沿って画像を切り抜くこともできます。画像の上に文字ツールから任意の文字をタイピングで入力します。

テキストツールから文字を入力する

文字パネルを使ってフォントやサイズなどを調整したら、画像と文字をまとめて選択してください。その状態で、右クリックのメニューから「クリッピングマスクを作成」を選択すると、画像が文字の形に切り抜かれます。

クリッピングマスクをかける

この方法を使うと、文字の内部に写真や模様を配置できるため、個性的なデザイン表現が可能になります。

また、イラストレーターは機能が豊富で習得に時間のかかるソフトです。以下の記事では、イラストレーターを効率的に学べるおすすめの勉強方法について紹介しています。どのような流れでスキルアップしたらいいかわからないという方は、ぜひこちらの記事も参考にしてみてください。

【2025】イラストレーターはどうやって勉強する?効率の良い勉強方法について解説

方法⑤:図形同士を切り抜いて複雑な形状を作りたい

イラストレーターでは、図形同士を使ってさまざまな形に切り抜くことができます。今回は、以下の方法で切り抜きする方法について見ていきましょう。

  1. 複合パス
  2. パスファインダー
  3. 背面のオブジェクトを分割

目的に合わせて使い分けることで、デザインの幅を広げられます。

①複合パスで切り抜きする方法

複数の形状を一つにまとめることができるのが複合パスです。複合パスを利用することで、重なり合った部分をピンポイントで切り抜きできます。

まず、切り抜きたい二つの図形を重ねて配置し、両方を選択します。右クリックして「複合パスを作成」を選択すると、上の図形で下の図形が切り抜かれます。

「複合パスを作成」を選択する

複雑な図形でも簡単に一体化して加工できるため、ロゴデザインなどで使われる手法です。

複合パスを使った画像切り抜きの完成図

②パスファインダーで切り抜きする方法

パスファインダーは、複数の図形をワンクリックで組み合わせることができる機能です。二つの図形を重ねて選択したら、パスファインダーパネルの「形状モード」にある左から二つ目のアイコン「前面オブジェクトで型抜き」をクリックします。

「前面オブジェクトで型抜き」をクリックする

これにより、上の図形の形に沿って下の図形がくり抜かれます。

パスファインダーを使った画像切り抜きの完成図

パスファインダーを活用することで、複雑なデザインも直感的に作成可能です。

また、パスファインダーをどのようにデザインに活用したらいいのか知りたい方は、Illustrator基礎セミナーをチェックしてみてください。Illustrator基礎セミナーでは、イラストレーターに搭載されている機能を使って、さまざまなデザインを作成する方法について学習できます。特に、イラストレーターを使っているけれど、なかなか使いこなせないと感じている方におすすめのセミナーです。

③背面のオブジェクトを分割で切り抜きする方法

「背面のオブジェクトを分割」機能を使えば、前面の図形に沿って背面の図形が切り抜かれます。まずは、切り抜きたい図形を重ね、上に配置した図形を選択しましょう。

オブジェクトメニューの「パス」から「背面のオブジェクトを分割」を選択すると、上の図形で下の図形が分割されます。

「背面のオブジェクトを分割」を選択する

この時点では自動的に背面の一部が削除されるわけではありません。分割後に上の図形を手動で削除することで、背面の図形がその形に沿ってくり抜かれた状態になります。

背面のオブジェクトを分割を使った画像切り抜きの完成図

イラストレーターで画像を切り抜きする際の注意点

イラストレーターで画像を切り抜きする際は、いくつかのポイントに注意していないとうまく編集できない場合があります。4つの注意点を以下の表にまとめました。

注意点 説明
アウトライン化した文字を切り抜こうとしている アウトライン化されている文字にはうまくクリッピングマスクが適用されない場合があります。オブジェクトメニューの「複合パス」から「作成」で複合パスに変換してからマスクをかけましょう。
関係ないオブジェクトを選択している 思うような形状で切り抜きができない場合は、関係ないオブジェクトまで選択されている可能性があります。必要な画像とオブジェクトのみを選択しましょう。
グループ化を行わない 切り抜く側のオブジェクトがグループ化されていると、うまくクリッピングマスクが機能しません。必要に応じてオブジェクトメニューの「グループ解除」でグループ化を解除してください。
重なり順が間違っている クリッピングマスクをする際は、画像が上、オブジェクトが下の順番である必要があります。レイヤーパネルから重なり順が適切か確認しましょう。

切り抜きがうまくできない場合は、上記の項目をチェックしてみてください。特に、レイヤーの構造は間違いやすいので注意が必要です。

切り抜き以外の操作も身につけるならセミナーがおすすめ

Illustrator基礎セミナー

イラストレーターには、切り抜き以外にも図形作成や文字装飾、パスの編集など、幅広い機能が搭載されています。しかし、それらをすべて独学で習得するのは時間がかかります。

Illustrator基礎セミナーでは、クリッピングマスクやパスファインダーなどの機能はもちろん、実務で使える実用的な機能も体系的に学べるため、効率よくスキルを身につけることが可能です。

また、受講形態も複数から学べるので、仕事でまとまった時間を取れない方にもおすすめです。切り抜き以外の操作方法も学びたい方は、イラストレーターを網羅的に学べるIllustrator基礎セミナーをチェックしてみてください。

セミナー名Illustrator基礎セミナー
運営元GETT Proskill(ゲット プロスキル)
価格(税込)27,500円〜
開催期間2日間
受講形式対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング

Illustrator基礎セミナーの詳細はこちら

人の切り抜きをするならフォトショップがおすすめ

図形のようなシンプルな形ではなく、人や動物といった複雑な形を切り抜きたいなら、精巧な選択範囲を作成できるフォトショップの方がおすすめです。フォトショップはイラストレーターと同じAdobe社が提供する画像編集ツールで、Adobe Creative Cloudに加入している方であれば追加料金なしで利用できます。

フォトショップで人の切り抜きを行う方法は以下のとおりです。

  1. オブジェクト選択ツールで人物を含むようにドラッグするオブジェクト選択ツールで人物を含むようにドラッグする
  2. オプションバーの「選択とマスク」をクリックする
  3. 境界線調整ブラシツールで選択範囲の調整を行い「OK」をクリックする
  4. レイヤーパネル右下の「レイヤーマスク」のアイコンをクリックする「レイヤーマスク」のアイコンをクリックする

イラストレーターで自由な形で切り抜くにはペンツールを使用する必要がありますが、フォトショップならAIが自動で選択範囲を検出してくれるので、効率的に作業を行えます。

また、フォトショップで複雑な形状を自然に切り抜くには高度なスキルが求められます。Photoshop基礎セミナー講習では、フォトショップの機能を使って人物の修正や髪の毛の合成をする方法を学べるため、実践的な内容をこなしながらスキルアップ可能です。フォトショップを使った自然な切り抜きができるようになりたい方は、ぜひ以下のリンクから詳細をチェックしてみてください。

セミナー名Photoshop基礎セミナー講習
運営元GETT Proskill(ゲット プロスキル)
価格(税込)27,500円〜
開催期間2日間
受講形式対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング

イラストレーターで画像を切り抜きする方法のまとめ

今回は、Adobeのイラストレーターで画像を切り抜きする方法について紹介しました。イラストレーターには、画像の切り抜きやクリッピングマスクから任意の形で切り抜きを行えます。

イメージしているデザインを形にするには、目的に応じて複数の切り抜き手法を使い分けることが大切です。それぞれの手法には異なる使いどころがあるため、完成させたいデザインに合わせて最適な機能を選びましょう。

ツールの特徴を理解して活用すれば、より自由度の高いクリエイティブな制作を行えます。

わかりやすいイラストレーター画像切り抜き5つの方法!用途ごとの最適な方法がわかる!
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