今回は、高機能な3DCADとしておすすめしている「Autodesk Fusion」の基本機能について紹介します。
Autodesk Fusionの基本的な操作に慣れたいと思っている方はぜひ参考にしてください。
Autodesk Fusionとは
Autodesk Fusionは、Autodesk社が提供する3DCADソフトです。3DCADのモデリング機能や、3DCAM、レンダリング、アセンブリ、2次元図面などの機能を使用できます。
Autodesk Fusionは、次の3つのプランに分かれています。
- 個人向けライセンス
- 商用ライセンス
- 教育機関向けライセンス
個人向けライセンスや教育機関向けライセンスなど、商用利用をしない場合は、無料で使えます。
Autodesk Fusionの基本画面説明

Autodesk Fusionの、画面の各箇所の役割は下の画像の通りです。
- 3DCADの操作コマンドが集まった「ツールバー」
- モデルの表示方向を決める「ViewCube」
- 3Dモデルやスケッチなどの表示をコントロールする「ブラウザ」
- 3Dモデルの履歴を管理する「履歴バー」
- 拡大縮小やパンなどの表示系のコマンドが使える「ナビゲーションバー」
- 作成したデータを保存し、管理する「データパネル」
続いて画面を拡大したり3Dモデルを回したりする方法です。
マウスがない方はタッチパッドでもできますが、できればホイール付きのマウスがあると楽に操作できます。
Autodesk Fusionの基本操作方法
次に、Autodesk Fusionでの基本的な操作方法を解説していきます。
| マウスホイール | 画面ズーム(画面をズームイン・ズームアウト) |
| ホイールボタン | 画面移動(画面を左右に動かす) |
| Shift+ホイールボタン | 画面オービット(画面をくるくる回す) |
| 左クリック | 要素を選択したいとき |
| 右クリック | コマンドを呼び出すとき |
Autodesk Fusionの画面の操作方法を試すときは、3Dモデルの箱を配置すると、回転や拡大縮小などがわかりやすいです。
Autodesk Fusionで基本的な箱を置いてみよう
次に、Autodesk Fusionで3Dモデルの箱を置く手順を書いていきます。
まず[作成]メニューの中の[直方体]を選択します。
![[作成]メニューの中の[直方体]を選択](https://cad-kenkyujo.com/wp-content/uploads/2016/04/44d29d2792be3bad9a9ed98c7bbb20d6.jpg)
次に、直方体を配置する場所を決めます。
今回は底面を選択します。

次に適当な2点を選択します。場所はどこでも結構です。

すると3Dモデルの直方体ができあがります。
矢印をマウスドラッグで引っ張ることで、大きさを変更することができます。

この状態で、3Dモデルの向きや拡大縮小を行ってみてください。
Autodesk Fusionのおすすめ基本設定
Autodesk Fusionを立ち上げて、初めに行う基本設定について、この動画で説明されています。
まずは、この設定をしてから、基本操作を覚えていきましょう。
おすすめのAutodesk Fusionセミナー
Autodesk Fusionの使い方を一から学びたい方はセミナー受講もおすすめです。
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学習時間も長く、設計変更やアセンブリ設計、図面作成など業務で必要なコマンド知識を把握できます。セミナー受講後、すぐにAutodesk Fusionをビジネス業務で利用できるようになるのでおすすめです。
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Autodesk Fusionの基本操作についてまとめ
今回は3DCADのAutodesk Fusionの基本操作について詳しく解説していきました。
初心者でも基本的な画面や、操作方法、使い方などが理解できたのではないでしょうか。
Autodesk Fusionについて学びたい方は、セミナー受講を検討してみてください。