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【2025】エクセルの資格おすすめ6選!受験料や難易度・試験方法まで徹底調査

複雑な計算もスピーディに処理し、業務効率化、生産性向上に貢献するエクセル。
エクセルで作成した美しい資料は、プレゼンテーションを効果的に行う上でも役立ちます。

エクセルの資格は、就職・転職活動において大きなメリットをもたらし、将来のキャリアパスを築く上でも非常に有効です。しかし、エクセルの資格は多種多様であり、どの資格を選べば良いか迷う方も多いでしょう。

そこでこの記事では、おすすめのエクセル資格を6選ご紹介します。
受験料や難易度、試験方法まで詳しくお伝えするので、エクセル資格に興味を持っている方はぜひ参考にしてください。

エクセルの資格とは?

エクセルの資格とは?

エクセルの資格とは、表計算ソフト「Microsoft Excel」の操作スキルを証明する資格です

エクセルの資格はいくつもあり、それぞれ難易度や出題項目、受験料、試験方法が異なります。まずは自分のレベルや目標を明確化し、目標資格を定めたうえで学習計画を立てましょう。

レベルごとのエクセルスキルの内容

エクセル資格取得を考えている方の中には、「自分のスキルがどの程度なのかわからない」という方もいるでしょう。そこで以下では、レベルごとのエクセルスキルの内容を表で紹介します

スキルレベル 内容
初級 四則演算、関数、データ入力・編集、表・グラフ作成など
中級 条件付き書式、ピボットテーブル、複数シートの操作など
上級 VLOOKUP関数、データ分析、マクロ・VBAなど

エクセルの上級レベルのスキルである「VBA」を活用すると業務効率が大幅にアップします。
エクセルのVBAについては以下の記事で詳しく解説しているので、あわせて読んでエクセル資格選びの参考にしてください。

エクセルの資格を活かせる仕事

エクセルは、事務職だけでなく営業やマーケティングなど、幅広い分野で活用されています
以下では、エクセルの資格を活かせる仕事をお伝えします。

  • 事務職
  • 営業企画担当者
  • 生産管理担当者
  • 経営管理者
  • データアナリスト
  • ビジネスアナリスト
  • マーケティングリサーチャー
  • プロジェクトマネージャー
  • システムエンジニア
  • 各種コンサルタント

エクセルは、データ分析から業務効率化まで、その活用範囲は非常に広く、資格取得者が活躍できる仕事も多岐にわたります。

エクセルの資格取得者は年々増加しており、今後AIやIoTといったテクノロジーとの連携が進む中で、エクセル関連資格の重要性はますます高まっていくことでしょう。

エクセルの資格おすすめ6選

エクセルの資格おすすめ6選

それでは、おすすめのエクセルの資格を紹介します。
それぞれ難易度や受験形式、受験料が異なるため、自分自身のスキルレベルや目標、資格取得の予算にあった資格を選びましょう

  1. MOS
  2. VBAエキスパート
  3. 日商PC検定(データ活用)
  4. 情報処理技能検定試験 表計算
  5. Excel表計算処理技能認定試験
  6. 文書処理能力検定 表計算

エクセルの資格①MOS

MOSは、エクセルソフトの開発元であるマイクロソフト社が認定した民間資格です。
MOSという資格名は、「Microsoft Office Specialist」の頭文字から名付けられ、マイクロソフトオフィスソフト(エクセル、ワード、パワーポイントなど)の操作スキルを証明します。
世界各国で広く認知されている国際資格でもあり、多くの企業で採用基準の一つとして評価されます。将来グローバルなビジネスシーンで活躍したい方にもおすすめの資格です。
試験方法は、全国一斉試験と随時試験の2種類から選べます。
種類 難易度 受験料
MOSスペシャリスト 易~中 ・通常:10,780円
・学割:8,580円
MOSエキスパート 中~高 ・通常:12,980円
・学割:10,780円

MOSの資格についてより詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
MOSの概要や高評価している企業の例、そしてMOSと組み合わせることで相乗効果が期待できる資格など、MOSを深く掘り下げた内容となっています。

効率的にMOS資格取得を目指せる!MOS対策短期集中講座

BIZROADのMOS対策短期集中講座は、エクセル初心者でもわずか2日間でMOSスペシャリストを目指せます。エクセルとワードの2種類を基礎からしっかり学習するため、どちらの資格も取得してオフィスソフトを幅広くマスターしたい方にも最適です。

受講スタイルは、プロ講師から対面で指導を受けられる会場受講と、全国どこからでも参加可能なライブウェビナーの2種類から選択できます。

多忙で会場まで行けない方は自宅から受講できるので、ぜひこの機会にMOS資格取得を目指してみませんか?詳しい情報は、以下の「スケジュール/申し込みはこちら」でご確認ください。

エクセルの資格②VBAエキスパート

VBAエキスパートは、エクセルとアクセスのマクロ・VBAスキルを証明する民間資格です。
2003年4月に開始され、株式会社オデッセイコミュニケーションズが認定しています。

実務で活用されるされる機能を重視した資格で、業務効率化やシステム開発に必要なスキルを客観的に証明できます。試験対策を通じてプログラミングスキルも習得できるため、データサイエンティストを目指す方にもおすすめです。

試験方法はすべてCBT形式となっています。

種類 難易度 受験料
Excel VBA ベーシック ・一般:13,200円
・割引:11,880円
Excel VBA スタンダード ・一般:14,850円
・割引:13,420円

最速でマクロ・VBAのプロに!Excelマクロ・VBAセミナー

ProSkilllのExcelマクロ・VBAセミナーは、エクセルのマクロ・VBAの基礎から応用まで学べる短期集中セミナーです。2日間のカリキュラムは、マクロ・VBAの違いからスタートし、マクロを使った帳簿印刷、データ集計など、さまざまな業務自動化の方法を学びます。

こちらのセミナーは、VBAエキスパート取得を目指す方はもちろん、日々の業務効率化を図りたいという方にも最適です。学習方法は、会場とライブウェビナーの2種類あるため、それぞれ希望する学習環境をお選びください。

エクセルの資格③日商PC検定(データ活用)

日商PC検定(データ活用)は、日本商工会議所が主催する経済産業省後援の公的資格です。
この資格は、Excelを用いたデータ分析スキルを段階的に習得でき、Basicから1級まで4つのレベルが用意されています。

日商は、簿記やプログラミングなど、ビジネスパーソンに必要な幅広い資格を提供しており、各資格とも企業からの評価が高いです。「就職・転職時に高評価されるスキルを習得したい」という方におすすめの資格といえるでしょう。

試験方法はすべてCBT形式です。

種類 難易度 受験料
Basic 4,400円
3級 易~中 5,500円
2級 中~高 7,700円
1級 11,000円

エクセルの資格④情報処理技能検定試験 表計算

情報処理技能検定試験の表計算部門は、日本情報処理検定協会が主催する民間資格です。

この資格は、ビジネスで広く使用されるエクセルなどの表計算ソフトの実務能力を評価し、試験内容には、データ入力、書式設定、関数使用、グラフ作成など幅広いスキルが含まれています。

3級から初段まで7種類の資格があり、エクセル関連資格の中でも比較的取得しやすい入門編として人気です。一般的には、履歴書に記載する場合、2級以上が評価対象となります。

試験方法は指定会場での実技試験で、原則的に団体受験のみです。

種類 難易度 受験料
4級 1,800円
3級 2,300円
準2級 易~中 2,600円
2級 易~中 2,800円
準1級 3,100円
1級 3,300円
初段 中~高 5,300円

エクセルの資格⑤Excel表計算処理技能認定試験

Excel表計算処理技能認定試験は、ビジネス資格・教育関連企業のサーティファイが主催するビジネス能力認定資格です。

この試験はスキルに合わせて3段階で構成され、知識と実技の両面から評価します。
試験では、データ集計、グラフ作成が問われ、さらにエクセルを使った実践的な問題解決能力を評価するために、与えられたデータから完成物を作り上げる実技試験も実施します。

試験方法は会場での公開試験とリモート形式の随時試験です。

種類 難易度 受験料
3級 6,100円
2級 易~中 7,200円
1級 8,300円

エクセルの資格⑥文書処理能力検定 表計算

文書処理能力検定は、公益社団法人全国経理教育協会が主催しており、4級から1級まで段階的に受験できる資格です。文書処理能力検定は、「ワープロ」「表計算」の2種類があり、各項目の基本的な処理能力を評価します。

文書処理能力検定 表計算は、筆記と実技の2項目から出題されます。
表計算ではエクセルの実技常識、およびグラフ・表作成を問われますが、4級と3級は実技常識(筆記)がなく、実技のみの出題です。

試験方法は指定会場における会場受験です。

種類 難易度 受験料
4級 2,200円
3級 3,200円
2級 易~中 4,200円
1級 5,200円

エクセルの資格の選び方

エクセルの資格の選び方

上記で紹介したように、エクセルの資格はいくつもありました。
選択肢が多いのは魅力的ですが、反面エクセルの資格選びに迷う方もいるでしょう

そこで以下では、エクセルの資格の選び方について解説します。

  1. 認知度の高さで選ぶ
  2. 国際的な評価で選ぶ
  3. 将来のキャリアパスで選ぶ

エクセルの資格の選び方①認知度の高さで選ぶ

エクセルスキルを証明する資格は、認知度の高さで選ぶことが重要です。
たとえば、MOSやVBAエキスパート、日商PC検定(データ活用)のように知名度があるエクセル資格は、多くの企業で共通認識として理解されており、就職・転職活動の際に資格の価値を的確に評価してもらえます

他の応募者との差別化を図りたい場合にも、これらの資格は有利に働くでしょう。
また、受験者が多いことから、豊富な学習教材や活発なオンラインコミュニティを活用でき、学習につまずいた際もスムーズに解決できます。

エクセルの資格の選び方②国際的な評価で選ぶ

エクセルの資格は、国際的な評価の有無で選ぶのもおすすめです。
たとえば、マイクロソフト社のMOSは国際資格なので、海外企業でも評価されるため、グローバルなキャリアを目指す方にとってメリットとなります。

また、通常国際的に認知されている資格は審査が厳しく、資格に対する信頼性も高いです。
国際的な基準をクリアしている証であるため、国内外問わず幅広い企業から高く評価されます。

エクセルの資格の選び方③将来のキャリアパスで選ぶ

エクセルの資格を選ぶ場合、将来のキャリアパスにつながるかで選ぶことも心がけましょう。
一般的に、資格取得は単なるスキル習得だけが目的ではなく、その先にさらなる目標を設定していることが多いです。

たとえば、データ分析の専門家として活躍したいと考えている場合、VBAエキスパートを取得することで、高度なデータ処理や自動化への道が開けます。将来のキャリアプランを明確化している方は、ぜひ自分のキャリア目標に関連性が高いエクセルの資格を選んでください

エクセルの資格についてまとめ

この記事では、エクセルの資格を6つ紹介しました。エクセルの資格といえばMOSが有名ですが、その他にもVBAエキスパートやExcel表計算処理技能認定試験などがあるため、スキルレベルや目的に応じて選ぶことができます。

ProSkilllのMOS対策短期集中講座は、国際資格・MOSの資格取得を最短で目指せる講座です。カリキュラムはワードやエクセル基礎からスタートするので、ぜひ「エクセル初心者なので不安」という方も安心して受講してください。

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