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AI Canva AIとは?主な機能や使いこなすための実践テクニックを解説

【2025】Canva AIとは?主な機能や使いこなすための実践テクニックを解説

デザインが苦手な人でも、センスの良いデザインを作れるのが、Canvaです。

オンラインで画像生成や写真編集、テンプレート提案などデザイナーのようなサポートが受けられるのが魅力です。そんなCanvaにもAI機能が搭載されています。

今回は、Canva AIの基本的な機能や使いこなすためのテクニックを解説します。

Canva AIとは

Canva AIとは、オンラインデザインツール「Canva(キャンバ)」に搭載されたAIです。AIが画像生成や編集、レイアウト提案などをサポートすることで、誰でもプロのようなデザインが短時間で作れます。

実用的なAI機能が増えており、専門的なスキルがなくても簡単な操作だけで以下のようなデザインを自由に作成できる点が魅力です。

  • SNS投稿用画像
  • 動画編集
  • 名刺
  • ポスター
  • ブログ用の画像
  • プレゼン資料など

Canvaの基本や便利機能については、以下の記事でも詳しくご紹介しています。

【2025】初心者向け!Canvaの基本から便利機能まで紹介

Canva AIのメリット

CanvaはAIを搭載したことで、よりクオリティの高いデザイン生成ができるようになりました。以下で、実際に使って感じる具体的なメリットを紹介します。

知識がなくてもプロ級のデザインが手軽に作れる

Canva AI最大の魅力は、デザインの知識がない人でもプロのような作品が簡単に作れること。プロが使うデザインソフトを触ったことがなくても直感的な操作だけで、完成度の高いビジュアルを仕上げることができます。

AIがレイアウトや配色のバランスまで提案してくれるので、センスに自信がない人でも安心して作品作りができます。

作業時間を短縮できる

Canva AIはテンプレートの提案はもちろん、画像生成、自動調整などサポートが入るので、作業スピードが大幅にアップします。SNSやブログ用の画像を毎日作る人にとっては、大きな負担軽減になるはずです。

テンプレート×AIでオリジナリティが増す

Canvaはもともと豊富なテンプレートが魅力ですが、AIと組み合わせることで、テンプレートのデザイン性がより豊かになります。例えば、AIで背景を削除した画像をテンプレートに差し替えたり、AIが生成したイラストを差し替えたりすれば、オリジナリティのあるデザインが簡単にできます。

組み合わせ次第で、テンプレートの型に縛られない自由な表現ができるようになるでしょう。

誰でもすぐに使える

AIって難しそう、と感じる人でもCanva AIなら問題ありません。操作性がシンプルで、使いたい機能がアイコンで配置されているため、ほとんどの操作が感覚的に操作できます。

そのため、これまで以上にすぐに実務に活かせるツールとして、初心者からプロまで広く支持されているのです。

Canva AIの最新機能とできること

Canva AIの最新機能とできること

Canvaでは、常に新しいAI機能が追加されており、無料で使えるAI機能や有料のAI機能、Canva内アプリと連携して使うAIなどさまざま。アプリの中には日本語非対応のAI機能もありますが、できることが日々増えています。

以下では、Canva AIの最新機能とできることをわかりやすく紹介します。

マジックスタジオ

マジックスタジオとは、Canva AIのデザイン編集機能が集約された機能です。細かい編集作業を直感的に行えるのが特徴です。さまざまな加工が、誰でもクリック操作だけで行えるようになりました。

以下で、マジックスタジオ内の6つの機能を見てみましょう。

1.背景除去(Background Remover)※有料プランのみ

1.背景除去(Background Remover)※有料プランのみ

背景除去は、画像の背景をワンクリックで取り除くことができる機能です。

人やモノの輪郭を自動認識するので、切り抜き作業が苦手な人でも安心です。背景を透過すれば、他の画像と重ねたり、ブランドカラーに沿った背景を差し替えたりできます。

1.背景除去(Background Remover)※有料プランのみ

特に、プロフィール画像や商品紹介用ビジュアルとの相性が良く、マーケティング活動のクオリティを底上げしてくれる存在です。

2.マジック加工(Magic Edit)

2.マジック加工(Magic Edit)

マジック加工は、画像の一部だけを変更したいときに使えるAI機能です。例えば、修正したい部分をなぞって「花束」などのキーワードを入力すると、何も持っていない手に花束を持たせることができます。

  1. 対象画像をクリックすると、上部に編集バーが出現するので、編集をクリックします。
  2. 左側にツール一覧が存在するので、マジック加工を選びます。
  3. 該当箇所をなぞって「◯色に変更」「◯◯に変更」などと入力すれば、服や持ち物の色を変えたりすることが可能です。

2.マジック加工(Magic Edit)

薔薇の花束に変えてみました。このように、デザイン全体の印象をガラリと変えられます。

3.マジック消しゴム(Magic Eraser)

3.マジック消しゴム(Magic Eraser)

写真に写り込んでしまった不要なモノや人を消したいときに役立つのが、マジック消しゴム。消したい部分をなぞるだけで、AIが自動的に周囲の要素と馴染ませながら違和感なく修正してくれます。

  1. 編集バーの編集をクリックします。
  2. 左側のツール一覧からマジック消しゴムを選びます。
  3. 該当箇所をなぞって削除ボタンを押すと、対象箇所を消せます。

写真の背景に映り込んだ通行人や、広告バナーに不要なモノが写っている場合などに最適です。今回は、飛んでいる鳥を削除しました。Photoshopのような技術がなくても、仕上がりの質をグンと上げてくれるでしょう。

3.マジック消しゴム(Magic Eraser)

4.マジック切り抜き(Magic Grab)

4.マジック切り抜き(Magic Grab)

マジック切り抜きでは、画像の中から人物や物体を自動的に選んで差し替えることができます。これまでは、対象範囲を自分で選ぶ必要がありましたが、すべてAIが判断してくれるのです。

  1. 編集バーの編集をクリックします。
  2. 左側ツール一覧からマジック切り抜きを選びます。
  3. 該当箇所をクリックして決定ボタンを押すと、対象箇所を切り抜きできます。

4.マジック切り抜き(Magic Grab)

切り抜いたモノは、別のデザインに貼り付けたり、自由に配置を変えたり、差し替えたりできます。バナーや資料作成などで複数の素材を組み合わせたいときに活躍するでしょう。人の持ち物や背景の一部をアレンジしたいときにもピッタリです。

5.テキスト切り抜き(Grab Text)

5.テキスト切り抜き(Grab Text)

 

画像内に埋め込まれている文字を削除したり、差し替えたりしたいときに便利なのが、テキスト切り抜きです。スクリーンショットや写真に含まれる文字をAIが認識し、テキストデータとして取り出せます。ただし、傾きのないまっすぐなテキストのみ対応可能です。

  1. 編集バーの編集を選択します。
  2. 左側のツール一覧からテキスト切り抜きを選びます。
  3. 該当箇所をクリックして決定ボタンを押すと、対象箇所を切り抜きできます。

この機能は、既存のデザインから文字だけを編集したいときに重宝します。文字のフォントや大きさを変えられるので、読みにくい文字を読みやすくすることもできる便利なツールです。

5.テキスト切り抜き(Grab Text)

6.マジック拡張(Magic Expand)

6.マジック拡張(Magic Expand)

 

マジック拡張は、AIが画像の周囲を自然に拡張してくれる機能です。例えば、構図が少し窮屈な写真の余白を増やしたいときや切れてしまった人物の周りを広げたいときなどに最適です。

  1. 編集バーの編集を選択します。
  2. 左側のツール一覧からマジック拡張を選択します。
  3. 好きなサイズが決まったら、決定ボタンを押します。

6.マジック拡張(Magic Expand)

今回は、全画面に展開(有料プランのみ)してみました。このように、画像の雰囲気を壊すことなくスムーズに背景を描き足すため、既存の画像を活かしながら、正方形の画像を長方形にすることができます。

SNSバナーやスライド資料用のサイズ調整にも最適です。

マジック生成(Text to Image)

マジック生成は、文章から画像を生成するAI機能。使い方はとてもシンプルで、生成したいイメージをテキスト入力するとそれに合った画像が生成されます。

マジック生成(Text to Image)

  1. 左側のツールバーのマジック生成を選択します。
  2. 作りたい画像のイメージを入力します。もし、迷ったら赤枠で囲ってある「インスピレーションを見る」からプロンプト例が見れるので、参考にして下さい。
  3. プロンプトを入力したら、イメージ生成ボタンを押します。

例えば、「カフェで読書する女性」「未来的な都市の夜景」など、具体的なシーン指定もOK。イラスト風や写真風などのスタイルも選べるので、素材にオリジナリティを出したいときや既存のフリー素材では物足りないときに大活躍するでしょう。

「発光キノコや植物が生い茂り、ファンタジーの世界にある幻想的な森」と入力しました。

マジック生成(Text to Image)

SNS投稿画像の差別化やアイキャッチ制作にもおすすめの機能です。

マジック作文(Magic Write)

マジック作文(Magic Write)

マジック作文は、Canva内で文章を自動生成できるAIライティングツールです。プレゼン資料の冒頭文やSNSの投稿文、ブログのアイデア出しなど、ちょっとした文章が欲しいときに活躍します。

  1. 左側のツールバーのテキストを選択します。
  2. 文章を入力したい部分を選択します。赤枠で囲ったマジック作文をクリックします。
  3. 作りたい文章のキーワードなどを入力して生成をクリックします。
  4. 「少し修正する」ボタンをクリックして修正を指示します。
  5. デザインに反映させる。

マジック作文(Magic Write)

このように、文章が作成されました。今回は、上記の長い文章を5つの箇条書きにしてもらうよう指示しました。イティングに自信がない方や作業時間を短縮したい人にとって重宝します。

マジック作文(Magic Write)

音声生成(Murf AI)

Murf AIは、テキストを自然な音声に変換できる音声合成ツールです。Canva内アプリ「Murf AI」との連携によってコンテンツに音声を追加することが可能です。

例えば、プレゼン用の動画や広告、eラーニング教材など、プロが話すような声の演出ができます。声を収録する手間が省けるので、制作効率も上がるでしょう。

(※)2025年4月現在、日本語音声を利用するにはMurf AIProにアカウント登録する必要があります。

ナレーション生成(D-ID AI Presenters)

Canva内アプリ「D-ID AI Presenters」と連携することで、ナレーションが生成できる機能です。ナレーションをしたいテキストを入力してスタイルを選べば、口の動きと連動した自然なナレーション動画が生成されます。

人物画像や声をアップロードすれば、人物や声も自由自在。セミナー動画や教育コンテンツはもちろん、あらゆる言語にも対応しているので海外向けの資料などにも有効です。

音楽生成(Soundraw)

音楽生成は、AIが自動でオリジナルの音楽を作曲してくれるツールです。Canva内アプリの「Soundraw」と連携し、ベースになる音楽ジャンルを選び、テンポや雰囲気などを調整すると、それに合わせたBGMが生成されます。

Canvaで動画やスライドを作る際に、著作権フリーで使える音楽を探す手間が省けるだけでなく、自分のコンテンツに合った音楽を作りだせるのが魅力です。YouTube動画のBGMや広告映像、SNSリールなど、幅広い用途に活用できるでしょう。

アバター生成(HeyGen)

アバター生成はCanva内アプリ「HeyGen」との連携で、約60種類のテンプレートから、リアルなAIアバターを生成できるツールです。好みの写真やキャラクターをもとに作ることもできます。テキスト入力で声と連動させることもできるので、プレゼン動画やナレーション付きの資料に登場させることも可能。

話し手の存在を感じさせる演出ができるため、無機質なスライドから人間味のある内容になり、印象にも残りやすいでしょう。

AI自動翻訳(Translate)

AI自動翻訳(Translate)

Canvaの翻訳機能は、入力したテキストをワンクリックで多言語に自動翻訳してくれる便利なツールです。英語・中国語・韓国語はもちろん、数十の言語に対応しており、海外向けの資料やSNSの投稿を簡単に多言語で作ることができます。

  1. 英文が表示されている状態で、左側のツールバーのAI自動翻訳を選択します。
  2. 翻訳したい言語を選択します。
  3. 対象画像を選択してAI自動翻訳をクリックします。

AI自動翻訳(Translate)

ビジネスやフレンドリー、会話調など、文章のトーンも変えることができるため、ビジネスから個人の発信にも幅広く使いやすく、グローバルな視点での発信を後押ししてくれるでしょう。

Canva AIを使いこなすためのテクニック

Canva AIを使いこなすためのテクニック

Canva AIは、ちょっとしたコツを押さえるだけで、デザインのクオリティがグッと引き上がります。ここでは、よりクオリティの高いビジュアルを作るための実践テクニックをご紹介します。

プロンプトの書き方を工夫する

画像生成などで生成結果に差が出るのは、プロンプト(入力文)の書き方に左右されます。コツは、具体的な場面や雰囲気、スタイルを組み合わせて伝えることです。

例えば「猫」だけではなく、「長毛の白い猫が日差しが差し込むカフェでくつろぐ」と細かく入力すると、よりイメージに近い画像が生成されやすくなるでしょう。

また、画像のスタイルも「リアルな写真風」「ポップなイラスト風」など指定すると効果的。あえて曖昧さを残すと思いがけないアウトプット(出力)ができるのも面白さの一つです。

編集機能をフル活用する

​​デザインに素人っぽさが残ってしまうのは、細部への気配りが足りない場合が多いです。そのため、Canvaの編集機能を活用すれば、ちょっとした工夫で見栄えが良くなります。

例えば、文字に影をつけたり、余白を意識しつつ配置したりするだけでもプロ感がグッと増します。また、要らない部分を修正して全体の統一感を整えるのも効果的。客観的に見直すと、さらにブラッシュアップのヒントが見えてくるでしょう。

また、以下のセミナーを活用しCanvaの基礎を身につけるのもおすすめです。

Canva基礎セミナー

Canva基礎セミナー

Canva基礎セミナーは、初心者でも安心の短期集中講座で、Canvaの基本操作から応用までをしっかりと網羅してくれる内容になっています。

操作画面の基礎からスタートし、テンプレートの使い方や素材の取り込み、図形や写真の編集、今回ご紹介したAI機能も実践的に学べます。広告バナーやチラシの作成、動画機能やアニメーション作成の基礎にも触れるため、デザインの幅が一気に広がる実感が持てるはずです。

また、SNS向けの動画作成、AIを活用した画像や文章生成、翻訳機能の使い方、実務でも役立つカタログやアニメーション動画の制作など、より応用的な内容にも踏み込んでいきます。操作だけでなく「どう見せるか」「どう伝えるか」にまで踏み込んでくれるため、現場でそのまま活かせるスキルが自然と身につくのが特徴です。

セミナー名Canva基礎セミナー
運営元ProSkilll(プロスキル)
価格(税込)27,500円〜
開催期間2日間
受講形式対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー

デザインに一貫性を持たせる

ブランドやアカウントで複数のデザインを作るなら、見た目の一貫性がとても重要です。Canvaでは、事前にカラーパレットやフォントセットを設定しておくことで、デザインに統一感を持たせることができます。

また、テンプレートやスタイルを使い回すと「らしさ」を演出しやすくなります。チームで作業する場合も、この事前設定があるだけで全体の品質を保ちやすくなり、修正作業も大幅に減らせます。

チームでの共同作業で効率化する

有料のプラン「CanvaTeams」では、チームでの共同作業が得意です。共有リンクを送るだけで複数人が同時編集できるので、やり取りもスムーズ。コメント機能を使えば、具体的な修正指示を直接書き込めるため、伝達漏れも防ぎます。

また、バージョン管理もできるので、うっかり上書きしてしまっても復元可能。リモートワークやチームでの制作にぴったりです。

アップグレードでさらに高度なデザインが作れる

Canva有料版では、無料版にはないAI機能が使えます。例えば、先述した背景削除のほか、プレミアム素材の無制限利用、高度なリサイズ機能など、プロ仕様の制作機能が手に入ります。

保存容量も以下のように拡張されるため、大規模なプロジェクトでもストレスなく作業できるでしょう。

ストレージ容量
Canva無料版 5GB
Canava 有料版(Pro・Teams・Enterprise) 1TB

本格的にCanvaをビジネスで使うなら、Canvaの有料プランをお勧めします。

Canva AIのプラン比較

Canvaは有料プランもあるけど、どこまで無料で使えるの?と疑問を持つ人も多いはずです。以下では、Canvaの無料プランと有料プランの違いを解説します。

有料プランはPro、Teams、Enterpriseの3種類あり、下に行くほど共有やデザインの自由さなど規模が大きくなります。

月額料金 年間料金
Canva無料版 無料 無料
Canva Pro(個人向け) ¥1,180 ¥11,800
Canva Teams(チーム向け) ¥1,500(一人あたり)※3人以降から変動 ¥15,000(一人あたり)※3人以降から変動
Canva Enterprise(企業向け) 要相談 要相談

Canvaの基本機能と有料プラン機能については、以下の記事でも詳しくご紹介しています。

【2025】Canva機能を解説!基本機能から有料プラン機能までを紹介

Canva無料プランで使えるAI機能

Canvaの無料プランでも、さまざまなことができます。基本的なデザイン作成はもちろん、文章作成や簡単な画像編集など、多くのAI機能が使えます。

ただし、回数制限のほか、使える素材ライブラリに限りがあるため、ヘビーユースにはやや物足りなさを感じるかもしれません。無料プランを最大限に活かすには、テンプレートや無料素材をうまく組み合わせるのがお勧めです。

Canva有料版で使えるAI機能

Canvaの有料版にアップグレードすると、AI機能がほぼ無制限で使えます。特に、以下のような機能がアプリと連携しなくても使えるのは大きな魅力です。

  • 背景除去
  • リサイズ
  • Canva内の全素材が無制限
  • ロゴやカラー・フォントを一括管理できるブランドキット

そのため、頻繁にデザインを作る人や週に数回以上使う人は有料プランが最適です。

Canva AIを使う際の注意点

Canva AIはとても便利ですが、気をつけるべきポイントがいくつかあります。最後に、安心して使い続けるために役立つCanva AIを使う際の注意点をまとめました。

既存の作品と酷似した作品が生まれることがある

Canva AIで生成したコンテンツは、基本的に商用利用OKです。しかし、完全な著作権フリーではありません。

特に、AIが生成した画像は、学習として使われたデータに既存作品が含まれる場合、酷似した作品が生まれるリスクも。そのため、企業でのプロジェクトや広告で使うときは、著作権や利用規約をしっかり確認しておくことが大切です。

また、オリジナリティを高めるために、AI生成後にアレンジを加えるのも安全策の一つになります。

プライバシーに注意する

Canva AIを使う際は、プライバシー保護にも配慮しましょう。例えば、自分や他人の顔写真はもちろん、氏名や住所、会社の機密情報などを不用意にアップロードしてしまうと、データ流出や第三者による悪用リスクが発生することがあります。

Canvaはセキュリティ対策を講じていますが、インターネットを使う以上、絶対に安全とは言い切れません。また、デザイン共有リンクを作るときは、アクセス権限を「編集可能」と「表示可能」に設定できます。状況に応じて切り替えると良いでしょう。

動作が重い時は対処法を試してみる

Canva AIの機能を頻繁に使っていると、ブラウザやアプリが重く感じることも。そんなときは、まず不要なタブやアプリを閉じてみましょう。

また、ブラウザのキャッシュやクッキーのクリアやWi-Fiルーターの再起動なども有効です。それでも改善しないときは、使用中のブラウザの互換性も確認しましょう。

推奨されているブラウザは、ChromeやFirefox、Microsoft Edgeです。最新バージョンにアップデートするだけでも、動きがなめらかになることがあります。

Canva AIを使いこなして創造力を養おう

今回は、Canva AIの基本的な機能や使いこなすためのテクニックを解説しました。Canva AIの登場で誰でも、アイデアを形にできるようになりました。 最初は難しそう、と思っていたAI機能も、触ってみれば容易で、できることの幅広さにきっと驚くはずです。

使いこなすにはコツも少し必要ですが、使い続けていくことで、ユーザー自身の創造力を引き出してくれるでしょう。まずはCanva AIで、デザインを一つ作ってみることで、新しいアイデアが生まれるかもしれません。

Canva AIとは?主な機能や使いこなすための実践テクニックを解説
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