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【2026】BIM研修おすすめ6選!受講の重要性や選び方などを解説

建築プロセスの効率化・維持管理でBIMが注目されています。

自社でも本格的にBIMの導入が進んでおり、具体的な知識や操作方法などを学ぶために研修の受講を検討している方も多いでしょう。一方、どのレベルまで習得すれば良いのかわからないため研修選びに困るケースもあるはずです。

そこで、本記事ではおすすめのBIM研修と選ぶポイント、受講する際の注意点について解説します。

BIMとは?

BIMは建物の3次元モデルに属性情報を組み込んだシステムで、設計から施工、維持管理まで一貫して情報を管理できる点が特徴です。BIMの導入により、図面の整合性チェックや数量算出が自動化され、業務効率が大幅に向上します。

国土交通省も公共工事でBIMの原則適用を進めており、今後数年以内に業界標準になると予想されています。

【2025】BIMとは?CADとの違い・BIMのソフト6種類をわかりやすく解説

CADとBIMの違い

従来の建築関連ソフトと言えばCADが主流ですが、BIMとは属性や干渉チェックなど扱える情報に大きな違いがあります。CADとBIMの違いを以下の表にまとめました。

比較項目 CAD BIM
図面の性質 2次元の線の集合 情報を持った部材の集まり
設計変更時の修正 平面図、立面図、断面図をそれぞれ手作業で修正 3Dモデル上で変更すれば全図面に自動反映
属性情報 なし(単なる線) あり(材質、寸法、性能、コストなど)
属性情報の例 壁の厚さ200mm、コンクリート造、耐火性能2時間など
干渉チェック 手作業での確認が必要 設計段階で配管と梁の干渉を自動検出
図面整合性チェック 時間がかかる 50%削減(導入事例)
工程計画 2次元図面を見ながら検討 3Dモデルで施工手順をシミュレーション可能
手戻りリスク 高い(設計変更時の修正漏れが発生しやすい) 低い(自動反映により修正漏れを防止)

CADが2次元の線で図面を描くのに対し、BIMは建物全体を3次元でモデル化して部材ごとに詳細な属性情報を持たせるシステムです。

設計変更が発生した際、CADでは複数の図面を手作業で修正する必要がありますが、BIMなら一度の変更で全図面に自動反映されるため、修正漏れによる手戻りを大幅に削減できます。さらに、BIMは設計段階で配管と梁の干渉を発見できるため、施工前に調整が可能です。

設計変更による手戻りはコスト増加の要因なので、BIMのスキルがある技術者は今後も重宝されるでしょう。

おすすめのBIM研修6選

ここからは、実務でおすすめのBIM研修を6つ紹介します。

研修名 受講料 受講形式 特徴・強み
BIM・建築 3DCAD Revitセミナー講習 以降の章で解説 以降の章で解説
  • 年間受講者数2万人突破
  • CAD未経験者OK
  • 講師に直接質問可能
  • 短期集中型
Winスクール Revit講座 企業:1名70,400円
個人:コースによる
  • 集合研修
  • 講師派遣
  • オンライン
  • 個人レッスン
  • 全国に教室あり
  • 実践的な建築プロジェクト課題
  • 柔軟な受講形式
  • 企業向け3日間/個人向け30時間
アビバ Revit(BIM)講座 要相談
  • 通学
  • オンライン
  • 1on1指導で個別フィードバック
  • Revit2024使用
  • Revitソフト環境提供
  • 人材マッチングサービス「Proceed」
BIMnobaスクール 無料(テキスト代4,600円のみ) オンライン講義
  • 一級建築士が講師
  • 就業支援付き
  • Revitソフト無料貸与
  • 選考あり・修了後フルタイム就業条件
Udemy Revit2025レクチャー コースによる eラーニング(買い切り型)
  • Revit2025最新版対応
  • スマホ/タブレット視聴可
  • ユーザーレビュー確認可
  • 講師への質問機能あり
  • 無期限視聴
ReCADemy Revit講座 158,400円(5ヶ月間)
  • 映像講義
  • オンラインライブ講義
  • Revit LTソフト5ヶ月間利用可
  • バッジ機能で学習進捗可視化
  • 企業スカウト機能

短期集中型から長期実践型まで、それぞれの特徴や費用、受講形式を詳しく解説します。業務との両立や予算に合わせて選んでみてください。

①BIM・建築 3DCAD Revitセミナー講習

BIM・建築 3DCAD Revitセミナー講習は、BIMとCADの実務スキルを習得できる短期集中型の研修で、受講者数は2万人を突破しています。

BIMの基礎知識とRevitの基本操作などを実際に手を動かしながら学び、実践的なBIMデータ作成・管理方法まで習得できます。会場受講なら講師に直接質問できるため、疑問点をその場で解消しながら学習を進められます。

「現場が多忙なので短期間で習得したい」「講師に気軽に質問できる環境を探している」という方におすすめです。

セミナー名BIM・建築 3DCAD Revitセミナー講習
運営元GETT Proskill(ゲット プロスキル)
価格(税込)41,800円〜
開催期間2日間
受講形式対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング

②Winスクール Revit講座

Winスクールの特徴は、3日間で基本操作から図面作成まで体系的に学べます。

カリキュラムはBIMの基礎知識から始まり、3Dモデリング、ファミリ(※)作成、図面化、レンダリングまで網羅しています。総合演習では実際のプロジェクトを題材にした課題に取り組むため、実践的なスキルが身につくでしょう。

全国に教室があるため、自宅や職場から通いやすい場所を選べる点も便利です。個人レッスン形式を選べば、自分のペースで理解を深めながら進めることも可能です。

(※)ファミリ:BIMで使用する部品のライブラリのことで、窓やドアなどの建築部材を指す

③アビバ Revit(BIM)講座

アビバの特徴はRevitベーシック講座では、意匠設計、構造設計、設備設計の3次元モデル作成を、基礎から丁寧に学べるカリキュラムです。Revitは、個人で導入すると高額な費用がかかりますが、アビバでは学習環境を提供してくれるため購入する必要がありません。

自宅からオンラインでもRevitを操作・学習できる環境が整っているため、通学が難しい方でも安心です。まや独自の人材マッチングサービス「Proceed」により、就業サポートが充実しているのもメリットです。

「Revitの操作スキルを習得したい」「転職も見越した相談がしたい」という方におすすめです。

④BIMnobaスクール

BIMnobaスクールはAI/DX特化のエージェント「クリーク・アンド・リバー社」の研修で、受講料無料(公式テキスト代4,600円)なのが大きな特徴です。

2か月間のオンライン講義(約2時間×全12回)に加え、課題通信添削が3回含まれています。受講中にキャリアの相談も可能で、講座修了後すぐに実務を開始できるよう、具体的な仕事紹介までサポートしてくれます。

ただし。無料で学べる代わりに、修了後はクリーク・アンド・リバー社の人材サービスを活用して就業する条件があります。
そのため、転職を考えている方や、BIMを使った仕事に本格的にチャレンジしたい方に適していると言えるでしょう。

⑤Udemy Revit2025レクチャー

Udemyは世界最大級の動画学習プラットフォームで、買い切り型のオンライン講座を提供しています。Revit2025の最新バージョンに対応した講座が複数用意されており、基本操作から実践的なモデリング技術まで自分に合ったコースを選べます。

ユーザーレビュー機能により、実際に受講した人の評価を確認してから購入を決められる点も特徴で、もし合わなければ30日間返金保証で解約することも可能です。買い切り型のため受講期限がなく、何度でも繰り返し復習できる点が大きなメリットです。

また、スマートフォンやタブレットでも視聴できるため、通勤時間や昼休みなどの隙間時間を活用できます。「受講者の口コミを参考にしたい」「仕事やプライベートの合間を活用して勉強したい」という方に適しています。

⑥ReCADemy: Revit講座

ReCADemyはCAD・BIM専門オンラインスクールで、Revit入門・基礎講座を提供しています。

大きな特徴は、Revit LTソフトを5ヶ月間利用できる点です。商用ライセンスが提供されるため、学習だけでなく実務での使用も可能です。またバッジ機能により学習進捗が可視化され、モチベーションを維持しながら学習を続けられる仕組みもメリットです。

企業からのスカウト機能もあり、学習実績が評価されて転職のチャンスにつながる可能性もあるでしょう。

BIM研修を選ぶポイント

BIM研修を選ぶポイント

BIM研修を受講すると体系的な知識の習得や転職サポートなどさまざまなメリットを得られますが、どの講座でも良いというわけではありません。BIM研修を選ぶポイントは以下の通りです。

  • 受講目的とゴール設定
  • 研修費用と助成金の活用
  • カリキュラムの内容と実践性
  • 受講形式と業務との両立
  • サポート体制の充実度

受講目的とゴール

まずBIMを学ぶ目的を明確にすることが重要です。

受講目的 おすすめの研修タイプ 重視すべきポイント
短期間で実務レベルに到達したい 2〜3日間の短期集中型セミナー
  • 実践的なカリキュラム
  • 実務ですぐ使える内容
  • 集中的な学習環境
じっくりスキルを習得したい 3〜6ヶ月の長期実践型研修
  • 体系的なカリキュラム
  • 実プロジェクト演習
  • 復習時間の確保
建築分野の業務で使いたい 建築BIM・意匠設計に特化した研修
  • Revit建築機能の習得
  • 建築プロジェクト課題
  • 意匠/構造/設備モデリング
土木・インフラ分野で使いたい 土木BIM/CIMに特化した研修
  • Civil 3D、InfraWorks
  • CIMモデリング
  • 土木プロジェクト演習
設備分野の業務で使いたい 設備設計に特化した研修
  • 設備BIM機能
  • MEP(機械・電気・配管)モデリング
  • 干渉チェック
CAD経験あり・応用から学びたい 応用・実践レベルの研修
  • 基礎は省略可能
  • 高度な機能習得
  • 実務課題中心
初心者・基礎から学びたい 基礎から丁寧に教える研修
  • 未経験者歓迎
  • 基本操作から学習
  • 手厚いサポート体制
BIMオペレーターとして活躍したい 実務操作スキル重視の研修
  • モデリング技術
  • 図面作成
  • 実務での活用方法
BIMマネージャーを目指したい マネジメント知識も学べる研修
  • 操作スキル
  • プロジェクト管理
  • 標準化の知識
  • BIM導入・運用ノウハウ
転職・キャリアチェンジしたい 就業サポート付きの研修
  • 実務レベルのスキル習得
  • 修了証明書発行
  • 人材マッチングサービス
  • 就業支援・企業紹介

受講期間と分野、キャリアゴールなどによって最適な研修は異なります。自分の目的と現状を整理した上で選びましょう。

研修費用

BIM研修の費用は受講形式によって大きく異なり、相場を知っておくことが大切です。

オンライン型のeラーニングなら3万円から5万円程度で受講でき、対面型の短期集中研修は5万円から10万円が一般的な価格帯です。Udemyなどのeラーニング買い切り型なら、セール時に5,000円から2万円程度で購入できるため、費用を抑えたい方におすすめです。

費用対効果を考える際は、習得後の年収アップや現場でのコストカット効果も計算に入れると良いでしょう。

【2025】BIMを学べる講習おすすめ10選!無料オンライン・国土交通省・大塚商会Revitコースも紹介

カリキュラム

カリキュラムの内容が自社の業務に直結しているかどうかが、研修選びの決め手になります。基本操作から実践的なプロジェクト演習まで、体系的に学べる内容かどうかを確認しましょう。

具体的には、以下の内容が含まれているかをチェックすることをおすすめします。

学習内容 重要度 実務での活用場面
基本操作(インターフェース・ビュー操作) ★★★ すべての作業の基礎
モデリング(壁・床・屋根・階段の配置) ★★★ 3Dモデル作成の核心
ファミリ作成(カスタム部品の作成) ★★☆ 独自部材の登録
干渉チェック(整合性確認) ★★★ 施工ミス防止
数量算出(材料数量の自動集計) ★★★ コスト管理
図面化(平面図・立面図の自動生成) ★★★ 図面作成の効率化
レンダリング(3D画像作成) ★☆☆ プレゼンテーション

研修期間の長さも重要な判断材料です。2日間の短期集中型は基礎習得に適しており、3ヶ月~6ヶ月の長期型は実務レベルまで到達できます。

受講形式

受講形式は大きく分けて対面型、ライブウェビナー、eラーニングの3種類があり、それぞれ異なる特徴があります。

比較項目 対面型 ライブウェビナー eラーニング
受講場所 会場 自宅・職場 自宅・職場・移動中
講師への質問 その場で直接質問可能 リアルタイムで質問可能 質問機能利用(タイムラグあり)
学習ペース 固定スケジュール 固定スケジュール 自分のペースで調整可能
移動時間 必要 不要 不要
習得速度 早い(実機演習あり) 標準 個人差あり(繰り返し視聴可)
受講者同士の交流 あり(情報交換・ネットワーク構築) 限定的 なし
業務との両立 やや難しい(まとまった時間確保必要) しやすい(業務の合間に受講可) 非常にしやすい(隙間時間活用可)
日程変更の柔軟性 研修による(振替対応あり) 研修による(振替対応あり) 自由(好きな時に視聴可)
必要なPC環境 不要(会場のPC・ソフト利用) 必要(Core i7以上/メモリ16GB以上/ネット10Mbps以上) 必要(Core i7以上/メモリ16GB以上)
機材準備 不要(手ぶらで受講可) 自分で準備 自分で準備
主なメリット
  • 実機で操作確認しながら学べる
  • 疑問を即座に解決できる
  • 受講者との交流
  • 移動時間不要
  • リアルタイム質問可
  • 業務の合間に受講可
  • 自分のペースで学習
  • 繰り返し視聴可能
  • 通勤時間等も活用可
おすすめの人
  • 集中して短期間で習得したい人
  • 講師と直接やり取りしたい人
  • 忙しい施工管理技術者
  • 移動時間を節約したい人
  • 自分のペースで学びたい人
  • 隙間時間を活用したい人

対面型は講師と直接やり取りでき習得速度が早い反面、移動時間が必要です。ライブウェビナーは移動不要でリアルタイム質問ができ業務との両立がしやすいのが特徴です。eラーニングは自分のペースで学習でき繰り返し視聴可能ですが、即座の質問対応は難しくなります。

自分の学習スタイルと業務状況、そして確保できる時間に合わせて最適な形式を選びましょう。

サポート体制

研修選びで重要なポイントの一つがサポート体制の充実度で、以下のような項目を確認しましょう。

サポート項目 内容・確認ポイント 選び方のポイント
質問対応方法 メール、チャット、電話、対面 即時回答が欲しい方はチャットやライブ質問ができる研修を選ぶ
質問への応答時間 即時〜24時間以内〜数日以内 24時間以内に返信がある研修なら、疑問点を抱えたまま次の学習に進む心配なし
修了後のフォローアップ 1ヶ月〜無期限 実務で困った時に追加質問できるサポートがあると、学んだスキルを現場で活かしやすい
講師の実務経験 建築/土木/設備分野の実務経験 建築分野の実務経験が豊富な講師なら、現場で役立つ実践的なテクニックも学べる
講師の資格 オートデスク認定インストラクターなど 資格を持つ講師なら、正確な知識とスキルを学べる
ATC認定 オートデスク認定トレーニングセンター(ATC)認定の有無 ATC認定の研修なら、修了証明書が発行され、スキルの証明として活用できる
修了証明書 発行の有無と業界での評価 転職・就職活動でスキルの証明として活用可能
就職・転職サポート 人材マッチングサービス、企業紹介、就業支援 4,000名以上の就業実績がある研修なら、キャリアチェンジもスムーズ
受講生コミュニティ SNS、オンラインフォーラム、ユーザー会 情報交換できる場があると、修了後も継続的に学習を続けられる
過去の受講生の評判 満足度、口コミ、レビュー 88%の受講生が「わかりやすい」と回答している研修なら安心
無料体験・説明会 体験講座、説明会の有無 実際の雰囲気を確認してから決められる
問い合わせ対応 対応の丁寧さ、レスポンス速度 サポート体制を見極める手がかりになる

質問対応方法や応答時間、修了後のフォローアップ期間は研修によって異なります。即時回答を希望するならチャットやライブ質問対応がある研修を、実務で継続的なサポートが必要なら修了後も質問できる研修を選びましょう。

また、ATC認定の有無、講師の実務経験や資格、就職・転職サポートの充実度も確認すべき項目です。過去の受講生の満足度や無料体験講座の有無、問い合わせ時の対応品質なども、研修の質を見極める判断材料となります。

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BIM研修のまとめ

本記事では、BIMでおすすめの研修と選ぶポイント、受講する際の注意点について解説しました。BIMは設計から管理までトータルで工程を管理をサポートできるため、建築の生産性向上を見込むことができます。

ただしBIMには一定の知識・操作スキルが求められるため、目的とゴール、自身の現状を踏まえて研修を選ぶことが重要です。ぜひ、本記事を参考に自分のニーズにマッチしたBIM研修を受講してみてください。

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