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【2024】ライノセラスの価格を徹底解説!他社3DCADやライセンス別の価格比較

「Rhinoceros(ライノセラス)の価格、知りたいけどどこで調べればいいの?」
「学割はあるか」
「他の3D CADソフトと比較していいのか」

そんな疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか。実は、ライノセラスの価格情報は公式ウェブサイトや販売代理店のウェブサイトで比較できて、学割の情報も合わせて調査すれば、さらにお得な購入方法も見つかるかもしれません。

この記事では、2024年最新のライノセラスの価格情報と、学割の活用方法、さらには人気の3D CADソフトやグラスホッパーとの比較について詳しく解説します。初めての購入を考えている方も、これからデザインの仕事を始める方も、ぜひ参考にしてみてください。

ライノセラスには「教育版」と「商用版」の2種類がある

ライノセラスには「教育版」と「商用版」の2種類がある

ライノセラスは、3D CADソフトウェアの中でも特に自由度の高さと高機能なツールです。そのため、デザイン業界を中心に幅広い分野で利用されています。ただし、価格はライセンスやユーザーの属性(学生や教職員など)によって異なるため、自分に合ったライセンスを選択しましょう。

ここからは、ライノセラスの「教育版」と「商用版」の価格と特徴を表にまとめていきます。

教育版ライノセラスの価格比較

教育版ライノセラスには、4種類のライセンスがあります。教育版ライノセラスの価格と特徴は以下のとおりです。

【教育版ライノセラスの価格・特徴一覧】

ライセンス 価格 特徴
教育版(Windows・Mac共通) 39,600円 学生や教職員が非商用目的で使用する場合のライセンス。WindowsとMacの両方に対応している。
アップグレード教育版 19,800円 Rhino7以前のユーザーが、新しいバージョンにアップグレードするためのライセンス。
ラボラトリーライセンス 198,000円 教育機関が教室やラボで使用するためのライセンス。多数のPCでの利用が可能。
アップグレードラボラトリーライセンス 110,000 ラボラトリーライセンスを新しいバージョンにアップグレードするためのライセンス。

※価格は2024年現在のものであり、変動する可能性があります。
出典:AppliCraft

教育版ライノセラスは、個人的な学習や研究用途、教育機関での教育用途に対応しています。一般的な商用版と比較して価格が安く設定されているため、学生や教職員でも購入しやすいソフトウェアです。また、既存のライノセラスユーザーが新しいバージョンに移行するためのアップグレード版も提供しています。これにより、最新の機能をお得な価格で利用できるのが特徴です。

団体向けのラボラトリーライセンスは、一括して多数のPCでライノセラスを使用でき、教育現場での利用におすすめです。アップグレードラボラトリーライセンスを利用すれば、最新バージョンへの移行もスムーズにできます。上記の情報を参考に、自分の状況に最適なライセンス形態を選んでください。

商用版ライノセラスの価格比較

教育版ライノセラスには、2種類のライセンスがあります。以下の表は商用版ライノセラスの価格と特徴を比較したものです。

【商用版ライノセラスの価格・特徴一覧】

ライセンス 価格
商用版 187,000円
アップグレード商用版(通常) 110,000円
アップグレード版(キャンペーン価格) 73,700円

※価格は2024年現在のものであり、変動する可能性があります。キャンペーン価格は2024年2月28日までのものです。
出典:AppliCraft

商用版ライノセラスは、全ての機能を利用できて、商用利用もできます。価格は通常187,000円と、教育版に比べて高価ですが、その分、ビジネスで必要な機能を利用できます。また、既存のライノセラスユーザーが新しいバージョンに移行するためのアップグレード版も提供されています。これにより、最新の機能を低価格で利用できるのがメリットです。

さらに、期間限定のキャンペーン価格でアップグレードをでき、2024年2月28日までお得に購入できます。ライセンスの購入価格を節約したい人は、いますぐに申込みをしてください。

他社3D CADソフトウェアとライノセラスの価格比較と特徴

他社3D CADソフトウェアとライノセラスの価格比較と特徴

他社3DCADソフトウェアとライノセラスの価格比較と機能一覧は、以下のとおりです。

【他社3DCADソフトウェアとライノセラスの価格比較/機能の特徴一覧】

3DCADソフトウェア名 価格 機能の特徴
ライノセラス 187,000円 高い自由度と多機能性が特徴。曲面モデリングが得意で、デザイン業界を中心に幅広く利用されている。
Fusion 360 0~157,000円 クラウドベースの3D CAD。CAMやCAE機能を含むオールインワン型のソフトウェア。無料版もあり。
Solidworks 192,000~1,580,000円 産業用途に広く使われている。3D設計だけでなく、シミュレーションや解析機能が充実しています。
OnShape 177,650~355,300円 クラウドベースの3D CAD。どこからでもアクセス可能で、複数人での共同作業に便利。
Inventor 0~899,800円 Autodesk社の製品で、AutoCADとの互換性が高い。機械設計を中心に用いられる。
Revit 48,400~1,048,300円 建築設計に特化した3D CAD。BIM対応で、設計から施工、運用まで一元管理が可能。

※価格は2024年現在のものもあり、変動する可能性があります。

各CADソフトの価格を徹底比較!各社2DCADと3DCADの価格を比べてみた

ライノセラスは、その自由度と多機能性から、多くのデザイナーやエンジニアに愛用されています。曲面モデリングが得意で、複雑な形状でもスムーズに描画できるのが特徴です。価格も他の商用3D CADソフトに比べて手頃であるため、個人ユーザーや中小企業からも支持を受けています。

一方、他の3D CADソフトは、それぞれ特化した分野があります。例えば、Fusion 360はクラウドベースで、CAMやCAE機能を含むオールインワン型のソフトウェアです。

Solidworksは3D設計だけでなく、シミュレーションや解析機能が充実しています。

OnShapeはどこからでもアクセス可能で、複数人での共同作業に便利です。

Inventorは機械設計を中心に用いられ、Revitは建築設計に特化しています。

これらの情報を参考に、自分のニーズに最適な3DCADソフトウェアを選んでください。

ライノセラスの学割とは?

ライノセラスの学割とは

ライノセラスでは、学生や教職員を対象とした割引制度を提供しています。この制度を利用すれば、ライノセラスを通常価格よりも大幅に安く購入できてお得です。

学割の適用要件

教育版orラボラトリー版ライノセラスの適用要件一覧表は、以下のとおりです。

【学割の適用要件一覧表】

ライセンス 購入者 使用者 管理 機能
教育版 規定条件に該当する学生・教員 購入者本人(譲渡不可) ZooやCloudZooでのチーム管理可 商用版と同じ
ラボラトリー版 単一の教室または研究室での30ユーザーまで ZooまたはCloudZooを使った運用(管理者が必要)

出典:AppliCraft

学割の申請方法

ライノセラスを学割で購入する方法を紹介します。

1.お申込み

はじめに「教育版およびラボラトリーライセンス購入に関する規定」を確認します。規定を理解したら、同意にチェックを入れると、お申込みフォームが入力できます。必要事項を入力したら、有効期限が記載された以下の身分証明書の画像ファイルを添付してください。

■学生の場合

学生証・在学証明書

■教職員の場合

教員証・在職証明書

この時、お名前・学校名・学校印・発行日および有効期限、学生または教員(職員)との記載があるか確認してください。

2.ご請求

申請内容が審査され、購入条件に合致していれば、登録したメールアドレス宛に請求メールを送付。

3.お支払い

請求メールを受けて、銀行振込orクレジットカード決済(PayPalサービス)で支払いを行います。

4.ライセンスのご案内

支払いが確認されると、登録したメールアドレスにライセンスキーとインストールプログラムのダウンロード先の記載されたメールが送られます。通常、お支払い確認から1〜2営業日以内に送付されます。

営業時間は10:00〜17:00(土・日・祝日・弊社指定休業日を除く)なので注意してください。以上の手順に従って、教育版ライノセラスの購入申請を進めましょう。
出典:AppliCraft

グラスホッパーとライノセラスの関連性

グラスホッパーは、ライノセラスと連動するビジュアルプログラミング言語(VPL)で、デザインの可能性を無限に広げる魔法のツールとも言えます。この一見シンプルなツールが、複雑なデータ処理や立体形状の生成を可能にし、従来の手法では考えられなかったアイデアの探索や意思決定を加速します。プロダクトデザインから建築、ジュエリーデザインまで、さまざまな用途に利用できます。

グラスホッパーの特徴

グラスホッパーの最大の特徴は、人間には不可能な大量のデータ処理ができる点です。さらに、自由曲面を含む3次元形状をアルゴリズムにより生成できるため、デザインの自由度を高められます。

Rhinoオブジェクトへの変換: 切り替えやすい統合機能

グラスホッパーは「Bake」という機能を使って、完成したGHオブジェクトをRhinocerosオブジェクトとして出力できます。出力時にはレイヤ・レイヤカラー・ディスプレイモード・非表示/ロックなどの指定やグルーピングもでき、これにより、グラスホッパーとライノセラスは連携しやすく、統合しやすいツールと言えます。

グラスホッパーは多くのライノセラスに対応可

グラスホッパーは、以下のようなライノセラスに対応しています。

【グラスホッパーが対応するライノセラス一覧】

  • Rhino8
  • Rhino4.0
  • Rhino5 for Mac(サービスリリース5.4以降)

また、Rhino6以降の全てのバージョンおよびRhino5forMac(5.4以降)は、グラスホッパーが標準搭載されており、ダウンロード不要です。Rhino4またはRhino5のユーザーは、無料でダウンロードができます。

このようにグラスホッパーとライノセラスは、優れた互換性のある機能で、新しいデザインを生み出すために欠かせないツールです。

まとめ

ライノセラスは、デザイン業界を中心に幅広い分野で利用される3DCADソフトウェアです。価格は選択するライセンスや属性(学生・教職員など)によって異なります。教育版は学生や教職員が学習目的で利用するライセンスのため、商用版よりも価格が安いです。一方、商用版は全ての機能が利用でき、ビジネス利用もできるのが特徴です。

ライノセラスは他社3DCADソフトウェアと比較しても、その価格と機能のバランスから個人〜中小企業から支持されています。また、グラスホッパーと組み合わせると、デザインの自由度も広げられるでしょう。

学生や教職員の場合は、学割を利用してライノセラスをお得に購入できます。学割の申請は公式or販売代理店サイトからでき、申請〜支払い〜ライセンスの受け取りまでワンストップに対応できます。

ぜひライノセラスを購入して、自由に3Dモデルを作成してください。

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