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【2024】Autodeskデスクトップアプリでは何ができる?インストールの手順も紹介

Autodesk社は建設土木業界や製造業界、メディア・エンターテインメント業界でも活用されているCADソフトを提供しています。多岐に渡る分野でソフトが使用されている中で、Autodeskデスクトップアプリに対して次のような疑問を持つ方も少なくありません。

「Autodeskデスクトップアプリでは何ができる?」「どんな機能があるの?」「どうやってインストールしたらいいの?」

実際にAutodeskデスクトップアプリの使い方がよくわからないという方も少なくはありません。

そこで今回は、Autodeskデスクトップアプリの機能からインストールの手順まで紹介します。また、アプリを使用するときの注意点も解説します。

Autodeskデスクトップアプリとは?

autodeskデスクトップ アプリ

画像引用元:Autodesk

Autodeskデスクトップアプリは、WindowベースのAutodesk製品と連携ができるアプリケーションです。Autodeskデスクトップアプリのユーザーの過半数はアメリカで、イギリスやオランダなど世界中で使われています。もちろん、日本の企業でも多く活用されているため、Autodesk製品を使いこなせる人材を必要としています。

Autodeskのサブスクリプション会員は、定期的にソフトのアップデートや脆弱性の修正と更新が行われるセキュリティパッチの受け取りが可能です。

操作が簡単なので、初心者の方でも直感的に使用できます。また、サインアウトしていても自動的に新しい情報配信が行われるため、新しいバージョンがリリースされた場合はダウンロードも可能です。

Autodesk製品と一緒にAutodeskデスクトップアプリもインストールされます。デスクトップ画面のシステムトレイに表示されるため、右クリックするとアプリを開いたり、終了したりといった操作ができるようになります。

Autodeskデスクトップアプリの機能

Autodeskデスクトップアプリにはどんな機能があるのでしょうか?ここでは、代表的な機能について解説していきます。

製品の使用状況が把握できる

Autodeskデスクトップアプリでは、基本的にアップデート管理や不具合を修正するためのプログラム情報など使用状況の詳細が把握できます。また、Autodesk製品の使い方を学べる動画やブログの閲覧も可能です。

ソフトの不具合を解決できない場合は問い合わせ先も掲載されているので、インストールしておくと便利なアプリとして活用できるでしょう。

製品を更新できる

使用中のソフトを簡単に更新ができることも特徴の一つで、常に最新版をダウンロードが可能なので、業務においてより高精度な成果が期待できるでしょう。

Autodesk製品のサブスクリプション会員であれば、セキュリティパッチや最新のリリース情報を受け取れます。CAD系のアプリ以外にも、モデリングやアニメーションなどの機能を兼ね備えた統合型3DCGアプリにも対応しているので、活用の幅が広くなります。

 

さらに、他のソフトとの連携が容易であることからCADデータの管理ができるA360ドライブへのサインインが可能です。

Autodeskデスクトップアプリが起動しない場合の対処法

Autodeskデスクトップアプリを起動しようとしてもできない場合は、アプリをアンインストールしてから再インストールする必要があります。対処法の流れは以下のとおりです。

  1. デスクトップのコントロールパネルからAutodeskデスクトップアプリを選択してアンインストールを実行します。このときにAutodeskデスクトップアプリのサービスを使用中の場合はすべて終了しなければなりません。
  2. キーボードの「ctrlキー」「shiftキー」「escキー」を押すとタスクマネージャが表示されるので、プロセスタブに表示されているタスクが終了していることを確認しましょう。
  3. Autodeskデスクトップアプリを再度実行します。

Autodeskデスクトップアプリをアンインストールしても、使用中のAutodesk製品は削除されないため、今までどおり動作します。ただし、ソフトのアップデート情報が配信されないので、アップデートやダウンロードを行うためには、Autodeskアカウントにサインインが必要です。

Autodeskデスクトップアプリのインストールの手順

Autodesk製品を使用するなら、Autodeskデスクトップアプリも一緒に入れておくと良いでしょう。ここでは、Autodeskデスクトップアプリをインストールするときの手順について解説していきます。

Autodeskのアカウントを作成する

Autodeskデスクトップアプリを利用するためには、Autodeskアカウントの作成が必要です。公式サイトのアカウント作成用フォームに必要事項の入力を行い、登録を進めていきます。

また、教育機関専用の無料Autodesk製品もあるため、学生や技術職員の方は証明書の提出が求められます。一度登録すると自動ログインが可能になるため、情報の入力は不要です。

 

また、Autodeskデスクトップアプリのインストールとダウンロードが完了したら、登録したアカウントでサインインすると、最新情報やソフトの詳細が確認できるようになります。

Autodeskデスクトップアプリのインストールを有効にする

Autodeskデスクトップアプリはソフトのインストールと同時に行われるため、基本的にデフォルトで有効に選択されています。また、一緒にインストールしない場合はあらかじめ選択解除も可能です。

Autodeskデスクトップアプリのインストールのおもな手順は次のとおりです。

  1. Autodeskデスクトップアプリを起動するとログイン画面が表示されるので、インターフェースのサインインを選択してからアカウント情報を入力していきます。
  2. 使用するソフトを選択すると利用規約のダイアログが表示されるので、同意のチェックボックスを選択します。
  3. Autodeskデスクトップアプリと一緒にインストールとダウンロードが開始されます。

Autodeskデスクトップアプリがあれば、欲しいソフトをインストールする際にシリアル番号やプロダクトキーを探したり、入力する手間がなくなったりするメリットがあります。

Autodeskデスクトップアプリを使用する時の注意点

Autodeskデスクトップアプリを使用する際に注意しなければならないのは、サインアウトした場合に他のソフトも自動的に終了されることです。サインアウトした後に問題が発生すると、プライバシーの保護によりAutodesk社のサポートチームのフォローが難しくなるため、不具合が起きた際は気をつけなければなりません。

突然のトラブルは起こり得るため、あらかじめサポートセンターの問い合わせ先を控えるなど運用ルールを社内でも共有しておくと対処がスムーズになるでしょう。正常な状態でサインアウトした場合はサブスクリプション会員限定の更新プログラムの取得は可能なので、再びサインインしたときに確認ができます。

AutodeskデスクトップアプリはMacのOSで使用できない

AutodeskデスクトップアプリはMacのオペレーティングシステムに対応していないため、使用はできません。しかし、近年ではMacに対応した製品も登場していることから、Windowsと同様のスペックと独自機能が追加されています。

たとえば、WindowsのAutoCADと比較するとインターフェースの違いやスクリーン分割マルチビューなどMacにしかない便利な機能が備え付けられています。Autodesk製品でWindowsもMacも価格に違いはないため、使用するOSによって選べるようになっていることもメリットの一つです。

また、Mac用のソフトにも使い方や最新のリリース情報が配信されることから、Autodeskデスクトップアプリがなくても使いやすさは変わりません。

まとめ

Autodeskデスクトップアプリについて紹介しました。

これから業務でAutodesk製品を使う方は、Windowsであれば一緒にインストールされるため、更新プログラムやセキュリティパッチの受け取りが可能になります。初めて使う方はAutodeskのアカウントを作成する必要があるので、公式サイトの専用フォームから登録することでAutodeskデスクトップアプリにサインインができます。

また、Macのオペレーティングシステムでも同様の機能が使えるソフトが充実しているので、使いやすい環境でインストールすることから始めましょう。

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