facebook

3ds Maxの特徴と機能、評判まとめ

3ds Maxとは3DCGソフトウェアの中でもハイエンドで知られています。
3Dモデリングとレンダリングに強いとされており、かつCADとの連携も可能なことから、幅広い用途での活用が期待されています。
そんな3ds Maxの特徴、そして評判について解説していきます。

3ds Maxとは?特徴をご紹介

3ds Maxがどのような特徴を持つソフトなのか、いくつか主だったものをご紹介します。

3ds Maxは利用者が多い

3ds Maxは歴史のあるソフトです。
1990年に「3D Studio DOS」として誕生して以降、既に30年以上の歴史があります。そのため、利用者が多いです。
個人はもちろんですが、採用している企業も多いのでデータの互換性に優れているだけではなく、情報共有も行いやすいです。
プラグインソフトを紹介したり、機能を教えてもらったりなど多くの利用者がいるからこそのメリットが多々あります。
どれだけ高性能なソフトウェアも、利用者が少なければデータの授受が困難です。
その点利用者の多い3ds Maxであれば、その心配も無用。変換ソフトを活用したことでデータが乱れてしまうリスクも少ないです。

3ds Maxはプラグインが豊富

3ds Maxはプラグインが豊富に用意されています。
この点も利用者が多いからこそではありますが、プラグインが多いので、幅広い用途での活用が可能です。
プラグインはプログラムの知識不要で、3ds Maxの機能を広げるものです。アニメーション、CG、エフェクトなど様々なプラグインがありますので、より自分の理想の作品に仕上げることができます。

3ds MaxはCADとの連携が可能

3ds Maxはレンダリングソフトとして、CADと連携が可能です。
CADといえば近年はレンダリングソフト同様、機能が向上していることから建設業界はもちろんのこと、様々な業界にて採用されています。ちなみにCADだけではなく、外部レンダラーにも対応していることから、用途の広いソフトウェアだと考えてよいでしょう。

推奨PCスペックが高くはない

3ds Maxの推奨スペックは、64 ビット Intel または AMD マルチコア プロセッサと記載されているのみです。
つまり、決して高くはありません。
実際、利用者からも決してハイスペックではないPCでも動いたとの声が挙がっています。
レンダリングソフトやCADはイメージ、さらには演算処理などPCに大きな負担を与えますので、それなりのスペックを要求するものが珍しくありません。
結果、保有しているPCのスペックから、諦めなければならないケースもあるかもしれません。
しかし64 ビット Intel または AMD マルチコア プロセッサであれば、多くの人が利用できる環境にあると考えてよいでしょう。
但し、作業内容によっては重くなるとの声も聞かれますので注意が必要です。

3ds Maxの注意点

3ds Maxには魅力的なメリットが多々ありますが、導入・利用するにあたっては覚えておくべき注意点がいくつかあるのも事実です。

維持費が発生する

3ds Maxはサブスクリプション方式となっています。つまり、使用するためには月額料金が必要です。
買い切りのソフトウェアのように「購入」し、以降費用が発生しないタイプではなく、使用する限り毎月費用が発生します。
ちなみに3ds Maxでは3つのコースが用意されており、それぞれ費用が異なります。

1か月:月額34,100円
1年:272,800円(月額22,700円)
3年:737,000円(月額20,300円)

機能はすべて同じで、費用のみ異なります。
3年契約の場合、総額は高く感じますが月額換算すると最もコストパフォーマンスが高くなります。
しかし1か月コースであれば、不要になった時にすぐにサービスを解約できますので、辞めるタイミング次第ではコストパフォーマンスが高くなります。
高機能であることを考えると、決して不当に高い金額ではありませんが、予算は限りあるものなだけに、単純に大きな出費だと思う人も多いことでしょう。
一方で、3ds Maxでは無償体験版もありますし、年に何度かセールが開催されるので安く購入するチャンスもあります。

全ての機能を使用するためにはそれなりのスキルが求められる

3ds Maxはできることが多々あります。
プラグインを活用したり、CADと連携するなど、幅広い用途で活用できるのですが、それらの機能を自分の思い通りに使用するためには、ある程度のスキルが求められます。
アニメーションやエフェクトのパラメーターがとても多いので、なかなか思うように動かせなかったり、苦戦を強いられることもあるでしょう。
そのため、3ds Maxを導入後、ある程度は実践、勉強が必要になりますが、3ds Maxを解説しているwebサイト、Youtube等がありますので、それらを参考にすることで、スキルの習得は十分に可能です。

Macで使うことができない

ある意味最も大きなデメリットかもしれません。
こればかりは個人の努力でカバーできないデメリットです。
3ds Maxは残念ながらMac OSへのサポートを行っていません。これは開発リソースをwindowsに集中するためとのことですが、近年はiPhoneを利用していることから、PCもMacにという人が増えています。しかし、残念ながらMacには対応していませんので、Macをお持ちの方で3ds Maxを利用したいのであれば、改めてwindowsのPCを用意する必要があります。

3ds Maxの評判について

3ds Maxの利用者の評判について、ネット上をチェックしてみました。

3ds Maxの良い評判・口コミ

3ds Maxの良い評判は多々あります。
主だったものとしては下記の意見に集約されます。

・自分のやりたいことができる
・編集機能やCG表現が素晴らしい
・ヒストリー機能は癖があるけど理解すると便利
・そこまで高性能ではないパソコンでもサクサク作成できた
・比較的シンプルなので覚えやすいと思う
・3DCGを作る際いは絶対に

といった意見が見受けられました。
モデル制作では是非使ってもらいたいと3ds Maxを推薦する声もあるほど。

3ds Maxの悪い評判・口コミ

3ds Maxの悪い評判もリサーチしてみると、主に下記のような意見が見受けられました。

・操作性の統一感が書いている
・異常終了時の工数が多い
・縮小表示した際、イメージ図が悪くなる
・気軽にプラグインのオン・オフを切り替えることができればもっと便利だと思う
・オブジェクトが増えすぎると急に動作が重くなる

といった意見が見られました。

最後に

3ds Maxは多くのメリットが待っている一方で、注意すべき点もいくつかありますが、豊富なプラグイン、CADとの連携等、実用性の高さが特徴です。
価格に関しても、セール等を活用したり、あるいは学生であればアカデミック版を活用するなど、コストダウンが可能です。
多くの利用者がいるということは、それだけ魅力があるからこそ。
高性能で自分のイメージを形にできるレンダリングソフトを探している方は、3ds Maxをチェックしてみてはいかがでしょうか。

最新情報をチェックしよう!