「ZBrushを学びたいけれど、独学だけで使いこなせるか不安」「eラーニングで学ぶ場合、どの講座を選べばよいかわからない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。ZBrushは、キャラクター制作やフィギュア原型など幅広い制作に使われるソフトです。
そこで本記事では、ZBrushが学べるおすすめeラーニング5選を紹介しながら、講座を選ぶ際のポイントや、eラーニングを効果的に受講する方法をわかりやすく解説します。eラーニングを活用して、ZBrushを基礎から学びたい方や、自宅で効率よくスキルを身につけたい方は、ぜひ参考にしてください。
ZBrushをオンラインで学ぶeラーニングとは?

ZBrushのeラーニングとは、パソコンやタブレットなどを使い、オンライン上でZBrushの操作や制作手順を学べる学習形式のことです。場所を選ばずに受講できるため、仕事や学校の予定に合わせて学習を進めやすい点が特徴です。
ZBrushは、ブラシを使って粘土をこねるように立体物を作れる3D制作ソフトですが、最初は画面構成や操作方法に戸惑いやすいです。eラーニングでは、講師の操作画面を見ながら、基本操作やブラシの使い方などを順番に学べます。
ZBrushが学べるeラーニングの費用相場
ZBrushが学べるeラーニングの費用相場は、短期集中型や動画講座では、5万円前後が一つの目安です。長期で作品制作まで学ぶオンライン講座では30万円台になることもあります。以下はタイプ別の費用相場です。
| eラーニングのタイプ | 費用相場 |
|---|---|
| 動画視聴型 | 3万円〜5万円 |
| 短期集中型 | 3万円〜7万円 |
| ビデオ受講対応 | 5万円〜10万円 |
| 長期・総合型 | 5万円〜30万円 |
ZBrushのeラーニングを選ぶ際は、短期間で基本操作を覚えたいなら5万円前後のeラーニング、作品制作やポートフォリオ作成まで進めたい場合は、費用が高くても長期型のeラーニングが合うでしょう。
ZBrushの概要や価格について詳しく知りたい方は、以下の記事を参照してみてください。
ZBrushをeラーニングで受講するメリット
ZBrushをeラーニングで受講するメリットはさまざまですが、ここでは以下3つのメリットを紹介します。
- 自分のペースで何度も確認しながら学べる
- ライブ講座や通学講座に比べて費用を抑えやすい
- 実務に近いワークフローを学びやすい
①自分のペースで何度も確認しながら学べる
ZBrushをeラーニングで受講するメリットは、自分のペースで操作を確認できる点です。ZBrushはブラシ操作やレンダリングなど覚えることが多く、1回説明を聞いただけでは理解しきれないケースがほとんどです。eラーニングなら、わからない部分で動画を止めたり、苦手な操作だけを繰り返し見たりしながら学習できます。
特にZBrush初心者は、講師と同じ操作をしているつもりでも、ブラシの強さや角度、形状の整え方で仕上がりが変わることがあります。eラーニングであれば、講師の画面と自分の画面を見比べながら、少しずつ修正できます。
②ライブ講座や通学講座に比べて費用を抑えやすい
ZBrushのeラーニングは、ライブ形式のオンライン講座や通学型講座に比べて、費用を抑えて学習ができます。ライブ形式や通学型の講座は5万円以上かかるケースがありますが、eラーニングでは3万円台から受講が可能です。
ただし、すべてのeラーニングが必ず安いとは限りません。質問サポートや添削、受講期間、課題の有無によって費用は変わります。そのため、ZBrushのeラーニングを選ぶ際は、
- どこまで学べるか
- 復習できる期間はどれくらいか
- 実制作に近い内容が含まれているか
を確認することが大切です。
③実務に近いワークフローを学びやすい
ZBrushをeラーニングで学ぶメリットは、実務に近い制作の流れを画面上で確認しやすい点にもあります。ZBrushでは、形を作る工程だけでなく、細部の作り込みや仕上げなど複数の工程を組み合わせます。
eラーニングでは、講師がどの順番で形を整え、どの段階で細部を作り込み、どのように仕上げていくのかを追いながら学べます。独学では個別機能の使い方だけを調べがちですが、実際の制作では「どの機能を、どのタイミングで使うか」が重要です。ZBrushのeラーニングで一連のワークフローを学んでおくと、キャラクター制作やフィギュア原型の制作などに応用しやすくなります。
ZBrushが学べるおすすめeラーニング5選

ここからはZBrushが学べるおすすめeラーニングを5つ紹介します。
| eラーニング | 運営 | 受講期間 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ZBrushセミナー | GETT Proskill | 1年間 | ZBrushの基本操作から実践的な制作まで長期間で学べる |
| ZBrushマスター講座 | デジハリ・オンラインスクール | 3ヶ月 | ZBrushのスカルプティング基礎と3DCG制作での活用をオンラインで学べる |
| ZBrush公式の学習コンテンツ | ZClassroom | コンテンツにより異なる | 基本操作からモデリング、テクスチャ、レンダリングまで学べる |
| ZBrush基礎講座 | おとなの美術室 | 3ヶ月 | フィギュアやキャラクター造形に活かしやすい |
| ZBrush 2020 Essential Training | LinkedIn Learning | コンテンツにより異なる | 初心者向けに基礎から実際のプロジェクトでどのように活用するのかを学習 |
①ZBrushセミナー
ZBrushセミナーのeラーニングは、会場受講と同様の内容をWeb上の動画で学習でき、一時停止や繰り返し視聴をしながら操作手順を確認できます。ZBrushはブラシ操作や画面構成に慣れるまで時間がかかりやすいため、自分の理解度に合わせて進められる点は魅力です。
講座では、ZBrushの操作方法や主要ツールの使い方に加え、データの読み込みや応用的なモデリング手順も学べます。ZBrushの基本操作から実践的な制作まで短期間で体系的に学びたい方に向いている講座です。
| セミナー名 | ZBrushセミナー |
|---|---|
| 運営元 | GETT Proskill(ゲット プロスキル) |
| 価格(税込) | 41,800円〜 |
| 受講期間 | 2日間 |
| 受講形式 | 対面(東京・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング |
②ZBrushマスター講座
ZBrushマスター講座は、オンラインでZBrushのスカルプティング基礎や3DCG制作での活用方法を学べるeラーニングです。ZBrushを使ったスカルプティングの基本を習得したい方、3DCG制作におけるZBrushの具体的な活用方法を知りたい方におすすめです。
動画授業で学習する形式のため、仕事や学業の合間にも学習を進めやすいでしょう。なお、授業内容にはMayaとの連携作業が含まれるため、ZBrushだけでなく、3DCG制作全体の流れを意識して学びたい方におすすめです。
③ZBrush公式の学習コンテンツ
ZClassroomは、ZBrushの公式学習コンテンツとして提供されているオンライン学習サービスです。用途別にZBrushの学習コンテンツが用意されており、初心者であればGetting Startedから始めることで、ZBrushの基本操作や制作を学習できます。
検索バーやフィルター機能もあるため、自分が学びたい機能や作業工程を探しながら学習できます。日本語講座にこだわらず、ZBrush公式の情報をもとに基礎から確認したい方に向いているeラーニングです。
④ZBrush基礎講座
おとなの美術室のZBrush基礎講座は、フィギュア制作に関心がある方に向いたeラーニングです。教室受講だけでなくビデオ受講にも対応しており、ビデオ受講はいつでも募集・開講されています。
ZBrushを単なる3Dモデリングソフトとして学ぶだけでなく、キャラクターやフィギュアの造形に活かしたい方に合いやすいでしょう。特に、人体やキャラクターの形づくりを学びたい方、趣味からフィギュア制作を始めたい方におすすめです。
⑤ZBrush 2020 Essential Training
LinkedIn LearningのZBrush 2020 Essential Trainingは、ZBrushをオンラインで学べる海外系のeラーニングサービスです。初心者向けに基礎から実際のプロジェクトでどのように活用するのかを学びます。
英語の学習コンテンツが中心になるため、日本語だけで学びたい方にはややハードルが高いですが、海外の制作ワークフローや表現方法に触れたい方にはおすすめです。ZBrushをグローバルな3D制作スキルとして学びたい方や、映像・ゲーム系の制作に関心がある方に向いています。
以下の記事では、ZBrushを学べるおすすめスクールを紹介していますので、あわせてチェックしてみてください。
ZBrushのeラーニングを効果的に受講する方法

ZBrushのeラーニングを効果的に受講するには、動画を流し見するのではなく、作品作りとセットで学習することが大切です。ここでは、効果的に受講する方法を3つ紹介します。
- 完成させたい作品を決めてから受講する
- 動画を見ながら同じ操作を再現する
- 疑問点・不明点を飛ばさない
①完成させたい作品を決めてから受講する
ZBrushのeラーニングを受講する前に、まずは完成させたい作品を決めておきましょう。キャラクター、フィギュア、ゲーム用モデルなど、目標によって重点的に学ぶべき操作は変わります。目的がないままeラーニングを見始めると、ブラシや機能の名前は覚えられても、実際の制作でどう使うのかが見えにくくなります。
たとえば、フィギュア制作を目指すなら、人体の形づくりや細部の彫り込みを重点的に学ぶ必要があります。ZBrushのeラーニングは、自分のゴールに近い講座や動画を選ぶほど、学習内容を実践に落とし込みやすくなります。
②動画を見ながら同じ操作を再現する
ZBrushのeラーニングでは、講師の説明を聞くだけでなく、同じ画面を開いて操作を再現することが大切です。eラーニングを見るだけで理解したつもりにならず、動画を止めながら同じ手順を試してみましょう。
特に初心者は、ブラシの強さ、角度、マスクのかけ方、サブツールの切り替えなどでつまずきやすいです。eラーニングなら、講師の操作を一時停止して確認したり、同じ場面を何度も見返したりできます。最初からきれいに作ろうとする必要はありません。まずは講師と同じ操作を再現し、形が崩れた理由やうまくいった操作を少しずつ確認していきましょう。
③疑問点・不明点を飛ばさない
eラーニングは一人で学習を進める時間が多いため、疑問点や不明点をそのまま飛ばさないことも重要です。ZBrushは機能が多いため、最初は
- なぜこの設定を使うのか
- どのタイミングで切り替えるのか
などがわからない場面も出てきます。疑問点を残したまま進めると、後半の制作工程で同じ操作につまずきやすくなります。
eラーニングの受講中は、理解できなかった用語、操作ミスが起きた箇所、あとで確認したい機能をメモしておきましょう。eラーニングの強みは、苦手な部分だけを戻って学び直せることです。1回で完璧に覚えようとせず、不明点をひとつずつ解消しながら進めることで、ZBrushの操作を身につけやすくなります。
ZBrushのeラーニングについてのまとめ
ZBrushのスキルを効率よく身につけるには、目的に合ったeラーニングを選び、実際に作品を作りながら学ぶことが大切です。ZBrushは機能が多く、動画を見るだけでは使いこなせるようになりません。
そのため、講師の操作をまねる、わからない部分を戻って確認する、学んだ内容を自分の作品に応用するという流れが重要になります。eラーニングは、通学せずに自分のペースで学べる一方で、受講の進め方によって成果が変わります。自分が作りたいものに合うeラーニングを選べば、ZBrushの基礎を固めながら、キャラクター制作やフィギュア原型などの実制作にもつなげやすくなります。