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【2026】WordPressのセキュリティ対策おすすめ11選!無料プラグイン・脆弱性リスクも解説

世界上位1,000万サイトの約40%、上位1,000サイトでは51.8%という圧倒的シェアを誇るWordPress。その普及率の高さゆえに「攻撃者の標的」となりやすく、脆弱性を狙った被害も後を絶ちません。

本記事では、WordPressのおすすめセキュリティ対策を11選、無料プラグインなどの注目のセキュリティ対策もあわせてご紹介します。自社サイトの安全性を高めたい製造業・建築業の担当者様は、ぜひ参考にしてください。

参照:WordPress

WordPressにセキュリティ対策は必要?

WordPressにセキュリティ対策は必要WordPressには、セキュリティ対策が必ず必要です。WordPressのプラグインやテーマの脆弱性を突いた攻撃は毎年報告されており、セキュリティ対策せずに放置すると「サイトの改ざん」や「情報漏えい」といった深刻な被害をもたらします。

WordPressが狙われやすい理由

では、なぜWordPressは狙われやすいのでしょう。ここでは、その理由と現状を解説します。

利用者が多いため攻撃効率が良い

WordPressは、2026年4月時点のCMS(Webサイト管理・更新システム)市場で59.8%、日本では83.1%という高いシェア率を誇ります。攻撃者はWordPressを多くの人が利用していることを逆手に取り、一つの弱点を見つけ多くのサイトを一斉に攻撃できる「効率の良い標的」としているのです。

参照:W3TechsDistribution of Content Management Systems among websites that use Japanese

対策不足のユーザーが存在する

WordPressは利用者が多い分、更新を怠るなどの「無防備なサイト」が一定数存在します。近年、高度な攻撃がAIによって自動化されており、専門知識やコストがなくても、効率的にサイトの脆弱性を見つけ出され、被害が拡大する傾向にあります。

脆弱性のリスクがある

WordPressは、WordPress本体だけでなく、導入したプラグインなどの脆弱性も狙われます。実際に2026年1〜3月だけでも、以下のような重大な脆弱性が報告されました(CVSSは危険レベルを示す数値)。

公表日 対象 内容 CVSS
2026/03/01 maxsite CMS 複数脆弱性により不正操作 9.8
2026/02/28 wpForo Forum SQLインジェクションでDB操作 9.8
2026/01/08 Aeroland(テーマ) RFIにより任意コード実行 9.8
2026/01/08 Moody(テーマ) RFIにより任意コード実行 9.8
2026/01/08 Mitech(テーマ) RFIにより任意コード実行 9.8
2026/01/08 Brook(テーマ) RFIにより任意コード実行 9.8

参照:JVN iPedia – 脆弱性対策情報データベース

なお、上記の表に出てきた「9.8」は「誰でも簡単に攻撃できてしまい、サイトが完全に乗っ取られる恐れがある」という、最高レベルの警戒が必要な数値です。

WordPressのセキュリティ不備が招く脆弱性のリスク

WordPressのセキュリティ不備が招く脆弱性のリスク

WordPressのセキュリティ対策において、最も警戒すべきなのが「脆弱性」を悪用したサイバー攻撃です。近年は、企業に多大な損失を与える高度な攻撃手法も登場し、もちろんWordPressサイトも例外ではありません。

ここでは、製造業・建築業の現場にあてはめながら、脆弱性が放置された場合に起こりうる「4つのリスク」を見ていきましょう。

①Webサイトの改ざん

WordPress本体やプラグインの脆弱性は、サイト内容が勝手に書き換えられるリスクをはらんでいます。これにより、製品情報や施工実績が書き換えられた場合、トラブル・混乱を招き、取引先からの信頼を大きく損なってしまうでしょう。なお、代表的な攻撃手法は、

  • コンテンツを書き換えるコンテンツインジェクション
  • 不正なコードでデータベースに侵入するSQLインジェクション

といった内容です。また、不正リンクの埋め込みやフィッシングサイトへの誘導が行われるケースも多発しています。

②情報漏えい

WordPressのセキュリティが脆弱な場合、顧客情報や契約書、見積もり書などの機密データが流出するリスクがあります。こうした取引情報が漏れてしまえば、信用の低下はもちろん、取引停止につながりかねません。情報漏えいの主な攻撃としては、

  • 悪意あるスクリプトを仕込むクロスサイトスクリプティング(XSS)
  • 本来アクセスできないファイルを閲覧されるディレクトリトラバーサル

などがあります。特に、マルウェア感染による情報漏えいは、工場システムや生産ラインに影響が及ぶ恐れもある重大な脅威です。

③サイトの「踏み台」化

WordPressのセキュリティが脆弱であると、サーバーが乗っ取られ、迷惑メールの送信や他社へのサイバー攻撃の拠点として悪用されることがあります。取引先に被害が及んだ場合、自社の管理体制が問題視されるでしょう。多くの場合、

  • ブルートフォースアタックなどでログイン情報を突破
  • WordPressやプラグインの未更新

が原因です。この攻撃は、知らないうちに加害側に回ってしまうリスクもはらんでいます。

④サプライチェーン攻撃

近年増えているのが、セキュリティの弱い中小企業を侵入口として、大手企業などの取引先を狙うサプライチェーン攻撃です。製造業や建設業のように複数企業が関わる場合、1社のセキュリティ脆弱性が原因で、

  • 生産ラインの停止
  • 受発注システムのダウン

といった深刻な影響を及ぼす可能性があります。これは、納期の遅れや損害賠償など、事業全体にかかわる重大な経営リスクです。

セミナーを活用してサイバー攻撃の脅威を避けよう!

このように、WordPressが持つ脆弱性、企業に深刻な被害をもたらす「サイバー攻撃」を知ると、WordPressのセキュリティ対策への重要性がよくわかります。もし、セキュリティに不安がある方は、実際の設定方法から安全なサイト構築まで学べるWordPressセミナーを活用しましょう。

以下の記事では、実際に発生している複数のサイバー攻撃手法について解説していますので、こちらもぜひご一読ください。

【2026】サイバー攻撃とは?種類や目的・対策・代表事例・受けるとどうなるかもわかりやすく解説

WordPressのセキュリティ対策おすすめ11選!

では、WordPressのセキュリティリスクから自社のサイトや取引先を守るために、具体的にどのような対策を講じればよいのでしょうか。

ここからは、WordPressのセキュリティ対策におすすめの方法を11選ご紹介します。

対策 目的 方法
SSLの強制 ログイン盗聴防止 wp-configにSSLコード追加
クリックジャッキング防止 偽画面誘導を防ぐ .htaccessにX-Frame追加
アクセスの制限 DoS負荷軽減 xmlrpc.phpを遮断
REST APIの停止 不正データ取得防止 functionsでAPI無効化
バージョンの非表示 脆弱版の特定防止 functionsでver削除
Author IDの制限 ログインID露出防止 author一覧を非表示
強力なパスワード使用 総当たり攻撃防止 英数字+記号10桁以上で設定
ログインURLの変更 不正ログイン減少 無料プラグインなどでURL変更
ニックネームの設定 ID公開防止 WordPressの公開名を変更
WordPressの更新 既知脆弱性を塞ぐ 本体・テーマをすぐに更新
WAF導入 攻撃検知・遮断 WAFサービスの利用

①SSLを強制してログイン情報を保護する

WordPressは、ログイン画面や管理画面をSSL通信に統一することで、ID・パスワードが第三者に盗み見られるリスクを防げます。これは、サーバー側でSSLが有効になっている場合のみ有効です。

セキュリティ対策を行う際、編集するファイルは「wp-config.php」で、以下のコードを末尾に追記して保存しておきましょう。サーバーの上書きでアップロードして完了です。

define(‘FORCE_SSL_ADMIN’, true);

②クリックジャッキング対策で不正な画面操作を防ぐ

WordPressは、「サイトをクリックすると悪意あるサイトに飛ぶ」という脆弱性リスクがあります。これをクリックジャッキングといい、透明な画面を重ねてユーザーを偽サイトへ誘導する攻撃です。

このセキュリティ対策では、「.htaccess」ファイルに以下のコードを末尾に追加しましょう。このセキュリティ対策により、自社サイトが外部のフレームに読み込まれることを回避できます。

Header always append X-Frame-Options SAMEORIGIN

③アクセス制限でDoS攻撃を遮断する

WordPressには外部アプリ連携のための「xmlrpc.php」が存在しますが、ここがDoS攻撃の標的になることがあります。この攻撃に合うとWordPressの動作が極端に重くなります。

もし、この機能が不要であれば、セキュリティ面から「.htaccess」の末尾に以下のコードを追加してアクセスを遮断しましょう。このセキュリティ対策により、サーバーへの過負荷リスクを軽減できます。

RewriteRule ^xmlrpc\.php$ “http\:\/\/0\.0\.0\.0\/” [R=301,L]

④REST APIを停止して不正なデータ取得を防ぐ

REST APIは、外部アプリケーションと連携し、機能を拡張できる便利な反面、悪用されるとユーザー情報や投稿データが外部から取得される恐れがあります。

REST APIを使用していない場合は、「functions.php」の末尾に以下のコードを追加して無効化し、情報漏えいのリスクを抑えましょう。ただし、一部プラグインがREST APIを利用しているため、停止後は動作確認が必要です。

//REST APIを無効化
function delete_rest_api(){
return new WP_Error(
‘disabled’, array(
‘status’ => rest_authorization_required_code()
)
);
}
add_filter(‘rest_authentication_errors’, ‘delete_rest_api’);

製造・建築現場で使われているCADも、APIを通じて外部システムとデータ連携できます。以下の記事で仕組みや活用例を解説していますので、APIについて詳しく知りたい方もぜひ参考にしてください。

【2026】CADのAPIを徹底解説!種類・解決できること・主要言語別の始め方とMCP活用まで紹介

⑤WordPressのバージョン情報を非表示にする

WordPressのバージョンは外部から確認できるため、脆弱なバージョンは狙われやすく、セキュリティ面からもリスクが大きいです。

セキュリティ対策としては、「functions.php」ファイルで、以下のコードを末尾に追加してバージョン情報を非表示にしましょう。このセキュリティ対策をすることで、攻撃者に余計なヒントを与えず、攻撃リスクを低減できます。

//headerのgenerator
remove_action(‘wp_head’, ‘wp_generator’);

//scriptなどの「?ver=xxxx」を削除
function remove_wp_ver( $src ) {
if ( strpos( $src, ‘ver=’ . get_bloginfo( ‘version’ ) ) )
$src = remove_query_arg( ‘ver’, $src );
return $src;
}
add_filter( ‘style_loader_src’, ‘remove_wp_ver’, 9999 );
add_filter( ‘script_loader_src’, ‘remove_wp_ver’, 9999 );

⑥投稿者ID(Author ID)の取得を制限する

WordPressでは、投稿者一覧ページからAuthor IDが閲覧できます。このAuthor IDが知られるとログインIDの特定につながります。

そのため、セキュリティ面からも、「functions.php」の末尾に以下のコードを設定して、リダイレクト設定を行いましょう。セキュリティ対策では、投稿者情報が外部に漏れないようにすることも重要です。

//authorの一覧を非表示
function author_archive() {
if( $_GET[‘author’] || preg_match(‘#/author/.+#’, $_SERVER[‘REQUEST_URI’]) ){
wp_redirect( home_url() );
exit;
}
}
add_action(‘init’, ‘author_archive’);

⑦強力なログインパスワードを設定する

WordPressのセキュリティ対策として、ブルートフォース攻撃も視野に入れましょう。このブルートフォース攻撃とは「総当たり攻撃」ともいわれ、あらゆるパスワードの組み合わせで侵入します。

このセキュリティ対策には、推測されにくい複雑なパスワードが必須です。「英数字+記号を組み合わせた10桁以上」を基本とし、企業名・サービス名・誕生日など推測されやすい情報は絶対に避けましょう。

⑧ログインURLを変更して不正アクセスを防ぐ

WordPressのログインURL「/wp-login.php」は、すべてのサイトで共通のため、セキュリティの脆弱性につながりやすい場所です。セキュリティ対策としては、ログインURLを変更することが有効です。

WordPressには標準でURL変更機能がないため、プラグインを使って設定しましょう。無料で使える代表的なプラグインは以下の通りです。

  • SiteGuard WP Plugin:日本語対応・速度への影響が少ない
  • WPS Hide Login:軽量で使いやすい
  • Login rebuilder:簡易に導入できる

⑨ニックネームを設定してユーザー名を隠す

WordPressの初期設定では、ログインIDと同じユーザー名が投稿者名として公開されてしまいます。これは攻撃者にログインIDを教えているようなもの、つまりセキュリティリスクが高いので、必ず「ニックネーム」を設定し、公開名を変更しておきましょう。

⑩WordPress・プラグイン・テーマを最新状態に保つ

WordPress本体やプラグイン、テーマは、脆弱性修正のために頻繁にアップデートされています。更新を放置すると、既知の脆弱性を悪用されるリスクが急激に高まります。セキュリティ対策のためにも、必ず管理画面の「更新」メニューに通知が出たら対応しましょう。

⑪WAF(Web Application Firewall)を導入する

WAFは、SQLインジェクションやXSSなどの攻撃を自動で検知・遮断する防御層です。生成AIの普及により攻撃コードが高度化している今、WAFは必須のセキュリティ対策といえます。

しかし、WAF一つでは完全とはいえないので、他のセキュリティ対策と組み合わせて用いることをおすすめします。

セミナーで確実なWordPressのセキュリティ対策を学ぼう!

WordPressセミナーWordPressのセキュリティ対策は、SSLの強制やクリックジャッキング防止など多くの方法がありますが、どれも設定ミスやプラグイン競合が起きるリスクは避けられません

また、「.htaccess」の編集は、誤るとサイトが表示されなくなるリスクもあります。セキュリティ対策に不安を感じた方は、セミナーで確実なセキュリティ対策を学びましょう。

WordPressセミナーは、会員向けサイト構築、マイページ実装、テーマの高度カスタマイズなど、万全のセキュリティ対策を施した総合的なサイト作成を学べます。効果的なバックアップとチェック方法までカバーしているので、「安心してWordPressを運用したい」という方にもおすすめです。

セミナー名WordPressセミナー
運営元GETT Proskill(ゲット プロスキル)
価格(税込)38,500円〜
開催期間2日間
受講形式対面(東京)・ライブウェビナー

WordPressセキュリティ対策のメリット・デメリット

WordPressセキュリティ対策のメリット・デメリット

続いて、WordPressセキュリティ対策を実施する際に知っておきたいメリット・デメリットをお伝えしましょう。

メリット デメリット
企業イメージ・ブランド力を維持できる ログイン手順が増えて運用者の手間が増える
「危険サイト」判定や検索順位急落を防げる プラグイン同士が干渉し機能の不具合が生じる
サプライチェーン攻撃の標的になりにくくなる バックアップなど、継続的な管理が必要になる
重要データの漏えいリスクを大幅に低減できる セキュリティ対応に一定の知識が求められる
サイトダウンや復旧作業による業務遅延を防げる 運用ルールの整備や社内教育が必要になる
事故後の復旧費用・調査などの負担を抑えられる 古いプラグインが使えなくなる

このようにWordPressのセキュリティ対策にはデメリットも存在しますが、セキュリティ強化による大きなメリットを享受するためにも、環境整備や運用ルールの見直しを手間を惜しまず進めていきましょう。

WordPressにセキュリティ対策をする際の注意点

WordPressにセキュリティ対策をする際の注意点WordPressにセキュリティ対策をする際、以下の点に注意しておきましょう。

バックアップなしの対策

WordPressにセキュリティ対策をするとき、バックアップを取らずに「.htaccess」などで編集すると、「500 Internal Server Error」が表示されるなど致命的なトラブルにつながります。

WordPressのセキュリティ対策は、作業前に必ず「ファイル一式+データベース」のバックアップを取り、すぐ復元できる状態を整えてから進めましょう。

プラグインの放置

WordPressでセキュリティ系プラグインを入れっぱなしにすると、脆弱性の温床、または、他のプラグインと干渉して不具を起こすことがあります。

そのため、WordPressのセキュリティ対策を行う際、不要なものは削除し、使用中のプラグインは定期的に更新・動作確認を行うことを心がけましょう。

WordPressのセキュリティ対策でよくある質問

WordPressのセキュリティ対策でよくある質問最後に、WordPressのセキュリティ対策を行う方がよくされる質問をご紹介します。

セキュリティ対策は無料プラグインだけでも十分ですか?
WordPressのセキュリティは、無料プラグインだけでも基本的な防御は可能ですが、WAFの導入・バックアップ運用・ログイン保護など、複数の対策を組み合わせることで、より強固なセキュリティ対策を施せます。
セキュリティ対策をしたらサイトが重くなりませんか?
WordPressのセキュリティ対策内容やプラグインの組み合わせによっては、サイトが重くなる場合があります。特にセキュリティ系プラグインの多重導入は負荷増加が要因となるため、必要な機能だけに絞り、不要なプラグインを削除するようにしましょう。
最低限行うべきセキュリティ対策は何ですか?
WordPressのセキュリティ対策では、バックアップの定期取得、強力なパスワードとログインURL変更、WordPress本体・プラグインの更新は最低でも行いましょう。これらを行うだけでも、不正ログインや脆弱性攻撃の多くを防げます。

WordPressのセキュリティ対策についてまとめ

WordPressのセキュリティ対策は多岐にわたり、これらを適切に実施することで、安全な運用はもちろん、企業のブランド力の維持や信頼性の向上など、多くのメリットを享受できます。

しかし、一つひとつの対策には専門知識と手間がかかり、設定を誤ればサイトが表示されなくなるといったトラブルに繋がるリスクも孕んでいます。こうした「運用の不安」を「確かな安心」に変えるためにも、プロの指導を受け、安全にサイトを運用できるスキルを身につけましょう。

【2026】WordPressセキュリティ対策おすすめ11選!無料プラグイン・脆弱性のリスクも解説
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