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【2025】WordPressの料金はどれくらいの?レンタルサーバーの相場や無料・有料の違いを解説!

サービス業だけでなく、建築や製造業でも自社のホームページを持つことにはメリットがあります。自社のホームページがあることで、会社の製品や技術の強みを顧客にわかりやすく伝えられます。

しかし、ホームページ作成には実際どのくらい費用がかかるのかイメージするのは難しいでしょう。本記事では、サイト作成ツールであるWordPressにかかる料金の目安やレンタルサーバーの相場などについて解説します。

WordPressとは

WordPressは、世界中で最もシェアされているCMSです。CMSとは、Webサイトのコンテンツを一元管理できるシステムのことです。

CMSを導入していない場合、WebページごとにHTMLやCSSを編集して更新作業を行う必要があります。
しかし、CMSを利用すれば、データベースに保存された情報を動的に呼び出して表示できるため、効率的なサイト運営が可能になります。

また、直感的な操作で記事の投稿や編集ができることから、専門知識がない人でも扱いやすい点が大きな特徴です。さらに、テーマやプラグインを活用することでデザインや機能を自由に拡張できるため、個人ブログから大規模な企業サイトまで幅広く利用されています。

WordPressの特徴については、以下の記事でより詳しく解説しています。ぜひこちらもあわせてご覧ください。

【2025】WordPressとは?特徴や学習方法を解説!

WordPress.comとWordPress.orgの違い

WordPressには、WordPress.comとWordPress.orgの2種類があります。それぞれの違いは以下のとおりです。

種類 特徴
WordPress.com WordPressを使用したブログサービス。基本料金無料で使えるが、制限が多い。本格的なサイト運営には向かない。
WordPress.org WordPress.orgからWordPressをダウンロードし、契約しているレンタルサーバーにインストールして使用する。レンタルサーバー代とドメイン代がかかるが、制限がなく本格的なサイト運営ができる。

このように、WordPress.comとWordPress.orgは、同じWordPressを使用したサービスですが、機能性や料金に大きな差があります。

WordPress.orgの方が本格的なサイト運営ができるので、将来的な収益化を考えている方は、WordPress.orgを選択するのが一般的です。

WordPressにかかる料金は?

WordPressにかかる料金は?

WordPressを始めるには、主に以下の項目で料金がかかります。

  1. レンタルサーバー
  2. ドメイン
  3. WordPressテーマ

これらにかかる料金の相場について見ていきましょう。

①レンタルサーバーの相場

レンタルサーバーは、Webサイトに表示する画像やテキストなどのデータを格納するためのサービスです。レンタルサーバーを使用することで、サーバーの知識がない方でもサイト運営をできるようになります。

そんなレンタルサーバーは、サービスによって料金は大きく異なります。以下に主要なレンタルサーバーの料金をまとめてみました。

レンタルサーバー 料金(税込み)
XServer
  • スタンダード:990円~/月
  • プレミアム:1,980円~/月
  • XServerビジネス:3,762円~/月
ロリポップ
  • エコノミー:99円~/月
  • ライト:264円~/月
  • スタンダード:495円~/月
  • ハイスピード:550円~/月
  • エンタープライズ:2,200円~/月
ConoHa WING
  • ベーシック:678円~/月
  • スタンダード:2,118円~/月
  • プレミアム:4,235円~/月
mixhost
  • ライト:495円~/月
  • スタンダード:858円~/月
  • プレミアム:968円~/月
  • ビジネス:1,408円~/月

※2025年9月時点

レンタルサーバーの相場は、月額で1,000円前後が一般的です。しかし、提供元やプランによってかかる費用は大きく異なるため、自分に合った料金のサービスを選ぶことが大切です。

②ドメインの相場

ドメインとは、自身のサイトがインターネット上のどこにあるのかを示すための文字列です。ドメインは、共有ドメインを使用することで無料で使用できますが、一部に変更できない文字列が含まれてしまうのがデメリットです。

一方で、独自ドメインなら契約に料金がかかりますが、すべてをオリジナルの文字列で登録でき、サイトの信頼度が高まります。そのため、WordPressで本格的にサイト運営をするなら、独自ドメインの取得がおすすめです。

おすすめのドメイン取得サービスと料金の目安は以下のとおりです。

サービス 取得料金(税込み) 更新料金(税込み) 移管料金(税込み)
Xserverドメイン
  • .com:1円
  • .net:1円
  • .jp:350円
  • .com:1,602円
  • .net:1,878円
  • .jp:3,102円
  • .com:1,602円
  • .net:1,878円
  • .jp:3,102円
お名前.com
  • .com:0円~
  • .net:0円~
  • .jp:0円~
  • .com:1,287円~
  • .net:1,507円~
  • .jp:3,091円~
  • .com:1,012円
  • .net:1,012円
  • .jp:3,124円
ムームードメイン
  • .com:999円
  • .net:1,848円
  • .jp:990円
  • .com:1,728円
  • .net:1,848円
  • .jp:3,344円
  • .com:1,728円
  • .net:1,848円
  • .jp:3,344円

※2025年9月時点

また、契約しているレンタルサーバーによっては、独自ドメインの取得が無料になる場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

WordPressテーマの相場

WordPressでは、テーマによってサイト全体のデザインや構成が決まっています。無料のテーマも多く存在していますが、より強力なSEO機能を導入したい方や、好みのデザインにしたい方は有料テーマを検討するのもよいでしょう。

以下は、WordPressで人気のある有料テーマとその料金です。

テーマ 料金(税込み)
AFFINGER6 14,800円
SWELL 17,600円
JIN 14,800円

テーマにもよりますが、有料テーマの相場は15,000円前後です。

WordPressの料金を安くするコツ

WordPressは初期費用だけでなく、ランニングコストもかかるため、以下の対策を取るのがおすすめです。

  1. 長期で契約する
  2. 無料テーマを使う

これらのコツについて見ていきましょう。

①長期で契約する

レンタルサーバーでは、契約期間を長く設定することで月額料金が割安になる仕組みを採用しているのが一般的です。

例えば、XServerのスタンダードプランでは、3ヶ月契約だと月額1,320円(税込み)ですが、36ヶ月契約にすると月額900円(税込み)まで料金が下がります。

そのため、なるべく長期で契約した方が、サイト運営のランニングコストを下げられるでしょう。

ただし、続けられるか不安な場合は、最初は短期間で契約してみて、慣れてきたら長期契約に切り替えるのがおすすめです。

②無料テーマを使う

WordPressには、数多くのテーマが無料で公開されています。無料テーマでもある程度のカスタマイズが可能なので、初期費用を抑えたい方におすすめです。

ただし、デザインはシンプルで機能性も高くないので、高品質なサイトを構築したくなった場合は、有料テーマも検討するとよいでしょう。

WordPressでテーマを変更する方法

実際に、WordPressでテーマを変更する方法について見ていきましょう。まず、WordPressのダッシュボードにログインしたら、左側のメニューにある「外観」をクリックし、その中の「テーマ」を選びます。

「外観」から「テーマ」を選択する

画面左上に表示される「テーマを追加」ボタンをクリックすると、新しいテーマを探す画面に移動できます。

「テーマを追加」をクリックする

使いたいテーマがすでに決まっている場合は、検索窓にテーマ名を入力して探しましょう。特に決まっていない場合は、「人気」タブを開くと、多くのユーザーに利用されているテーマが一覧で表示されるので、その中から気になるものを選ぶのがおすすめです。

テーマの詳細や見た目を確認したいときは、表示されているテーマの上にカーソルを合わせて「詳細&プレビュー」をクリックします。

「詳細&プレビュー」をクリックする

ここでサイトに適用した際のデザインイメージを確認できます。

デザインイメージを確認する

気に入ったテーマが見つかったら「インストール」ボタンをクリックしてください。

「インストール」をクリックする

インストールが完了するとボタンが「有効化」に変わるので、クリックすると新しいテーマがサイトに反映されます。

「有効化」をクリックする

また、WordPressで実際にホームページを作成する方法については、以下の記事で詳しく解説しています。どのような流れで制作を行うのか知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

【2025】WordPressでホームページを作る方法は?一から作る手順も解説

WordPressの学習方法

WordPressの学習方法

Webサイトを運営するだけなら、高度な知識は必要ありませんが、仕事でWordPressの構築をしたいなら、以下のような方法で本格的に学習する必要があります。

  1. 本で学ぶ
  2. スクールで学ぶ
  3. 講座で学ぶ

これらの学習方法について見ていきましょう。

①本で学ぶ

本での学習は、コストパフォーマンスに優れる方法です。体系的にまとめられた本なら、一冊でオリジナルテーマの作成方法まで学べます。

さらに、本は手元に残るため、困ったときにリファレンス本として使用できる点も魅力です。独学でスキルを高めたい方や、費用をできるだけ抑えて学びたい方に適しています。

②スクールで学ぶ

スクールは、WordPressだけでなく、HTMLやCSS、JavaScriptなど、サイト制作全般の知識を網羅的に学習できるのが魅力です。また、期間も半年以上になるケースが多いため、腰を据えた学習ができます。

ただし、数十万円単位の費用が必要になる点はデメリットです。

③講座で学ぶ

スクールよりも気軽に学べるのが講座です。講座なら対面もしくはオンラインで、プロからWordPressを学べます。

費用もスクールよりもリーズナブルで始めやすいでしょう。独学に苦手意識のある方や、スクールに通うハードルが高い方は、ぜひ講座もチェックしてみてください。

WordPressでよくある質問

続いて、WordPressでよくある質問とその回答について見ていきましょう。

WordPressを外注する際の料金相場は?

WordPressを使ったサイトの制作は外注も可能です。特に、高品質なオリジナルテーマを使いたい場合は、外注が選択肢となります。

フリーランスに依頼するのか、Web制作会社に依頼するのかによって相場は異なりますが、一般的には5万円から100万円程度の費用が必要と考えておくとよいでしょう。

無料のWordPressで収益化はできる?

無料のWordPressでもアフィリエイトリンクを貼ったり、アドセンスを掲載したりすることで収益化は可能です。しかし、無料の場合は収益にはならない広告も表示されてしまうので、利益を最大化できないデメリットもあります。

また、有料のWordPressよりもドメイン力が弱く、集客しにくい点も収益化が難しい要因です。

WordPressの料金についてのまとめ

今回は、WordPressを使うのに必要な料金について紹介しました。WordPressでサイトを立ち上げるには、レンタルサーバー代やドメイン代といった費用が必要になります。

それでも、ホームページ作成に投資をすることで会社のブランディングや営業につながるため、建築や製造業でも積極的に導入を検討してみてください。

WordPressの料金はどれくらいの?レンタルサーバーの相場や無料・有料の違いを解説!
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