ゲーム開発に幅広く利用されるツール・Unity。
近年、スマホゲーム市場の成長と共にニーズが高まり、「Unityのスキルを身につけたい」という方が増えてきました。
この記事では、Unityを学べるおすすめスクールを7選、オンラインから対面型まで幅広く紹介しています。
Unityとは
Unityは、プログラミング言語「C#」を使い、2D/3Dゲームを制作するゲームエンジンです。
使いやすさや豊富なアセット(コードなどのデジタルファイル)は初心者に最適で、VRや建築シミュレーションなど、対応できるコンテンツも多彩です。
Unityはコミュニティも活発で、情報交換や技術的なサポートを得やすいのも特徴。
Unityを学ぶと、ゲーム開発のスキルだけでなく、プログラミングや3Dモデリングなど幅広いスキルが身につくため、最近はゲーム業界以外で活用する人も増えてきました。
Unityで作れるもの
Unityは、ゲームエンジンとして有名ですが、ゲーム以外のコンテンツ作成にも対応しています。
Unityで作れるものは以下の通りです。
ジャンル | 内容 |
ゲーム | 2Dゲーム、3Dゲーム、モバイルゲームなど |
VR・ARコンテンツ | AR科学教材、VR歴史シミュレーション、VR医療トレーニングなど |
アプリ | 建築シミュレーション、フライトシミュレーション、医療シミュレーションなど |
映画 | エフェクト、CGキャラクター、カメラワークの事前作成など |
広告 | インタラクティブ広告、3DCGアニメーション広告、シミュレーション広告など |
プレゼンテーション | 製品紹介、サービス紹介、研究発表など |
「Unityでできることをもっと知りたい」という方は、以下の記事が参考になります。
Unityでできないことなど、利用前に理解しておきたい情報を網羅しています。
Unityの料金システム
Unityの料金システムは以下のようになります。
プラン
Unityのプランは、無料の「Personal」、有料の「Plus」「Pro」「Enterprise」です。
「Personal」は、既定の収益を超えると利用制限が設けられています。
ランタイム料金
ランタイム料金は、ゲームの収益が一定額(現在は約100万ドル)を超えた場合に発生します。
ヒット作になれば、無料プランでもランタイム料金を請求されるので注意しましょう。
支払い方式は、「新規ユーザー課金」「収益の2.5%」から選択可能です。
Unityの料金システムは、プラン選択とゲームの収益に応じたランタイム料金により構成されています。ランタイム料金は、ヒット作品からUnityが適切な対価を得るための仕組みとして設けられています。
Unityを使うためには、まずインストールしなくてはいけません。
インストール手順については、以下の記事にくわしく書いています。
Unityスクールの選び方
Unityスクールを選ぶ際には、以下の4点を事前にチェックしておきましょう。
- 利用料金
- 受講期間
- 受講スタイル
- 口コミ・評判
スクールの選び方①利用料金
Unityスクールの料金は、数万円から数十万円と幅広い設定があります。
まずは、予算に合った料金プランがあるか確認することが大切です。
受講料以外に、入学金や教材費などの追加費用がかかる場合もあります。さらに、月払いや一括払いなど、支払い方法のオプションも比較検討しておきましょう。
スクールの選び方②受講期間
Unityスクールの受講期間は1日完結コースから半年以上の長期学習型まであり、その幅は実に大きいです。
自分のスケジュールと照らし合わせて、無理なく継続できる期間を選びましょう。
軽く学習したいか、時間をかけて理解を深めたいかによっても、適した期間は変わってきます。
スクールの選び方③受講スタイル
Unityスクールは、提供先によって受講スタイルが異なります。
近頃は、対面で学ぶ通学スタイルだけではなく、ネットを活用するオンラインスクールも増えてきました。
また、スキマ時間を有効活用できる「動画学習」を採用するスクールもあります。それぞれ特徴が異なるため、自分に適した受講スタイルを選択することが大切です。
スクールの選び方④口コミ・評判
Unityスクールを選ぶ際には、口コミ・評判をリサーチすることもポイントです。
口コミはスクールのリアルな情報を得られるため、公式サイトでは分からなかった一面を発見できます。
口コミは、SNSや知恵袋、口コミサイト、Googlemapなど、さまざまな情報源を活用することが大切です。満足度の高いサービス利用のためにも、豊富な口コミを調査しましょう。
Unityスクール を利用するメリット
Unityスクールを利用すると、さまざまなメリットがあります。
ここでは、主なメリット3点を紹介します。
- 効率的に学習できる
- 実践的なスキルが身につく
- 仲間と交流できる
スクールを利用するメリット①効率的に学習できる
Unityスクールでは、わかりやすいカリキュラムと経験豊かな講師による指導で、初心者でも着実にスキルアップできます。効率的に学べるカリキュラムは、時間の制約がある方にも最適です。
目標やレベルに適したコースを選べるため、学習時間やコストも最小限に抑えられます。
スクールを利用するメリット②実践的なスキルが身につく
多くのUnityスクールでは、講義と実習を組み合わせた実践的カリキュラムで学習します。
テキストでは分かりにくかった内容も、ハンズオン形式で実際に取り組むとスムーズに理解できます。口コミでは「実際のゲーム開発に役立った」という声も多いです。
スクールを利用するメリット③仲間と交流できる
Unityスクールでは、同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨しながら学習を進められます。
分からないことがあれば気軽に質問し合え、困難な壁にも協力して乗り越えられます。
独学に比べ、モチベーションの維持がしやすいのも大きな強みといえるでしょう。
Unityおすすめスクール8選!
それでは、Unityスクールを7選、おすすめ順に紹介しましょう。
それぞれ、料金や受講スタイル、カリキュラムが異なるので、しっかり比較検討してください。
- ProSkilllのUnity基礎セミナー
- ProSkilllのPython基礎セミナー講習
- TechAcademyのUnityコース
- テックスタジアムのUnity超初心者コース
- KENスクールのCプログラマー養成コース
- ヒューマンアカデミーのUnity講座
- デジハリオンラインのUnity講座【基礎・実践編】
- 侍エンジニアの教養コース
①ProSkilllのUnity基礎セミナー
ProSkilllの「Unity基礎セミナー」は、満足度99.5%以上、受講者1万人を突破した短期集中型(2日間)セミナーで講師への質問や操作サポートも受けられるため、初心者でも安心して利用できるスクールです。
以下の内容等をセミナーで学習します。
- 画面構成と基礎操作
- キャラクターの作成
- ダンジョン探索ゲームの作成
- ホラーゲームの作成
- ゲームAIの活用
Unityを使ってゲームを作ってみたいが、何から始めたらよいか分からないという方や、Unityを覚えて実務や就活に活かしたいという方はこの機にセミナーを受講してみてはいかがでしょうか。
受講スタイルは、会場以外にもライブウェビナーが用意されておりますので、「場所を選ばず学習したい」、「近所で受講できる場所がない」という方にもおすすめです。
②ProSkilllのPython基礎セミナー講習
ProSkilllの「Python基礎セミナー講習」は、汎用プログラミング言語・Pythonによる実装を学べるので、Unityゲーム開発にも役立ちます。
学習する主な内容は以下の通りです。
- Pythonの基礎文法
- 基礎的なプログラムとデータ処理
- ライブラリの活用方法
- Webスクレイピング
- エラー解決方法
特典として、オリジナル教材「Python完全攻略セミナーガイド」が提供され、予習・復習に役立つPDF教材として活用できます。
③TechAcademyのUnityコース
テックアカデミーのUnityコースは、現役エンジニアの講師による指導で、Unityゲーム作成方法を学べるオンラインスクールです。受講期間は4週間~16週間まであるため、日中仕事で忙しい方も無理なく学習できます。
週2回のビデオ通話(メンタリング)やチャットサポートで、学習の進捗を徹底フォロー。作成したオリジナルゲームを、ストアで公開・販売できるのも魅力です。
④テックスタジアムのUnity超初心者コース
Unity超入門コースは、プログラミング初心者向けのオンライン型スクールです。
このコースでは、Unityを使ってカジュアルゲームを作るスキルや基本知識、Unityの操作やC#コーディング、プログラミングの基本概念などを学びます。
リーズナブルな価格で、豊富な動画教材と学習素材を提供し、修了までの期間は2ヵ月。
業界経験豊富な講師が丁寧にサポートし、修了後は無償で就職やチーム開発プロジェクトに参加できます。
⑤KENスクールのCプログラマー養成コース
KENスクールのCプログラマー養成コースは、1,000社以上の導入実績を誇るスクールです。
関東エリアを中心に全国6校展開し、充実の就職サポートと学生に最適なチューター制度を採用しています。
無理なく学習できるカリキュラムで、C言語の基礎から組み込みソフトウェア開発までカバー。個別指導なので、プログラム開発初心者でも安心です。
受講期間は3ヵ月(60時間)、期間内は受講回数無制限です。
⑥ヒューマンアカデミーのUnity講座
ヒューマンアカデミーのUnity講座は、一人ひとりに丁寧に指導する少人数制のスクールです。講師は現役プログラマー・名渡山周氏で、キャリアサポートなどのアフターフォローも充実しています。
カリキュラムは、Unityを使ったゲーム開発スキル、ゲーム企画に必要な知識、ゲーム業界で求められるコミュニケーション能力など。授業回数・受講期間は基礎コースが20回、半年、応用コースが20回、半年、基礎~応用が40回です。
⑦デジハリオンラインのUnity講座【基礎・実践編】
デジハリオンラインのUnity講座【基礎・実践編】では、Unityゲーム開発の基礎からしっかりと学習できるスクールです。スクール内では、「Unity講座【VR編】」など、中級者向け講座も提供しています。
基礎編ではUnityの基本的な操作と構造、C#スクリプティングの基礎、2Dゲームの制作、3Dゲームの制作を学習。実践編では、2Dゲームの応用、3Dゲームの企画と制作に取り組みます。
受講期間は約半年(26週間)。学習方法はオンデマンド動画で、特典としてカリキュラム詳細(PDF)が提供されます。
⑧侍エンジニアの教養コース
侍エンジニアの教養コースは、現役エンジニアがマンツーマンでサポートするスクールです。
疑問点は専属講師にチャットで質問できるため、プログラミング学習の壁もスムーズに越えられます。
こちらのスクールはコースが豊富にそろっており、無料サポート相談センターで自分に適したコースをプランニングしてくれます。学習期間は4週間~24週間。受講料以外に別途入学金が必要です。
Unityおすすめスクール8選まとめ
Unityを学べるスクールは数多くありますが、それぞれ受講期間や料金形態、学習スタイルが異なります。カリキュラム内容もそれぞれ異なるため、まずは自分の目的や希望に合ったスクールを複数ピックアップして比較検討しましょう。
ProSkilllの「Unity基礎セミナー」は、わずか2日間の短期集中型で、3つの学習スタイルから選択できます。今ならお得なキャンペーン中なので、以下の公式ページで料金をチェックしてみましょう。
