初心者でも利用しやすくゲーム開発のプラットフォームとして主流となってきているUnity。
最近はゲーム業界だけではなく多くの業種で注目を浴びつつあります。
しかし需要の高まるプラットフォームとはいえ、業種やタイミングによって必須となるソフトウェアは変わってきます。
今回は更に一歩先の開発や業務をする為に必要なUnityアセットストアの使い方、メリットについてご紹介していきます。
Unity アセットストアとは
Unity アセットストアとは、一種のビジネスツールを専門としているデジタルソフトのことを意味する集合体です。
現在はビジネスの多くの場面でデジタル化が進んでおり、どんな業種であっても必ずと言って良いほどコンピューターを利用しています。
それぞれの場面に見合った工夫を凝らして、使いやすいように変化をさせないと正しい業務を遂行することはできません。
そこで活用するのがUnity アセットストアであり、場面ごとに使いやすいようなソフトを取り入れるわけです。一般の方でも携帯電話を操作する際、同じように必要なものを購入してカスタムをされているものでしょう。
それとまったく同じであり、こちらに至ってはより専門的なプロが使用をする物に限定をしているのが特徴です。
Unityアセットストアは誰でも一部分は無料で落とすことができます。
無料でもクオリティの高いものも多く、一部を除き商用利用可能なものもあるのが大きな魅力です。
ここでは取り入れるメリットや取り入れ方、そして活用するための工夫などについて詳しく触れていきます。
Unity アセットストアを利用するメリット
最初に疑問となるのは、Unity アセットストアを利用することで得られるメリットは一体何かと言うことではないでしょうか。
このストアにある全データは、どれも業務用であるということに着目をしなくてはいけません。
医療・食品・商業のほか、金融業などのすべての業務に言えることは、現場ごとに必須となるソフトウェアが異なるということです。
昨今は既に必須のソフトを組み込んだ状態のOAを業務現場に導入する会社も増えましたが、既存のものを活用する場合は1から組み込まないといけません。
どのようなものが必要なのかをしっかりと吟味する場合、デジタル技術に特化した担当者がいるので人材確保も行うわけです。
そのコストを少しでも最小限に抑えることが、より良い経営へとシフトを切られるのはいうまでもありません。
導入するのに別途購入をするのを考えたいときは、Unity アセットストアを利用するのが先決です。
Unityアセットストアを利用する際のメリットは以下です。
- 大半のものが無料で提供されている
- 直感的な操作でインプットが出来る
まず利用するメリットでもっとも際立っていることは無料で提供をされているということになります。一種のフリーウェアとも呼べるもので、個人または団体の好意によって配布をされるものが占めているわけです。
中には基本OSのみが無料で、別途オプションを付け加えるには有料となるケースもあります。それでもパッケージで店頭などで買い求めるよりは、大きくコストパフォーマンスを引き下げられるのは確かなことです。
もうひとつのメリットである直感的な操作でインプットが出来るという点に関して、実際にストアのトップページを見てもらえればわかりますが、専用フォームがあってここで業務内容を入力します。
その後、今現在にサイト内で人気があるソフトウェアのランキングが表示をされ、お勧め度合いを確認しながら取り込めるようになるわけです。この指示に従うことで、お手持ちのマシンに見合ったもの・活用したい機能を厳選してカスタマイズができるようになります。
Unity アセットストアで販売する方法
ソフトウェア会社を経営している・または個人でデジタルコンテンツの作成をしているという方も大勢います。
メリットで述べたのは利用者側の立場で考えた事柄でしたが、ここではUnity アセットストアで自身たちが開発をしたソフトウェアを提供する方法を、ひとつずつ解説していきます。
作品を作る
まずUnityアセットストアで販売したい作品を作ります。よく売れるのはゲーム制作のアシストになるような素材やゲームの土台、便利なアドオンなどです。
Sell Assetsに登録する
Unityアセットストアでは通常だと購入する側のユーザーになりますが、Sell Assetsに登録すれば販売を開始することができます。
こちらに登録して、自分で作った作品の販売を開始しましょう。
Unityアセットストアで販売する際の注意点
ただし、少し気を付けたいのが、すでに特許・商標登録がされている名称を付けることはできません。さらに本人確認を申請しないといけないので、素早く販売へとシフトを切り替えられないというわけです。
大体1週間前後で認可が下りるので、まずは事前に許可申請を公式におこなってから実際のパッケージをアップロードすることが良い方法です。
Unity アセットストアの手数料
先の項目で述べた有料でソフトウェアを発売する場合、必ずUnity アセットストアでは手数料を徴収されています。
この手数料の内訳としては、システム使用料と消費税の2項目になっているのでしっかりと事前確認をしてから活用しないといけません。金額が一律であればわかりやすいのですが、ここでは15パーセントのパーセンテージを取り入れているため、ソフトの販売価格が高くなるほど徴収額も比例して高くなるのは言うまでもありません。
自動的に販売したものが売れると差し引かれるため、自分で計算をしなくてもいいのは良心的な仕組みともいえます。
源泉徴収書類を必須とする個人事業主もいるでしょうが、明細項目から印刷ができるメニューもあるため、そちらを利用すれば問題はありません。
仮に980円で計算データを販売すると、1回の取引につき120円が差し引かれるというわけです。
これを基準として考えるだけでいいのでさほど難しいことではありませんが、手数料がかかる事だけ注意しておきましょう。
Unity アセットは無料のものでも使える?
ではUnityアセットストアで買えるアセットは、有料と無料で内容にどれだけの差が出るのかを解説していきます。
有料 | 無料 | |
メリット | ・広告がカットされる | ・導入コストがかからない |
デメリット | ・導入コストがかかる | ・広告ユーティリティーが組み込まれている |
Unity アセットストアのサイト内では70%程度で無償化ソフトを導入しています。結論から言えば、これだけでも十二分に業務を円滑に推し進めることは可能です。
ただ一つ、デメリットを述べるとすれば広告ユーティリティーが組み込まれているという点になります。
先にも何度も述べましたが、無償で提供をすることを前提としているのは単なる好意とも捉えられます。
どのようなデータであっても開発をするのには膨大な時間とコストが生み出されるため、何かしらの見返りを求める方も大勢います。
1つの方法で最も簡単で効率がいいもの、それは広告収入になるわけです。立ち上げるたびにゲームや通販サイトのCMが画面内に表示をされるので、少し目障りだと思う場合もあります。その点、有料版ではこれがカットをされるのでこちらを購入するというのも一つの手になるということです。
無料のアセットで限界を感じたら、ぜひ講座を受けて勉強してみても良いでしょう。
Unityアセットストアについてまとめ
今回はUnityアセットストアの使い方や価格、特徴について詳しく解説しましたがいかがでしょうか。
Unityアセットストアは3DCGを行う側も、稼ぎたい側にも便利なサイトです。ぜひこの機会に登録してみて、便利に利用してみてください。