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【2024】Unityで2Dゲームを作るには?インストールの手順・学習サイトも紹介

豊富な機能と充実のコミュニティを備え、複数のプラットフォームに対応するUnity。初心者でも使いやすい2Dゲーム開発ツールですが、実際にUnityで2Dゲームを作る方法が分からない方もいるでしょう。

そこでこの記事では、Unityのインストールの方法、Unityで2Dゲームの作り方を学べるサイトをご紹介します。

2Dゲームを作れるUnityとは

Unityは、スマホやパソコンなど多様なデバイスに対応したゲーム開発ツールです。

ゲームエンジンとしての基本機能はもちろん、開発環境やエディタも搭載し、初心者でも本格的なゲーム制作を実現します。「Bleak Sword DX」や「Sea of Stars」など、世界中でヒットしたゲームもUnityで作られています。

近年、その汎用性と拡張性の高さからゲーム業界で高い評価を得ており、2014年には世界で最も利用されるゲーム開発プラットフォームに選出されました。

Unityでできること

Unityは、3D/2Dゲーム開発以外にも、VR/ARアプリ開発、シミュレーション開発など、さまざまなことができるツールです。
Unityの主な機能と内容は以下の表をご覧ください。

Unityの主な機能 内容
3Dゲーム開発 3Dモデルやアニメーションを作成して3Dゲームを開発
2Dゲーム開発 2Dグラフィックや物理演算を使って2Dゲームを開発
VR/ARアプリ開発 VR/ARデバイス向けのアプリを開発
シミュレーションアプリ開発 物理演算やAIを使ってシミュレーションアプリを開発
教育コンテンツ開発 3Dモデルやアニメーションを使って教育コンテンツを開発
プロトタイピング(アイデアを試作する過程) 新しい製品やサービスの試作品制作
建築・設計 3Dモデルによる建築・設計の可視化

建築・設計現場では、3DCADを使って建物の構造、外観、内装を可視化し、設計の検討やプレゼンテーションに役立てています。

無料で使える3DCADには、「Fusion 360」「Onshape」などがあります。詳しくは以下の記事をご覧ください。

【2024】無料で使える3DCADのフリーソフトまとめ 8選

BIZROADの「Fusion 360 3DCAD入門セミナー」は、わずか2日間でFusion 360の基礎から応用までマスターできる初心者向けセミナーです。

セミナー修了後には、Autodesk公認の修了証明書が発行されます。この認定証は、就職や転職、フリーランスとしての活動などにおいて、スキルを明確に証明する資料となるでしょう。

実際に操作しながら学べるので、実務で役立つ技術を習得したい方もおすすめです。詳しくは以下の公式ページからご確認ください。

2Dゲームを作れるUnityのインストールの手順

2Dゲームを作れるUnityのインストールの手順

Unityを使用するにはUnity IDが必要です。Unity IDがない方は、まず公式サイトからアカウントを作成してください。

それでは、2Dゲームを作れるUnityのインストールの手順について解説します。

  1. STEP1.Unity Hubのインストール
  2. STEP2.Unityのインストール

STEP1.Unity Hubのインストール

まず、Unity Hubをインストールします。具体的な手順は以下の通りです。

  1. 公式サイトからWindows版Unity Hubをダウンロード
  2. ダウンロードしたインストーラーを実行し、インストールを完了
  3. Unity Hubを起動
  4. Unity IDアカウントがない場合は「新規登録」
  5. Unity IDアカウントがある場合は「ログイン」
  6. 新規プロジェクトを作成
  7. プロジェクト名、保存先、Unityバージョンを設定
  8. 「作成」ボタンをクリック

これで、Unity Hubが使えるようになりました。

Unity Hubは、Unityプロジェクトの管理・効率化を実現するツールです。例えば、複数のプロジェクトの切り替え、異なるUnityバージョンの管理、新しいプロジェクトの作成などができます。

STEP2.Unityのインストール

それでは、Unityのインストールへ進みましょう。具体的な手順は以下の通りです。

  1. Unity Hubを起動する
  2. 「インストール」をクリック⇒「Unityをインストール」画面を開く
  3. インストールするUnityバージョンを選択
  4. 「Unity Hub経由でインストール」をクリック
  5. インストール完了
  6. Unity Hubの「プロジェクト」タブから最新インストールのUnityを選択
  7. Unityを起動して、初期設定やライセンス許諾などを実行

これで、Unityで2Dゲーム作成ができるようになりました。

初期設定の際には、プロジェクトの作成やエディターの設定などが可能です。
UnityのスクリプトエディターとしてVisual Studioを使用する場合、Visual Studio Communityをインストールしてください。

「今すぐUnityでゲーム作りをしたい」「Unityのはじめ方について詳しく知りたい」という方は、以下の記事をご覧ください。

Unityはじめました!

Unityで2Dゲームを作るメリット

Unityで2Dゲームを作るメリット

「Unityといえば3Dゲーム開発」というイメージを持っている方も多いでしょう。しかし、Unityは2Dゲーム制作にも最適なゲームエンジンなのです。

ここでは、Unityで2Dゲームを作る3つのメリットについて詳しく解説します。

  1. 豊富な機能
  2. 複数のプラットフォームに対応
  3. 学習ソースが豊富

①豊富な機能

Unityで2Dゲームを作る魅力の一つが豊富な機能です

Unityの代表的な機能「Tilemap」は、パズル感覚で地形や背景を手軽に作成でき、初心者でも直感的に操作できます。Tilemapを使えば、複雑で難しい2Dゲーム制作もスムーズに進めることが可能です。

さらに、クリエイターの発想を高いクオリティで表現できるアニメーション、スプライト処理など、2Dゲーム開発の幅を広げる機能を多数搭載しています。

②複数のプラットフォームに対応

Unityで2Dゲーム開発をするメリットは、マルチプラットフォーム対応です。

例えば、iOSやAndroid、Windows、Mac、さらにはゲーム機といった広範なプラットフォームで、同一のゲームを動作させることができます。

最近は、Webブラウザ上でのゲームも人気が高まってきました。

Unityならブラウザゲームの開発にも対応しているので、パソコンやスマホだけではなく、Webからもユーザーを獲得できる可能性があります。

③学習ソースが豊富

Unityで2Dゲームを作るメリットの一つは、学習ソースが豊富なことです。Unityは人気の高い開発エンジンで、インターネット上には疑問点を解決できる学習ソースが豊富にあります。

具体的な学習ソースは以下の通りです。

  • 書籍・テキスト
  • 公式ドキュメント
  • オンライン講座
  • 動画チュートリアル
  • Unityユーザーのコミュニティ
  • 学習サイト

Unityで2Dゲーム開発を始めるなら、コストをかけずに気軽に利用できる学習サイトがおすすめです。豊富なチュートリアルやサンプルコードで、初心者でもスムーズにスキルアップできます。

Unityで2Dゲームの作り方を学べるサイト4選

Unityで2Dゲームの作り方を学べるサイト5選

それでは、Unityで2Dゲームの作り方を学べるおすすめサイトを紹介しましょう。初心者向けのサイトを中心にお伝えするので、はじめてUnityで2Dゲーム開発する方は要チェックです。

  1. Unity入門【初心者為の使い方講座】【実際にゲームを作って解説】
  2. Unityで2Dのランゲームの基礎を約1時間で制作する講座
  3. 【Tilemap編】Unityで2Dアクションゲームの作り方を解説
  4. 【アニメーション編】Unityで2Dアクションゲームの作り方を解説

① Unity入門【初心者為の使い方講座】【実際にゲームを作って解説】

① Unity入門【初心者為の使い方講座】【実際にゲームを作って解説】

こちらのサイトは、Unityを使った2Dゲーム開発初心者向け講座です。動画解説付きで、ゲーム開発の基礎からゲームの実際の制作まで丁寧に解説しています。

プログラミング言語「C#」はコピペで対応するため、プログラミング初心者も安心です。文章で分かりにくい部分は動画で補足し、着実にゲーム制作スキルを習得できる内容となっています。

スタートはUnityの基本操作から学び、2Dアクションゲームを実際に作りながら、プレイヤー移動、敵キャラの設置、UI作成、効果音の実装などを一つひとつ実践。完成後はゲームの公開方法までカバーしています。

ゲーム開発の世界に興味があるけれど手を付けるのに不安がある方、フリーゲームやインディーズゲームを作ってみたい方に最適です。

② Unityで2Dのランゲームの基礎を約1時間で制作する講座

② Unityで2Dのランゲームの基礎を約1時間で制作する講座

こちらのサイトは、Unity初心者の方や入門者の方向けの学習サイトです。動画解説付きなので、ゲーム開発をスムーズに進められます。

講座の内容は、新規プロジェクト作成とUnityの設定、ステージの作成、プレイヤーの操作作成、カメラの移動処理作成、障害物の設置と当たり判定など。サイトでは基礎部分をサクッと学べ、サイト内で分かりにくい部分は動画で丁寧に解説します。

C#のコードはコピペで作れるので、プログラミング経験がなくてもOK。「Unityでゲームを作りたいけど、プログラミングの知識がない」という方にもおすすめです。

③【Tilemap編】Unityで2Dアクションゲームの作り方を解説

③【Tilemap編】Unityで2Dアクションゲームの作り方を解説

こちらは、UnityのTilemapを使った2Dゲームのステージ作成方法を解説しています。Tilemapは、タイルを配置するだけでステージを作れる便利な機能です。

この回では、Tilemapを使ってステージを作る方法を解説します。具体的には、Pixels Per Unitの設定、タイルパレットの作成、タイルの追加や整理、Pixels Per Unitを設定などです。

このサイトは、Unity開発を項目ごとに解説しているため、他のページと合わせて学習することをおすすめします。事前準備として、前回のチュートリアルでダウンロードしたアセットが必要です。

④【アニメーション編】Unityで2Dアクションゲームの作り方を解説

④【アニメーション編】Unityで2Dアクションゲームの作り方を解説

こちらは、上記の同じサイトのUnityを使った2Dアニメーションゲーム編です。この回では、アニメーション機能を使ってキャラクターに動きを与え、ゲームをさらに本格化させていきます。

具体的な学習内容は、アニメーションファイルの作り方、走るアニメーション、ジャンプするアニメーション、アニメーションを条件で切り替える方法、プレイヤーの向きを移動方向に合わせるなどです。

画像やコード付きで詳しく解説しているので、難しいアニメーション機能もスムーズに理解が進みます。

Unityで2Dゲームを作るには?まとめ

本記事では、Unityのインストール手順や2Dゲーム開発のメリット、学習サイトなどを紹介しました。

2Dゲーム開発のスキルアップには、やはり実際にUnityを使ってゲームを制作することが大切です。興味がある方は、世界中のユーザーに支持されているUnityを活用してみてはいかがでしょうか?

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