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【2026】Rhinocerosの講座おすすめ10選を比較!無料オンライン・初心者向け講座も紹介

黒背景に白いRhino(サイ)のロゴが印象的なRhinocerosは、流線状フォルムを直感的に描き出す3DCADソフトです。その特有のプロフェッショナル感が魅力ですが、「正直、初心者にはハードルが高そう…」と思う方もいるでしょう。

そこでこの記事では、初心者におすすめのRhinoceros講座を10選ご紹介します。人気の短期講座から無料のオンライン講座まで幅広く紹介するので、「憧れのRhinocerosを使いこなしたい」という方はぜひ参考にしてください。

Rhinocerosとは?

Rhinoceros(ライノセラス・通称:Rhino)は、自由な形状を作成できる「フリーフォームモデリング」に対応する3DCADソフトウェアです。

特に、曲面を滑らかに表現する「NURBS(ナーブス)」モデリングを得意とし、プロダクトデザイン(家電・家具・工業製品などのデザイン)、建築分野などで幅広く利用されています。

Rhinocerosの開発背景と進化

Rhinocerosは、アメリカのRobert McNeel & Associatesによって開発されました。もともとは1990年代初頭に、AutoCADのプラグインとして誕生しましたが、自由曲面のモデリングには不向きだったため、独立したソフトとして開発が進められたのです。

その後、バージョン7以降ではSubD(サブディビジョンサーフェス)にも対応し、より直感的に形状を作成できるようになりました。現在は、最新バージョン「Rhino 8」において、作業効率や表現力がさらに強化されています。

SubD:メッシュをベースに滑らかな形状を作る技術

AutoCADについては以下の記事をご参照ください。ライセンスの種類や基本操作など、初心者向けにわかりやすくまとめています。

【初心者OK】3分で読めるAutoCADの使い方!チュートリアルを解説

Rhinocerosはデザインと設計を両立

Rhinoceros最大の特長は、「CADでありながらデザインツールでもある」という点です。

例えば、3DCGソフトのような柔軟なモデリングを可能にしながら、同時に1/100ミリ単位の厳密な精度が求められる設計にも対応。さらに、「Grasshopper」により、複雑な形状をアルゴリズムで自動生成できます。

その実力は、ジュエリーやオブジェ、照明、テーブルウェアなど、意匠デザインの分野でも発揮されています。自由な発想でありながら、緻密な設計も妥協しない。そんなクリエイターの理想を、高次元で形にできるのがRhinocerosです。

Grasshopper:Rhinoに標準搭載されたビジュアルプログラミングツール

Rhinocerosの初心者向け講座では何を学べる?

Rhinocerosの講座では何を学べる?

Rhinocerosの初心者向け講座では、初心者向けに画面の見方・基本操作からスタートし、最終的にはジュエリーや家電、インテリアなど、複雑な曲面を持つ高度なモデリングまで段階的に学びます。

ここでは、一般的なRhinocerosの基礎講座で学べる内容を表で見てみましょう。

カテゴリ 主な内容
基礎操作 画面の見方・基本設定・視点操作・座標理解
基本モデリング 簡易モデル制作(押し出し・ブーリアン・回転など)
編集・管理 ジュエリー制作(サーフェス貼付・ヒストリー編集・レイヤ管理など)
自由曲面 家具造形(SubD・ガムボール編集・NURBS変換など)
可視化 室内パース制作(マテリアル設定・レンダリング・2D図面出力など)
サーフェス設計 家電デザイン(サーフェス面の立体化など)
パラメトリック Grasshopper基礎(基本操作・部品配置など)
高度曲面 大型プロダクト造形(ロフト・整列・アイソカーブ抽出など)

なお、各項目で登場する専門用語は、以下の注釈をご参照ください。

ブーリアン:合体・切り抜きでモデリング
サーフェス:厚みのない面。組み合わせて外観を構築
レンダリング:光・質感を計算して画像化
パラメトリック:パラメータ(数値)を変えて全体に連動
ロフト:複数断面から滑らかな面を作成
アイソカーブ抽出:特定方向の曲線を取り出す技法

このように、Rhinocerosの初心者向け講座は3Dモデリングの流れを最初から通して学べるため、「基礎から実践まで一気に身につけたい」という方にとても向いているカリキュラムです。

なお、ブーリアンについては以下の記事で解説しています。こちらは、Rhinocerosと比較検討されやすいBlenderを使っているので、「どのような技術か詳しく知りたい」という方はぜひご参照ください。

【2026】Blenderでオブジェクトを切り抜きできるブーリアンを解説!

Rhinocerosのおすすめ講座10選を比較

では、厳選した10のRhinoceros講座を徹底比較します。効率的にステップアップできる人気講座から、手軽に参加できるオンライン無料講座まで紹介するので、Rhinoceros初心者の方はぜひチェックしてみてください。

講座名 運営元 料金 受講時間 オンライン
Rhinoceros基礎セミナー GETT Proskill
Rhinoceros講習 株式会社Too
トレーニング AppliCraft 短〜中
Rhinoceros講習 システムクリエイト
Rhinoceros基礎トレーニング dipross
Rhinoceros公式トレーニング McNeel 無料
Rhinoceros講座 オモドック・スクール
マンツーマンで学ぶVectorworks/Rhinoceros等 SK KGS
はじめて学ぶ2DスケッチとRhinoceros 3Dモデル制作 Udemy
Rhinoceros総合基礎講座 Udemy

①Rhinoceros基礎セミナー|GETT Proskill

Rhinoceros基礎セミナーRhinoceros基礎セミナーは、手を動かしながら基礎操作から応用モデリングまで身につけられる初心者向け実践講座です。講座内では、以下のようなモデリングを実際に行います。

  • チェスセット(押し出し・ブーリアン演算での作り込み)
  • 装飾的なジュエリー(サーフェスに沿わせて配置する操作)
  • 有機的なチェア(SubDで形状を整える造形)
  • デザイン家具(曲面を組み合わせた立体の構築)

その他、Grasshopperを使ったパラメトリック形状(パターン生成や自動配置)、クルーズ船のモデリングも学べます。

口コミでは、「受講後すぐに成果が出た」「質問しやすく楽しい講座だった」と好評で、受講者特典としてもらえる「Rhinoceros完全攻略セミナーガイド」は講座の復習はもちろん、仕事で操作に迷った時のあんしんガイドとしても役立ちます。

セミナー名Rhinoceros基礎セミナー講習
運営元GETT Proskill(ゲット プロスキル)
価格(税込)29,700円〜
開催期間2日間
受講形式対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング

②Rhinoceros講習|株式会社Too

株式会社TooのRhinoceros講習は、メーカー認定トレーナーが教える公式トレーニングで、レベルや目的に合わせて3つのコースに分かれています。

  • 基礎(基本操作・環境設定・レンダリング・印刷など)
  • アドバンス(NURBSの理解、サーフェスの連続性・応用操作など)
  • Grasshopperスタートアップ(Grasshopperの基本操作など)

さらに、こちらの講習はリモート受講(Zoom)、出張トレーニングにも対応し、各講座の定員は6名。WindowsだけでなくMacでの受講も可能です。

受講期間 基礎・アドバンス:3日、Grasshopper:2日
受講形式 会場、オンライン
受講料金 基礎:118,800円、アドバンス:132,000円、Grasshopper:110,000円

③トレーニング|AppliCraft

AppliCraftのトレーニングは、Rhino・Grasshopper・建築系プラグインまで幅広く学べる専門講習です。講習のコースは全部で14あり、1日~3日の短期間で集中的に学びます。例えば、

  • Rhino+Grasshopper 速習:1日
  • Rhinocerosプロダクトモデリング入門:2日
  • McNeel社認定Rhino基礎モデリング:3日
  • Rhino+Grasshopperジュエリーモデリング:2日

のように目的別に細かく分かれ、日数もそれぞれ異なります。こちらは各講座の定員が4名から8名で、開催スケジュールは月1回程度です。先着順で締め切るので、希望の方は早めに申請を済ませましょう。

受講期間 1日、2日、3日
受講形式 オンライン(団体トレーニングのみ会場)
受講料金 Rhino+Grasshopper速習:46,200円など

④Rhinoceros講習|システムクリエイト

システムクリエイトのRhinoceros講習は、McNeel社認定の基礎トレーニングで、メーカー認定トレーナーが直接指導する3日間の基礎講習です。この講習は、以下のようなカリキュラムで、3日間連続でモデリングの基礎を身につけます。

  • 1日目:Rhinoの基本操作・線や曲線の基礎
  • 2日目:ジオメトリ編集・モデリング・制御点の編集
  • 3日目:各機能の操作とモデリングフローの理解

受講スタイルは会場とオンラインで、会場は定員6名の少人数制。大阪・名古屋・広島の3拠点(株式会社システムクリエイトの本社・支店)で開催します。

受講期間 3日(2026/5/26~28、7/28~30、9/15~17)
受講形式 会場、オンライン
受講料金 108,000円(税別)/1名

⑤Rhinoceros基礎トレーニング | dipross

diprossのRhinoceros基礎トレーニングは、モデリングの基礎を学べるMcNeel社認定講座です。講座では、以下のようなカリキュラムで初心者向けのスキルを重点的に学びます。

  • 基本インターフェース
  • 図形作成(カーブ・サーフェス)
  • 3Dサーフェスモデリング
  • リビルド、次数の変換などの基礎編集

受講形式は会場とオンラインですが、ニーズに合わせて講習+動画の反復学習タイプにも対応。受講後3ヶ月間、講習内容に関する質問をメールで受け付け、講習はWindows版で実施します。

受講期間 3日(6時間×3日)
受講形式 会場、オンライン
受講料金 118,800円

⑥Rhinoceros公式トレーニング|McNeel

Rhinoceros公式トレーニングは、Rhinocerosの提供元・McNeel社が提供する公式オンライン講座です。インターネットにアクセスできれば、誰でも無料で以下のような講座を視聴できます。

  • Rhinoのインターフェイス
  • オブジェクトの選択
  • モデリング戦略
  • Grasshopperの紹介

こちらの講座は23コースあり、1本あたり2〜5分程度の超短尺。実用的なモデリング例(8分程度)も収録され、どれも実際の画面を見ながら学習を進められます。ただし、日本語対応しておらず、上級コースはページの解説も英語です。

受講時間 2分~8分
受講形式 オンライン(動画視聴)
受講料金 無料

⑦Rhinoceros講座|オモドック・スクール

オモドック・スクールのRhinoceros講座は、14歳以上〜シニアまで幅広く学べる初心者向け講座です。こちらの講座は、以下のように目的に合わせた3コースから選べます。

  • Rhinoceros[A]:簡単なイラスト制作、操作の基本
  • ジュエリーCADコース:ジュエリーの3Dモデリングの基礎・応用
  • Grasshopper建築:Grasshopperのビジュアルプログラミングを学習

受講スタイルは通学とリモートから選べ、通学の場合月1回から8回まで選択可能。短期集中も可能な、柔軟で学びやすい講座です。

受講時間 Rhinoceros[A]、Grasshopper建築:50時間、ジュエリーCAD:100時間
受講形式 会場、オンライン
受講料金 Rhinoceros[A]、Grasshopper建築:178,000円、ジュエリーCAD:328,000円

⑧マンツーマンで学ぶVectorworks/Rhinoceros等|SK KGS

こちらはオンライン学習プラットフォーム・ストア力で人気のRhinoceros講座です。担当講師は、デザイナー兼パソコンスクール講師のSK KGS氏で、個別のマンツーマン指導が受けられます。講座では、

  • 製図の基礎
  • モデリングの基本操作
  • Grasshopperの基礎

を学べ、さらにRhinoceros以外にもVectorworks、AutoCAD などのCADソフトも学べます。受講の際には、ストア力から日程をリクエストしましょう。

受講時間 3時間(1回あたり)
受講形式 会場(お茶の水/秋葉原)、オンライン
受講料金 5,000円

⑨はじめて学ぶ2DスケッチとRhinoceros 3Dモデル制作|Udemy

こちらは、図面の読み取り、2Dスケッチの基礎から学ぶRhinocerosの超初心者向け講座です。講座では、

  • やさしいスケッチ〜第3角法の理解
  • 「基礎→応用→難解」の10課題による基本操作の習得

といった段階的モデリングを通して、オリジナル図面から立体モデルを作れる力を養います。なお、自由曲面の学習はカリキュラムに含まれていません。

受講時間 3時間36分
受講形式 オンライン(アーカイブ動画)
受講料金 18,800円

⑩Rhinoceros総合基礎講座|Udemy

こちらは、Rhinocerosの基礎からオブジェクトの作成、各種機能の解説や図面化まで学べるUdemyの人気講座です。8.5時間の動画と実習で、プロダクト・建築・機械設計など幅広い分野に対応できる基礎力が身に付きます。

パソコン操作ができれば完全初心者でも受講できますが、オンデマンド動画で学ぶため事前にRhinocerosの準備が必要です。

受講時間 8時間29分
受講形式 オンライン(アーカイブ動画)
受講料金 2,292円

Rhinocerosの講座選びのコツ

Rhinocerosの講座選びのコツ

Rhinocerosの講座は「総合型」「建築特化」「ジュエリー特化」など種類が多く、内容も講座ごとに大きく異なります。ここでは、Rhinocerosの講座選びのコツを紹介します。

  1. 目的に合った講座か
  2. 料金に問題ないか
  3. 講座の形式が合っているか

①目的に合った講座か

Rhinocerosの講座は、参加前に「何を作りたいか」を決めておきましょう。Rhinocerosは、用途によって必要な操作が違います。

  • 建築向け:曲面の扱い、オブジェクトの整列
  • ジュエリー向け:サーフェスに沿ったオブジェクトの貼り付け
  • アート/家具:SubD・NURBSを使った有機的造形

などです。そのため、講座ごとに学べる内容と希望を照らし合わせることを心がけてください。迷ったときは、GETT Proskillの「Rhinoceros基礎セミナー」のような総合型講座がおすすめです。

②料金に問題ないか

Rhinoceros講座は、受講料も含めて比較しましょう。Rhinoceros講座は料金の幅が大きく、

  • 無料で学べるRhinoceros公式トレーニング
  • 3万円以内で受講できるUdemyやGETT Proskill
  • さらに10万円を超えるシステムクリエイトやdipross

までさまざまです。今回もっとも高額だったのは、オモドック・スクールの「ジュエリーCAD」コースで328,000円でした。

このように、Rhinoceros講座といっても料金は大きく異なるため、まずは大まかな価格帯で候補を絞り込み、その後でバランスの良さを加味しながら選ぶとよいでしょう。

③講座の形式が合っているか

Rhinocerosの講座は、自分に合った形式であるかも重要です。一般的なRhinocerosの講座は、

  • 会場で学ぶ対面型
  • Zoomを使ったオンライン型
  • 動画で学ぶeラーニング型

などの受講形式に対応し、それぞれ学べるスタイルが異なります。さらに、少人数制・マンツーマン講座もあるので、自分自身のスキルレベルと希望に合わせて内容をしっかりチェックしましょう。

Rhinocerosの講座でよくある質問

Rhinocerosの講座でよくある質問

Rhinocerosの講座では、受講形式・ソフトの準備・助成金の利用など、さまざまな質問が寄せられます。ここでは、その中から特に多い3つの質問をご紹介しましょう。

Rhinocerosの講座はWindowsとMacの両方で使えますか?
講座によって異なります。両方に対応している講座もあれば、Windowsのみ対応の講座もあります。また、動画講座の場合も、Windows環境で操作しているケースが多いため、事前に確認することが重要です。
Rhinocerosの講座ではソフトのインストールが必要ですか?
講座・受講形式によって異なります。会場受講の場合は、Rhinocerosがインストールされたパソコンを貸し出すケースもあります。しかし、オンライン受講の場合は貸出不可のため、自分でRhinocerosを準備してください。
Rhinocerosの講座は助成金が使えますか?
はい、多くのRhinoceros講座は、人材開発支援助成金、キャリアアップ助成金などの支援に対応しています。ただし、これらは個人で申請するものではなく、企業研修として利用した場合に企業が申請できる制度です。

Rhinocerosの講座についてまとめ

「Rhinocerosは聞いたことがない」という声も耳にしますが、使い方を学べる講座は多く、その注目度の高さを裏付けています。ただし、受講形式や料金、学べる内容は講座ごとに異なるため、まずは「何を学びたいのか」を明確にしましょう。

そのうえで、利用しやすさ・モチベーションにも影響する料金や受講期間、受講スタイルをチェックし、内容とのバランスを見ながら自分に合った講座を選びましょう。

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