ものづくりが大好きなみなさんこんにちは!
FUSION BASE管理人の作ってみたシリーズ第四弾をお届けします!
前回の作ってみたシリーズ「ミニ四駆をIoT化して遠隔制御してみた!」でも登場したRaspberry Piを使って今回はデジカメを作ってみたいと思います!
「モデリング編」、「プログラミング編」、「組み立て編」と連載記事にしていく予定です。
ギブコンの作品にならないように最後まで頑張りますw
用意したもの
・Raspberry Pi
詳しくRaspberry Piについて知りたいという方は、以前の記事「5分で分かる!Raspberry Piでできることまとめ」や「初めての電子工作(マイコン)!ArduinoとRaspberry Pi」も参照してみてください!
・カメラ
今回はRaspberry Pi用のモジュールカメラを使用します。
・ディスプレイ
タッチパネル式のRaspberry Pi用のディスプレイを用意しました。
・モバイルバッテリー
Raspberry Piの電源に利用します。
Raspberry Piをモバイルバッテリーの注意点は電圧と電流の大きさが、5V、2.5Aが推奨です。
今回用意したのは前回のミニ四駆の遠隔操作でも利用した薄型のモバイルバッテリーです。
Fusion 360でモデリングしよう!
Raspberry Piのケースは多く売られていますが、今回はオリジナルのデジカメを作りたいので、Fusion 360でモデリングしたいと思います。
いつもお世話になっているFusion 360 ギャラリーからRaspberry Piの3Dデータを落としてきました。
まずは、Raspberry Piのケースを作ります。
[スケッチ]コマンドで、Raspberry Piの底面からから4mm下ろした平面に89mm × 60mmの長方形を作成します。
Raspberry Piの底面が約85mm × 56mmなので各辺2mm大きい長方形になります。
それを[押し出し]で適当な高さまで押し出します。
[シェル]で厚み1.7mmに設定して中を抜きます。
これだけだとコネクタの箇所が干渉しているので、抜いていきます。
計6か所あるコネクタの部分に[スケッチ]を作成していきます。
だいたい0.5mmほどあまりが出るようスケッチを作成しました。
スケッチを作成したら抜いて[フィレット]をかけます。
ケースの底にボスを4本立て、microSDカードを入れる箇所も抜いておきます。
microSDカードを入れるか所の幅は13mmで抜いています。
これでRaspberry Piの下蓋ができたので、続いてモバイルバッテリーを差し込む部分をモデリングします。
簡単にできるのでモデリング手順は割愛します。
出来上がりはこんな感じです。
あとは、レンズを入れるパーツを作ったら完成です。
3Dプリントする予定なので、別パーツにしました。
くっつけるとこんな感じです。
カメラっぽいのができました!笑
せっかくなんでディスプレイもモデリングしてみました!
いい感じではないでしょうか!!
次回はカメラを動かすプログラムを書いていきたいと思います!
ギブコンの作品にならずに済みそうですw
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Raspberry Piの使い方以外にも、IoTの全体像やネットワークの仕組みも把握することができるので「IoT全くわからない!!」という方にもオススメです!