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「3Dプリンターでアクセサリーを作る」ポテトの指輪を作ってみた その①

Fusion360ユーザーの皆さんこんにちは。

前回好評だったスケボーチェアを作ってみたに引き続き、作ってみたシリーズの第二弾です。
今回は3Dプリンターでアクセサリーを作ってみたいと思います。

どんなアクセサリーを作るかというとポテトの指輪です!
どうせ作るなら、売ってなさそうなものを作りたいと思ったので、ポテトをモチーフにした指輪を作ってみたいと思います!

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まずは、ポテトの参考画像を検索します。
真ん中の「KFC」のポテトを参考にしたいと思います。

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ではでは、いつものようにFusion360を起動してモデリング開始です。


入れ物のスケッチを作成します。
[スケッチ]-[線分]のコマンドで作成しました。

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続いて、入れ物の底面のスケッチを作成します。
先ほど書いたスケッチに対して確度をつけた平面にスケッチを作成したいので、あらかじめ[構築]-[傾斜平面]で作業平面を作成しておきます。

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底面部分のスケッチは[スケッチ]-[投影/含める]-[プロジェクト]で先ほど書いたスケッチを投影して、参考にしながら[スケッチ]-[線分]で作成しました。

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作成したスケッチを参考にしながらスカルプモードでサーフェスを作成していきます。
まずは、[作成]-[面]のコマンドで先ほど作成したスケッチを参考に面を作成します。

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同じようにして残りの側面にも[作成]-[面]でサーフェス面を作成するのですが、このまま作成するととんがってしまいます。

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こういう場合は、[修正]-[エッジを挿入]であらかじめ面にエッジを挿入してあげましょう。

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同じようにエッジを挿入して残りの側面を作成します。

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穴が開いている箇所があるので、[修正]-[穴の塗り潰し]で穴を埋めます。
これで入れ物のサーフェスが作成されました。後ほど厚みをつけてソリッド化したいと思います。

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今回はそれぞれ面を作っていくやり方で作成しましたがもっといいモデリング方法があるかもしれません。「こんなやり方あるよ!」みたいなコメントいただけると嬉しいです!


入れ物ができたので、続いてポテトを作っていきます。
まずは新規ドキュメントを開いて、適当なサイズのポテトを作成します。
今回は、[作成]-[直方体]と[修正]-[フィレット]で作成しました。

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ポテトを作成したら[保存]して、先ほど作った入れ物に配置していきます。
ファイルの配置方法はチュートリアルの「別のファイルを現在のデザインに挿入する方法」を参照してください。

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どんどん配置していきます。
2〜3個配置した後は、コピー&ペーストした方が楽です。
ポテトの位置を移動する場合は[修正]-[移動]で移動します。

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最終的にはこんな感じになりました。
下にはみ出しているポテトは後でカットします。

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先ほど作った入れ物がまだサーフェスのままなので、[作成]-[厚み]でソリッド形状を作成します。

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続いて先ほど作ったポテトのはみ出している箇所を取り除きます。
[修正]-[結合]であらかじめポテトと入れ物を結合しておき、[修正]-[ボディの分割]で分割して取り除きます。

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次に、入れ物の中を埋めます。
このままでもいいのですが、埋まっていた方が強度が出そうなので埋めました。
ソリッド形状を作成して、[修正]-[結合]の「切り取り」とか「統合」を使って埋めたのですが、操作が煩雑になったのでここの説明は省きます。

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これでポテトのモチーフが完成しました!

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後はリングを作成して結合したら完成です。
まずは、リングのスケッチを[スケッチ]-[円弧]で作成します。

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スカルプモードに入って[作成]-[パイプ]でリング形状を作成します。

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リング形状を参考にしながら、ポテトのモチーフを[修正]-[移動]で移動します。

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いい具合の位置に移動できたら、後は[修正]-[結合]で結合して[修正]-[フィレット]で結合部分にフィレットを入れて完成です!

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今回はここまでです!
次回、3Dプリンターで出力したものをアップしたいと思います!
楽しみにしていてください!

「3Dプリンターでアクセサリーを作る」ポテトの指輪を作ってみた その②


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