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【2024】Photoshopを無料で使い続ける方法はある?無料画像編集ソフトも紹介

「Photoshop」は、写真や画像の編集を強力にサポートしてくれるソフトウエアです。
デザインなどの業務では欠かせない必須ツールとして知られています。
Photoshopは、利用にあたって基本的にサブスクリプション契約を結ばなければならないため、使い続けるほどに総額の利用料金が高くなります。
総額利用料金が気になって「Photoshopがタダなら嬉しい」という方は多いでしょう。
そこで今回は、「Photoshopを無料で使い続ける方法」について考えてみました。

Photoshopを無料で使う方法はある?

Adobe社が提供する「Photoshop」は、プロ・アマを問わず、画像編集の定番ソフトとして広く利用されているソフトウエアです。
Photoshopを無料で使う方法には、次のようなものがあります。

無料体験期間を利用する

Photoshopのサブスクリプション契約には
  • フォトプラン(クラウドストレージ20GB・1TBの2バージョンが存在))
  • 単独利用プラン
  • Creative Cloudコンプリートプラン

の3つのプランが存在しており、それぞれ無料期間が1週間設定されています。
この期間を利用すれば、短期間ながらPhotoshopを無料でPhotoshopの利用ができますよ。

ただし、クレジットカード登録をしていると、無料期間修了後、そのまま有償期間へと移行します。そのため、クレジットカード登録をしている方は、契約をキャンセルするタイミングに注意しなければなりません。

買い取り版で月々の支払を無料に

無料にしたいという人のなかには「毎月の支払いが増えるのが嫌」「契約を継続していくことで、支払った料金の総額が増えるのが嫌」という方もいるでしょう。
そのような方は、買い取り型のPhotoshopを利用するとよいでしょう。
Adobe社はPhotoshopの買い取り版として「Photoshop Elements」を提供しています。
永久ライセンス 価格
Photoshop Elements 19,580円
Photoshop Elementsの永久ライセンスの価格は19,580円です。
購入にあたってのお金は必要ですが、ライセンス購入以降はPhotoshop  Elementsを無料で使い続けられます

Photoshop Expressを使う

Photoshopにはさまざまなバージョンが存在しています。
「限定的な機能でよいからPhotoshopを無料で使いたい」という方は、「Photoshop Express」を使うとよいでしょう。
Photoshop Expressは、ワンタッチで写真編集が可能なモバイルアプリです。
Apple App Store・Google Playストア・Windowsストアからダウンロードできます。
このアプリならば、無料でPhotoshopを使い続けられますよ。

ライセンスを譲ってもらう

サブスクリプション型となる前の、古いバージョンのPhotoshopのライセンスを譲ってもらえれば、無料でPhotoshopを使い続けることも可能です。
ただし、ライセンスの譲渡をAdobe社に通知する必要があります。
しかしながら、古いバージョンのPhotoshopには次のような問題があるので、使用するかどうかは慎重に検討した方がよいでしょう。

古いバージョンのPhotoshopの問題

古いバージョンのPhotoshopの問題1つ目は、ライセンスの譲渡をAdobe社に通知する必要があります。ライセンス譲渡の通知がなされていないと、規約違反とみなされる場合があるので注意しましょう。
2つ目は、新しいPhotoshopに追加されている機能が使えないことです。
2024年の時点で、サブスクリプション型となる以前のバージョンのPhotoshopは、すべてアップデート期間が終了しています。そのため、新機能には対応していません。
3つ目は、セキュリティの問題です。
古いバージョンのPhotoshopは、セキュリティ上の問題がある可能性を持っています。
使用するのであれば、インターネットとつながっていないオフラインのパソコンを利用するようにしてください。
なお、古いライセンスのPhotoshopは、一時的には使用できたとしても、ライセンスが突然失効する可能性が存在しています。
したがって、古いライセンスのPhotoshopは安定的な利用には向いていません。
無料でPhotoshopを使いたいと考えていても、この方法は避けた方がよいでしょう。

有料版「Photoshop」と無料版「Photoshop Express」の違い

有料版のPhotoshopと無料版のPhotoshop Expressの違い
有料版「Photoshop」と無料版「Photoshop Express」で異なる点をまとめてみました。

Photoshopの無料版と有料版の違い1.値段

当然ながら価格が異なります。
Photoshopの利用にあたっては、月々1,078円から6,480 円の料金がかかります。
Photoshop Expressなら無料で利用可能です。

Photoshopの無料版と有料版の違い2.利用媒体

Photoshopには、デスクトップ版とiPad版が存在しています。
パソコン・モバイルともに操作がしやすくなるように調整されています。
一方で、Photoshop Expressは、iOSとAndroidだけでなくWindowsにも対応。
しかし、Windowsに対応しているとはいえ、Windows 10のTouch向けに最適化されているので、環境によっては機能の一部が使えない場合があります。

Photoshopの無料版と有料版の違い3.編集機能

Photoshop Expressには、画像編集や加工に必要な、一通りの機能がそろっています。
ですが、以下のようなPhotoshopが持つ高度な機能は使えません
  • オーバーレイ機能
  • コピースタンプ用のツール
  • スマートオブジェクト
  • スーパー解像度
  • 調整レイヤー
  • トーンカーブ機能
  • 使用フィルターの総数
  • マスク機能
  • ペンツール
  • 被写体の切り抜き合成
  • Camera Rawなど
本格的な画像編集をしたいならPhotoshop、手軽に画像編集を楽しみたいならPhotoshop Expressがおすすめです。

Photoshopの代替になるおすすめの無料画像編集ソフト4選

Photoshopの代替になるおすすめの無料画像編集ソフト4選
Photoshop本体を無料で使い続けることは困難です。
どうしても無料で画像編集・加工ソフトウエアを無料で使いたいのであれば、代替ソフトを試すことをおすすめします。
近年は無料のソフトウエアやサービスでも高性能のものが登場しています。
中にはPhotoshopと遜色ないと感じさせるものもあるほどです。
今回はそのようなソフトウエアやサービスから、無料で使えるおすすめのもの4点ピックアップしました。
  1. Canva
  2. Gimp
  3. Pablo
  4. Photopea

Photoshopの代替ソフト①Canva

Canva(キャンバ)は、61万点を超えるテンプレートと1億点を超える画像素材(一部有料)を用いて、自分好みの画像を簡単に作り出せる画像編集・加工ソフトウエアです。
操作は基本的にドラッグ&ドロップで完了。
高いクオリティの作品を手間なく素早く作成できます。動画の編集にも対応しています。
また、Canvaはオンライン上で動作するので、インターネット環境と端末があればどこでも画像編集が可能です。
パソコンで作成していたデータを、インターネットを通して、ほかの端末で再編集することもできます。

Photoshopの代替ソフト②Gimp

Gimp(ギンプ)はLinux系のOSで高い人気を誇る、画像編集・加工ソフトウエアです。
無料でありながら、有償のソフトウエアと変わらぬ機能を備えています。
そのため、本格的な画像編集・加工をしたい方におすすめです。
Gimpは多様な画像の書き出し形式に対応しており、Photoshopで用いるPSD形式にも対応しています。Photoshopなど、ほかのソフトウエアと組み合わせて、Gimpを利用するのもよいでしょう。
画像編集ソフトウエアではUIが作業に大きな影響を与えます。
Gimpはインターフェースのカスタマイズが可能です。
操作しやすいようにカスタマイズすれば、作業がスムーズに進むのではないでしょうか。
なお、高機能で便利なGimpですが、バージョンによっては日本語化が不十分であったり、端末の相性によってはソフトウエアがフリーズしやすくなる場合があります。
利用する場合は、その点に注意してください。

Photoshopの代替ソフト③Pablo

Pablo(パブロ)は、SNSで用いる画像やバナーの制作に特化したソフトウエアです。
機能が特化しているため、非常にわかりやすく、直感的な操作で編集を進められます。
Pabloにはハイクオリティの商用利用可能な画像素材が60万点以上用意されています。
それらを組み合わせるだけでも、おしゃれに写真加工できるでしょう。
テキスト編集機能も完備しているので、画像にコメントを入れたり、文字をアレンジしてデザイン化することもできます。
簡単にハイセンスなSNS画像を作成したいのならPabloがおすすめです。

Photoshopの代替ソフト④Photopea

「ソフトウエアをインストールをしたくない」「名前やメールアドレスを登録したくない」という方におすすめのサービスがPhotopea(フォトピー)です。
ブラウザーからPhotopeaの公式サイトにアクセスするだけで、オンライン上で画像の編集・加工ができます。
Photopeaは、会員登録の必要もありません
UIがPhotoshopによくにているので、初めて触れるかたでも操作しやすいでしょう。
画像編集や加工で用いるほとんどの画像形式に対応しています。
もちろんPSD形式にも対応しているので、編集データをPhotoshopに引き継ぐこともできますよ。
ただし、Photopeaはブラウザー上で動作するため、その操作履歴がストレージ上に保存されません。つまりはブラウザーをバックをしたり閉じたりすると、編集中のデータが消えてしまいます。使用する際にはその点には注意してください。

Photoshopの使い方をマスターするには?

Photoshopを使ってみたいけれど、何から始めればよいか分からないという方にはPhotoshopセミナーの受講をおすすめします。

今回おすすめするのは、BIZROADが主催する実践的に学べるPhotoshop基礎セミナー講習です。
2日間のカリキュラムをこなすことで、初心者の方でもPhotoshopを業務で扱える実践的なスキルや知識の習得が可能です。2日間という短期集中型のセミナーですが、

  • 基本的な知識と環境設定
  • 写真の切り抜きやフライヤーの作成
  • GIFアニメーションの作成

など、様々なPhotoshopの使い方を学習することができます。
「会場受講」「ライブウェビナー」「eラーニング」、3つの受講形式から自分がライフスタイルに合わせて選択できることも魅力的です。

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Photoshopを無料で使い続けるのは困難!

2024年の現時点において、Photoshop本体を無料で使い続けることは難しいといえます。
どうしてもPhotoshopを無料で利用したいのなら、Photoshop Expressを利用するとよいでしょう。
また、無料で提供されているソフトウエアやサービスをPhotoshopの代替として利用するのもおすすめです。今回紹介したソフトウエアやサービスは、いずれも高性能です。
特徴を活かして使い方を研究すれば、Photoshop並みの画像加工や編集も可能ですよ。
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