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Onshapeのデータ管理方法を徹底解説

こんにちは!

今回はOnshapeのデータ管理方法について詳しく紹介していきます。

是非最後までご覧ください。

Onshapeの基本情報

まずはOnshapeの基本情報について紹介していきます。

Onshapeとは、2015年にサービスを開始したクラウド上で設計などの全ての作業を行えるフルクラウド3DCADです。

Onshapeは操作性もSolidworksとさほど変わりなく、非常に使いやすいソフトになります。

そして、Onshapeの一番の特徴はクラウド上で全ての作業が行えることです。

オンライン上で作成した図面などをクラウド上で保存できる他、設計を行うチームの人が同時に作業を行えたり、コメント機能でコミュニケーションを取ることで、作業効率が格段に上がります。

また、誰かが設計ミスをしてしまった場合でも、いつだれが何の設計をしたかの作業履歴も保存できるため、設計ミスする前に戻り、簡単に修正することができる点もOnshapeのメリットと言えるでしょう。

Onshapeは他のソフトとは異なり、パソコンにわざわざインストールする必要もありません。

OnshapeはWebのブラウザ上で作業を行うため、インストール作業やデータの共有が不要です。

Onshapeのデータ管理機能

次に、Onshapeのデータ管理機能について紹介します。

まず、Onshapeはクラウド上でデータを全て保存してくれます。

現在の情報を管理して残しておく「バージョン」、新規作成または作成した過去の状態を参照した「ワークスペース」を作業を行う人それぞれ任意のニックネームなどで名前を作成することができます。

また、複数の設計案を検討するため、分岐となるワークスペースを作成することも可能になります。

それぞれのワークスペースで管理することで、誰が作業をしたのかがわかりやすくなります。

Onshapeのデータ管理方法

Onshapeはデータ管理をする際、高セキュリティでデータを守ります。

2段階認証や担当別にアクセス制限などを付けることもでき、作成したデータは常に暗号化されて守られていますので、複数回コピーを繰り返すなどの作業よりも安心安全でデータを管理することができます。

近年テレワークなどが普及しており、作成したデータを個人間でやりとりすることも多いですが、個人でやりとりをしてしまうと、どうしてもセキュリティ面での問題や、データを紛失してしまったなどのトラブルが起きることもあります。

しかし、データを全てクラウド上で管理し、2段階認証または担当者別のアクセス権などがあれば、セキュリティ面でも安心して作業を行うことができます。

また、Onshapeは自動的にバージョンアップされるため、手動で更新する手間もかかりません。

Onshapeプラン別機能紹介

Onshapeはプラン別に機能が異なり、データ管理の方法も異なります。

それでは、Onshapeの「Standard」「Professional」「Enterprise」3つのプラン別の機能を紹介していきます。

【Standardプラン】

最低限のデータ管理とコラボレーション機能、最新のCADツールを必要としている個人のユーザー向けプラン

  • CAD機能(部品モデリング、アセンブリ、サーフェス、板金設計など):〇
  • コラボレーション機能:〇
  • 最低限のデータ管理(バージョン、分岐、部品表など):〇
  • データ管理(リリース管理、自動部品番号付け、カスタムプロパティとメタデータ、バルクアイテム管理など):×
  • 承認ワークフロー:×
  • 管理者ツール:×
  • 会社独自の固定ドメイン:×
  • シングル・サインオン:×
  • 役割ベースのアクセス制御:×
  • プロジェクトベースのレポート:×
  • 会社単位でも契約/請求管理:×
  • 価格:161,500円(税抜)/年(1ユーザーあたり)

【Professionalプラン】

CAD、リリース管理、データ管理などの製品開発を必要とする中小企業の組織向けのプラン

  • CAD機能(部品モデリング、アセンブリ、サーフェス、板金設計など):〇
  • コラボレーション機能:〇
  • 最低限のデータ管理(バージョン、分岐、部品表など):〇
  • データ管理(リリース管理、自動部品番号付け、カスタムプロパティとメタデータ、バルクアイテム管理など):〇
  • 承認ワークフロー:〇(カスタム不可)
  • 管理者ツール:一部のみ利用可能
  • 会社独自の固定ドメイン:×
  • シングル・サインオン:×
  • 役割ベースのアクセス制御:×
  • プロジェクトベースのレポート:×
  • 会社単位でも契約/請求管理:〇
  • 価格:226,100円(税抜)/年(1ユーザーあたり)

【Enterpriseプラン】

最貧開発ツール、カスタマイズされたワークフローや役割ベース制御、設計分析を必要とする中小企業以上も組織向けのプラン

  • CAD機能(部品モデリング、アセンブリ、サーフェス、板金設計など):〇
  • コラボレーション機能:〇
  • 最低限のデータ管理(バージョン、分岐、部品表など):〇
  • データ管理(リリース管理、自動部品番号付け、カスタムプロパティとメタデータ、バルクアイテム管理など):〇
  • 承認ワークフロー:〇(カスタム可能)
  • 管理者ツール:〇
  • 会社独自の固定ドメイン:〇
  • シングル・サインオン:〇
  • 役割ベースのアクセス制御:〇
  • プロジェクトベースのレポート:〇
  • 会社単位でも契約/請求管理:〇
  • 価格:323,000円(税抜)/年(1ユーザーあたり)

このように、プランによって年間にかかる費用やデータ管理などが異なります。

もちろん、個人だからといって、Standardプランを選択しなければいけないわけでもありません。

逆に、個人でもセキュリティをしっかりしたい、クライアントとデータを共有してスムーズに設計を行いたい場合はEnterpriseプランを申し込んでも問題ありません。

自分の予算と状況に合ったプラン選びが重要となります。

また、3つのプランを混ぜて運用することはできませんが、Enterpriseプランの場合は「ライトユーザー向け」または「フルユーザー向け」のプランがあり、この2つは混ぜて運用可能になります。

Onshapeは認定の販売代理店かた購入することができますので、是非購入してみましょう!

また、

無料トライアルを受けることもできます。

まとめ

こちらの記事ではOnshapeのデータ管理方法やプラン別の機能やデータ管理について紹介しました。

  • Onshapeはクラウド上で全ての作業が行える
  • OnshapeはWebのブラウザ上で作業を行うため、インストール作業やデータの共有が不要
  • Onshapeはクラウド上でデータを全て保存する
  • 2段階認証または担当者別のアクセス権など、セキュリティ面でも安心して作業を行うことができる
  • Onshapeのプラン別によって機能やデータ管理能力が異なる

これらの情報が皆さんの役に少しでも立てれば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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