累計受講者が520万人を突破した人気のビジネス系資格・MOS。多くの人がMOS取得を目指す中、「過去問で総仕上げをしたい」と考える方も多いでしょう。
しかし、「MOSの過去問はどこで手に入るのか」という疑問の声も多く耳にします。実は、MOSは公式で過去問を公開していません。
そこで今回は、MOSの過去問形式の問題が解けるサイト・本を8選ピックアップしました。Word、Excelのエキスパート対応や無料ダウンロードできるサービスもご紹介するので、MOSにチャレンジする方はぜひ参考にしてください。
MOSとは?
MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)は、オフィスソフト(ExcelやWordなど)の操作スキルを証明する国際資格です。世界170カ国以上で実施され、実際のアプリケーションを使った実技試験のみで評価されます。
MOS試験の種類
MOSはオフィス製品(アプリ)ごとに試験が分かれており、一般レベルと上級レベル(エキスパート)の二段階でスキルを測定します。
主な試験科目は以下の通りです。
| 科目 | レベル | 概要 |
| Word | 一般 | 書式設定、印刷などの基本的な文書作成スキル |
| エキスパート | スタイル機能、アウトライン、目次作成など高度な機能 | |
| Excel | 一般 | セルの書式設定、グラフ作成など基本的な表計算スキル |
| エキスパート | ピボットテーブル、マクロ、データ分析機能など高度な機能 | |
| PowerPoint | 一般のみ | スライド作成、アニメーションなどプレゼン資料作成スキル |
| Access | 一般のみ | データベース構築、クエリ作成など基本的なデータベース管理技術 |
| Outlook | 一般のみ | メールやスケジュール、タスクなどを効率的に管理するスキル |
なお、各科目でバージョン(365、2019、2016)が選択できます。
MOS取得は恥ずかしいと言われる理由

ネット上では、MOSに関して「MOS取得は恥ずかしい」という声を耳にしますが、実はそんなことはありません。
株式会社リンクアカデミーの調査によると、経営者や管理職が新入社員に最も求めるスキルは「ビジネスマナー」に次いで「パソコンスキル」でした。一方、同アンケートでは大学生の約4割が「ExcelやWordのスキルに自信がない」と回答していました。
つまり、多くの人がOfficeスキルの必要性を感じながらも、実際には十分に習得できていないのです。マイクロソフト社の調査でも、多くのユーザーがOffice機能の2割程度しか活用できていないことが分かっています。
MOSを取得することで、他の人が使いこなせていない機能まで体系的に学べるため、実用性の高い有用な資格といえるでしょう。
最短で資格取得するにはMOS対策短期集中講座
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MOS試験の難易度

MOSの難易度は、易~中程度です。
一般的に、MOSは類似資格のITパスポートより易しいと評価されており、エキスパートレベルでは、ピボットテーブルやマクロなどの高度な機能が問われるため、ITパスポートと同程度か、やや易しいとされています。
これは、IT全般の知識を問うITパスポートに対し、MOSが特定のOfficeソフト操作に特化していることも根拠の一つです。
MOSに必要な学習時間は?
あわせて、MOSの学習時間の目安も見てみましょう。
- 一般: 初心者で20~80時間、経験者は20~40時間
- エキスパート: 初心者で45~80時間以上、経験者は50時間以上
このように、学習時間は平均的なので、MOSが高難易度な資格ではないと推測できるでしょう。
しかし、完全独学の場合、上記より時間を要するケースもあります。
独学は教材選びから学習計画の立て方、つまずいたときの解決策まで、すべて自分自身で行わなくてはいけません。そのため、「独学は想像以上に時間がかかった」という声も決して少なくないのです。
MOSの学習時間については以下の記事で詳しく解説しているので、MOSの過去問にチャレンジする際のスケジューリングにぜひお役立てください。
MOSの過去問形式の問題が解けるサイト・本8選

MOSの試験対策において、「過去問を解きたい」と考える方は多いでしょう。しかし、冒頭でもお伝えしたように、MOSの公式な過去問は公開されていません。
ここでは、MOSの試験問題を徹底的に分析して作られた、過去問に相当する問題が解けるサイトや本を8選ご紹介します。これらは、過去問そのものではないものの、近い形式の問題や模擬試験問題がそろっています。
まずは、MOSの過去問形式の問題が解けるサイト・本を一覧表でご確認ください。
| 区分 | 名称 | 主な特徴 | 価格 | 対象 |
| サイト | MOSの学校 | 基礎から応用までカバーした全5章・91の問題を収録 | 無料 | MOS365 Excel一般レベル |
| MOSの時間だよ | 全9項目で構成し、不明点はYouTubeコメントで回答 | 無料 | MOS365 Excel一般レベル | |
| MOS試験に出題される関数まとめ | 関数に特化した問題を、サイト内で無料ダウンロード | 無料 | MOS365&2019 Excelアソシエイト | |
| アテオンストア スキルチェック | 現在のスキルを即チェックできる学習サイト | 無料 | Excel、Word、PowerPoint | |
| 本 | MOS Excel 365&2019 対策テキスト&問題集 | シラバスを網羅したオリジナル模擬試験5回付 | 2,310円 | MOS365&2019 Excel 一般レベル |
| MOS Word 365対策テキスト&問題集 | FOM出版の「よくわかるマスター」シリーズWord版 | 2,310円 | MOS365 Word | |
| MOS Excel 365 Expert 対策テキスト&問題集 | 大学や専門学校で採用率ナンバーワンの実力書 | 3,410円 | MOS365 Excel Expert | |
| MOS攻略問題集Excel 365&2019 | DVD-ROMで5回分の模擬試験に対応 | 2,200円 | MOS365 Excel一般レベル |
MOSの学校
まずは、MOSの過去問の類似問題をダウンロードできるサイトから見てみましょう。すべて無料で利用できるサイトなので、コスパ良く受験対策をしたい方にもおすすめです。
こちらは MOS365 Excel(一般レベル)向けの学習サイトです。利用時の登録は不要で、内容は、「シート・ブック」「セル」など、MOSの過去問出題範囲を網羅した全5章・91問で構成されています。
サイト上では、気になる問題をクリックすると、その場でYouTube動画による解説がスタート。学習の最後には、17問の応用レベルの問題にチャレンジできます。なお、応用問題の解説動画は、講座や書籍を購入すると視聴可能です。
MOSの時間だよ
こちらは、MOS365 Excel一般レベル向けの無料学習サイトです。学習は、演習式問題のファイルをダウンロードし、YouTubeの解説動画とリンクしながら進めていきます。
当サイトは、ホーム、ファイル、挿入など、出題範囲ごとのステップ形式で構成されており、YouTubeのコメント欄では、疑問点に100%返信してくれます。
MOS試験に出題される関数まとめ
こちらは、MOS(365&2019)のExcelアソシエイトで出題される関数を、現役のパソコンインストラクターが解説するまとめサイトです。SUMやAVERAGEといった基本関数から、Office2019以降で追加されたCONCAT、TEXTJOINまで網羅しています。
学習は、記事内で無料ダウンロードできるサンプル問題(全7項目23問)で取り組めます。具体的な手順と解答は画像で解説しているので、丁寧な解説を求める方にもおすすめです。
アテオンストア スキルチェック
こちらは Excel、Word、PowerPointのスキルを診断できる無料サイトです。直接的な過去問対策ではありませんが、スキルチェックで弱点を把握すれば、MOS試験対策の効率がグッと高まります。
登録は不要で、10問の選択式問題を約10分で試せるのも魅力です。回答後は、機能ごとの結果がグラフで表示され、自分の得意・不得意がひと目でわかります。
MOS Excel 365 対策テキスト&問題集
次は、MOSの過去問形式の問題が解ける本を紹介しましょう。MOS対策本の多くは模擬試験を無料ダウンロードできるサービスが付いているので、テキスト学習と合わせて実践するのもおすすめです。

こちらは、MOS書籍で有名な富士通エフ・オー・エム(FOM出版)のベストセラー本です。MOS範囲を全て網羅し、購入者特典として過去問5回分のダウンロードにも対応しています。
過去問は、まとめて自動で採点するモードと1問ずつ採点するモードの2種類から選択可能。実力の定着度をさらにアップできるランダム出題にも対応しています。
MOS Word 365対策テキスト&問題集

こちらも、先ほどと同じFOM出版の人気シリーズ「よくわかるマスター」のWord 365一般レベル向けの本です。MOSの実際の試験を徹底的に分析した模擬試験プログラムは、時間を計りながら本番さながらに取り組めます。
模擬試験は再チャレンジもできるので、過去問対策に力を入れたい方に最適です。模擬試験のダウンロード&解説動画はFOM出版の公式サイトからアクセスできます。
MOS Excel 365 Expert 対策テキスト&問題集

こちらは、FOM出版のMOS Excel 365 Expert向けの問題集です。本書は、Expertの出題範囲を100%網羅しており、模擬試験(自動採点機能付き)のダウンロードサービスも付いています。
模擬試験の標準回答は動画で確認できるので、動画で視覚的に理解を深めたい方にも最適。「問題を繰り返せば、高得点で合格が狙える」と口コミ評価も抜群な、過去問に匹敵する実力を備えた一冊です。
MOS攻略問題集Excel 365&2019

こちらは、Excel 2019の一般レベル向けの問題集です。本書では、それぞれの機能を3ステップ(練習問題+機能説明+操作手順)で段階的に分かりやすく解説します。
5回分の模擬試験は、ダウンロード形式ではなく添付のDVD-ROMに収録。ナレーション付きの親切な解答動画を参照すれば、過去問レベルのスキルを素早く習得できます。
このように、MOSの過去問学習に最適な本は数多くありますが、特にExcel向けの本が充実している点に目が行きます。これは、MOSの中でもExcel人気が高いこと、そして取得難易度が高いことがその所以です。
以下の記事では、おすすめのExcelテキストを複数紹介しています。ダウンロード資料付きのテキストもあるので、過去問対策の一環としてご参照ください。
MOSの過去問を効率的に利用するコツ
MOSの過去問形式の問題に取り組む場合、以下のステップで進めていくと学習効率がアップします。
- スキルチェックで現状を把握する
- レベルに合った問題選びで効率化を図る
①スキルチェックで現状を把握する
MOSの過去問形式の問題に効率的に取り組むには、まず自分の現在の実力を把握することが重要です。いきなり過去問に挑戦すると、基礎知識が抜けている場合に時間を無駄にしてしまうことがあります。
効率化を目指すのであれば、「急がば回れ」の精神で、「アテオンストア スキルチェック」などをまず利用してみましょう。あわせて、「過去問を解けるレベルに達しているか」も確認してください。
②レベルに合った問題選びで効率化を図る
スキルが明確になったら、自身のレベルに合った過去問形式の問題に取り組んでみましょう。基礎が足りない場合は、まず練習問題を重点的に進めることが大切です。
問題選びに迷ったときは、手軽に利用できる無料サイトから始めるのがおすすめです。無料サイトにチャレンジしたら、その次は本も視野に入れつつ、自分の希望や目的に合った過去問形式の問題を選びましょう。
ExcelのMOSを着実かつ効率的に取得したい方は、セミナーの利用もぜひご検討ください。
合格まで段階的にステップアップできるMOS対策短期集中講座
MOS対策短期集中講座は、初心者でも短期でMOS合格を目指せる人気の学習サービスです。
カリキュラムは、MOSのExcel、Wordの基礎からスタートし、シラバスを全て網羅します。最終ステップとして過去問に遜色ない模擬試験も実施。PDF配布の「MOS完全攻略セミナーガイド」は、学習の定着度アップに大きく貢献します。
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MOSの過去問形式の問題選びの注意点

MOSの過去問形式の問題を選ぶ際、次の2つを必ず確認しましょう。
- 対応バージョン・環境
- 解答・解説の提供形式
①対応バージョン・環境
MOSの過去問形式の問題は、使用するOfficeのバージョンが自分のPC環境と合っているかを必ず確認しましょう。バージョンやOSが異なると、表示や操作手順が変わり、正しい学習効果が得られない可能性があります。
特に、模擬試験プログラム付きの書籍や教材は、対応環境以外では正しく動作しない場合が多いです。「せっかく購入したのに使えなかった」という事態を避けるためにも、バージョンやOSの条件は購入前に必ずチェックしてください。
②解答・解説の提供形式
MOSの過去問形式の問題は、問題の解答や解説がどのような形式で提供されるかも確認しましょう。効率的に学習を進めるためにも、自身の希望に合った解答形式のサービスを選択することが重要です。
例えば、視覚的に理解したい方は動画形式、その場で即確認したいときは画像や図解が適しています。なお、詳細解説や全解答が書籍購入者限定のケースもあるので、コストを抑えたい方はこちらも確認しておいてください。
MOSの過去問についてまとめ
MOSの過去問は公式には公開されていませんが、過去問と同様の学習効果が期待できる問題集や学習サイトは数多く存在します。
過去問がないことで受験の効率が悪くなるのではないかと懸念している方も、これらのサービスを利用することで過去問がないリスクを軽減できるでしょう。まずは自分のスキルレベルをしっかりと把握し、それに適した過去問形式の問題の選択からスタートしてください。