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Mayaの価格と購入方法、割引キャンペーンについて

今回はMayaの価格と購入方法、割引キャンペーンについて徹底解説していきます。

1.Mayaの価格

まずMayaの価格について詳しく説明していきたいと思います。

①Mayaの支払い方法

月額制と年額制を選択でき、サブスクリプション形式で支払いをします。
サブスクリプション方式とは、商品ごとに購入金額を支払うのではなく一定期間の利用権として料金を支払う方式のことです。
契約期間中であれば、Mayaを自由に利用できますが、期間がすぎれば利用できなくなるという特徴があります。

Maya

②Mayaの価格

Mayaは事業者規模や使用用途によって、複数のサブスクリプションタイプを選択できます。
以下に一覧を表記しますので参考にしてください。

Maya/2023参考:販売価格:36,300円/1カ月 286,000円/1年 815,100円/3年

  • モデリング
  • テクスチャリング
  • アニメーション化
  • エフェクト付け
  • レンダリング

にわたるまですべての機能をご使用いただけます。
料金設定としては、他の類似ソフトと比較して高めだと思います。
その分機能性は非常に高く、実用性は高いです。
多機能性で、そのカスタマイズは無限にできるといわれているので、クリエイターがこういうのをやってみたい!と思っていることはたいてい実現できちゃいますね。

Maya indie:42,900円/年

2020年8月7日にリリースされましたMayaの新しいライセンス形態のことです。
本家Mayaの機能はそのまま維持しており、対象要件を絞ることで価格を抑えた個人用途向けのMayaになります。

使い慣れた方でも使用制限に違和感はあまり感じないと思います。
個人用途として使おうと考えている人は、困らない程度に使用制限は感じないと思っています。
名前の通り、Mayaindieはインディーver.となっていますが、基本的にMaya本体と操作性も変わりません。

強いて言うのであれば、Arnoidのバッチレンダリングができないところがあり、別途Arnoldのライセンスを取得する手間がかかってしまいます。
Arnoldはサブスクリプションを取得するのに年間6万円程度かかります。
よって個人使用の方はインディーVer.を購入することを強くお勧めします。
後悔されないように、機能等の確認は行ってください。

Maya indieは一応、購入要件も設定されています。
本体は年間20万円もするため、まずはindie版で簡単な機能のみ使ってみることをお勧めします。

  • クリエイティブ制作者である場合、年収1500万円未満であること
  • Mayaを扱うプロジェクトが10万ドルを超えないこと
  • 1ユーザーまたは1組織につき1サブスクリプションのライセンスのみ利用すること

個人のクリエイターは大体満たしているので問題ないですね

Maya LT:42,900円/年(5,500円/月)

Maya LTは、お試し版程度に考えていただくといいと思います。

機能制限もそれなりにありまして、例えば、CGを専門としてやりたいと考えている人は、レンタリング機能が使えないことなどがあげられますね。
そのほかにも、お試しとしてLTを利用して作成したデータを、後からMayaで開きたい場合にデータを開くことは手間のかかる操作を必要とします。
では、インディーと比較して何が良いのかというと、月額制の設定ができるので、お試しで数か月使用したいと思っている人にはお勧めします。

Maya体験版:無料/30日間

その名の通り、30日間だけ無料ですべての機能が操作できます。
本品と同じものが使用できてしまうので、お勧めします。

一方で、商用利用が認められていないので、作ったものをクラウドワークス、ランサーズなりで販売していることがわかると費用請求される可能性もあるのでご注意くださいね。

Maya学生版

学生は、体験版を使用するよりも長期間無料で使えます。
Fusion 360ユーザーは理解しやすいと思いますが、毎年提供期間が変わったりするので、都度確認することをお勧めします。

2.Mayaのキャンペーンついて

Mayaに割引キャンペーンがあるのかも調べてみました。

特別割引キャンペーンについて

特別キャンペーンは、Autodesk社の Web サイトで「1週間以内であれば25%off!」など突発的に発表されたり、営業チームの方から買うと割引をしてくれたり、または指定の認定販売パートナー(取り扱いを委託されている会社)から購入した場合も割引されますので、都度確認してください。

下図のようなキャンペーンが販売パートナー様から提供されます。

Autodeskサブスクリプション

他のソフトと組み合わせで購入することによる割引

例えば、特定期間に3DS MAXとMayaを同時購入することによって割引されることがあります。
20%ほど割引されることもあるので、一緒に買ってもいいかもしれませんね。

以下のものはAUTODESK社の製品で、同時購入特典をよく見かけるので、欲しいものがあれば同時にサブスクリプションを購入することをお勧めします!

  • 3dsMAX:3Dモデリング、アニメーション、レンダリングに特化した、3D/CGソフトウェア
  • Arnold:5本のArnoldライセンスでレンダリング時間を短縮可能
  • MotionBuilder:キャラクターアニメーションのキャプチャー・編集・再生
  • Mudbox:3Dデジタルペイント・スカルプトソフトウェア
  • SketchBook:スケッチ・イラストレーションを作成するペイントソフトウェア
  • Character Generator:Webベースのキャラクター作成ソフトウェア
  • Autodesk Rendering:高品質フォトリアリスティックを実現する高速クラウドレンダリング
  • ReCap Pro:3Dスキャンソフトウェア

3.Mayaの購入にあたっての注意事項

サブスクリプション方式としたことにより、AUTODESK IDを使用したサインインだけで機能の利用が可能となる為、複数台のデバイスで利用可能となります。
Mayaのサブスクリプションライセンスは、1ユーザー1ライセンスのみとなりますが、最大3台のパソコンにインストールする事が可能です。
出張時にノートPCで使用したいシーン、プレゼントして利用したいときにもインストールできます。
ただし、起動できるのは1台のみなのでご注意願います。

4.Mayaの購入方法

サブスクリプションライセンスの購入は、Autodesk公式サイトor Autodesk公認販売パートナーから申し込みすることになります。
個人だと基本的に公式サイトを経由したほうが楽そうですね。
購入後は、別記事に記載のあるインストールの手順を踏むだけで即座に使用が可能であり、24時間購入可能なので、必要になったらすぐ買うことができます。
また、30日間は返金対象期間があるので、気に入らなかった理由をいうことができれば返金してもらうことができます。
ダウンロードの際の不明点も、予約制の電話サポート、eメール、オンラインチャットで相談できます。
リモートデスクトップサポートも受けられるため、購入段階で躓く心配は特にないと思います。
Autodesk社の公認サポーターから購入する場合は、キャンペーン割引も受けられるので、その点も踏まえて検討ください!

5.まとめ

自分の使用したい機能範囲に合わせて、コストを抑えて購入することをお勧めします。
特に、個人様はインディーver.、会社等ではMayaを購入することをお勧めしています。

購入方法は個人様だと公式サイト、団体様だと公認販売パートナーから申し込むことが多いと思います。
時期によってキャンペーンを利用して購入可能なことがあるので、タイミングを計って購入することをお勧めします。

Mayaは映像業界のスタンダートにもなっており、クオリティの高い作品が制作できるソフトであるため高価な買い物であることは間違いありません。そのため、Mayaを購入するならば使いこなせると良いでしょう。
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