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Markforged mark twoの4つの特徴!使用するメリットや他製品との比較

カーボンファイバー素材を使用した強度の高い造形ができる、Markforged mark two。高精度かつ高耐久な造形ができるスペックの高いモデルでありながら、デスクにもおけるコンパクトさが魅力の3Dプリンターです。
今回は、Markforged mark twoの4つの特徴を紹介していきます。

Markforged mark twoの4つの特徴とは?

Markforged mark twoは、アメリカに本社をおくMarkforged社が手がける業務用3Dプリンター。カーボンファイバーを芯材に入れることを可能にした、世界初の3Dプリンターです。
そんなMarkforged mark twoの、4つの特徴を紹介していきます。

特徴①:アルミニウム並みの強度をもつ造形

Markforged mark twoの注目すべき特徴は、アルミニウムと同程度の強度がある造形ができるところ。他の3Dプリンターでは扱えない特殊な素材を使用でき、強度の高い造形物の出力を可能にしています。

例えば、Markforged独自の素材である「Onyx」。Onyxは、ナイロンにマイクロ炭素繊維を充填した樹脂素材です。単独で使用しても強度が高く、耐熱性、耐薬性にも優れています。
補強材としてカーボンファイバーを使用すれば、アルミニウムと変わらないほどの強度に仕上がります。
ほかにも、強靭で柔軟性に優れた「ケブラー」、高温環境に強い「強度耐熱ファイバーグラス」、エントリーレベルの連続繊維である「ファイバークラス」なども使用可能です。

特徴②:積層ピッチ0.1mmの精密さ

Markforged mark twoは、強度だけでなく精度の高さも特徴のひとつ。積層ピッチは最小0.1mmであるため、精密な造形ができます。
また、Onyxを使用すれば滑らかな表面仕上げができ、高精度なパーツを作成することが可能です。精密さが必要とされる部品や治具の製造にも適しています。

特徴③:コンパクトなサイズでコスパもよい

Markforged mark twoは、デスクトップ型のコンパクトなサイズ感が特徴です。業務用プリンターは一般的には大型なモデルが多く、置き場所に困ることも少なくありません。
Markforged mark twoは、本体サイズ584×330×355mmとデスクにも置ける大きさなので、場所に困らず気軽に導入できるのがポイント。

またMarkforged mark twoは、業務用3Dプリンターとしてはコスパが良いのもポイント。業務用の3Dプリンターは、1,000万円以上するモデルも珍しくありません。
一方で、Markforged mark twoは500万円以下の価格で導入が可能。コストを抑えつつも、高い性能を備えた3Dプリンターです。

特徴④:クラウド上で操作できる高機能なスライスソフト

Markforged mark twoは、専用のスライスソフト「Eiger」を使用できます。操作はブラウザ上でできるため、いつでもどこでも3Dプリンターの設定が可能。
例えば、在宅勤務中や外出中でも利用できるため、わざわざ出社して操作したり、同僚に頼んで操作してもらったりという手間がかかりません。図面のインポートや複合材料の選択も、簡単な操作で行えます。

Markforged mark twoおすすめ使用方法

Markforged mark twoのおすすめの使い方のひとつは、治具の造形です。Markforged mark twoで造形したものは強度が高く、高精度な部品を作成できるため、治具の生産に適しています。
治具の生産を自社で行うことにより、コストと工期の大幅な削減が見込めます。

また従来の切削加工ではできなかった、複雑な構造を持つ部品を作成するのもおすすめ。3Dプリンターであれば、部品の中を空洞化したり、メッシュ構造にしたり、加工が難しい複雑な部品も簡単に作成できます。
例えば、Markforged mark twoで自動車の改造部品を造形すれば、デザイン性にもこだわることができ、かつ軽量な部品を作成できます。

他にも、生産が終了したパーツなどの代替部品を簡単に作ることも可能。壊れた部品からパーツを再現するような使い方もできるため、入手困難な部品も簡単に手に入れることができます。

Markforged mark twoを使うメリット

実際にMarkforged mark twoを製造現場に導入することによって、どのような効果をもたらすのでしょうか。
Markforged mark twoを使うことによるメリットを紹介します。

コスト削減に繋がる

Markforged mark twoを活用すれば、ライン部品や治具の生産を内製化できるようになり、コスト削減に繋がるというメリットがあります。
製造現場では、数えるほどしか使わないような治具や、小ロットの製品を製造することがあります。従来は、治具の生産などは外注化することが多く、コストがかかっていました。しかし、Markforged mark twoを使い内製化ができれば、治具やライン部品などの製造にかかる費用を抑えることができます。
また、一般的な3Dプリンターでは作れなかった強度のある部品も、Markforged mark twoであれば作成が可能です。

部品や製品の軽量化を図れる

カーボンファイバーは、アルミニウムのような強度がありながら、金属よりも非常に軽量であるという特徴があります。これまで金属製であった部品をMarkforged mark twoで造形できるようになれば、大幅な軽量化を図れます。
例えば、ライン部品を金属から樹脂に変更すれば、ダウンタイムなどを減らして製造工程での動作を軽くすることも可能です。

工期の短縮ができる

Markforged mark twoを活用すれば、工期の大幅な短縮を図ることができます。
従来のように部品の生産を外注化していると、業者の選定や契約、開発などに時間がかかってしまいます。Markforged mark twoで造形すると、準備作業は図面を準備しブラウザ上のスライスソフトを使うのみ。
あとはプリンターを操作するだけで、その場で出力を開始できます。

Markforged mark twoと他製品の比較

Markforged mark two以外に、カーボンファイバー素材を使用できる3Dプリンターを紹介します。
これから導入を検討されている場合は、参考にしてみてください。

FLASHFORGE CREATOR 4S

FLASHFORGE社が提供する、最上位モデルの業務用3Dプリンターです。エクストルーダーには、工業用フィラメントに対応したHT、炭素繊維フィラメントに対応したHS、軟性フィラメントに対応したFの3種類があります。
オートレベリング機能があるため、手動での水平補正が不要で操作も簡単です。造形サイズは400×350×500mmと大型なのも特徴。

Markforged mark twoと異なる点は、使用できるフィラメントの種類。CREATOR 4Sは20種類以上のフィラメントを使用できますが、Markforged mark twoで使えるOnyxなどは使えません。
造形サイズが大きく、多様な用途で使えるのはCREATOR 4S、カーボンフィラメントに特化した強度の高い造形をするならMarkforged mark twoがおすすめです。

Markforged X7

mark twoと同じくMarkforgedが提供する、業務用の大型3Dプリンターです。X7はmark twoの上位機種にあたります。
mark twoと同じくカーボンファイバーのフィラメントを使用できるのはもちろん、造形サイズは330×270×200mmと大きいのが特徴です。
フィラメントは、難燃性材料の「Onyx FR」、静電気が放電する現象を抑えるESD耐性がある「Onyx ESD」などが使用可能。mark twoよりも種類豊富なフィラメントが使えます。
また、レーザー計測器を搭載しており、より高精度な造形が可能な点もポイント。

一方で、X7は本体価格が1,000万円程度と、Markforged mark twoよりも導入コストが大きくかかります。
航空産業や自動車産業など、造形物に高い強度や難燃性が求められるような場合はMarkforged X7、導入コストを抑えるならMarkforged mark twoがおすすめです。

Markforged mark twoについてまとめ

Markforged mark twoを活用することで、ものづくりの現場が大きく変化する可能性があります。従来はできなかった、大幅なコスト削減や工期短縮に繋がるかもしれません。
Markforged mark twoは比較的導入コストが低いモデルです。高い強度の造形ができる3Dプリンターを探している場合は、ぜひ検討してみてください。

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