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Inventorの価格とは?他ソフトの価格や安く購入する方法を徹底解説

オートデスク社は製造業や建設業で使われているCADソフトウェアを数多く発売しています。
ここではオートデスク社が製造業向けに提供しているInventorという製品の特徴や価格、安く購入できる方法について紹介していきます。

まずInventorとは?

まずInventorとは?

Inventor(インベンター)は、オートデスク社が提供しているプロフェッショナル向けの3DCADソフトウェアのことを指す言葉です。
Inventorには3次元機械設計、図面作成、製品シュミレーションなどのツールが搭載されています。このソフトウェアを活用することで製造業や機械設計を行う際に便利になり、大規模アセンブリやAutoCADデータの取扱など他部門にまたがる作業をスムーズに行えるようになります。
Inventorには高機能な代わりに高価なInventor professionalと廉価版のInventor ltとがあります。
windowsのみに対応しているので、Macでは使うことができません。もしwindows以外のパソコンでソフトを使用する場合は、自分のパソコンにデュアルブートをしてOSを入れる必要があります。

Inventorは1つのソフトがあれば設計からエンジニアリングまで完結できるという特徴があります。包括的な3DCADソフトだから、完結できるのです。部品やユニットごとにファイルを作成できる点も、Inventorの特徴の1つだと言えます。この機能によって1つの図面上で作成したオブジェクトをモデリングが可能です。
さらにシミレーションツール上でも、テストをすることができます。設計段階で製品テストが行えるので、プロトタイプ作成の時間を大幅に削減可能です。
他のソフトとの連携姓の高さもInventorの特徴です。オートデスク社が出しているFusion 360などとの組み合わせは特に使いやすいです。
ビューアーを使えば作成したモデルを共有することが簡単なので、取引先との共同作業を行うのに適したソフトだと言えます。

各Inventorソフトウェアの価格

Inventorはオートデスク社の公式サイトからいつでも購入することができます。
ここではInventor・Inventor lt・Inventor professional・AutoCad Inventor lt Suite・Product Design&Manufacturing Collectionの5つの製品のサブスクリプションの価格を紹介していきます。

Inventorの価格

Inventorの価格は期間によって変わります。

  • 1ヶ月の価格46,200円
  • 1年間の価格367,400円
  • 3年間の価格1,102,200円

オートデスクの公式サイトで購入するときは、年間契約にしたほうが価格が割引されるので1ヶ月プランを継続して利用するよりもお得に利用できます。複数年で契約したときでもサービス内容は変わりません。

Inventor ltの価格

Inventor ltの価格はこちらになります。

  • 1ヶ月の価格7,650円
  • 1年間の価格58,320円
  • 3年間の価格157,680円

Inventor ltだと通常より安くサービスを利用することができます。しかし利用できるツールが少なくなるので、自分の仕事に使う機能がちゃんと含まれているか契約前に確認したほうがいいでしょう。

※2020年11月7日をもってInventor LTは提供を終了しています。

AutoCAD Inventor lt Suiteの価格

AutoCAD Inventor lt Suiteの料金価格はこちらです。

  • 1ヶ月の価格9,900円
  • 1年間の価格82,500円
  • 3年間の価格223,300円

Inventor ltとAutoCAD ltが組み合わされてできたライセンスです。
両方を単体で購入するよりも安くなるのが特徴です。

※2020年11月7日をもってInventor LT Suiteは提供を終了しています。

Product Design&Manufacturing Collectionの価格

Product Design&Manufacturing Collectionはこちらの価格です。

  • 1ヶ月の価格60,500円
  • 1年間の価格479,600円
  • 3年間の価格1,438,800円

こちらのライセンスの中には、AutoCADの他に機械設計に特化したソフトが入っています。

Inventor professionalの価格

Inventor professionalの価格は期間によりこちらになります。

  • 1年間の価格367,400円
  • 3年間の価格1,102,200円

こう見てみるとInventor ltが価格的には非常に安いですが、機能も簡易的なものになります。
Inventor professionalは一番料金価格が高いですが、通常のInventorよりもかなり高性能となっています。
Inventor professionalに関しては下記記事でも詳しく解説しています。

Inventor Professionalとは?機能や通常のInventorとの違いを徹底比較

Inventorを安く購入する方法

Inventorを安く購入する方法

ここではInventorを安く購入する方法を紹介していきます。
Inventorはユーザータイプや求めるライセンスによって安く購入できるかどうかが決まります。

学生・教授ライセンスを持っている場合

学生や教育関係者はアカウント開設時に教育ライセンスを申請するかを聞かれることがあります。
この教育ライセンスを所持している期間は、Inventorをの費用は無料です。

永久ライセンスを持っている場合

オートデスク社ではInventorだけではなく、すべての製品の永久ライセンスが廃止になりました。
旧永久ライセンス保持者なら、最大20%の割引が適用されます。

Inventorをセールの時期に購入する

オートデスク社の公式サイトでは、不定期に割引セールが開催されることがあります。
セールが行われる時期は固定されていませんが、ユーザーの中にはセール情報を発信してくれる方もいるのでSNSをチェックしておくといいでしょう。
最大で25%割引にできることもあるので、できるだけ安く購入したい方はセールで買うのがおすすめです。

Inventorを長期ライセンスで購入する

オートデスク社の製品は短期的なライセンスよりも、長期的なライセンスを購入するほうが割引することができます。長く使っていく予定がある方は、年間契約を結んだほうが結果的に安く購入できます。

Inventorをセットライセンスで購入する

複数のソフトがセットになっている、セットライセンスというものが用意されています。
同じ会社のソフトは連携性も高く、弱点を補完する形にもなっているので同時に購入する価値は高いです。
目的が複数ある方にも、この購入方法はおすすめできます。

Fusion 360とInventorの違い

同じ3DCADにはFusion 360もありますが、Inventorとはどう違うのでしょうか。

同じ会社から発売されているFusion 360とInventorは同じ様に製造業や建築業で使われているソフトですが、その特徴は微妙に違います。
Inventorが機械設計や設置装置などに最適化されているのに対して、Fusion 360はものづくりのためのプラットフォームというコンセプトで作られ、会社や部署を横断して使用できるという特徴を持っています。
この2つのソフトは得意な分野と不得意な分野が別々なので、組み合わせて利用すると便利です。

Inventorの無料期間は?

InventorやFusion 360などのAutodesk製品は誰でも無料でソフトウェアをお試しすることができます。
無料体験期間は30日間あるので、ある程度しっかりソフトを触って感触を知ることが可能です。
Inventorをぜひ無料で使ってみたい!と思った方はこちらから無料体験版を試してみてください。

Inventorの導入手順

ここではInventorの導入手順について説明します。
そんなに難しい手順ではなく、下記3ステップでダウンロードとインストールが完了します。
Inventorの価格に納得できたら早速導入してみましょう。

①ダウンロードを開始する

まずオートデスク社のホームページを開いてください。ホームページを開いたらInventorのページに移動します。価格が表示されるので、自分が購入したいプランをクリックしましょう。
サインインするにはアカウントが必要になるので、あらかじめアカウントを作成しておくと作業がスムースに進みます。サインイン画面では、プロフィールを入力してください。
すべての作業が終わると、ダウンロードが始まります。

②実際に使用できるまで

ダウンロードが終わると自動的にインストーラーが起動し、規約画面に移ります。項目に同意したなら「次の項目に同意する」にチェックを入れましょう。
その後ソフトをインストールする場所を選択する画面が出ますが、特に変えたくない場合はそのまま「次へ」を押してください。
追加のコンポーネントを追加したい場合は、この段階で使いたいものを選びインストールしましょう。
開始ボタンが表示されたら、その時点からInventorを使用できます。

③チュートリアルを始める

まだ使い方がわからないという方は、Inventorのチュートリアルをダウンロードするのもいいでしょう。
チュートリアルを使えば簡単に基本操作をマスター可能です。ソフトを起動した後、画面に「体験版の使用を開始しますか?」と出たら、紹介師を選択しましょう。
チュートリアルの文言が表示されたら「今すぐチェック」をクリックします。
画面が変わったら、チュートリアルデータをダウンロードし「学習を開始」を選択するとチュートリアルが始まります。

Inventorの価格についてまとめ

Inventorはオートデスク社から出ている製造業・建設業向けの3DCADソフトウェアです。
サブスプリクションで購入する形になり、年間契約なら割引もしてもらえるのでより安く購入できます。
他にも学生ライセンスを持っている場合などに割引して購入可能です。
ぜひこの機会にInventorの価格を把握して導入を考えてみてください。

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