facebook

【2025】Fusionのおすすめeラーニング3選!メリットや注意点も紹介

Fusionは、個人利用から企業の設計現場まで幅広く活用されています。しかし、これから学ぼうと考えている方にとって、自分のペースで学習できるeラーニングは、時間や場所に縛られずに知識と技術を身につける手段としておすすめです。

そこで、今回は初心者にも扱いやすく、基礎から応用までを段階的に学べるeラーニングのメリットやおすすめの講座を3つ紹介します。

Fusionのeラーニングとは

「Fusion」とは、「Autodesk Fusion」という3D CAD、CAM、CAEの機能を統合したクラウドベースの設計ツールです。個人利用や教育目的、製品設計の分野で使用されており、設計から製造までの一連の工程を1つのソフトウェア上で管理できます。

この「Fusion」を学習するときに1つの手段となるのが「eラーニング」です。eラーニングは、パソコンやタブレットなどのデジタル端末を使ってオンラインで行う学習形式のことです。

【2025】初心者OKのAutodesk Fusionの使い方まとめ!操作やコマンドなどを詳しく解説

Fusionをeラーニングで学ぶメリット

Fusionをeラーニングで学ぶメリット

「eラーニング」は、インターネットを活用した学習方法です。教室に集まらず、インターネット上で教材や動画を使って進めるため、時間や場所を問わず、自分のペースで動画や映像、スライドなどから必要なことを学ぶことができます。通学や集合研修といった従来の学習方法と比べて、柔軟性が高い点がメリットです。

初心者向けのコースでは、簡単な形状を作る課題から始め、画面操作やツールの選び方、保存の方法など、ソフトウェアの基本機能について詳しく説明するeラーニングの講座も珍しくないでしょう。具体的な機能学習には、「スケッチ」モードで正方形や円を描く練習や、「押し出し」ツールを用いた立体化の手順などが代表的です。難度の低いものから自分で学習進度を合わせて進められるのもメリットでしょう。

特に、進捗管理や習得度を自分で把握しやすいように構成されているコースも多く、学習のモチベーションを維持しやすい環境が整っています。例えば、単元ごとに「確認テスト」や「演習課題」がある教材であれば、学んだ内容を実際に試すことで知識の定着を促してくれるのです。

このように、Fusionを学べるeラーニングは、時間的な自由度、復習のしやすさ、自己管理のしやすさといった複数の点で、学びやすい仕組みとなっています。

Fusionをeラーニングで学習する注意点

「Autodesk Fusion」は、3次元モデリング、図面作成、アセンブリ、レンダリング、CAMなど、多くの機能を1つにまとめた3DCADツールです。eラーニングは、時間や場所を問わず学べる利便性がある一方で、いくつかの注意点もあります。

まず、質問のタイミングが限定されることが挙げられます。録画された動画教材を用いたeラーニングの場合では、疑問点が生じたときにすぐ講師へ質問できるとは限りません。動画の視聴に集中しても、自己解決が難しい部分でつまずくと、学習の進行が止まってしまうことがあります。

また、実務に即した操作経験が得られにくい場合があることも欠点の1つです。eラーニングでは、基本的な操作やツールの説明が中心になりがちで、実際の設計業務を想定した複雑な工程に触れる機会が少ない場合があります。例えば、業務で必要な図面規格への対応や、部品間の干渉を考慮したアセンブリの設計などは、別途、補足的な学習が必要になることがあります。

さらに、自分の理解度を客観的に把握しにくい点も注意が必要です。eラーニングでは、演習課題に対する添削やフィードバックが個々に対して行われないケースがあり、あっても遅れての返却など、自分の作業が正しいかどうかすぐに判断しづらくなります。特に、操作ミスや設計ミスに気づきにくいため、基礎を正確に身につけたい場合は、補助的に指導を受ける機会を設けるのが望ましいです。

Fusionを学べるおすすめなeラーニング3選

Fusionを学べるおすすめなeラーニング3選

Fusionの基本から応用までを自分のペースで学べる、おすすめのeラーニング講座を3つ紹介します。

初めてCADに触れる方にとっては、機能や操作が多く、どこから手を付けてよいか迷うこともあります。そこで、以下のeラーニングなら初歩から応用まで学習進度を管理しながら学べるのです。以下で、それぞれの講習内容を確認しましょう。

  1. Autodesk Fusionセミナー講習
  2. Fusion 認定ユーザー資格対策eラーニング(CADCIL)
  3. ソフトキャンパスの3DCAD(Autodesk Fusion)基礎講座

Autodesk Fusionセミナー講習

「Autodesk Fusionセミナー講習」は、「Fusion」の開発元である「Autodesk」が提供する公式のeラーニングサービスです。この講習では、基礎的な操作方法から応用的な設計スキルまでを段階的に習得できるカリキュラムが用意されています。

例えば、入門レベルの講座では「スケッチ」や「押し出し」、「フィレット」といった基本ツールの操作方法から学び始めるのです。その後、中級編では「アセンブリ」や「パラメトリック設計」、「図面機能」などの構造設計や部品配置に関する具体的な機能へと進みます。

さらに、応用の講座では「CAM(Computer Aided Manufacturing)」や「CAE(Computer Aided Engineering)」の使い方も扱いながら学べるでしょう。これらを通じて、製品設計から加工・解析まで一連の流れを理解できます。

ちなみに、「Autodesk Fusionセミナー講習」は、動画教材、ハンズオン演習、練習ファイル、確認テストなどが含まれた形式で、視覚と操作の両方で学びを深められるように設計されています。

特に初心者にとっては、実際の画面操作と合わせて解説される内容がわかりやすく、つまずきにくい構成となっているのです。

これから学び始めて、実践まで集中して使えるようになりたい方には、特におすすめです。eラーニングは受講料も会場講座より安くなります。以下から、「Autodesk Fusionセミナー講習」の申し込みが可能です。

セミナー名Autodesk Fusion CAMセミナー講習
運営元ProSkilll(プロスキル)
価格(税込)58,300円〜
開催期間2日間
受講形式対面(東京)

Fusion 認定ユーザー資格対策eラーニング(CADCIL)

「Fusion 認定ユーザー資格対策eラーニング(CADCIL)」は、3次元CADソフト「Fusion」の基本操作から試験合格に必要なスキルまでを段階的に学習できるeラーニングとなっています。

特に、公式認定試験の内容に準拠したカリキュラムを採用しており、試験に出題される機能や操作を重点的に扱っている点が特徴です。

例えば、試験でよく出題される「スケッチの作成」や「パーツの押し出し」、「アセンブリ機能」などを、操作画面と連動した映像や説明資料を通じて学べるようになっています。操作ごとに細かく分けられたレッスンも提供されており、初心者でも基礎から操作を順番に学んで、単元を進めることができます。

あらかじめ用意された課題モデルを操作しながら、各機能の使い方や設計手順を確認するため、学びながら知識の定着もしやすいでしょう。何より、実際の試験形式に近い環境で練習できるため、試験本番への準備を効果的に進められます。

その上で、各単元の最後にミニテストや理解度チェックが組み込まれています。自身の習熟度を把握しやすく、苦手な箇所を繰り返し復習することができます。

受講はオンラインで完結する形式で提供されており、パソコンとインターネット環境があれば、自宅や職場など好きな場所で受講可能です。また、eラーニングでは視聴回数を気にせず、わからない部分を何度でも繰り返し確認できます。

効率よく基礎から試験レベルまでの内容を学びたい方にとって、「Fusion認定ユーザー資格対策eラーニング(CADCIL)」は実用的なeラーニング講座です。

ソフトキャンパスの3DCAD(Autodesk Fusion)基礎講座

「ソフトキャンパスの3DCAD(Autodesk Fusion)基礎講座」は、3次元CADツール「Fusion」の初心者向け学習を目的とした講座です。リアルなeラーニング学習を並行して行う対応に分類されます。モデリングの基本操作や設計の基本概念を、実際の操作とともに学べるのが特徴です。

講座内容は、「Fusion」のインターフェースの使い方や基本的なコマンドの意味と使用方法を丁寧に説明するものとなります。設計の基本操作を繰り返し練習することで、初心者でも操作に慣れていくことができます。

この講座の特長のひとつは、講師と1対1で進めるマンツーマン形式な点です。個別対応によって、受講者は理解を深めることができます。eラーニングによくある完結型ではなく、同時にeラーニングを利用するだけのため、個人学習だけではわからないことも解決しながら進められます。

また、実務に近い課題に取り組みながら進行するため、学習した内容がどのように実践で応用できるのかを具体的にイメージしながら学ぶことが可能です。実際の部品モデルを例にした演習を通して、設計の考え方や操作の流れを段階的に習得できます。

受講形式は、教室での対面授業と、インターネットを利用したオンライン授業の環境が整っており、選択する方式です。

【2025】Autodesk Fusionの学習は何がおすすめ?初心者向けに練習方法や使い方を解説

Fusionのおすすめeラーニングのまとめ

Fusionを効率よく習得するには、自分の目的やスキルレベルに合った講座を選ぶことが大切です。eラーニングは、操作方法を視覚的に学べて、CAD初心者でも無理なくステップアップを目指せます。操作経験が少ない方でも、実例を通して学べるため、継続して学習することで、実務に近いスキルを着実に身につけることができるでしょう。

【2025】Fusionのおすすめeラーニング3選!メリットや注意点も紹介
最新情報をチェックしよう!