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加熱脱脂による2ステップ金属3Dプリンター「Studio システム 2」が取り扱い開始へ!

こんにちは!Chisatoです。
本日は、米国Desktop Metal,Inc.の金属3Dプリンター「Studio システム 2」に関するtopicsです。

丸紅情報システムズ株式会社(以下、MSYS)は、金属3Dプリンターを専門に開発する米国Desktop Metal,Inc.の金属3Dプリンター「Studio システム 2」の国内における取り扱いを開始します。「Studio システム 2」の出荷開始は2021年3月頃の予定です。

Studio システム 2全体構成(プリンター/左、ファーネス/右)

「Studio システム 2」特長

2018年より取り扱ってきた従来の「Studioシステム+」は、金属粉末と熱可塑性のバインダー(結合樹脂剤)を混合した材料を積層して造形するFDM方式(熱溶解積層方式)の「金属3Dプリンター本体」と、バインダーを脱脂する「デバインダーステーション」、高温で金属粉末を溶融結合させて焼結体をつくる「ファーネス(焼結炉)」の3つの機器でシステム一式を構成するシステムでした。
今回取り扱いを開始する「Studio システム 2」は、Studioシステム+の後継機で、バインダーの脱脂と金属粉末の溶融結合をファーネスの1ステップで実現し、デバインダーステーションを必要とせず、造形、焼結の2ステップで完結できることが最大の特徴です。脱脂時の溶剤使用が導入障壁になっていた企業・団体でも採用可能なシステムです。

Sutudioシステム+を導入済みのユーザ向けには、一部の追加部品とソフトウェアのアップデートによりStudio システム 2と同じ機能を実現できるサポートを用意しています。
Studio システム 2で使用する造形材料は、316Lステンレス鋼ですが、デバインダーステーションを併用する事で従来材料のクロムモリブデン鋼、銅なども使用可能です。

製品仕様

・機器サイズ:832(W) x 529(D) x 948(H)mm
・積層ピッチ:0.05-0.3mm
・造形サイズ:300(W) x 200(D) x 200(H) mm
・造形材料:316Lステンレス鋼 材料は順次追加予定です。
※従来材料はデバインダー併用により使用可能です。
・電力:100-130V、50/60 Hz、15A、1-phease

 

丸紅情報システムズ株式会社が取り扱いを開始した、加熱脱脂による2ステップ金属3Dプリンター「Studio システム 2」に注目です!

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