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オープンなCNCを採用した研究・試験用途に最適なモデリングマシン「MM120」新開発へ!

こんにちは!Chisatoです。
本日のtopicsは、オープンなCNCを採用した、研究・試験用途に最適な小型マシニングセンタをご紹介します。

株式会社岩間工業所、ベッコフオートメーション株式会社、connectome.design株式会社は、新開発のモデリングマシン「MM120」を発表します。
オープンなCNCであるベッコフオートメーション製のPCコントローラを採用することで、高速高精度なデータ取得と自作制御処理の組み込みが可能となっており、研究・試験用途に最適な小型マシニングセンタです。

 

研究・試験用途に最適なモデリングマシン「MM120」
この記事の概要目次

「MM120」開発背景

工作機械は高機能化に向けてより一層の進化を続けています。高い機械剛性を持つ機構を緻密に制御することで高速で高精度な位置決めを実現し、また、多様なオンマシンソフトウェアにより操作性と利便性を備えた機械も次々と登場してきています。ただその一方で、工作機械が今どのような状態にあるのか、どのようにコントロールされているのかを知るために、センサ信号や制御情報そのものを自在に入手するのは困難であることがまだまだ多い状況です。
今回オープンなCNCを採用することでこの課題を解決し、研究・試験用途に最適な工作機械として開発されました。

「MM120」特徴

  • 本体寸法650mm x 780mm(突起部/操作盤除く)というシリーズ史上最小サイズでありながら、ATC(自動工具交換)を完備し最高主軸回転数60,000rpmでの3次元形状の本格的な切削加工を実現します。
  • オープンで自由度の高いベッコフオートメーションのCNCを採用することで、CNCが持つ制御情報や接続した外部センサの信号情報を高速高精度に取得し、自作制御処理・MATLAB/Simulink®にて作成したモジュール・AIを用いて学習した推論モジュールなどの組み込みが可能です。
  • 「オペレータを認識する顔認証システム」「LINEやSlackと連携したIoT監視システム」「IoTプラットフォームOrizuruとの接続」といったIoTやセキュリティの最新技術を工作機械に導入できます。

 

オープンなCNCを採用した研究・試験用途に最適なモデリングマシン「MM120」に注目です!

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