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Blenderのおすすめスクール4選!スクールの特徴や価格を比較

3DCGを作成できるBlenderは、フリーソフトであることも手伝い、独学で習得する人も増えていますが、系統立てて学びたい場合は、スクールを利用するとよいかもしれません。
こちらでは、Blenderにできることや将来性に触れ、おすすめのスクールの特徴や価格をご紹介します。さらに、Blenderをスクールで学ぶのとeラーニングで学習する違いについても考えます。

Blenderのおすすめスクール4選

Blenderは、利用できる機能が多く、短期間に習得するには、スクール利用がおすすめされます。こちらでは、Blenderを学ぶのに適したスクールの特徴や受講価格を紹介します。

Omodok Design School

東京新宿区の新大久保駅近くにあるOmodok Design Schoolは、初心者は対面による授業が一番効率的という考えのもと、通学制の授業にこだわったスクールです。授業スタイルは、問題集を自分のペースで学びながら、わからない部分を講師に質問する「家庭教師型マンツーマン制」を取っているのが特徴です。こちらのスクールでは、Blenderの基礎を25回かけて学ぶコースと、基礎編を学んだ人が応用編として人物制作アニメに特化して学べるコース、建築CGで定評があるV-Rayプラグインを学ぶコースの3種類が用意されています。

それぞれのコースの一回あたりの授業時間は2時間です。それぞれのコースの回数と価格ですが、25回でBlenderの基礎が学べるコースは教材費込みで178,000円、15回で応用編を学べるコースは96,000円、10回で拡張プラグインを学べるコースは64,000円となっています。

オンラインパソコン教室イーカル

豊富な講座を学べるとして人気のスクールが、オンラインパソコン教室イーカルです。こちらのスクールで実施される「Blender基礎講座」では、3D入門者や初心者が12時間ほどでモデリングの基本操作を習得できるとしています。具体的な学習内容は、Blenderの基本操作・モデリングの基礎知識、原始的な形状の図形の移動・拡縮・回転に加え、身近にあるものを中心にしてモデリング作成をしていきます。さらに、表面材質やテクスチャ、レンダリングについても学ぶことができます。なお、習得までの想定時間は、個人の習熟度や、予習や課題をどれだけこなせるかにかかっているため、増減することがある点に注意が必要です。

オンラインパソコン教室イーカルでは、基礎講座を修了した人を対象にした「Blender応用講座」も開催しています。モデリングの応用として、1枚から2枚のイラストや写真を使って造形力を磨いたり、リアルに見せるレンダリングの基礎、スカルプトモデリングなどを学びます。学習想定時間は12時間から24時間となっており、基礎講座同様、それぞれの習熟度や授業時間外に行う予習や課題への取り組み具合により増減します。なお、オンラインパソコン教室イーカルでは月謝性を採用しており、価格は月11,000円です。加えて、入会金が3,300円かかります。オンラインでビデオ会議システムなどを用い、マンツーマンで指導を受けられる点が人気です。

XRアカデミー

XRアカデミーは、世界に通用するエンジニアやクリエイターを養成するスクールで、オンラインで学べる動画講座を提供し、いつでも講師に質問できる体制をとっています。Blenderに関する講座は、2022年8月の時点で5つ用意されており、初級コースからBlenderのバージョンアップにより追加された機能に特化したものなど、多岐にわたります。講座の価格は一つにつき4,800円で、すべての講座を選んでも24,000円と、価格が抑えられる点が魅力です。

XRアカデミーを利用するメリットは、第一線で活躍しているエンジニアやクリエイターが監修した講座を視聴できることです。質の高い教材を自分のペースで学べるので、学習効果が上がりやすくなります。受講者同士のコミュニティがあり、わからない点を質問したり、交流を持てるのもよい点です。

ストアカ

ストアカは、いろいろなスキルをオンラインで学べるマーケットという位置づけですが、Blenderに関しては、マンツーマンや通学で学べる講座があるので、スクールとして紹介します。ストアカでは、2022年8月の時点でBlender関連の講座が18ほどありますが、初心者に特におすすめなのが「初心者でも大丈夫!絶対出来る3DCG!」です。個人レッスンの形式で、Blenderの環境設定からモデリングやアニメーション、他のソフトとの連携や活用を学ぶことができます。価格は1.5時間で3,500円と、マンツーマンにも関わらずリーズナブルな点がメリットといえるでしょう。同じ講師から、キャラクターモデリングからアニメーションを1日で作成する4時間の講座も提供されています。こちらの価格は7,600円です。

Blenderの特徴と学ぶ価値とは

Blenderは、総合型の3DCGソフトで、初心者が3D画像をつくることから、プロがアニメーション制作をするなど、さまざまなレベルの使い方ができるのが特徴です。3DCG制作には、造形作業であるモデリングや、動くものに骨を設定するリギング、静止した絵を動かすアニメーション、光を入れ込んだり濃淡をつけられるライティング、作り上げた3DCGを静止画として書き出すレンダリングの作業が必要ですが、すべての工程を処理する機能がBlenderに含まれています。

Blenderはオープンソースで、すべての機能が完全無料で使える点もメリットといえます。3DCGソフトは、多機能なものほど価格が高く、無料版は機能制限がつくことが多いですが、Blenderは、機能面が充実しているにも関わらず、すべて無料で使える点がユーザーに支持される理由です。加えて、Blenderは日本語に対応しているので、英語に苦手意識がある人でもストレスなく使えます。Windows・macOSだけでなく、Linuxにも対応しているので、ほとんどの方がBlenderを学ぶプラットフォームを持っているということになります。

Blenderは学ぶ価値がある3DCGソフトといえます。3DCGやアニメーション業界では、これまで使ってきた主流ソフトに変え、Blenderを使う企業が増えています。一本のアニメーション映画すべてをBlenderだけで制作したものも登場していますし、3DCGソフトをBlenderに移行すると発表したゲーム制作会社もあります。近年は、Blenderを使った3Dモーションや、CGキャラクター制作などの求人も見かけるようになりました。Blenderを習得することで、新たな分野の仕事に携わるチャンスが得られるかもしれません。

Blenderをスクールで学ぶのと講座で学ぶ違い

Blenderはフリーソフトなので、eラーニングや講座を使って一人で学習することもできますが、スクールで学ぶ場合と、どんな違いがあるのでしょうか。スクールで学ぶ利点の一つは、まったくの初心者がどの方向性で学習していけばよいかがわかることです。特にBlenderは、機能が盛りだくさんの3DCGソフトで、すべてを学ぼうとすると膨大な時間がかかってしまいます。Blenderで何をしたいのか、そのためには何を習得すべきなのかなどの気づきを得るうえで、スクールは役立ちます。さらに、スクールでは講師や受講者と交流が持てるので、挫折しそうな場合も励ましあいながらモチベーションを維持できます。

eラーニングや講座で学ぶ利点は、自分が勉強したい内容を深掘りできることです。自分のペースで勉強できる点もeラーニングや講座のメリットですが、近年のスクールは同様の自由度がありながら、マンツーマンで学んだり、チャットなどで質問できるなど付加価値がつくものが増えています。価格面では、eラーニングや講座の方が圧倒的に有利なので、学習の最初の部分はスクールを利用し、慣れてきたら学びを深めたい部分にeラーニングや講座を活用するなど、両者のいいとこどりをして学ぶのもよいかもしれません。

Blenderを学べるスクールの特徴や価格についてまとめ

3DCGのフリーソフトで、映画やアニメーション、ゲーム業界などでも活用が進むBlenderは、スクールを利用して学ぶのがおすすめです。初心者を意識して対面にこだわる、オンライン形式でマンツーマンで学べるなど、スクールの特徴はさまざまです。Blenderの基礎をくまなく学ぶコースは価格が高めですが、収録された講座を使い、質問や交流をチャットやオンラインで行うケースでは、リーズナブルな価格設定のものもあります。

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