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AIで教育はできる?方法やメリットデメリット

様々な現場でIT技術が活用されるようになり、教育の現場でもAIを活用した学習ツールが登場するようになりました。ただ、学習ツールも多数登場しており、どれを選ぶのが良いか悩むでしょう。

そこでここでは、AI教育とは何かに加え、おすすめのAI教育ツールも紹介します。

AI教育とは

AI教育とは

教育の現場では教師の負担が大きく、そこで採点や成績管理などの仕事をIT化する動きが出てきました。また、家庭学習に関しても学年が上がると子供の勉強を教えられない、教材がかさばるなどの課題がありました。

そこで登場したのがオンライン学習ツールです。こちらではタブレットなどの電子機器を用いることで、インターネット環境さえあればどこでも学習ができるというものでした。
ただ、オンライン学習ツールが登場した当初はAIが搭載されておらず、あくまで教材を解いて人の手で解答を確認したり、学習履歴を記録したりする程度でした。

そしてAIが発達し、教育にも取り入れられるようになったことで、教育ツールでは採点を自動化したり、生徒の回答から得意教科・苦手教科だけでなく得意な単元・苦手な単元までも特定し、得意不得意に合わせた問題を出題することまでできるようになりました。タブレットとインターネット環境さえあればどこでも手軽に勉強ができるのがAI教育ツールの魅力です。
そのためAI教育ツールを用いて、通学時間をはじめ、ちょっとした空き時間に活用して勉強に取り組んでいる生徒が増えています。

AIを使った教育ツールのメリット・デメリット

AIを使った教育ツールは便利ではありますが、デメリットもあります。
それではAI教育ツールのメリット・デメリットについて解説していきます。

AI教育ツールのメリット

AI教育のメリットは、苦手を簡単に把握できる点です。
1科目の中でも得意な単元と苦手な単元が発生するでしょう。
そこでAI教育なら問題の回それまでに蓄積した回答のデータから、苦手な単元を導き出し、ツールによっては苦手な単元の対策に特化した問題を出題してくれるものもあります。

AI教育ツールのデメリット

AI教育ツールのデメリットは親の管理が必須である点です。
子供はインターネットが自由に使える環境だと、どうしても勉強ではなくゲームやSNS、動画サイトに気を取られてしまう子が多いでしょう。そのため、各家庭で勉強以外の目的でタブレットをつ合う場合は1日○時間までというように制限を設ける必要があります。

また、AIの自然言語処理技術は日々進歩しているものの、記述式問題の回答の正誤を判断できるほどではありません。
そのため、AI教育に100%頼り切るのではなく、紙の問題集と併用して学習を進めるのが良いでしょう。

おすすめAI教育サービス5選!

おすすめAI教育サービス

AIを活用した教育サービスは多数登場しています。
それではおすすめのAI教育サービスを紹介していきます。

進研ゼミ

小学生から高校生をターゲットにして昔から通信教育を展開している進研ゼミでは、小学生向けのAIを用いた「AI国語算数トレーニング」というサービスを取り扱っています。

国語と算数の2教科のみですが、学年に関係なく子供の学力に合わせて学習に取り組めるサービスです。こちらのサービスでは、AIを用いてその子の学力レベルに合わせた問題を出題したり、過去に間違えた問題の傾向から苦手な問題を特定して類似問題を出題したりすることができます。
これによって苦手教科の対策をするだけでなく、得意教科の学習もその子のレベルに合わせて進めていけるので、学校の勉強が物足りないと感じている子にもぴったりでしょう。

スマイルゼミ

タブレットを用いた家庭学習支援サービスとしてユーザーを増やしているスマイルゼミは、これまで小中学生をターゲットとしていましたが、2022年に高校生コースを開講。
こちらでは「戦略AIコーチ」というサービスで、学習を管理することができます。

戦略AIコーチの強みは、志望校に合わせた学習プランを提案してくれるところでしょう。
志望校合格には綿密な学習スケジュールを立てる必要がありますが、アルバイトや部活をしている生徒はなかなか受けジュール通りに勉強を進められません。
そこで戦略AIコーチはスケジュール偏向にも柔軟に対応し、理解が足りない単元には映像学習、反復練習をして知識を定着させる必要がある単元には5分トレーニングなどといった学習スケジュールを提案してくれます。
また、入試対策だけでなく定期テスト対策でも活躍。入試対策では、高校2年生の秋から、入試に向けて伸ばしたい力をヒアリングし、志望校に合わせたトレーニングを提案して合格を目指します。志望校の変更による受験教科の変更などもすぐにできるのでとても便利なサービスです。

Z会

Z会では中学生から高校3年生を対象に、タブレットコースにてAIを使ったカリキュラムを展開しています。

こちらでは普段の学習で発生したミスの傾向に合わせて毎日おすすめの問題を出題。苦手な単元だけでなく普段起こるミスの原因まで特定できるので効率よく受験勉強を進められます。
またZ会では苦手だけでなく得意にも着目し、得意科目・単元に関してはいつもよりも少しレベルの高い問題に取り組み、より得意を伸ばすこともできます。

すらら

特に勉強に遅れを取っている子におすすめなのがすららです。

うららは小中コースと中高コースの2つが用意されており、学年だけでなく学校を超えたレベルの学習に取り組めます。そのため、中学生で高校レベルの学習に取り組むことも可能ですし、逆に高校生が中学校の勉強を振り返ることも可能です。
中学・高校の勉強に遅れを取っている子の中には、小学・中学からやり直さないといけないレベルの子もいるでしょう。そこで学校を超えて学習に取り組めるすららなら、苦手分野の基礎をしっかり振り返り、克服することができます。
そして、すららではAIがミスの傾向から原因を特定。ちょっとした見落としや理解度不足などを単元ごとに把握して、本番でミスが怒らないように対策を練ることが可能です。

RISU算数

幼稚園児から小学生を対象として算数に溶かした教材を配信しているのがRISU算数です。
こちらも学年に関係なく学習に取り組め、中学受験レベルの教材も取り扱っているので、算数が得意な子にぴったりのサービスと言えるでしょう。

RISU算数ではAIを使うことで過去の勉強した内容を効率よく復習し、知識を定着させることができる点が魅力的です。RISU算数の場合勉強をしていると、過去に間違えた問題と1ヵ月前に学習した内容を中心に、突然3分間の復習タイムが始まります。
制限時間を設けて問題に取り組むことで、本当に知識が定着しているのか振り返りができます。
そして間違えてしまった場合は、知識が定着していないとしてもう一度戻って学習に取り組み、本当に内容を理解できるまで繰り返すことで、知識を確実に定着させられます。

AI教育を活用して成績アップ!

主に小学生から高校生まで幅広い年齢層を対象にAI学習サービスが登場しています。
特に苦手の傾向把握のためにAIを採用しているサービスが多いですが、苦手に対する対策方法はサービスによって異なります。そのため、お子様の苦手の傾向や勉強スタイル、性格に合わせてしっかり苦手対策に取り組めるサービスを選んでください。

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