facebook
AI

ChatGPTの始め方!手順や有料版の始め方も解説

世界中で大きな話題となっているChatGPT。
自分も使ってみたいと興味を持っている方も少なくないでしょう。

本記事では、ChatGPTの概要や、始め方の詳しい手順を解説します。
また、有料版を利用する場合の方法なども紹介します。

ChatGPTとは

ChatGPTとは、チャットを通じた質問に、AIが答えるサービスのことです。
2022年11月にアメリカのOpenAIからリリースされました。
リリースから数ヶ月でユーザー数は1億人を突破。
大きな話題を集め、現在は機能性がアップした新たなバージョン(有料)も登場しています。

ChatGPTが話題になっているの主な理由は、その高度なサービス内容です。
AIに質問すると、まるで生きた人間が答えているかのような巧みな返答をしてくれます。
自然な日常会話が成立するAIのレベルの高さは、ユーザーに強いインパクトを与えました。
また、基本的な会話だけでなく、AIに役柄や場面を指示してマッチなど、複雑な返答を行わせることも可能です(面接官の役を与え、面接シミュレーションを行うなど)。

ChatGPTはさまざまな業界で使用され始めており、ビジネスにおいても活用の可能性を広げています。例えばよく使われているのが、テキスト翻訳です。かなり長い文章でも、入力して質問するだけでAIがすぐに翻訳してくれます。

また、文字起こしなどにもChatGPTがよく利用されています。
会議やインタビューなどの音声は、1から文字起こしをするとなるとなかなかの時間がかかるもの。ChatGPTを使えば、おおまかな文字起こしが完了するので効率的です。また、企画書や原稿の作成もよりすみやかにできます。「〇〇に関して〇〇文字で述べてください」など求めるだけで、質問の条件をクリアした文章が現れます。

その他、文章の要約などにも活用可能です。
業務に関するアイディア出しを、ChatGPTの求める例も見られます。
仕事を行う上での便利なアシスタントとして、ChatGPTは急速に広がっている状態です。

なお、ChatGPTはネット上にある膨大なデータなどをもとに回答を導き出すシステムなので、その内容が必ずしも正しいものであるとは限りません
ChatGPTを活用する際は、人間が必ず内容のチェックをすることが不可欠。
全てをChatGPT任せにしてしまうのはリスキーです。

ただし、ChatGPTの回答を骨組みに作業を進めれば、大幅な効率化が叶います。
これまでマンパワーで行ってきたさまざまな事柄を、AIの優れた処理能力でサポートできるサービスであり、世界中で今非常に注目度が高まっている状況です。

ChatGPTの始め方

ChatGPTの始め方

ChatGPTChatGPTの始め方に特に難しさはありません。
手順を踏めば誰でもChatGPTを利用できます。

ここからは、ChatGPTの具体的な始め方、基本の使い方などをステップごとに解説します。

公式サイトにアクセスする

まずはChatGPTの公式サイトにアクセスします。
公式サイトは基本的に英語で表記されています(ChatGPTの質問入力などは日本語でできます)。なお、iPhone版の公式アプリなども登場しているので、iPhoneからの利用を想定しているのであれば、ダイレクトにアクセスできるよう、アプリをインストールするのもよいでしょう。
アプリはApp Storeからダウンロードできます。

ChatGPTを使うにはアカウントが必要ですが、取得していない場合はアカウント登録を行うところからスタートです。

  1. サイトにアクセスしたら、トップページにある「TRY CHATGPT」をクリックし進みます。
  2. 次のページで、アカウントを作成しようとしているのが人間かどうかの確認が行われるので、「Verify you are human」をクリックしてください。
  3. 「Log in」と「Sign up」があり、アカウント登録をするときは「Sign up」をクリックです。
    なお、ChatGPTの公式サイトは、アクセス数が定員に達している状態だと、アカウント登録やログインのためのページに進めず別なページが出てきます。何度かリロードしてみる、少し時間が経ってから再度アクセスするなどで、ページに進める可能性があります。

必要事項を入力する

次に必要事項を入力します。
メールアドレスやパスワードを求められるので、流れに沿って入力してください。
なお、GoogleアカウントやMicrosoftアカウントを有している場合は、それを使ってより簡単にアカウント登録が可能です。

届いたメールから手続きを行う

入力したメールアドレスに、ChatGPTからメールが届きます。届いたメールを開き、「Vertify email address」をクリックすればメールアドレスの認証は完了です。
この後は名前や携帯電話番号などの入力を行います。入力した携帯電話にSMSコードが送信されるので、そのコードをサイトに入力すればアカウント登録は全て完了です。

登録したアカウントでログインする

登録が完了したら、作成したアカウントでログインしてみましょう。
「Log in」をクリックしログインすると、初回だけ最初にChatGPTからのメッセージが示されます。これは内容を確認し、「Next」で進んでいきます。
あとはページの下部に出てくるスペースに質問を入力するだけです。ChatGPTは質問の言語に回答の言語も合わせてくれるので、日本語で入力すればAIからは日本語で返ってきます。

活用方法はさまざま。自由にAIとの会話を楽しむのもよし、仕事で便利なツールとして活用するのもよし、ChatGPTの特性を活かしながら、いろいろな使い方をしてみましょう。
ChatGPTで行われた会話は履歴として残るので、後から見返すこともでき便利です。

ChatGPTを有料版で始めるには

ChatGPTを有料版で始めるには

ChatGPTには

  • 無料版のGPT-3
  • 無料版のGPT-3.5
  • 有料版のGPT-4

があり、GPT-4が最新バージョンです(2023年8月時点)。GPT-4は無料で利用できるバージョンと比べ、タスクの処理能力や質問・返答の文字数などが向上しており、より快適なサービスが得られます。

また、Runwayという金融ソフトのスタートアップの創業者であるSiqi Chen氏は、GPT-5が2023年の第4四半期までにトレーニングを完了する予定であると述べています。さらに、OpenAIでは「GPT-5」の商標登録を行っています。今後の動向に注目しておきましょう。

利用料金は月額20ドル(約2,700円)です。
GPT-4を利用するためには、サブスクサービス「ChatGPT Plus」への加入が必要になります。

ChatGPT Plus加入は、ChatGPTの公式サイトから手続き可能です。

  1. アカウントでログインし、メニューから「Upgrade to Plus」をクリックします。
  2. クレジットカードなどの情報を入力するページが出てくるので、画面に沿って入力しましょう(料金の支払いはクレジットカードのみです)。
  3. 申し込む」をクリックし、「Payment received!」というメッセージが表示されたら申込は完了です。
  4. ChatGPT Plusに加入した後は、ログイン後のページのメニュー内にある「Model」から、「GPT-3.5」や「GPT-4」などChatGPTのバージョンを選択できます。

GPT-4は旧バージョンよりさまざまな性能があがり、さらに精度の高い回答を行えるシステムです。ただし、回答までにかかるスピードなど、旧バージョンの方が性能がよい部分もあります。
ChatGPTを使用する目的などにより、バージョンを使い分けながら活用していくといいかもしれません。

なお、ChatGPT公式を装った偽サイトや偽アプリも存在するので注意が必要です。
偽サイト・アプリを利用してしまうと、入力した個人情報が悪用されたり、サイバー攻撃を受けたり、さまざまなトラブルに見舞われるリスクがあります。ChatGPTを始めるときには、必ず公式サイト・アプリかどうかを確認してからアクセスし、手続きを行うようにしましょう。

ChatGPTの始め方は無料・有料版ともに簡単

ChatGPTはシンプルなステップですぐに使うことができます。
また、有料版を利用するための手続きも難しくはありません。
この記事で手順を確認し、公式サイト・アプリからぜひ実際にアカウント登録を進めて、ChatGPTを始めてみてください。

最新情報をチェックしよう!