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オリックス・レンテック東京技術センター内に、ドイツ社製金属3Dプリンター「TruPrint 1000」導入へ!

こんにちは!Chisatoです。
本日は、ドイツTRUMPF社製の金属3Dプリンター「TruPrint 1000」に関するtopicsです。

オリックス・レンテック株式会社は、自社の東京技術センター内「Tokyo 3D Lab.」に、ドイツTRUMPF(トルンプ)社製の金属3Dプリンター「TruPrint 1000」を導入しました。
これにより「Tokyo 3D Lab.」では、ドイツEOS(イオス)社製「M290」、米国Markforged(マークフォージド)社製「Metal X」とともに特長が異なる3機種を直接比較検証が可能となりました。

TruPrint1000外観

「Tokyo 3D Lab.」について

オリックス・レンテックは、1976年に日本初の電子計測器レンタル会社として創業して以来、ハイテク機器のレンタルを軸に事業を展開しています。2015年より金属および樹脂3Dプリンターによる造形受託サービスをはじめとした3Dプリンター事業を開始しました。最新技術をもつグローバル企業と連携し、複数メーカーの主要機種を取り扱う当社の強みを生かすことで、お客さまの研究開発を支援し、社会や企業が抱える課題解決に貢献しています。
近年、金属3Dプリンターは、航空宇宙、自動車、電機業界をはじめ、さまざまな機械部品の開発・試作から大量生産まで用途は多岐に広がっており、脱炭素や資源循環に根ざした新しいものづくりの手法として期待が高まっています。
2015年に開設した「Tokyo 3D Lab.」では、実機の見学のほか、オリックス・レンテック社技術員のサポートを受けながら造形を体験できる実機検証サービスを提供しています。作業工数や安全性、操作に必要となる技術力などを把握したうえで、最適な3Dプリンターの導入に向けて検証する環境を用意しています。導入にあたっては、実機の販売のほか、オペレーティングリースによる初期費用を抑えた導入の提案も可能です。
また、お客さまからお預かりしたデータを基に、試作品・治具などの複雑な金属造形品の造形受託サービスも行っており、お客さまの幅広いニーズに応える導入支援サービスも提供しています。

Tokyo 3D Lab.設置の金属3Dプリンター比較表 (2021年11月30日現在)

「TruPrint 1000」特長

TRUMPF社は、1923年にドイツで誕生した、「板金加工機」「レーザ技術」分野におけるグローバルリーディングカンパニーです。
このたび新たにラインアップに加えた「TruPrint 1000」は、無理な体勢をとる必要がない人間工学に基づいたコンパクトな設計で、操作はタッチパネルにより簡単かつ直感的に行うことができます。マルエージング鋼をはじめ、ステンレス、ニッケル基合金、アルミニウム、チタンのほか、純銅を使用した高精度の造形が可能です。また、金属材料ごとに異なるパラメータをユーザーが設定できるオープンパラメータ仕様になっており、多数の材料を取り扱えます。

製品概要

メーカー TRUMPF社(トルンプ社)
型式 TruPrint 1000(トルプリント 1000)
最大造形サイズ Φ100×H100(mm)
積層ピッチ 0.01~0.05(mm)
レーザ 200W(TRUMPF社製ファイバーレーザー)
ビーム径 0.055mm
造形材料(2021/11現在) マルエージング鋼、ステンレス、ニッケル基合金、アルミニウム、チタン、純銅※
※純銅についてはTruPrint 1000 GreenEditionモデルでの造形対応となります。

 
ドイツ社製金属3Dプリンター「TruPrint 1000」を導入したことで、海外メーカー3機種による比較検証環境を実現した、オリックス・レンテックの3Dプリンターによる造形・実機検証サービス拠点「Tokyo 3D Lab.」に注目です!

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